IT業界の志望動機の書き方とは?評価されるポイントと新卒向けの例文10選

このページのまとめ

  • IT業界の志望動機では、論理的思考力や学習意欲を評価される
  • IT業界で評価される志望動機を作るには、事業形態や職種の違いを理解することが重要
  • 過去のエピソードをもとに、他社ではなくその企業を選んだ理由を伝えよう

IT業界の志望動機の書き方とは?評価されるポイントと新卒向けの例文10選のイメージ

「IT業界の志望動機はどのように書けば良い?」と悩む就活生もいるでしょう。IT業界は、開発スタイルや事業領域が多岐にわたります。そのため、どの企業にも通じる汎用的な志望動機では、採用担当者の心に響きません。

この記事では、IT業界の新卒選考で採用担当者が見るポイントや志望動機の書き方を解説します。高評価につながる例文やNG例も紹介するので、IT業界で内定を獲得するため、ぜひ参考にしてみてください。

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目 次

IT業界の志望動機で企業が見るポイント

IT業界の新卒選考において、企業は志望動機を通じて自社に定着し、中長期的に活躍してくれる人材かを厳しく見極めています。ここでは、志望動機からどのような点が評価されているかを解説するので、IT業界を目指す人は参考にしてください。

なぜIT業界を選んだのか

企業の採用担当者は、志望動機から数ある業界のなかでなぜIT業界を選んだのかをチェックしています。

志望動機では、業界の現状を踏まえ「ITの力で既存産業をアップデートしたい」「非効率な社会構造をテクノロジーで変革したい」など、デジタル技術による課題解決への意志を示すことが高評価を得るコツです。

IT業界の志望動機を作るためには、業界分析が欠かせません。業界分析の方法については、「業界分析とは?目的や効率的に行うためのコツを解説!」の記事をご参照ください。

なぜその企業を選んだのか

採用担当者は、志望動機からなぜ他社ではなく自社なのかを確認しています。IT業界にはインターネット・Web業界やハードウェア業界など多様な業態があり、得意とする領域や顧客層、技術スタックも企業によってさまざまです。

志望動機で、その企業でしか実現できないキャリアやその企業だからこそ解決できる課題を明確にすると、入社意欲の高さと企業研究の深さを評価してもらえるでしょう。

論理的思考力はあるか

IT業界の業務は、複雑な課題を整理して解決策を導き出すプロセスの連続です。そのため、志望動機の構成そのものから「論理的思考力(ロジカルシンキング)」が備わっているかを評価されます。

志望動機では、自分の経験がどのように志望動機に結びついているのか、筋道を立てて伝える姿勢が不可欠です。論理的に整理された文章は、エンジニア職やコンサルタント職など、どのような職種においても高い評価につながります。

適応力や学習意欲はあるか

学習意欲がある人材かどうかも、志望動機でチェックされるポイントの一つです。IT業界は技術の進化やトレンドの移り変わりが速いため、常に学び続けなければなりません。そのため、向上心があり前向きに最先端の技術や知識を身につけられる人材が求められています。

変化の多いIT業界にとって、自ら新しい技術をキャッチアップし、業界に適応しようとする柔軟性の高い人材は非常に貴重です。志望動機では、過去に新しい分野に挑戦した経験や、独学でスキルを習得したエピソードを伝えると評価につながりやすいでしょう。

人手不足のため意欲を重視し未経験者を採用するIT企業もある

企業が意欲や適応力といったポテンシャルを重視する背景には、IT業界全体が直面している深刻な人手不足があります。経済産業省の「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果~ 報告書概要版 ~」によると、IT業界の人材不足は2030年までに最大約79万人に達するようです。

IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果~ 報告書概要版 ~の引用画像

引用:経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果~ 報告書概要版 ~(p.7)

深刻な人材不足を受け、多くの企業が現在のスキルだけでなく、今後の伸びしろを評価する方針をとっています。研修制度を整え、意欲のある人材をゼロから育成する土壌があるため、自ら学び、変化に適応する姿勢をアピールできれば、文系出身者や未経験者も十分に内定獲得を目指せるでしょう。

