文系におすすめの職業11選!人気業界や自分に合う仕事の探し方も紹介

このページのまとめ

  • 文系の職業には、事務職やマーケティング職、営業職といった職種がある
  • 資格を取得すると、公務員や弁護士などの文系職業に就ける
  • 文系職業としておすすめの業界は、マスコミやインフラなどがある

文系におすすめの職業11選!人気業界や自分に合う仕事の探し方も紹介のイメージ

「文系職業にはどんな種類があるのか?」「自分に合った業界はどこなのか?」と悩む就活生も多いでしょう。文系は幅広い知識と柔軟なスキルを身につけるため、選べる職業の選択肢が豊富です。

この記事では、文系の学生におすすめの職種や業界について詳しく解説します。職種だけでなく、各業界の特徴についても触れるので、進路を決める際の参考にしてみてください。

文系に向いている仕事について相談したい

   
目 次

文系におすすめの職種と職業一覧11選

文系の学生には、事務職や営業職などの職種が人気です。ここでは、文系の学生がどのような仕事を目指しているかについて解説するので参考にしてください。

事務職

事務職は、企業の運営を支える縁の下の力持ちとして、幅広い業務を担う職種です。主な仕事としては、書類の作成やデータの管理、電話やメールの応対、来客対応などが挙げられます。職種の中には、幅広い業務を行う一般事務のほか、経理や人事など特定の分野に特化した専門事務も。就活で目指せる事務職の例としては、以下のとおりです。

・一般事務
・経理事務
・人事事務
・労務事務
・貿易事務
・医療事務

事務職に向いているのは、正確さとスピードの両立ができる人や、丁寧な仕事をコツコツ積み上げられる人。複数の業務を並行して処理することも多いため、優先順位を考えて計画的に進められる力も重要です。また、日々の業務ではWordやExcelといったソフトを使う場面が多く、基本的なパソコンスキルは必須といえるでしょう。

さらに、社内外との連絡調整や、電話・来客対応などの場面では、柔軟なコミュニケーション力も求められます。安定した環境で着実にキャリアを積みたいと考える方におすすめの選択肢といえるでしょう。

就活で求められるパソコンスキルのレベルについては、「就活で問われる「PCスキル」ってなに?具体例や証明に便利な資格を紹介」の記事で解説しているので参考にしてください。

マーケティング職

マーケティング職は、消費者のニーズを的確に把握し、自社の商品やサービスをより多くの人に届けるための戦略を立てる仕事です。新商品のターゲット層を絞り込んだり、販売促進の施策を練ったりと、常に市場の動きを読み取りながら柔軟に対応する力が求められます。

業務の中心には市場分析や競合調査、消費者の行動データの解析などがあり、情報を的確に読み解く力と、それを活かして企画に落とし込む構想力が重要です。マーケティング職の例として以下のような仕事が該当するので、覚えておきましょう。

・マーケティングアナリスト
・商品企画
・ブランドマネージャー

また、マーケティングは多くの人と関わりながら進める仕事でもあるため、社内の営業部門や開発部門はもちろん、外部の広告代理店や制作会社などとの協力が不可欠です。相手の立場を理解しながら意見を調整できるコミュニケーション力やプレゼン力、交渉力も大きな武器になります。

トレンドをいち早くキャッチできる人や、新しいものを企画することが好きな人にとっては、非常にやりがいのある仕事です。マーケティング・ビジネス実務検定やウェブ解析士といった資格があれば、就職活動の際に自分の強みとしてアピールしやすくなるでしょう。文系の知識を活かしつつ、論理的な思考と創造性を兼ね備えた働き方をしたい人におすすめの職種です。

営業職

営業職は、自社の製品やサービスを顧客に提案し、購入につなげる役割を担う仕事です。顧客との信頼関係を築きながら、自社の魅力をしっかり伝える必要があるため、コミュニケーション能力が何より重要。明るく前向きに人と接することができる人や、初対面の相手とも物おじせず話せる人に向いています。営業職の例としては、以下のとおりです。

・個人営業
・法人営業
・反響営業
・新規営業
・ルートセールス
・営業マネージャー

営業職は、目標達成に向けて自ら行動できる人に適しており、計画性や粘り強さ、状況に応じて臨機応変に対応する力が成功のカギとなります。ときには数字のプレッシャーもありますが、努力が目に見える成果につながりやすく、やりがいを感じやすいのも魅力です。

業界によっては資格が強みになる場合もあります。たとえば不動産業界では宅地建物取引士、小売・販売の分野では販売士の資格があると、専門性を持った営業としてアピールできるでしょう。人と関わることが好きで、達成感を味わいたい人におすすめの職種です。

