就活浪人とは?やめとけ・不利といわれる理由や就職留年との違いを解説

このページのまとめ

  • 就活浪人とは、大学卒業後も内定獲得に向けて就職活動をしている人のこと
  • 就活浪人はメリットもあればデメリットもあり、次の選考までの過ごし方が大切
  • 就活浪人を避けるには、選考対策を万全にするだけでなくインターンで経験を積むのも大切

就活浪人とは?やめとけ・不利といわれる理由や就職留年との違いを解説のイメージ

「就活浪人とは?」「卒業後に就活を続けるのは不利?」と気になる学生も多いでしょう。就活浪人とは大学を卒業したあとも就活を行うことであり、学生時代の就活よりも大変になる傾向があります。

この記事では、就活浪人とは何かや、浪人して就活を行うメリット・デメリットを解説。「就活浪人はやめとけ」といわれる理由や就活浪人を避けるための選択肢もご紹介するので、ぜひご一読ください。

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目 次

就活浪人とは?意味と全体の割合を解説

就活浪人とは、大学在学中に就職が決まらず、卒業後も就活を続ける人のことです。就活浪人になる背景は人それぞれ異なりますが、「内定がもらえなかった」「辞退して就活をやり直そうとした」といった理由が考えられます。学生時代に意図的に就活をせず、卒業後に就活を行う場合も就活浪人です。

就活浪人は「既卒」と同じ扱いをされるケースが一般的。既卒とは、大学卒業後に正社員として一度も就職していない状況を指す言葉です。既卒になるとどのような状況になるかは、「大学卒業後に就職しないとどうなる?メリットとデメリット・進路を解説」の記事も参考にしてください。

就活浪人する人の割合

就活浪人の割合がどの程度いるのかを見てみましょう。文部科学省の「学校基本調査-令和6年度 結果の概要-」によると、大学卒業者約59万人のうち7.7%(約4.5万人)の人が進学・就職どちらも選択していないことがわかりました。

卒業後の進路 人数 割合
進学者 74,390人 12.6%
就職者 451,794人 76.5%
有期雇用労働者 5,365人 0.9%
臨時労働者 3,438人 0.6%
臨床研修医 10,319人 1.7%
上記以外の者 45,344人 7.7%

引用:文部科学省「学校基本調査-令和6年度 結果の概要-

もちろん、4.5万人全員が就活浪人ではなく、何らかの事情で就活をしていない人も含まれてはいます。しかし、毎年一定数は就活浪人として就活を行っている人がいることはわかるでしょう。

卒業後の就活については「内定が無いまま卒業したらどうなる?内定獲得に向けての方法を解説」の記事も参考にしてください。

参照元
文部科学省
学校基本調査-令和6年度 結果の概要-

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就活浪人と似た言葉との違い

就活浪人と似ていたり間違えやすかったりする言葉に、「就職留年」「第二新卒」「就職留年」などがあります。ここでは就活浪人とそれぞれの違いについて解説するので、意味を混同しないように確認しましょう。

「就活浪人」と「就職留年(就活留年)」の違い

就職留年(就活留年)とは、大学を留年して在学生のまま就活を続けることです。単位が足りず卒業できないのではなく、卒業できるにもかかわらず、就活のためにあえて留年を選ぶという点で、一般的な留年とは異なります。

履歴書には留年について詳細を記載する必要はないため、単位が足りずに留年したのか、就職留年をしたのか企業は書類のみで判断できません。

また、就職留年の場合は、就活浪人とは違い大学を卒業しないで就活を続けるため、翌年度も新卒として就活することが可能です。新卒の学生対象の会社説明会やセミナー、大学のサポート、学割などを利用することができるのはメリットでしょう。

ただし、休学制度などを利用して就職留年できる学校もありますが、1年分の学費が必要な場合も多いため注意が必要です。また、秋以降に就職留年を決意した場合、夏のインターンや外資系の本選考が終わっていることが多く、次年度の選考に乗り遅れてしまうというリスクもあります。

「就活浪人」と「第二新卒」の違い

第二新卒とは、新卒採用で入社してからおおむね3年以内に退職して転職活動を行っている人のことです。高卒・大卒など学歴は関係なく、一度正社員として入社した経歴があるのがポイント。