参照元
経済産業省
第1回 「第4次産業革命スキル習得講座認定制度(仮称)」に関する検討会

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IT業界の志望動機を作る準備

納得感のある志望動機を作るには、自分自身の軸と企業側のニーズが重なるポイントを見つけることが不可欠です。以下の3つの要素が重なる中心点こそが、IT業界で高く評価される志望動機の核となります。

IT業界の志望動機を作る準備のイメージ

ここでは、上記の3つの要素を押さえた志望動機を作るための準備を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

1.事業形態の違いを理解する

IT業界の企業のビジネスモデルは多岐にわたるため、まずは「誰に対してどのような価値を提供しているか」という事業形態を整理しましょう。主な事業形態は、以下のとおりです。

・自社開発:自社でサービスを企画・運営する
・受託開発(SIer):顧客の要望に応じてシステムを構築する
・SES:技術者を派遣する

事業形態によって仕事の進め方や責任の所在は大きく異なります。自分のやりたいこと(Will)がどの形態に合致するかを見極めると、説得力のある志望動機を作れるでしょう。

2.業界ごとに求められる人物像を考える

IT業界は大きく4つの分野に分類され、それぞれ重視される素養が異なります。自分が志望する領域では、どのような人物が求められているのか(Must)をあらかじめ考えておきましょう。

インターネット・Web業界

インターネット・Web業界は、新しいサービスや技術を生み出すスピードが速い分野です。そのため、急速に変化するトレンドに対応できる力や、顧客ニーズを素早く形にする能力が求められます。

また、新しいアイデアを提案し、ユーザーにとって魅力的なサービスやデザインを生み出す力が評価されるのも特徴です。たとえば、学生時代にWebサイトを立ち上げた経験や、プログラミングを通じてユーザーに価値を提供したエピソードを志望動機に加えると、強力な武器になります。

通信業界

通信業界は、インフラ構築やネットワークの維持管理を担う重要な分野です。この業界で求められるスキルの一つは課題解決力。ネットワークの設計やトラブルシューティングでは、課題を整理し効率的に解決する力が求められます。

また、安定した業務遂行力も大切な要素です。通信業界では、24時間365日稼働するインフラを支えるため、正確で継続的な仕事が求められます。さらに、顧客対応が発生する場面も多いため、基本的なコミュニケーション能力も必要でしょう。

ハードウェア業界

PCやスマートフォンなどの物理的なデバイスを製造・販売するハードウェア業界では、幅広い工程ごとに異なるスキルが求められます。たとえば、微細な調整が製品のクオリティを左右する製品の設計段階では、細部へのこだわりが求められるでしょう。

また、エンジニアリングスキルも重要です。特に、テストや改良に必要な専門知識は、高品質な製品を提供するために欠かせません。製造ラインでの効率性を考える課題解決力も求められるでしょう。

ソフトウェア業界

ソフトウェア業界は、OSやアプリケーション、業務基盤システムなどを開発します。論理的な思考力はもちろん、複雑な構造を理解し、効率的なコードや仕組みを設計する創造力も必要です。

顧客の課題をソフトウェアでどう解決するかという視点が求められるため、技術力と課題解決能力のバランスが取れた人物が理想的といえるでしょう。

志望企業に合わせた志望動機を作るには、業界・企業・職種の研究が欠かせません。研究のポイントは、「業界・企業・職種の研究はなぜ重要?就活を効率的に進めるための基礎知識」の記事でご確認ください。

3.OB・OG訪問や説明会で情報を手に入れる

説得力のある志望動機を作るためには、Webサイト上の情報だけでは得られない「現場の生の声」を集めることが重要です。OB・OG訪問や会社説明会を活用し、実際の業務内容や社風などを確認しましょう。

現場社員から聞いた具体的なエピソードを志望動機に盛り込むと、ほかの就活生との差別化を図れます。

4.ITを活用した経験を整理する

志望動機を作る際は、ITを活用した経験を振り返ってみましょう。専門的なスキルがなくても、日常生活や学業のなかでITに触れた経験は貴重な材料になります。たとえば、以下のように些細な経験でも構いません。