営業職を志望している学生は、「営業職の志望動機の書き方は?わかりやすい構成やアピールのコツを解説」の記事で紹介しているので参考にしてください。

技術職

技術職は製品の製造や維持、管理を行う仕事です。時や製品の開発を行う技術職もいれば、システムエンジニアのようにシステムの開発や保守を担当する技術職もいます。技術職は以下のようにさまざまな種類があるので、覚えておくとよいでしょう。

・メーカー系技術職
・建築系技術職
・食品系技術職
・衣料品系技術職
・エンジニア
・システムエンジニア
・プログラマー
・ネットワークエンジニア

技術職は専門的な知識が必要となるため、理系のイメージを持つ学生も多いでしょう。しかし、近年ではIT系の技術職の場合、文系でも採用されるケースが増えています。一方で、メーカーや食品などの技術職は専門知識が必要となり、文系では就職が難しいでしょう。技術職は幅広いため、事前にどのような知識が必要か確認しておくことが求められます。

人事職

人事職は、企業の中で「人」に関わるさまざまな業務を担う仕事です。新卒や中途採用の計画・実施をはじめとして、入社後の研修や社員教育、キャリア支援など、社員一人ひとりが能力を発揮できる環境づくりに携わります。会社説明会の準備から面接対応、入社後のフォローアップまで、採用活動の中心として動くことが多く、人と関わる場面が非常に多い職種です。

また、人事の役割は採用だけにとどまりません。既存社員の労働環境を整える労務管理や、給与・勤怠に関する手続き、評価制度や人事制度の運用など、企業全体の組織運営にも深く関与します。人材をどう配置し、どう育成するかといった視点が求められるため、経営方針を理解したうえでの判断力も欠かせません。

人事職に向いているのは、相手の立場に立って物事を考えられる人や、円滑なコミュニケーションが取れる人です。加えて、細かい業務を正確に処理できる几帳面さや、社会保険や労働法といったルールをしっかり把握できる法的知識も求められます。社会保険労務士の資格を持っていると労務管理の専門性をアピールできるほか、キャリアコンサルタントの資格は社員のキャリア支援に役立つため、就職活動でも評価されやすくなるでしょう。

人材を通して組織の成長に貢献できるやりがいがあり、相手の未来に寄り添える仕事として、文系出身者に人気のある職種の一つです。

広報職

広報職は、企業の顔として社外に向けた情報発信を担う仕事です。製品やサービスの魅力を広く伝え、企業そのものの認知度や信頼性を高めるために活動します。単なる広告とは異なり、報道機関やSNS、イベントなどを通じて、企業の魅力や社会的な取り組みを戦略的に伝えていくのが役割です。

主な業務としては、新聞やテレビといったメディアとの関係構築、プレスリリースの作成・配信、SNSを活用した情報発信、展示会や説明会などのイベントの企画・運営などがあります。また、万が一企業に関するネガティブな報道やトラブルが起こった際には、適切な対応を通じて企業イメージの回復を図る「危機管理広報」も重要な仕事の一つです。

広報職は、社内外との調整が多いため、高いコミュニケーション力が欠かせません。加えて、文章を通じて分かりやすく情報を伝える能力や、企業の意図を的確にくみ取って発信する表現力も求められます。トレンドを捉える感度や、企業戦略に沿った広報活動を考えられる思考力も欠かせません。

企業の魅力を外部に広く伝えたい、クリエイティブかつ戦略的な仕事に挑戦したいという文系の方にとって、広報職は非常に魅力的なキャリアパスの一つです。

販売職

販売職は、店頭やオンライン上で商品やサービスを顧客に届ける最前線の仕事です。単に商品を売るだけでなく、来店したお客さまとの会話の中からニーズをくみ取り、最適な商品を提案することが求められます。仕事内容には、接客・レジ対応・商品ディスプレイ・在庫や売上の管理、さらにはクレーム対応まで、多岐にわたる業務が含まれているのが特徴です。

人と話すことが好きで、相手の気持ちに寄り添えるコミュニケーション力を持った人に向いているでしょう。店舗の雰囲気を良くする明るさや、柔軟な対応力も大きな武器になります。また、商品の特徴を理解したうえで、相手の要望に合わせた提案ができる商品知識や観察力も必要です。

販売職は接客のプロとしての対応力が問われる仕事であるため、販売士や接客サービスマナー検定などの資格を取得しておくと、基本的な知識やスキルを証明する材料になります。また、アルバイトなどで接客や販売を経験していると、即戦力として高く評価される傾向です。

業種によって扱う商品が異なるため、ファッション、家電、化粧品、食品など、興味のあるジャンルに絞って仕事を探すのもおすすめ。自分が好きな分野で働けると、接客にも自然と熱がこもり、やりがいを感じやすくなるでしょう。顧客満足度を高め、リピーターを増やす喜びを実感できる職種として、販売職は文系の方に人気のある選択肢の一つです。