就活浪人は在学中に何らかの理由で就職を決めず、卒業後も就職活動を続ける人です。正社員として働いた経験の有無が、第二新卒との違いです。

なお、厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)を公表します」によると、新規大学卒就職者の就業後3年以内の離職率は34.9%でした。全員が第二新卒として転職活動を行っているとは限らないものの、少なくない人数がいると予想できるでしょう。

参照元
厚生労働省
新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)を公表します

「就活浪人」と「就職浪人」の意味は同じ

就活浪人と就職浪人に、実質的な意味の違いはありません。どちらも大学在学中に就職が決まらないまま卒業し、既卒として就活を継続する状態を指します。
ビジネスシーンにおいても明確な使い分けはされておらず、どちらの呼び名であっても同じ既卒者として扱われると認識しておきましょう。

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就活浪人の原因となる4つの状況

就活浪人となる原因は人それぞれですが、大きく分けるといくつかのパターンに整理できます。たとえば、卒業までに内定が得られなかったケースや、内定は出たものの企業への納得感がもてずに再度就活をするケースなどです。

ここでは、就活浪人の主な原因となる4つの状況について解説していきます。現在の自分に近い状況があるかどうか、チェックしてみてください。

1.卒業するまでに内定が出なかった

就活浪人となる原因の一つは、就活はしていたものの卒業までに内定が得られなかったというパターンです。

エントリー数が少なかった、企業研究や面接対策が不十分だったなど、内定が出なかった原因は複合的であることが多いでしょう。必ずしも「内定が出なかった=自分の能力不足」を意味するわけではなく、就活の進め方やタイミングの問題であることも十分にあり得ます。

2.内定は得たが就職したいと思える企業ではなかった

内定は得たものの、企業の方針や仕事内容、条件などに納得できず、就職を見送って就活浪人を選ぶ人もいます。「このまま就職したら後悔するかも」という不安が強く、無理に入社するよりも納得できる就職先を探して再挑戦を選ぶという判断です。

ただし、内定を辞退して就活浪人となる場合、「せっかく内定をもらったのに」「まずは1回働いてみてから考えればいいのに」と、周囲からの理解が得られにくいこともあるでしょう。

もし内定を辞退する場合は、企業の都合も考慮してできるだけ早く連絡するのがマナーです。「新卒の内定辞退の伝え方!メール・電話の例文や気を付けたいマナーを解説」の記事では、内定を辞退するときの伝え方やマナーについて解説しているので、参考にしてみてください。

3.大学院の入学試験に落ちた

大学院の入学試験に落ちたことで進路の再選択を迫られ、結果として就活浪人になる場合もあります。大学院への進学が前提でほかの選択肢を考えていなかった人ほど、気持ちの切り替えが難しく、就活への準備も遅れやすい傾向があるでしょう。

学習意欲があるかどうかは、就職においても大切な要素です。たとえ試験に落ちてしまったとしても、進学に向けて勉学に励んでいたという事実は、強みとして面接でアピールすることも可能でしょう。

4.意図的に就職を先延ばしにした

自分の将来をより深く考えたい、留学や資格勉強など別の挑戦を優先したいなど、目的があって意図的に就活浪人となるケースもあります。この場合、就活浪人した時期は空白期間ではなく「目的のために行動していた時間」となるため、面接では一貫した説明ができればマイナスの印象にはなりにくいでしょう。

ただし、就活浪人をする目的が曖昧なまま先延ばしにしてしまうと、企業からの印象が弱くなりやすいため注意が必要です。

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就活浪人は不利?やめとけと言われる5つの理由

就活浪人は新卒と比べて、応募できる企業が減ったり、マイナスな印象を持たれたりすることもあります。ここでは、就活浪人が不利になるのかについて、詳しく解説します。

1.既卒での応募になる

就活浪人が就職活動を行う場合、基本的には既卒として中途採用枠に応募することになります。就活浪人はすでに大学を卒業しており、新卒枠の採用が受けられないためです。

新卒採用はポテンシャルを評価した採用が中心となるのに対し、中途採用は実務経験や実績、スキルが求められやすい点が特徴。新卒採用と比べると、仕事の経験がない就活浪人はアピールが難しくなるでしょう。

また、ライバルも大学生ではなく、転職者が中心となります。仕事の経験や実績をアピールできる求職者と競い、内定を獲得しなければなりません。

就活浪人が就職活動を行う際は、既卒者を新卒扱いしてくれる企業を探すのがコツです。厚生労働省の「青少年雇用機会確保指針」により、卒業から3年以内なら新卒扱いとする指針が発表されています。