・サークルの連絡をアプリで効率化した
・表計算ソフトを駆使してデータを分析した
・アルバイト先でSNSを運用して集客を増やした

ITを使ってどのような課題が解決され、どのような利便性を感じたかを言語化しましょう。実体験は、自分のスキルや強みを裏付ける根拠となり、志望動機の説得力を高めます。

5.自分の強みをどう仕事に活かすか考える

自分の強みが、IT業界の具体的な業務でどのように活きるかを考えてみましょう。たとえば、「粘り強さ」という強みがあれば、開発におけるデバッグ作業やエラーの解決に活かせるとアピールできます。

また、傾聴力があれば、顧客のニーズを正確に汲み取るフェーズで活躍できるでしょう。単に強みを述べるのではなく、入社後の具体的な活躍イメージと結びつけることが重要です。

6.自分のキャリアパスを明確にする

IT業界の志望動機の内容を充実させるために、キャリアパスを考え、将来どのような人物になりたいのかを明確にしておきましょう。次のような内容を考え、アピールすれば評価も高まります。

・どのような業務に就きたいか
・どのようなスキルを成長させたいか
・どのようなポジションに就きたいか

IT業界の志望動機で評価されるには、採用担当者に入社後の姿を想像してもらうことが大切です。将来のキャリアを具体的に考え、志望動機で伝えると、入社後の活躍をイメージしてもらいやすくなります。

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IT業界の志望動機の書き方

IT業界の志望動機は、「結論」「志望理由」「エピソード」「入社後の目標」で構成すると分かりやすい内容になるのでおすすめです。ここでは、志望動機の構成を4つのステップで紹介します。

1.結論を述べる

志望動機の冒頭では、まず「なぜIT業界を志望し、その企業に入りたいのか」を端的に説明しましょう。結論から伝えると、志望動機全体を通して、何を最も伝えたいのかが分かりやすくなります。

たとえば、「私が貴社を志望する理由は、IT技術を用いて中小企業のDXを促進し、業務効率を抜本的に改善したいと考えたからです」といった形です。回りくどい表現は避け、自分がIT業界で何を成し遂げたいのかを簡潔に伝えましょう。

2.その企業を志望する理由を伝える

結論に続き、数ある企業のなかでなぜその企業なのか、具体的な理由を述べます。業界全体に当てはまる内容ではなく、その企業独自の強みや事業内容、理念に基づいた理由を記述することが重要です。

たとえば、開発手法へのこだわりや特定の顧客基盤、提供しているプロダクトの社会的意義など、事前準備で調べた内容を反映させます。自分自身の価値観と企業の方向性が合致していることを説明し、志望度の高さをアピールしましょう。

3.根拠となるエピソードを説明する

志望理由の裏付けとして、過去のエピソードや経験を詳しく説明します。自分にしかないエピソードを盛り込み、ほかの就活生の志望動機と差別化しましょう。

リアルな体験を伝えると、自分自身の人柄も伝わります。大学での研究や部活動、アルバイト、独学でのプログラミング経験などを整理し、「なぜIT業界なのか」「なぜ志望企業なのか」が伝わるエピソードを伝えてみてください。

4.入社後の貢献意欲を示す

最後に、入社後にどのように貢献できるかを伝えましょう。採用担当者が入社後の姿をイメージできるように、具体的な内容をアピールしてください。

採用するメリットがあると思ってもらえれば、評価は高くなります。自身の強みやスキルと業務内容を結び付けて、どのような職種や仕事で活躍できるのかを伝えましょう。

志望動機は就活成功のカギ!例文集と面接や履歴書での伝え方を紹介」の記事では、志望動機の例文や選考での伝え方を紹介しています。就活で志望動機に悩んでいる人は、ぜひご一読ください。