コンサルタント職

コンサルタント職は、企業の経営や業務改善のために戦略を提案する仕事です。コンサルタントには、以下のような種類があります。

・経営コンサルタント
・ITコンサルタント
・組織コンサルタント
・財務コンサルタント
・会計コンサルタント
・人事コンサルタント

コンサルタントは分野ごとに分かれており、それぞれ専門知識が必要です。また、改善すべき内容や改善方法を相手に伝えるコミュニケーション能力やプレゼンスキルも重要でしょう。

秘書職

秘書職は、企業のトップや役員が本来の業務に集中できるよう、さまざまな面で支える役割を担います。スケジュール調整や会議の手配、来客対応、資料の準備、情報収集など、業務の幅は広く、臨機応変な対応が求められるポジションです。秘書職の場合、以下のような種類があるので覚えておきましょう。

・社長秘書
・役員秘書
・アシスタントマネージャー

秘書職に向いているのは、縁の下の力持ちとして働くことにやりがいを感じるタイプの人です。周囲とスムーズに連携するためのコミュニケーション能力はもちろん、ビジネスマナーや礼儀作法も重視されます。また、業務の正確性やスピードも問われるため、細部にまで気を配る注意力や、複数のタスクを同時に管理できる調整力が強みになるでしょう。

就活の際には、秘書検定やビジネスマナー系の資格を取得していると、基本スキルを証明する材料になります。また、Microsoft Office Specialist(MOS)などのパソコン関連の資格があると、資料作成やスケジュール管理など実務にも直結するため、採用担当者に好印象を与えるでしょう。

秘書は「信頼される存在」であることが求められる仕事です。人の役に立つことに喜びを感じられる方にとっては、大きなやりがいを感じられる職種といえるでしょう。

記者・編集者

記者や編集者は、文章を通して社会に情報を発信する役割を担う仕事です。新聞、雑誌、書籍、Webメディアなどさまざまな媒体で活躍できるため、文章を書くのが得意な人や情報を発信することに興味がある人にとって、魅力的な職種といえるでしょう。

主な業務には、記事やコンテンツの企画・構成、取材やインタビューの実施、原稿の執筆や編集、校正・校閲、そして公開・出版までの進行管理などがあります。記者・編集者の例としては、以下のようなものがあるので知っておきましょう。

・新聞記者
・週刊誌記者
・報道機関記者
・雑誌編集者
・書籍編集者
・Web編集者

記者・編集者に向いているのは、文章力だけでなく、物事を深く掘り下げて考える思考力がある人です。読者が必要とする情報を見極め、伝えるべきポイントを的確に整理する分析力も求められます。また、取材や関係者とのやり取りも多いため、円滑な人間関係を築けるコミュニケーション力や、相手の話を引き出すヒアリング力も重要です。

締め切りが厳しい業界でもあるため、スケジュール管理やプレッシャーに強いことも求められます。興味や好奇心を持ち続けられる人ほど、日々の情報収集や企画力において強みを発揮できるでしょう。

Webメディアの発展により、近年では紙媒体以外の分野での活躍の場も広がっています。SEOやWebマーケティングの知識があると、Web編集の仕事で重宝されます。どのジャンルに興味があるか、どの媒体で働きたいかを明確にすることで、自分に合った進路が見えてきやすくなるでしょう。

通訳・翻訳

通訳や翻訳の仕事は、異なる言語を橋渡しし、国際的なコミュニケーションを円滑にする重要な役割を担います。文系出身で語学力に自信のある人にとっては、スキルを活かしやすい職種です。通訳は会話の場面で、翻訳は文書を対象として、それぞれ言葉を正確に別の言語へ置き換える業務を行います。

通訳者は、ビジネス商談や国際会議、医療現場、観光ガイドなど、リアルタイムでの対応が求められる現場で活躍。そのため、瞬時の判断力と正確な言語運用能力が不可欠です。人前で話すことが多く、プレッシャーのかかる場面もあるため、冷静さや柔軟な対応力も必要とされます。

一方、翻訳者は、契約書やマニュアル、論文、文学作品、Webコンテンツなど、書かれた情報を対象に訳す仕事です。原文のニュアンスや専門用語を正しく伝えるため、文章力とリサーチ力が求められます。集中力が高く、細かな表現にも気を配れる人に向いているでしょう。

どちらの職種にも共通して、高度な語学力と専門的な知識が求められます。TOEICやTOEFLなどのスコアは語学力の目安になりますし、実務経験や通訳案内士・翻訳検定などの資格を取得していると、キャリア形成に有利です。

なお、「就活における職種の一覧とは?自分に合う仕事の見つけ方も紹介」の記事では紹介していない職種についてもまとめています。仕事探しの一助にご覧ください。

文系に向いている仕事について相談したい

   