ただし、既卒者を新卒枠で扱うかどうかは、企業の判断にゆだねられているので気をつけましょう。

参照元
厚生労働省
報道発表資料

既卒になると大学からのサポートは受けられなくなる

新卒の就活では大学のキャリアセンターを利用したり、教授に相談したりしながら就活を進められます。また、新卒向けの合同説明会や就活対策セミナーなどで情報を得ることも可能です。

一方で、就活浪人は基本的にキャリアセンターや教授といった大学ならではの相談先には頼れず、就活セミナーなどもないので、就活に関する情報は自分で探す必要があります。
新卒就活に比べてサポートや情報を得る機会が減ることも、就活浪人のデメリットといえるでしょう。

2.インターンシップに参加しづらい

就活浪人の場合、インターンシップに参加しづらいデメリットもあります。インターンシップは新卒で入社する大学生向けに行われていることが多く、就活浪人は対象ではないからです。

インターンシップに参加するのであれば、大学生の間に経験しておくとよいでしょう。ただし、中途採用でも参加できるインターンシップを開催している会社もあるので、調べてみるのもおすすめです。

3.選考でマイナスな印象をもたれることがある

就活浪人に対して、マイナスなイメージを持つ採用担当者もいます。日本では、まだ「新卒一括採用」の考えが根強いため、学生のときになぜ就活しなかったのかを気にする担当者は少なくないでしょう。就活浪人となったことに対して企業側が納得できる回答ができないと、選考で落とされるかもしれません。

就活浪人の選考では、「なぜ新卒で就職しなかったのか」を答えられるように準備しておくのが大切です。納得できる理由を用意し、就活浪人をネガティブに捉えられないようにしておきましょう。

4.浪人中に何をしていたか聞かれることがある

就活浪人として選考を受ける場合、面接で浪人期間に何をしていたのかを聞かれるケースもよくあります。少しでも好印象を与えられるような理由を用意しておきましょう。

たとえば、「仕事に役立つ資格を取得していた」「就活をやり直す時間にあてていた」のように、仕事をする意欲を感じられる理由がおすすめ。「何もしていない」「遊んでいた」などの回答は、就職意欲を感じさせないので避けたほうが無難です。

5.就活浪人期間が長引くほど焦りを感じやすい

就活浪人をしていると、一人だけ就活を続けていることに焦りを感じてしまう人もいます。同級生の多くが新卒で就職しているので、焦りや不安を感じることもあるでしょう。

「失敗すると後がない」「親にも心配をかけて申し訳ない」というプレッシャーを感じることも。プレッシャーに耐えながら就活を続けるためには、リフレッシュできる時間も大切です。就活浪人は時間的に余裕が出てきやすいので、定期的にリフレッシュして気持ちを軽くしていきましょう。

就活でよくある悩み20選!不安になる理由や解消法もご紹介」の記事では、就活に関するさまざまなお悩みと対処法をご紹介しています。「就活がうまくいかなかった」「就活浪人になってしまった…」とお悩みの方は、参考にしてみてください。

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就活浪人になったらどうする?就職に向けた準備を解説

就活浪人になってから大切なのは、浪人中の時間を就職のための準備期間として活用することです。資格取得やスキルの習得、応募先の幅を広げる検討、目指す職種や業界で活かせる実務経験を積むアルバイトなど、できることは数多くあります。

また、情報収集を効率的に行うために、転職エージェントを活用することも効果的です。自分の目指すキャリアについて再確認しつつ、戦略的に準備を進めることが就活成功の鍵となるでしょう。

応募先で活かせる資格やスキルを身に付ける

就活浪人の期間を有効活用するために、志望先で評価される資格やスキルを習得するのがおすすめです。興味のある業界や職種が明確であれば、必要とされるスキルが把握しやすく、学ぶべき方向性も定めやすくなります。

たとえば、事務系ならMOSや簿記、IT系なら基本情報技術者試験やITパスポートなどが挙げられるでしょう。資格取得はスキルがあることの証明になるだけでなく、面接でも「浪人期間を有意義に過ごした」という説得力をもたせてくれます。また、学習を続けた姿勢そのものが主体性や成長意欲として評価される点も、大きなメリットです。