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【職種別】IT業界の志望動機の例文7選

ここでは、IT業界の志望動機例文を紹介します。職種別に7パターンの例文を用意したので、IT業界を志望する人は、ぜひ参考にしてみてください。

1.プログラマー

プログラマーは、自らの手でコードを書き、形のないアイデアを具体的なシステムへと具現化する職種。志望動機では、その企業の技術スタックや開発プロダクトを通じて、どのように社会的価値を生み出したいかを明確にしましょう。

私が貴社を選んだ理由は、手術支援ロボットの開発技術に感銘を受けたからです。
私の兄には持病があり、幼いころから入退院を繰り返していました。病気を完治させるために手術をしたとき、医療ロボットのおかげで体の負担が少なく済み、回復も早かったと両親から聞かされました。
手術後の兄はみるみる体調が回復し、一緒に外で遊んだり旅行に行ったりできるようになり、とても嬉しかったのを覚えています。そのころから、自分も医療用ロボットに関わる仕事をして病気の人々の役に立ちたいと思い始めました。
貴社は特に小児外科手術の分野に力を入れていると伺っています。自分が大学で学んだロボット開発の技術を活かして、多くの病気の子どもとその家族を救いたいです。

2.AIエンジニア

IT業界のなかでもAI領域は特に進歩が速いのが特徴。志望動機を考える際は、最新技術に対応できる人材であることを証明するため、学習意欲をアピールしましょう。

私は、人工知能技術を用いた予測モデルの構築を通じて、人間の経験や勘に頼っていた領域を論理的に最適化したいと考え、貴社を志望いたします。
私は学生時代、地域活性化プロジェクトにおいて、過去の来場者傾向や天候、周辺イベントなどの多角的な情報を組み合わせた需要予測に取り組みました。
単なる平均値の算出ではなく、要素間の相関関係を学習させた予測の仕組みを取り入れた結果、当日の運営スタッフ配置を最適化し、前年比130%の売上達成に貢献することができました。この経験から、複雑な条件を学習し、高精度な判断を導き出すAIの可能性に強い感銘を受けました。
現在は、プログラミングを用いたアルゴリズムの実装や、精度の高いモデルを作るための学習手法について独学を続けています。
私の強みである分析力と、未知の技術を形にするための継続的な学習姿勢を活かし、貴社において実社会の課題を解決する革新的なAIソリューションの開発に貢献したいと考えています。

3.システム開発

システム開発は、企業の業務効率化や社会インフラの構築など、目的に応じた最適な仕組みをゼロから形にする職種です。IT業界のなかでも直にやりがいを感じやすい仕事といえるでしょう。志望動機を書く際は、システムを通じて誰のどのような課題を解決したいのかを明確にしてください。

私は、ITの力で非効率なアナログ作業を自動化し、人々がよりクリエイティブな仕事に集中できる環境を作りたいと考え、貴社を志望いたしました。
私は学生時代、個別指導塾で事務アルバイトをしていましたが、生徒の出席管理や成績データの入力がすべて手書きで行われており、講師の事務負担が授業準備を圧迫している状況に疑問を感じました。
そこで、独学で表計算ソフトの関数やマクロを組み合わせた管理シートを作成・提案したところ、事務作業時間が大幅に短縮され、講師陣から「生徒と向き合う時間が増えた」と喜ばれた経験があります。
この経験から、現場のニーズを汲み取り、仕組み化によって価値を生み出すシステム開発の仕事に強く興味をもちました。
貴社は、特に自治体向けのDX推進に強みをもち、現場主義を掲げてシステム構築を行っていると伺っています。私の課題発見力と現在学習しているプログラミング言語の知識を活かし、ユーザーに寄り添ったシステムを提供して、貴社の事業に貢献したいです。

IT業界のなかでも、SE(システムエンジニア)を目指す場合の志望動機については、「【新卒】SEの志望動機作成ポイントを紹介!例文付きで1からわかりやすく解説」の記事で紹介しています。志望する職種によっても書き方やアピールのポイントは変わってくるので、ぜひ読んでみてください。

4.営業職

IT業界の営業職は、高度なテクノロジーと顧客の課題をつなぐ職種です。単に製品を売るだけでなく、顧客も気づいていない潜在的な課題をITでどう解決できるか提案する力が求められます。

