いつからはじまる？はじめるべき？大学生の就活

「就職説明会や採用面接の解禁日がニュースに取り上げられるのを目にしたことがあるけれど、大学生が実際に就活をスタートさせるのはいつからなんだろう」

そんな疑問を持ったことはありませんか。本格的な就活期間は限られているため、あらかじめ準備しておかないと思うような結果が出せなかったなんてことにもなりかねません。一般的な就活スケジュールを把握して、就活プランは早めに立てておきましょう。

就活の効率の良い進め方について知りたい方は、「就活は何から始める?基本の進め方や効率良く終わらせるためのコツが分かる!」も参考にしてください。

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大学生の就活はいつからはじまる？

一般的には短期インターンシップが開始される大学3年生の6月、説明会の解禁に合わせて就活サイトがオープンする大学3年の3月から就活を意識する学生が多いようです。
しかし、実際には3年になったらすぐに学内企業セミナーが開催されるなど、6月を待たず就活に関する動きが出てきます。
エントリーや本格的な選考がスタートするまで就活ははじめられないというわけではありません。
興味のあるインターンシップや会社説明会、セミナーなどには早めに参加して、具体的な仕事のイメージを掴んで就活のポイントを学んでおきましょう。

また、サークルや部活、ボランティア、アルバイト、インターンシップのような学業以外の活動で、数字や形に残る成果を出した、問題を解決したという経験を持っていると採用面接の自己アピールがしやすくなります。在学中に学んだこと、経験できたこと、大学生活の成果を残しておくことは、就職活動を円滑に進めるためには大切です。
そういった意味では、学生時代に挑戦するすべての活動が就職活動と繋がっていると言えるでしょう。

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一般的な就活スケジュール

日本経済団体連合会の「採用選考に関する指針」によると、2017年から大学生の就職活動スケジュールは以下のようになっています。

・大学3年6月～　短期インターンシップ
・大学3年3月～　会社説明会、エントリーシート
・大学4年6月～　選考開始、内々定
・大学4年10月　内定式

ただし、「採用選考に関する指針」の制約を受けるのは経団連に所属する1300社ほどの企業に過ぎません。足並みを合わせる企業が多いとは言え、日本の多くの企業がその制約の適用外。外資系企業やベンチャー企業、マスコミ系の企業ではスケジュールが変更されることがあるので注意が必要です。

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就活は計画的に進めるのが大切

成長戦略の一環として、就職活動時期を短縮し学生が学業に専念できる時間をより多く確保したいという政府の要請を受け、経団連は2017年から採用選考の解禁を大学4年生の6月に2ヶ月月前倒ししました。そのため、情報解禁の3月から面接開始までは約3ヶ月です。

大学3年3月の情報解禁を待って就活をスタートさせたのでは、準備が間に合わない可能性があります。
就職活動は、書類選考や筆記試験、面接を受けるだけではありません。
業界研究や企業研究、自己分析、面接対策、応募書類の作成・提出なども含まれるため、計画的に就活を進めることが大切です。

大学OB・OGとは直接面識がなくとも卒業生名簿から連絡を取ることができます。OB・OG訪問を通しての情報収集、または大学1、2年からエントリーできる長期インターンシップへの参加を通して、分からないことは後回しにせず早めに解決しておくようにしましょう。

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