インターン説明会には何を着ていく?相応しい服装とは

このページのまとめ

  • インターンシップ説明会では、実際に働く社員の声や、会社の雰囲気、詳しい事業内容などを知ることができる
  • 企業研究ができる、熱意をアピールできる、説得力のある志望動機を考えられるなど、説明会に参加することで得られるメリットはさまざま
  • スーツやオフィスカジュアルなどが、説明会参加時に相応しい服装と言える
  • 企業側から私服を指定された場合には、スーツではなく私服で参加するべきである

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就活中よく耳にするのが「インターンシップ」の存在。企業にお邪魔し、実際の業務を体験できる制度です。企業に熱意を伝えられるほか、就職に有利と言われることもあり、参加する学生は少なくありません。
「何からすれば良いんだろう」とお悩みの方にまず参加してほしいのは、インターンシップ説明会です。今回は、説明会にまつわる情報や参加する際に相応しい服装についてまとめてみました。

 

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インターンシップ説明会の概要

一定の期間企業で職場体験をする制度をインターンシップと呼びます。インターンシップ説明会とは、文字通りその制度の詳細を詳しく紹介する場のこと。
企業説明会よりもさらに掘り下げた話がメインのため、より深く会社への理解を深められる機会であると認識しておくと良いでしょう。
説明は、インターンシップを希望する学生を対象に、企業側が行います。説明される主な内容については以下のとおりです。

・企業方針
・会社の雰囲気
・事業内容
・実際に働く社員の声 など

以上の項目に関する話を企業毎に聞くことができます。就活を進めるにあたり、業界研究や企業研究などをどれだけ濃くできるかはとても大切なことです。
インターンシップ説明会では、企業に関するより具体的な情報を収集できます。そのため、さらに質の高い業界研究や企業研究をできることに繋がるのです。
また、説明会に参加して企業の社員と触れ合う機会を持つことで、熱意ややる気のアピールもできます。社員さんに直接質問できる場も設けてあるため、企業サイトだけでは知り得ないようなこともリサーチ可能です。
より詳しい企業情報を得られることから、本当に自身が行きたいと思える企業の絞り込みができることはもちろん、より具体的で説得力の増す自己PRや志望動機を考えられるなどのメリットもあります。
このように、インターンシップ説明会にはメリットがたくさん。ぜひ積極的に参加しましょう。

企業説明会については「企業説明会の種類や見つけ方は?参加時の注意点や質問の悩みについても解説」も参考にしてください。

 

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インターンシップの種類

インターンシップの種類の画像

一口にインターンシップと言っても、合同説明会と個別説明会の2種類に大別することができます。どちらも企業の採用担当者が、学生へ自社情報を提供するという共通点がありますが、特徴には違いがあるためそれぞれおさえておきましょう。

合同説明会

複数の企業が一つの会場に集まり合同で説明会を開催します。略して合説と言われており、企業ごとにブースを設け、自分が関心を持つ企業を自由に聞くことが可能です。
1日で複数の企業情報をリサーチでき効率良く時間を使えるため、忙しい就活生にはうれしいポイント。また、B to B企業といった認知度の低い優良企業を知れるきっかけにもなるのは、大きな魅力と言えるでしょう。
業界や学年、学部で限定して開催されることも多いほか、女性限定や留学生限定など対象をかなり絞り込んだ合説もあるようです。

注意しておくべきは説明時間。1つの企業の説明時間は30分前後と短めに設定されています。質問したいことを事前にしっかりまとめておかなければ、企業サイトでも十分知り得る情報しか収集できなかった…という結果を招きかねません。

個別説明会

個別説明会とは、合説とは違い1つの企業が1つの会場で説明会を行うことを指します。企業説明会や会社説明会と呼ばれることもあり、大学や企業の会議室、レンタルスペース、イベント会場などで開催されるのが一般的です。
説明時間は、企業によって異なりますが1時間から3時間設けられています。興味ある企業の話をじっくり聞くことができる機会なので、事前にしっかり質問を準備しておきましょう。

企業によっては個別説明会に付随して、何らかの選考を行うところもあります。面接や筆記試験がある可能性を留意しておきましょう。

インターンシップの合同会社説明会については「得られるメリットは?インターンシップの合同説明会とは」も参考にしてください。

 

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説明会で確認したほうが良い質問

説明会では、質疑応答の時間を設けている企業がほとんどです。説明会は一期一会。この機会を有意義なものにするためにも、質問を事前に準備しておきましょう。
説明会で聞いておきたい質問例と、避けたい質問例についてそれぞれご紹介します。

良い質問例

・主な仕事内容を教えてください
・◯◯(職種)の1日の大まかなスケジュールを教えてください
・どのような社風がありますか
・部署間での交流はありますか
・就職活動で御社を選ばれた理由は何ですか
・働く上で大切にしている心構えはありますか
・どういう人物と一緒に働きたいと思いますか
・どのようなときにやりがいを感じますか など

避けるべき質問例

・説明会で既に話された内容
・サイトで調べれば分かること
・残業や休日出勤に関すること
・福利厚生に関する内容
・ノルマに関すること
・離職率 など

相手へ配慮を持ち、マナーを守って質問することが大切です。思いついたものを何でもかんでも聞くのではなく、本当に知りたいことを厳選して質問しましょう
質問の際は、「やりがいはありますか?」と端的に聞くよりも「仕事をしていてどのようなときにやりがいを感じますか?」というように、より具体的に聞くことで相手が答えやすくなります。
また、企業にとってマイナスの印象になる、答えにくいなどの質問は、あなたの印象を下げることになりかねないため避けましょう。

 

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インターンシップ説明会の服装

インターンシップ説明会の服装の画像

ビジネスシーンに相応しい格好と言えばスーツ一択ですが、最近の説明会では「服装自由」「私服OK」の企業が増えています。そういった場合でも、スーツを着用して参加する学生が圧倒的に多いもの。
会場で浮いてしまうこともあるため、迷ったらスーツ、またはオフィスカジュアルを意識した服装で参加すると良いでしょう。

IT系企業やベンチャー企業、アパレル業界の企業などの場合、あえて人となりやセンスを見る材料として「私服でお越しください」と指定するところもあるようです。
その場合にスーツで参加するのは失礼になりますので私服で行きましょう。
ただし、私服と普段着はイコールではないことを意識しておいてください。個性をアピールする場ではなくあくまでもビジネスの場。だらしない、奇抜、華美すぎるといった服装は避け、説明会に相応しい清潔感ある落ちついたデザインのものをチョイスしましょう。

 

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説明会参加時のマナー

説明会の概要、好印象を与える質問や服装が把握できたところで、最後に参加時のマナーについて見ていきましょう。身だしなみや質問内容に自信があっても、マナーが守られていないとマイナスな印象を与えかねません。
参加前にチェックしておくことをおすすめします。

開始5分から10分前までに到着

遅刻は、決められた時間を守れない人と思われてしまうほか、企業によっては説明会自体の参加を断る場合もあります。最低でも5分前までには受付を済ませておいてください。
公共の交通機関の遅延などで万が一遅れそうな場合は、分かった時点ですぐに企業へ電話を入れておきましょう。

コートは脱いで入場

冬の場合、コートやマフラーなどの防寒具を身に着けていると思いますが、説明会の会場に入る前に脱いでから受付を行います。

携帯の電源はOFF

マナーモードにしておくか電源を切るなどして、音が鳴らない状態にしておきましょう。

髪色に注意

インターンシップ説明会も就職活動の1つです。就活に相応しくない髪色や髪型で参加するのは悪目立ちしてしまうため避けましょう。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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