就職に有利な資格11選!取得するときの注意点も解説」の記事ではおすすめの資格をご紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

新卒時より応募先を広げる

就活浪人として就活を行う際は、自分の強みが活かせる業界や職種を中心に、幅広く検討することも大切です。企業研究や業界研究、求人サイトなどで情報収集し、自分に合う環境を発見できれば、満足度の高いキャリア選択につながります。

在学中の就活は卒業までのリミットがあるため、焦りから視野が狭くなることもあるでしょう。しかし、浪人期間は時間の制限がないため、自分の適性や興味をより客観的に見つめ直す機会が生まれます。世の中にある仕事や企業についてじっくり調べ直した結果、当初は選択肢に入っていなかった企業や業界に魅力を感じ、視野が広がる可能性があるでしょう。

応募職種・業界で活かせる実務経験をアルバイトで積む

応募職種・業界で活かせる実務経験をアルバイトで積むことで、目標達成のために就活浪人期間も努力していたと企業にアピールできます。必要な能力が鍛えられ、面接でも具体的なエピソードとして語りやすくなるでしょう。

また、応募職種に関連したアルバイトをすることでその仕事への理解が深まり、職種選びのミスマッチを防ぐ効果もあります。就活で有利になるアルバイトは「就活で有利になるアルバイトとは?おすすめ職種や選び方を解説」の記事でご紹介しているので、こちらもぜひご一読ください。

転職エージェントに相談する

就活浪人になると大学からのサポートを受けられなくなるため、1人で行う情報収集や企業選びに限界を感じることもあります。そのようなときは、既卒向けの転職エージェントに相談することが効果的です。

エージェントは非公開求人を含む豊富な企業情報を保有していることもあり、一人ひとりの条件や適性に合った提案をしてくれます。また、応募書類の添削や面接対策、スケジュール調整などのサポートも受けられるため、効率的に活動を進められる点も大きなメリットです。プロの力を借りることで、就職のためにより質の高い準備ができ、内定獲得の可能性が高まるでしょう。

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就活浪人になって就職を目指すメリット

就活浪人になるデメリットは大きいですが、あえて既卒の就活浪人の状態になることで得られるメリットもあります。以下で詳しく解説するので、就活浪人のメリットとデメリットを比較してみましょう。

就職留年するよりも金銭的負担を減らせる

就職留年をすると大学にもう1年在籍する必要があるため、費用の面で大きな負担が発生します。一方で就活浪人は卒業後に活動するため、大学に支払う費用はなくなり、経済的な負担を軽減できるのがメリットです。

特に私立大学では年間の学費が高額になりやすく、家庭への負担も大きいでしょう。就活浪人の場合、必要なのは生活費や就活にかかる交通費程度で済みます。その分、資格取得やスキルの習得といった自分自身の成長に資金を投資できるのも魅力です。

時間に余裕をもって就職活動ができる

卒業後であれば大学の授業がないため、就活に専念できる時間を確保できることが大きなメリットです。ただし、時間に余裕がある分、期限に対するプレッシャーが薄く、だらだらと就活を続けてしまう可能性があることに注意しましょう。

また、就活浪人中もアルバイトなどをしながら就活をしている人は、すべての時間を就活に割けない可能性もあります。時間に余裕ができても安心しきらないように、計画的な行動が大切です。

時間があることで選択肢が広がる

時間的余裕がある状態では、自分の興味や適性をじっくりと見極められるため、志望先の選択肢が広がるのが大きなメリットです。新卒時に視野が狭くなりがちだった人も、改めて業界研究をすることで、これまで注目していなかった企業に魅力を感じることがあります。

また、インターンや短期のアルバイトで実務経験を積むなど、今まで挑戦できなかった活動にも取り組めます。このように選択肢が増えることで、自分に合ったキャリアを選びやすくなり、納得度の高い就職を実現しやすくなるでしょう。

過去の就活経験の反省を活かせる

在学中に就活を経験していれば、当時の反省点を活かしながら就職活動できることも就活浪人のメリットです。

初めての就活では、経験がないので探り探りの状態で活動していくことになります。選考で不利になってしまう部分もまだわからないので、思うようにいかずに内定を逃すこともあるでしょう。