資格取得で目指せる文系の職業

文系の職業には、公務員や弁護士など資格を取得することで活躍できるものがあります。資格を持っていることで、仕事選びの選択肢は広がるでしょう。また、取得した資格が直接就活に繋がらなくても、自分の「勤勉さ」や「努力できる性格」をアピールできます。

文系の就活生は、実験や研究が多い理系の学生より資格取得にかけられる時間を確保しやすいのがポイント。気になる職業があれば、在学中に取得してみるのもおすすめです。

公務員

公務員には、国家公務員と地方公務員がありますが、働くには公務員試験に合格する必要があります。国家公務員は、裁判所職員や国会職員などの特別職とそれ以外の一般職に分かれ、勤務先は主に中央省庁で、政策の企画立案や事務処理などを行います。

地方公務員は、土木や建築などを担う技術職と、市役所や区役所などで働く行政職に分かれます。技術職は専門的な知識と技術を活かし、街づくりなどに携わります。また、地方公務員には、警察や消防も含まれます。

民間企業よりも福利厚生が充実している傾向があり、部署にもよりますがしっかり休みもとれてワークライフバランスを保ちやすいでしょう。公務員について詳しく知りたい方は、「公務員の仕事内容とは?種類と職種別でご紹介!」の記事で紹介しているのでご覧ください。

士業

士業とは、難易度の高い専門資格を必要とする仕事の通称。末尾に「~士」と付くものが多く、文系から目指しやすい仕事が多いのが特徴です。

税理士

税理士は、企業や個人の依頼を受けて税務処理やアドバイスを行う専門職です。確定申告の代行や税務調査の立ち会い、節税の提案など、幅広い業務を担います。法律や会計に関する知識が不可欠で、特に税法への理解が深いことが重要。数字に強く、ミスなく丁寧に処理を行える人に向いています。また、顧客対応を行う場面も多いため、コミュニケーション能力も問われるでしょう。

税理士になるには、国家試験に合格する必要があります。試験の難易度は高いものの、合格すれば安定した収入と高い専門性が得られるでしょう。文系出身で法律や経済に興味があり、専門性を活かして長く働きたい人にとって、税理士は魅力的なキャリアの一つです。時間と努力をかけてスキルを磨けば、一生ものの職業として活躍できるでしょう。

弁護士

弁護士は、依頼者の代理として法律的な問題を解決する職業です。主に裁判や和解交渉を担当し、企業や個人が直面する法的なトラブルに対してアドバイスを行います。弁護士は依頼人の利益を守るため、事件の詳細を調査し、論理的に問題を分析して最適な解決策を提案。そのため、高い論理的思考力、分析力、人の話を的確に聞きとる能力が求められます。

弁護士になるには司法試験に合格したあと1年間の司法修習を受け、修了(合格)する必要があります。司法試験は国家試験のなかでも最難関といわれるため、十分な対策が必要でしょう。

弁理士

弁理士は、知的財産法を取り扱う法律の専門家です。産業財産権の取得業務では、権利取得にまつわる手続きや鑑定・判定・技術評価の対応などを行います。特許事務所や法律事務所に勤務したり、企業に属したりと、働き方はさまざまです。

社会保険労務士

社会保険労務士は、企業や個人に対して、労働・社会保険に関する手続きや相談を専門的に行う職業です。主な業務には、社会保険や労働保険の手続き代行、就業規則の作成や改定、労務管理に関するアドバイスなどが含まれます。労働環境を整備し、従業員と企業双方の利益を守るため、労働法や社会保険制度に関する深い知識が求められるでしょう。

社会保険労務士の仕事では、正確かつ迅速な処理が非常に重要です。企業の給与計算や福利厚生に関する手続き、また労使間でのトラブル解決をサポートするため、細かい作業が得意で計画的に業務を進められる人が向いています。また、法律の改正や制度の変更にも敏感に反応し、最新の情報を把握しておく必要があるでしょう。

公認会計士

公認会計士は、企業や団体の財務諸表を監査し、会計処理が適正に行われているかを確認する専門職です。主な業務には、財務諸表の監査、内部統制の評価、経営に関するアドバイスを提供する経営コンサルティングなどが含まれます。また、企業の決算書の作成や税務業務も関わることも。

公認会計士として働くには、高い倫理観、分析力、数字に強い能力が求められます。業務では非常に細かい作業を正確に行うことが求められるため、集中力や緻密な作業に自信のある人が向いているでしょう。さらに、強い責任感を持ち、クライアントに対して誠実に対応できることが重要です。

