このページのまとめ
- 役員面接では人間性や価値観、会社との相性が判断される
- 役員面接では意欲や価値観を問う質問が多い
- 面接官からの「逆質問」はアピールのチャンス
- 入社後を思わせる質問で働く熱意を伝えよう!
1次、2次面接より掘り下げた質問がされる役員面接。今回のコラムでは役員面接でよくある質問と、回答のポイントをご紹介します。
特に逆質問は絶好のアピールチャンス!事前に質問を用意して、企業への熱意を伝えましょう。
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役員面接でチェックされること
採用の決定権を持つ社長や役員クラスが面接官を務める最終面接は役員面接と呼ばれ、1次、2次面接より厳しい基準で学生の資質がチェックされます。
最終面接を「意思確認の場」とする説もありますが、多くの企業では人間性や価値観、将来のプランが企業の方向性にフィットしているか、入社の意思や意欲がどの程度あるのかという点を経営者視点で判断するため、面接準備は不可欠。
同じ自己PRや志望動機といっても、その内容には1次、2次面接よりさらに磨きをかける必要があります。
例えば、志望動機をよりその企業の方針や理念を反映した内容にする、自己PRも自分の強みが入社後どう役立つのかをより具体的に答えることで、説得力のある回答に仕上げていきます。
また、最終面接ではそれまでの面接と同じように「逆質問」がされます。
逆質問とは、面接官から学生に対して「何か質問はありますか」と尋ねること。企業や仕事への疑問を解消する機会でもあるとともに、意欲をアピールするチャンスでもあります。
次項からは役員面接でよくある質問と逆質問をする際のポイントについて解説するので、面接前にぜひご確認ください。
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よくある質問と回答のポイント
定番の質問への回答をあらかじめ用意しておくと、ある程度余裕をもって面接に臨めます。
企業によっては空気が堅く緊張しがちな役員面接ですが、落ち着いて話せるように準備しておきましょう。
以下が回答を用意しておきたい質問の例です。
・なぜ当社が第一志望なのですか?
・5年後の目標を教えてください
・入社後に高めたいスキルは何ですか?
・入社後に配属を希望する部署はありますか?
・当社について知っていることを教えてください
・学生時代に頑張ったこと、大切にしてきたことは何ですか?
最終面接でされる質問では、入社意欲や熱意を問う質問が目立ちます。例えば「なぜ業界の中でもうちの企業を選んだのか」といった質問に対する回答で、学生の本気度が判断されます。
ほかにも自社について尋ねる質問には、企業研究ができているか、どの程度の熱意をもって面接に臨んでいるのかを測る意図が。入社後の配属部署や目標、キャリアプランについて尋ねる質問からは、長期的なキャリアが描けているのかどうかがチェックされていると考えましょう。
また、学生時代の活動などについて聞かれることがありますが、それらの質問には学生の考え方や価値観を知りたい意図があるようです。
回答する際はこういった企業側の意図を把握し、入社後の具体的なプランや企業が納得できる志望動機を用意しましょう。志望動機に磨きをかけるには、改めて今までの企業研究を振り返り、おさらいする作業が欠かせません。
また、最終面接では会社とのマッチ度がシビアに見られているため、回答内容が企業の方針や理念に沿ったものかよく確認するようにしてください。
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逆質問はどうする?
逆質問では企業や仕事について気になる点を尋ねますが、その内容から意欲をアピールできるとより良いでしょう。
ここでは企業に熱意が伝わる逆質問の例を紹介するので、参考にしてください。
・入社までにやっておいた方が良いことはありますか?
・新入社員のうちに勉強しておいた方が良いことは何でしょうか?
・御社で活躍される社員に共通する特徴はありますか?
・〇〇という資格をもっていますが、入社後活かすことができるでしょうか?
・もし採用された場合の配属先はどのように決まるのでしょうか?
・面接官の方が御社で働く中で、一番のやりがいを教えてください
ご紹介したのは一例ですが、いずれの質問からも「入社後活躍したい!」という意欲を感じることができます。
反対に、Webサイトを調べれば簡単にわかる事柄や会社説明会ですでに説明があった事柄に関して質問すると、評価が下がる可能性があるので要注意。
待遇に関する質問もしてはいけないというわけではありませんが、それだけを並べると「仕事自体に関心がない」と思われる恐れがあるので気をつけてください。
逆質問に対して「特にありません」と答える人もいますが、逆質問は企業への意欲を伝える最後のチャンス。企業研究をする中で疑問に思った点、さらに知りたいと思った点をリスト化する習慣をつけましょう。
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