志望動機では、自身の傾聴力や交渉力をベースに、いかに技術を価値へと変換して顧客に届けたいかを言語化することが大切です。

私は、最先端のIT技術を顧客の経営課題に適合させ、ビジネスの可能性を最大化させたいと考え、貴社を志望いたします。
私は大学時代、マーケティングのゼミでイベント企画の責任者を務めました。当初は、協賛企業とのニーズの乖離に苦戦しましたが、各企業の事業課題を丁寧にヒアリングし、イベントを通じて得られるデータの活用法を個別に提案しました。
その結果、従来の枠組みを超えた価値を提示でき、前年度比150%の収益向上を実現することができました。この経験から、相手が真に求めている解決策を形にする面白さと重要性を学びました。
変化の速いIT業界において、技術を手段として使いこなし、顧客の持続的な成長を支えるパートナーでありたいと考えています。私の強みである課題発見力と、粘り強く信頼関係を構築する力を活かし、貴社の優れたプロダクトを社会へ届ける架け橋として貢献いたします。

5.総合職

IT業界の職種のうち、総合職はさまざまな業務に就く可能性があります。志望動機では、どの分野でも活用できる強みを盛り込みましょう。

私は、日々発展していることに加え、社会にインパクトを与える力をもつIT業界で働きたいと考えています。なかでも、貴社の社員が一丸となって、社会課題の解決に向けて取り組む社風・環境に強く惹かれました。
先日のオンラインセミナーで、社会課題に対する取り組みを知り、特にSDGsへの取り組みに共感しました。また、先輩社員のインタビューにより、貴社のオープンな環境で、自由にアイデアを出し合って課題解決に取り組んでいる姿勢に魅力を感じ、貴社で働きたいと強く思いました。
私は大学時代に、学生団体でのサークル活動やアルバイトを通して、コミュニケーション能力を磨きました。同時に論理的思考力や問題解決力を養うために、アルゴリズムやプログラミング言語を学ぶ自己学習にも力を入れました。
これまで培ってきた技術的なスキルやコミュニケーションスキルを活かし、貴社の事業拡大に貢献するとともに社会全体の利益につなげたいと考えています。
入社後は多様な分野に対応できる総合職として、より幅広いスキルを身につけ、さまざまな課題に対応できる人材を目指して尽力する次第です。日々変化する状況に対応し、社会課題に取り組みながら貴社に貢献したいと考えています。

6.マーケティング職

IT業界のマーケティング職には、データの分析力とトレンドを先読みする感性が必要です。以下の志望動機の例文には、IT業界のマーケティングに活かせる経験が盛り込まれています。

私は、データ分析に基づいた緻密なマーケティング戦略に深く感銘を受け、貴社を志望いたしました。
私は大学時代、Webメディアを運営するベンチャー企業でインターンシップに参加し、SNSを通じた集客を担当しました。当初は感覚に頼った投稿をしていましたが、アクセス解析ツールを用いてユーザーの反応を数値化し、投稿時間や内容を微調整した結果、半年間でフォロワー数を3倍に増やすことができました。
この経験から、データという客観的な根拠に基づいてユーザーの心を動かす面白さを知りました。変化の激しいIT業界において、常に最新の市場動向をキャッチアップし、貴社の優れたプロダクトをより多くのユーザーへ届ける架け橋になりたいです。