教育系

教育系の仕事も文系に向いているものが多く、また公務員を選択できるものも多いのが特徴。身につけたスキルや知識を活用できる仕事が多いでしょう。

大学教員

大学や短期大学にて、専門分野を研究し、学生を指導する仕事。学内での教授会や各種委員会をはじめ、学外での講演をすることも。研究の成果を出したり、長く勤めたりすることで、講師、助教、准教授、教授とキャリアアップします。

所属する大学だけでなく、社会に対して自分の知識を還元することも重要な要素です。

教員

教員とは、小学校、中学校、高校の先生を指します。小学校で働く場合、国語、算数、理科、社会、生活、体育、音楽、図画工作、家庭、道徳、外国語(英語)、特別活動、総合的な学習のすべてを担当する可能性があります。中学校と高校の場合は、自分の取得した免許に準じた授業を担当します。

教員免許は大学で指定の授業を履修し、教育実習に参加したのち試験に合格すると得られます。公立学校で勤務する場合は公務員、私立学校で勤務する場合は一般的な会社員と同じ扱いになるでしょう。

幼稚園教諭

3歳から小学校に入学するまでの子どもに対し、幼稚園で指導を行います。保育園と違い教育をメインとしているため、必要となる資格も保育士ではなく「幼稚園教諭免許状」です。

図書館司書

図書館司書は図書館のカウンターで、本の貸出・返却の対応をします。新規利用者が訪れたら登録をしたり、予約の受付をしたりと業務内容はさまざまです。利用者の本にまつわる相談事に答える、新しく本が届いたら登録をする、破れや汚れを見つけたら修繕することも図書館司書の仕事です。

地域の図書館のほか、民間・私立図書館や学校図書館などで働きます。

学芸員

学芸員は、博物館や美術館などの施設で働きます。展示物を収集・保管したり、調査研究を通してわかったことを解説したりする仕事です。どんな展示物が必要かリストアップしたり、ほかの博物館や美術館と展示物の貸与について交渉したりと、業務はさまざまです。

福祉系

文系は福祉系の仕事に就く人も多いようです。代表的な仕事として保育士と介護士を挙げました。

保育士

保育士は、就学前の子どもを預かり、保育する仕事です。認可保育所や児童福祉施設などで活躍します。健康、人間関係、環境、言葉、表現という5つの観点から、子どもが適切に成長できるよう指導計画を作り、実行します。担当するのは、0歳から6歳までです。

保育士についての詳細は、「保育士の自己PR例文13選!アピールすべき長所とまとめ方・注意点を解説」の記事でも紹介しています。

介護士

高齢者の方や、障害を持つ方の生活を支援する職業です。食事や入浴のサポートといった基本的なケアのほか、本人の能力を引き出すためのコミュニケーションや、気持ちを明るくするためのレクリエーション企画などを行います。

受験資格を得る方法は、介護に関する大学を卒業するだけでなく、実務経験を3年以上積んだり、介護福祉士養成施設に通ったりとさまざまです。介護士を目指す方は、「介護士の志望動機の書き方とは?手順や避けるべき内容を例文付きで解説」の記事でも紹介しているのであわせてご覧ください。

社会福祉士

社会福祉士は、生活上の困難を抱える人々を支援する福祉の専門職です。支援が求められ、日常生活において困難を感じている方々への相談援助を行います。また、福祉サービスの提供者と支援が必要な人々をつなぐ役割を担うのが社会福祉士の仕事です。

社会福祉士の特徴は、ほかの専門職とは異なり「人の生活全体」を支援対象とする点です。医療や教育に限らず、生活全般にわたる総合的な支援を行うため、広範な福祉に関する知識と、多職種との連携能力が重要。

社会福祉士として働くためには、社会福祉士国家試験に合格する必要があります。受験資格を得るためには、福祉系の学部を卒業していなくても、一定の条件を満たすことで受験資格を得ることが可能です。

カウンセラー

カウンセラーは悩みを抱えている方に寄り添い、話を聞くことで不安を解消していく仕事です。臨床心理士やスクールカウンセラーなどの仕事があります。就業先は幅広く、病院や学校、企業などさまざまです。学校の場合は子どもたち、企業の場合はそこで働く従業員など、勤務先によってサポートする対象は変わってきます。

また、臨床心理士や公認心理士になるためには、大学などに通って講義や実習を受ける必要があります。文系の大学でも心理士の資格取得は目指せるため、文系にも人気の職業です。

文系に向いている仕事について相談したい

   

文系に人気の業界

文系に人気の業界は、保険やサービス、マスコミなど幅広く挙げられます。多くの業界では、業界内でさらにジャンルが分類されているため、就職先の選択肢は多種多様です。以下の説明も参考にしながら、自分はどんなジャンルに興味があるのか考えてみてください。

マスコミ業界

マスコミ業界の職業には、広告代理店での仕事やイベントプランナーなどがあります。メディアには、テレビ・広告・新聞・出版などがあり、華やかな印象を抱く人が多いでしょう。