しかし、1年間の就活経験があれば、選考の流れや立ち回り、不利になりやすいことなどをある程度理解できている状態です。経験は企業選びから応募書類の作成、面接対策などあらゆる場面で活かせるので、就活を有利に進めやすいでしょう。

志望企業に再度挑戦できる可能性がある

就活浪人することで、在学中に一度落ちた企業に再度チャレンジできる場合があります。どうしても入りたい企業があれば、就活浪人になるのもひとつの手段でしょう。

ただし、企業によっては1度選考に落ちた場合は、何年か経過しないと再度エントリーできない、といった場合もあるので、事前に情報を集めてから決断してください。

また、前述したように、就活浪人をして就職を目指すなら、前回の選考を振り返り、反省点の分析や企業に対する理解度を深めて、同じ失敗を繰り返さないための対策が重要でしょう。

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「就活浪人とは?」についてキャリアアドバイザーからのアドバイス

就活浪人が選考時に不利になるかどうかは「企業によって異なる」というのが実情です。

もし新卒時の就活で志望した企業に再度エントリーをする場合は、2回目のエントリーが可能かどうか、また新卒枠での応募が可能かどうか事前に必ず確認しておくこと。企業によっては「応募は一人1回まで」「新卒に限る」など制限を設けているケースもあるからです。

また、就活浪人をした理由は必ず面接で問われます。そのため、就活浪人を決意する前に、目的とゴールを明確に設定しておくことが大切です。目的やゴールが定まらない場合は、「そもそも自分の理想像は就活浪人をしないと達成できないのか?」を再度検討したほうが良いこともあります。

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就活浪人について面接で聞かれる内容

就活浪人として就活を行う場合、面接では浪人したことに対して質問されるでしょう。単に就活浪人となった事実だけではなく、その間どう過ごしたかや学んだことなどが問われます。

ここでは、就活浪人について面接で聞かれる可能性が高い内容を解説。面接の際は企業研究だけでなく、自分自身について質問されたときの回答もできるようにしっかり対策しましょう。

なぜ就活浪人になったのか

面接では、高確率で「なぜ就活浪人になったのか」と質問されるでしょう。企業が確認するのは、就活浪人となるに至った理由の整合性です。内定がなかったからというだけでは理由として弱く、「学生時代に努力を怠っていた」と判断されてしまう可能性があります。

「納得できる企業に出会えず軸を見直した」「スキル不足を補うための学びに時間を充てていた」など、どのような理由であっても企業を納得させられる説明ができるようにしておきましょう。

【例文】
「昨年の就職活動では、志望していた業界に集中しすぎて応募の幅が狭くなり、面接対策の甘さも相まって内定を得ることができませんでした。その反省から、一度立ち止まって自身の適性や将来像を見直す時間が必要だと判断し、就活浪人となる選択をしました。
この期間で自己分析を深め、志望業界を再検討したことで、以前よりも明確な軸を持って活動できたと考えています」

就活浪人中は何をしていたか

企業は就活浪人中の過ごし方を聞いて、時間を浪費せず主体的な行動をしていたかを判断しようとします。資格取得や語学学習、アルバイトなど「何をしたか」に加え、「どういった目的で取り組み、どのような成長につながったのか」を語ることが大切です。

仮に大きな成果がなくても、計画を立てて取り組んだ姿勢をアピールできれば、就活浪人中のブランクもプラスに捉えられるでしょう。

【例文】
「就活浪人期間中は、まず在学中の就活では詰めが甘かった自己分析と業界研究を徹底的にやり直しました。また、志望職種で求められるスキルを補うために、オンラインでExcelと企画書作成の講座を受講し、実務に近い内容を学びました。
また、コミュニケーション能力や仕事の責任感を高めるために、現在は接客業のアルバイトで経験を積んでいます」

就職浪人となったことで得た経験や気付きはあるか

就活浪人という経験を通じて、何を学びどう成長したのかも、企業が確認したいと考えるポイントです。苦手の克服に挑んだことや計画的に行動するようになったことなど、何らかの変化を具体的に語れるほど説得力が高まります。

また、就活浪人の期間を経て入社後の行動にどう生かされるのかまで結びつけて話せると、浪人期間が単なる空白ではなかったと評価されるでしょう。

【例文】
「就活浪人を経験したことで、目標を達成するには十分な準備と努力が必要なこと、そして改善点に気付く姿勢が大切であることを実感しました。特に、志望理由の深掘りや企業理解についてやり方を見直したことで、働く目的や自分の強みが以前より明確になりました。
また、努力を継続する習慣が身につき、物事に粘り強く取り組めるようになった点も自分にとっての成長だと感じています」