7.ITコンサルタント

コンサルタントの仕事はほかの業界にもあります。IT業界の志望動機を作成する際は、なぜITコンサルタントなのかが分かる内容を入れると効果的です。

私はITコンサルタントという職業の可能性に惹かれ、業界随一の顧客満足度を誇る貴社を志望いたしました。ITコンサルタントは、企業経営において重要な課題解決に取り組むことができ、社会に貢献できる魅力的な職種であると考えています。
私は大学で情報処理を専攻し、ITに関する知識を深めました。そして、学生団体でのインターンシップを通じて、ITに特化した経営コンサルティングの現場に触れ、その魅力に惹かれました。この経験から、ITコンサルティング業界で働きたいと考えるようになりました。
貴社は、グローバルに展開し、多様な業種の企業に対して、幅広い分野で高い専門性をもってサポートしている企業だと考えます。また、従業員一人ひとりが常に新しい知識やスキルを身につけられる環境が整備されており、自己実現を追求できる環境であることに大きな魅力を感じます。
私もIT業界の最新動向を常に追いかけ、多様な課題に対して解決策を提供できるよう、さらなるスキルアップを目指して取り組みたいと考えています。
私が貴社に入社した際は、積極的に業務に取り組み、最新のIT技術を活用しながら、クライアント企業に貢献できるよう尽力することを約束いたします。

就活の志望動機の例文は、「就活の志望動機例文24選!準備や印象に残るアピールのコツなども解説」の記事でも紹介しているので、ご参照ください。

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【状況別】IT業界の志望動機の例文3選

IT業界への志望動機は、これまでの学習経験や現在のスキル状況によってアピールすべき内容が異なります。ここでは、シチュエーション別にIT業界の志望動機の例文をまとめました。自分の状況に近いものを参考に、志望動機を考えてみてください。

1.プログラミング未経験の場合

IT分野を学んでいない場合でも、志望動機で学習意欲やポテンシャルを示せれば、IT業界への就職が叶う可能性があります。

私は貴社の提供する女性専用の健康管理アプリを実際に使って感銘を受け、ぜひ入社したいと思うようになりました。
貴社のアプリに出会うまで、周期的な体調不良に悩まされて毎日が憂鬱でした。しかし、周期的な体調の波を記録でき、いつごろ調子を崩すかが予想できる貴社の△△のアプリを使いはじめたところ、あらかじめ対策ができ日々の生活がとても楽になりました。
この経験から、貴社のアプリ開発に携わり女性の健康をサポートする手助けをしたいと考えるようになりました。
アプリ開発について専門的に学んだことはありませんが、独学でITパスポートと基本情報技術者試験の資格を取得しました。今後も常に新しい技術を貪欲に学んでいき、アプリ開発に携わりたいです。

2.文系の学生の場合

IT業界では事務職や営業職のように、文系向けの職種もあります。プログラミング未経験であっても、志望動機で意欲や経験をアピールできれば、内定に近づけるでしょう。文系の学生がIT業界の志望動機を作成する際は、学業以外のところからエピソードを見つけてみてください。

私は、ITの力で地域間の情報格差を解消し、誰もが等しく技術の恩恵を受けられる社会を実現したいと考え、貴社を志望いたしました。
私の出身地は、現在もネットワーク環境が十分に整っていない小さな集落です。大学進学を機に上京し、ITが日々の利便性を劇的に向上させている現状を目の当たりにしたことにより、故郷との圧倒的な「生活の質の差」を痛感しました。
この経験から、IT技術は単なる効率化の道具ではなく、住む場所に関わらず人々の生活を豊かにできる不可欠なインフラであると確信し、その普及に携わりたいと強く願うようになりました。
数ある企業のなかでも貴社を志望した理由は、国内最大級の事業規模と全国を網羅する強固なネットワーク基盤を保有されているからです。貴社のリソースを活用することで、日本全体の底上げにつながる大規模な仕組みづくりに挑戦できると考えました。
入社後は、地方と都市部双方の生活感覚をあわせもつ強みを活かし、現場のニーズを的確に捉えた提案を行いたいと考えています。貴社の革新的なサービスを全国隅々まで浸透させ、「どこにいても豊かに暮らせる社会」の実現に貢献できるよう尽力いたします。

文系からでも大丈夫?システムエンジニアとして就職するために」の記事では、文系からシステムエンジニアとして就職するための方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