人気のある業界ですが、特別な資格が必要ではないため、文系が目指しやすい業界といえます。出版関係では文章能力を活かすことができ、広告関係では表現力を活かせるでしょう。発想力や洞察力がある人、ものづくりに対する熱意がある人に向いている業界です。

インフラ業界

インフラ業界は、電力やガス、水道、鉄道など日常生活を送るために必要な基盤や仕組みを提供している業界です。インフラを途絶えさせてはいけないので責任は重大ですが、その分やりがいもあります。社内外との関わりが非常に多いため、コミュニケーション力に自信のある人や責任感の強い人が向いているでしょう。

また、決められた仕事を正確に遂行できる人にも適しています。元は国営企業である場合が多く、現在でも国際情勢や政治に影響を受けやすいため、就活ではニュースをしっかりと確認しておくことが望ましいでしょう。

金融業界

金融業界は、顧客のニーズを的確に把握し、信頼関係を築くことが求められるなど顧客との密接なやり取りが多く、文系出身の方がスキルを活かしやすい分野です。また、経済や市場についての理解が深いことは、金融商品や市場の動きを解説する際に強みとなるでしょう。

銀行や証券会社といった金融機関は、一般的に社会的評価が高く、安定性も高い傾向です。そのため、長期的にキャリアを築くには非常に魅力的な業界といえるでしょう。さらに、金融業界では専門資格の取得がキャリアアップに繋がるケースも多いため、自己成長や昇進を目指す文系の方にぴったりです。

業務に関連した資格を取得することで、昇給や昇進のチャンスが広がることもあります。金融業界は、知識を深めながら着実にステップアップできる環境が整っているため、専門性を活かしつつキャリアを高めたい文系の方に非常に適しているでしょう。

保険業界

保険業界には、生命保険業界と損害保険業界の2つのジャンルがあります。主に、生命保険業界では死亡保険や年金保険を、損害保険業界では火災保険や自動車保険を取り扱っています。また、医療保険やがん保険、介護保険などはどちらの業界でも販売が可能です。

保険業界は、専門知識が不可欠な仕事であり商品のサイクルも早いため、日常的に勉強することが求められます。「相手の気持ちに寄り添える」「人間関係の構築が得意」「人のお世話が好き」といった人に向いている業界といえるでしょう。

不動産業界

不動産業界は、営業や事務職などのポジションで文系出身者が活躍しやすい分野です。特に、土地や物件に関する基礎知識が求められるため、不動産学や建築学を学んだ文系の方にとっては、学んできた知識を活かしやすい職場環境といえます。

不動産業界では、住宅やマンションの売買など、規模の大きな取引に携わる機会も多く、仕事のやりがいを実感する場面が豊富です。また、顧客と直接関わることが多いため、営業職では高いコミュニケーション能力や交渉力が求められます。こうしたスキルを活かすことができる点も、文系出身者にとって魅力的な要素です。

さらに、不動産業界ではキャリアアップのチャンスも多いため、専門知識を深めながら業務に従事し、成長することが可能。不動産取引や契約に関わる資格を取得すれば、業務の幅を広げ、より高いレベルで活躍することも期待できます。

製造(メーカー)業界

製造業界は、さまざまな製品を企画から開発、製造、販売に至るまで一貫して手掛ける分野で、文系の人材にも多くの活躍の場があります。自動車や電機、食品、化粧品、アパレルなど、扱う製品の種類は非常に多岐に渡り、さまざまなジャンルの企業が存在するのが特徴です。

メーカー業界の魅力の一つは、企画・マーケティング、営業、事務など、文系職での採用が豊富にある点。多くの企業で自社で製品の開発から販売までを行っており、さまざまな職種において文系出身者が重要な役割を果たしています。また、販売員や店舗運営、さらには研究職なども企業ごとに採用されており、その幅広い職種の選択肢が、理想のキャリアを描きやすくしている点が特徴です。

メーカー業界は、製品の開発に携わる企画職から、顧客とのやり取りを行う営業職、社内の業務を支える事務職まで、多岐にわたる職種が存在します。そのため、自分の得意分野やキャリアプランに合わせた仕事を見つけやすい業界といえるでしょう。

商社業界

商社業界は、総合商社と専門商社の2つに分けられます。総合商社は幅広いサービスや商品を取り扱い、専門商社は特定の分野におけるサービスや商品を扱っているのが特徴。主に商品の輸入や輸出を行い、メーカーや小売に販売することで売上を出しています。

企業や職種によっては、日本だけでなく世界を飛び回る場合もあるので、外国語が得意な人に適しているでしょう。また、何事も前向きに取り組める人や好奇心が旺盛な人、コミュニケーション力に長けている人にも向いている業界といえます。