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就活浪人を避けるための3つの選択肢

卒業までに内定がもらえなかった場合には、「就活浪人しか残された道がない」と思っている学生もいるかもしれません。しかし、人生には他にもさまざまな選択肢があります。就活浪人を避けたい学生は、以下の選択肢を参考にしてください。

1.進学する

大学院や専門大学への進学は、1つの選択肢といえます。文部科学省の「令和6年度学校基本調査(確定値)について公表します。」によると、大学卒業後に12.6%が進学すると回答しています。

大学院や専門大学で興味のある分野を極めたり、新しいスキルを取得したりすることで、将来に対する視野が広がることも。自己理解も深まり、学部生のときより選択肢が広がるなど就職活動もスムーズに進む可能性があります。

大学院への進学を検討している学生は、「大学院卒は就職活動で不利?文系・理系の傾向や内定につながるコツを解説」も参考にしてください。

参照元
文部科学省
学校基本調査-令和6年度 結果の概要-

2.海外留学で貴重な経験を積む

卒業後に海外留学を行い、知見を広げるのもおすすめです。新しい文化に触れたり、語学を学んだりすることで、仕事に活かせる場合もあるでしょう。

なお、留学が学歴になるのは「1年以上の正規留学および交換留学」のみです。渡航先で単位が取得できない語学留学やワーキングホリデー、ボランティア活動は学歴としての留学にはならないので注意しましょう。

3.就職留年する

就職留年するという選択肢もあります。先述したように、就職留年は卒業せずに学生のまま就職活動を続けるという方法です。就活浪人は既卒扱いとなり新卒枠を使えないケースもありますが、就職留年の大学卒業時期は1学年下の学生と同じのため、新卒枠で選考を受けられます。

一方、面接で「なぜ留年したのか」という質問は避けて通れなかったり、1年分多く学費がかかったりするので、本当に就職留年すべきかは慎重に考えましょう。

就職留年のメリットやデメリットについては「就職留年はやめとけって本当?メリット・デメリットと後悔しないコツを解説」を参考にしてください。

エージェントの利用で就活浪人せず就職が間に合う場合も

就活浪人は必ずしも避けられないわけではなく、就職エージェントを活用することで卒業までに内定獲得が間に合うケースもあります。

就職エージェントは好条件の非公開求人を含む幅広い仕事を紹介してくれるだけでなく、利用者の希望や強みに合う企業を短期間でマッチングしてくれます。エントリーシートの添削や面接対策、スケジュール管理などもプロがサポートするため、自己流で進めるより選考通過率が高まりやすい点も大きなメリット。
一人で行う就活に限界を感じたときは、ぜひ就職エージェントの利用を検討してみてください。

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就活浪人を避けて内定を獲得するための4つの過ごし方

就活浪人にならないためには、学生時代からしっかりと就職活動を行い、内定を獲得するのが大切です。ここでは、学生のときに内定を獲得するためのコツを紹介するので参考にしてください。

1.自己分析や企業研究を徹底する

就活を本格的に始める前に、自己分析や企業研究などの準備を万全にしておきましょう。就活を続けているにもかかわらず内定が出ていない場合は自己分析や企業研究が不足している可能性があるため、徹底してやり直すことが大切。

自己分析を行えば、自分の強みやスキルを明確にでき、エントリーシートや面接でアピールできる内容が充実するでしょう。また、自分の価値観を整理することで、どのような業界や職種を目指すかも明確にできます。

企業研究を行えば、「自分の強みを活かせる企業なのか」「自分の考えや価値観に合う企業なのか」などを見極めることができるでしょう。ミスマッチを防止し、企業に評価してもらうためにも企業研究は欠かせません。

特に、自己分析は就活の土台となる作業なので、入念に行うようにしてください。自己分析のやり方は、「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方10選や活用例を解説」の記事で詳しく解説しています。

応募企業の視野を広げる

内定を得るためには、志望先の選択肢を広げることが大切です。「この業界に就職したい」と、目指す業界や企業があれば、それを軸に関連する企業や他の業界にも目を向けてみてください。今まで気づかなかった自分の適性を見つけられる可能性も大いにあります。