3.ITスキルがある場合

大学で情報系を専攻していたり、独学でプログラミングスキルを身につけていたりする場合は、即戦力としてどう貢献できるかを具体的に記述しましょう。

私は大学での4年間、計算機科学を専攻し、特に機械学習を用いた画像認識技術の研究に注力してきました。この専門知識を活かし、最先端の技術を実社会のサービスへと昇華させている貴社で、エンジニアとして貢献したいと考えています。
在学中には研究の傍ら、ハッカソンへの出場や、フリーランスとしてWebアプリケーションの受託開発も経験しました。単にコードを書く力だけでなく、要件定義からデプロイまでの一連のサイクルを経験し、技術がビジネスにどう結びつくかを肌で感じてきました。
貴社の「エンジニアが技術に没頭できる環境」と「妥協のない品質管理」に強く惹かれています。入社後は、自身のバックグラウンドである画像処理の知見を活かし、貴社の基幹製品の精度向上と新機能開発において、最速で成果を出せるよう尽力いたします。

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IT業界の志望動機のNG例

ここでは、IT業界における志望動機のNG例を3つ紹介します。自分の志望動機が、NG例に当てはまっていないか確認しましょう。

1.どの企業にも通じる汎用的な内容になっている

どの企業にも当てはまる志望動機は、採用担当者に「自社でなくても良いのでは?」と思われてしまいます。たとえば、次のような志望動機はNGなのでやめておきましょう。

私は企業と一緒に、自分も成長させていきたいと考えています。そのため、貴社のような成長著しい企業で働きたいです。

上記のような志望動機は、「成長が著しい」というIT業界の特徴を述べているに過ぎません。その企業独自の魅力に触れていない志望動機は、「入社意欲が低い」とみなされかねないため、見直しが必要です。

2.受け身な印象を与える

受け身な姿勢が伝わるIT業界の志望動機は、消極的に感じてしまうので避けましょう。たとえば、次のような志望動機では、主体性が感じられず評価が下がります。

私は教育制度が充実している貴社に入社し、ITスキルを効率的に学びたいと考えています。

このような志望動機では、「企業に対してどのように貢献できるか」「どのような成果を出したいか」などの内容が見えてきません。企業が求めているのは、自社で活躍できる人材です。学習意欲を伝える場合は、仕事で何を成し遂げるかもセットでアピールしてください。

3.「最新技術に興味がある」だけで終わる

AIやクラウドなどの最新技術に興味をもつのは素晴らしいことですが、それだけで終わると単なる新しい物好きというイメージで終わってしまいます。たとえば、以下の志望動機は、就活で評価されにくいのが現実です。

私は、学生のころからAIに興味があります。そのため、AIを駆使してビジネスを展開する貴社を志望します。

ビジネスの現場では、技術はあくまで課題解決のための手段です。「最新技術を使って、具体的にどのような社会課題を解決したいのか」「どのような価値を顧客に届けたいのか」という目的意識が欠けていると、実務での活躍イメージが湧きにくくなります。

興味の対象を述べるだけでなく、それをビジネスや業務にどうつなげるかという視点を志望動機に盛り込みましょう。

企業に評価してもらえる志望動機を作るには、自分自身の強みや経験を深く理解しておく必要があります。自己理解を深めるため、「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方9選や目的・活用例を解説」の記事を参考に自己分析を進めてみてください。

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IT業界向けの志望動機に悩んでいるあなたへ

IT業界の志望動機を考えているうちに、何を書けば良いのか分からなくなる就活生もいるでしょう。IT業界の志望動機では、「なぜIT業界なのか」「なぜ志望企業なのか」の2つが特に大切です。

また、志望動機作成に向けては、自己分析や業界・企業研究などの準備も欠かせません。準備不足のまま取り組もうとすると、書く内容が思いつかず、アピール不足になってしまうこともあります。

志望動機の書き方や準備に悩む場合は、キャリアチケット就職エージェントにぜひご相談ください。キャリアチケット就職エージェントでは、IT業界に精通したキャリアアドバイザーが、あなたの志望動機作成をサポートします。

個別面談を通じて、あなたの強みや経験を丁寧に聞き取り、内定獲得に向けた志望動機作成のアドバイスを実施。IT業界での就活を成功させたい人は、ぜひお気軽にご相談ください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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