サービス業界

サービス業界は、お客さまが必要としているサービスを提供することで利益を出しています。旅館やホテル、介護、福祉、人材サービスなどが含まれており、サービスに形を伴わないのが特徴です。

サービス業は接客するだけと思われがちですが、スタッフの育成管理や運営における改善提案という裏方の業務が発生する場合もあります。

大切なのは顧客に満足してもらうことなので、ニーズをいち早く察知できる人や、想定外の出来事にも柔軟な対応をできる人が向いているでしょう。仕事によっては常に立ったままで仕事をすることも考えられるため、体力に自信がある人にもおすすめの業界といえます。

文系に向いている仕事について相談したい

   

自分に合った職業を探す3つの方法

「どの文系職業が自分に合っているのかわからない」と悩む就活生のために、3つのステップで自分に合った職業を探す方法を紹介します。職業選びの迷いを解消し、理想のキャリアを築くための参考にしてください。

1.自己分析をもとに将来のキャリアプランを考える

自己分析は、自分の強みや価値観、興味を理解するための重要なプロセスです。以下の方法で自己分析を進めてみましょう。

自分史

自分史は、過去の経験や出来事を時系列に整理し、自己理解を深める手法です。
まずノートとペン、もしくはWordなどのツールを用意し、小学校から現在までの出来事を年代別に整理します。その際に以下の内容を記録しましょう。

・一番頑張ったこと
・一番辛かったこと
・一番嬉しかったこと
・大きな失敗や挫折
・困難を乗り越えたこと
・自分から率先して行ったこと

リストアップしたら、出来事ごとに「なぜそう感じたか」を考え、これらを元に、自分の価値観や強みを見つけます。

モチベーショングラフ

モチベーショングラフは、自分のモチベーションの変動を視覚化し、どのような状況でモチベーションが上がるのかを理解する方法です。まずは縦軸にモチベーションの高さ、横軸に時間の経過を設定します。次に、小学校から現在までの具体的な出来事とモチベーションの変動をグラフにしましょう。
各出来事に対する自分の行動や考え方を記録しながら、モチベーションを上下させる要因を特定すると、自分がいつ、どんなときにモチベーションが高まるかが分かります。

モチベーショングラフ作成のコツについては「自己分析に役立つモチベーショングラフとは?作成のコツや活用方法を解説」の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。

マインドマップ

マインドマップは、中央にテーマを置き、そこから連想されるアイデアや情報を放射状に広げていく手法です。無地の紙を用意し、中央にメインテーマを書きます。メインテーマの周辺に関連するキーワードを配置し、キーワードからさらに関連する情報を広げていきましょう。自己分析の結果から自分の強みや価値観を明確にしたら、次に将来のキャリアプランを考えます。

1.自己分析で見つけた自分の強みや興味を基に、どのようなキャリアを築きたいか考える
2.3年後、5年後、10年後の理想の自分をイメージし、そのために必要な職業や業界をリストアップする
3.自分の強みや価値観が活かせる職業を特定する

たとえば、専門性を高めて市場価値を上げたいなら、公認会計士や税理士を目指すのも一つの方法です。プライベートを重視したいなら、残業が少ない事務職を検討するのもよいでしょう。

2.職種から具体的な職業を選ぶ

職種から具体的な職業を選ぶ方法も文系の職業を探す上でおすすめです。職種は業務内容の大まかな分類であり、職業は具体的な仕事を指します。

1.自分の将来と結びつく職種を考える
2.その職種の中で、自分がやりたいこと、できること、使命感を持って取り組めることがあるか確認する
3.職種から具体的な職業を絞り込む

たとえば、営業職を希望する場合、テレアポ営業、訪問営業、ルート営業など具体的な業務内容を調べ、自分に合ったものを選びます。また、事務職を希望する場合、貿易事務や経理事務など、自分のスキルや興味に合った職業を選びます。

まずは職業に関するさまざまな情報を集めることが大切です。自分に合っている職業かどうかを知るためには、できるだけ多くの情報を集め、現場で働く人の話を聞くことが重要です。

仮に「自分に合っているかもしれない」という認識を持ち続けることで、自分に合った職業に出会えるチャンスが増えます。在籍している学部や専攻に関係なく、自分に合った職業を見つけるために、自己分析と情報収集を徹底しましょう。

3.インターンシップやアルバイトを活用する

実際に働いてみることで、自分に合った職業かどうかを見極めることができます。インターンシップやアルバイトを通じて、実際の業務を経験し、職場の雰囲気や業務内容を体感することが重要です。

1.興味のある職種や業界のインターンシップやアルバイトに応募する
2.実際の業務を通じて、自分の適性や興味を確認する
3.職場の雰囲気や働き方が自分に合っているかを評価する