また、大手企業だけでなく中小企業にも注目してみましょう。中小企業にも優良企業はあるので、企業の規模や知名度にこだわらずに視野を広げて調べてみることが大切です。中小企業については、「中小企業にはどんなメリットがある?大手企業との違いと合わせて解説」を参考にしてください。

2.選考対策を万全にする

書類選考や面接など、選考対策も万全にしておきましょう。選考前の対策としておすすめなのは、就職エージェントのサポートを受けること。履歴書やエントリーシートを添削してもらったり、模擬面接を受けたりすることでより評価されるアピールができます。

また、選考が終わったら振り返りを行うことも大切。どんな質問を受けてどう回答できたかを振り返らなければ内容をブラッシュアップできず、内定獲得は遠のきます。よかった部分は継続し、改善点については再度対策を行いましょう。

3.インターンシップやアルバイトで志望業界の経験を積む

インターンシップやアルバイトに参加し、志望する業界の経験を積んでみましょう。実際に仕事を行うことで学べる内容も多く、インターンやアルバイトでの経験はエントリーシートでもアピールができます。

インターンシップに参加する場合は、プログラムの内容を確認しておきましょう。実際の業務を体験できるプログラムを選ぶと、学べる内容が多くなります。

なお、卒業に必要な単位をすでに取り終えていたり、卒業論文完成の目途がついていたりして、ある程度スケジュールに余裕がある人もなかにはいるでしょう。その場合は、長期インターンに参加するのがおすすめです。長期のインターンシップになるほど、実際に体験できる業務のプログラムが多くなるので、入社後どのように働くかをイメージしやすくなります。

インターンシップについての詳しい情報は、「インターンシップとは?行う意味や期間別の特徴をご紹介」の記事で解説しているので参考にしてください。

4.第三者に就職活動について相談する

就職活動で悩んだら、一人で解決しようとするのは避けましょう。初めてのことは知識のある人や経験者に相談するのがおすすめ。すでに内定を持っている友人や働いている先輩などに相談すると、自身の経験など有益な回答を得られる可能性があります。

周りに相談できる人がいない場合は、大学のキャリアサポート課や就職エージェントに頼ってみるのがおすすめです。就活のプロフェッショナルであれば、専門的な視点で就活成功のアドバイスをもらえます。

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就活浪人せずに就職活動を成功させたいあなたへ

就活浪人は企業からマイナスな印象をもたれたり、精神的にプレッシャーを感じたりするデメリットもあり、不利だと思われがちです。一方で、落ちた企業へ再挑戦できたり、十分な準備を整えられたりするメリットもあります。

「内定がもらえずに就活浪人になるかも」「就活浪人になりたくないけど、就活がうまくいっていない」と、就活浪人に対する悩みを抱えている人も多いでしょう。在学中に内定が欲しい学生の方は、就職エージェント「キャリアチケット」への相談がおすすめです。

キャリアチケット就職エージェントでは、就活のプロであるキャリアアドバイザーが、就活の軸を明確にできる自己分析や、選考をスムーズに進めるための面接対策まで幅広くサポートします。自分の価値観にあった企業から内定を獲得したい方は、ぜひご相談ください。

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就活浪人について悩む方へのQ&A

ここでは、就活浪人について悩む方によくある質問にお答えします。

Q.就活浪人して公務員になることは可能?

A.就活浪人となった既卒者が公務員になることは可能です。一般的に公務員試験は倍率が高く、狭き門だといわれています。しかし、就活浪人すると学生に比べて時間を作りやすくなるので、公務員試験の対策に大きく時間を使えるでしょう。

公務員に興味がある人は、「【就活お悩み相談室 #6】公務員を目指すか民間企業に就職するか迷っています」も参考にしてください。

Q.就活浪人しても成功する人の特徴は?

A.就活浪人を経て就職に成功しやすいのは、浪人期間を自分を見つめ直す時間や努力するための時間として活かせる人といえます。失敗の原因を振り返ったり、課題を洗い出して改善に努めたりすることで、二度目の就活の準備を整えられるためです。

また、就活浪人に至った経緯やその期間の努力をきちんと説明できる人も、PDCAを回せる人・成長意欲がある人として評価されやすくなるでしょう。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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