インターンシップやアルバイトを通じて得た経験は、就職活動にも大いに役立ちます。自己PRや志望動機を具体的に説明できるようになるため、採用担当者に好印象を与えることができるでしょう。

文系に向いている仕事について相談したい

   

文系の学生が希望の職業に就くためのポイント

希望どおりの職業に就くためには、理系・文系を問わず、しっかりと自己分析を行い、自分を深く知ることが重要です。ここでは、希望の職業に就くためのポイントを紹介します。

視野を広げて文系の職業を見つける

文系の学部ごとに適した職業はさまざまであり、それぞれに独自の魅力とキャリアパスがあります。
たとえば、文学部の出身であれば、出版業界の編集者やライター、広告業界のコピーライターや広告プランナー、教育業界の教師や講師など、言葉の力を活かせる職業があります。

社会学部の出身であれば、マーケティングや人事、コンサルティング、福祉・公共サービスなど、データ分析や人材管理、社会貢献を重視する職業が考えられます。経済学部や法学部、外国語学部の出身者も、金融業界や法務、貿易、観光業など、さまざまな業界で活躍できる可能性があります。

文系の枠内でも多様な選択肢が存在し、自分の興味やスキルに合わせて適切なキャリアを選ぶことができます。視野を広げて、さまざまな業界や職種を検討することで、自分に最適な職業を見つける手助けになるでしょう。

自分の強みや興味に最もマッチする業界を選ぶことで、より充実したキャリアを築くことができるでしょう。「業界・企業・職種の研究はなぜ重要?就活を効率的に進めるための基礎知識」の記事もご覧ください。

希望する職業の社会人にOB・OG訪問をする

希望する職業について詳しく知るために、OB・OG訪問を行いましょう。実際にその職業で働く先輩社員から話を聞くことで、具体的な仕事内容やその職業に就くための方法を知ることができます。さらに、OB・OG訪問で得た情報を志望動機に反映させることで、説得力のあるアピールが可能です。

インターンシップに参加する

希望する職業に就くためには、実際にその業務を体験してみることがおすすめです。インターンシップは、実際の仕事の流れや職場の雰囲気を肌で感じる貴重な機会となります。これにより、自分がその職業に向いているのか、または自分の理想と現実にどれほどのギャップがあるのかを確認できるでしょう。

自己分析や職業分析をどれだけ進めていても、実際に現場で働いてみなければ分からないことも多いものです。事前にインターンシップを通じてその職業を体験しておけば、ミスマッチを避けることができ、より理想に近い職業選択ができます。インターンシップは、自分の適性を知るための重要な一歩。さまざまな業界や職種のインターンシップに参加することで、より自分に合ったキャリアを見つける手助けとなるでしょう。

ジョブ型採用の選考を受ける

近年、ジョブ型採用を取り入れる企業が増えています。ジョブ型採用では、具体的な職種や業務内容が明確に定められており、専門性を高めることができます。

希望する職業が決まっている場合は、ジョブ型採用の選考を受けることを検討しましょう。ただし、将来的なキャリアの柔軟性も考慮することが大切です。

必要な資格を取得する

希望する職業に関する資格がある場合、取得を目指すのもおすすめです。資格を持っていることで、プラスに評価してもらえるケースがあります。

また、職業によっては資格がないとそもそも就職できない場合も。たとえば、カウンセラーになるには、臨床心理士や公認心理士の資格が必要になります。自分が目指す職業に関する資格を調べ、必要なら取得しておきましょう。

就職エージェントに相談する

就職を成功させるためには、就職エージェントへの相談もおすすめ。プロにアドバイスをもらうことで、より効率的に就活を進められます。

たとえば、文系の学生がどのような業種や業界を選べばよいか相談にのってもらえるでしょう。また、目指す職業や企業が決まれば、選考通過に向けてサポートしてもらえる点もメリットです。

文系に向いている仕事について相談したい

   

どんな職業に就けば良いかわからない文系就活生へ

就活をしていると、「自分はどんな仕事ができるのか」「どんな業界を目指せば良いのか」「きちんと就職できるのか」と悩むこともあるでしょう。大学生のうちはまだまだ社会についての理解度が低く、世の中にどんな職業があるか把握しきれない方がほとんどです。どんな職業に就けば良いかわからない時は、ぜひキャリアチケットをご利用ください。

就活のプロであるスタッフが、あなたの興味のある分野や将来やりたいことを丁寧にヒアリング。就職後にミスマッチで後悔しないよう、どのような業界があるか、どんな企業がよいかを具体的におすすめします。

志望企業が決まったら、自己PRの文章作りや業界研究まで徹底サポート。業界や企業にあわせ、面接で自分のどんなことを話せばよいかについてもアドバイスします。スムーズ就活を進めたい方は、下記のボタンから登録しぜひご相談ください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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