このページのまとめ
- サマーインターンは短期と長期の2種類がある
- サマーインターンに参加すると自分に適性があるかわかり、視野を広げることができる
- サマーインターンに行かない場合は、ES対策や資格取得に時間を使うとよい
サマーインターンに行かない方が周りにいないと、「自分だけ行かなくても大丈夫だろうか?」と不安に感じることもあるでしょう。
サマーインターンに参加するとメリットもありますが、デメリットもあります。それぞれを理解したうえで判断すると、就職活動に役立つでしょう。
この記事ではサマーインターンの概要や、参加しない場合どのように時間を使えばよいかを解説します。
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- サマーインターンシップに行かないとどうなる?
- サマーインターンの開催が多い理由
- インターンシップとは就労体験のこと
- 短期インターンシップ
- 長期インターンシップ
- サマーインターンのスケジュールと申し込み
- サマーインターン応募までの動き方
- 申し込みは10社前後がおすすめ
- サマーインターンシップに参加するメリット
- 適性を知ることができる
- 内定に繋がる可能性がある
- 視野が広がる
- 企業研究に役立つ
- サマーインターンシップに参加するデメリット
- 夏休みの時間を取られる
- 選考で不利になる可能性がある
- サマーインターンシップに行かない就活生が行うべきこと
- ES対策
- 資格の取得
- 自己分析
- サマーインターンシップに行かないあなたへ
サマーインターンシップに行かないとどうなる?
サマーインターンシップに参加する就活生は多いものの、サマーインターンシップに参加しなかったからといって、就職活動で不利益を被ることはありません。
サマーインターンの開催が多い理由
インターンシップ開催が夏に多い理由として考えられるのは、学生が長期休みに入るということ。授業がなく学生にとっても参加しやすい時期というのが大きな理由でしょう。
時間に余裕のある夏の間に数日間~1ヵ月ほどのプログラムを用意する企業は多く、なかには宿泊型のインターンシップを開催する企業もあるようです。まとまった時間を確保できる学生に、積極的に参加してもらいたいと考えている企業が多いことの表れだといえるでしょう。
サマーインターンについては「夏採用で就活を成功させる5つのコツ!スーツや服装の正しい着こなしも解説」も参考にしてください。
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インターンシップとは就労体験のこと
インターンシップとは、学生が企業で実務を体験できる制度です。インターンシップは大きく「短期」と「長期」に分けられ、最近では、インターンシップを開催する企業は増加傾向にあり、参加する学生も増えています。
短期インターンシップ
短期インターンシップは就活を控えた大学3、4年生を対象に実施されているもので、言葉どおり短期で完結するのが特徴。
1日から3日、1週間程度の開催が多いようです。短い日程の場合は会社説明や社員の座談会などのプログラムが多く、少し長めの日程の場合は課題解決型のワークに取り組むことが多いでしょう。
長期インターンシップ
社員のように実務に携わる形で就業体験することができるのが長期インターンシップの特徴です。期間は、1年ほどが一般的ですが、中には3年以上働いているという学生も。
優秀な人材確保に積極的な企業が即戦力を見極めるために行っているケースが多く、ベンチャー企業や外資系企業に多く見られます。
長期インターンシップは、学年を問わず募集していることが多いので、大学1年生からチャレンジできるのが魅力です。インターンについては「インターンシップとは?参加する意味や目的、応募方法を徹底解説!」も参考にしてください。
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サマーインターンのスケジュールと申し込み
サマーインターンシップは開催する企業が多い一方で、参加する学生も多いのが特徴です。予めおおまかなスケジュールを把握しておかないと、希望のインターンシップに参加できないこともあるので注意しましょう。
4月中旬~5月下旬:サマーインターンの情報が公開
5月末~6月下旬:募集開始(一部企業は6月中に募集締切)
6月末~7月末:インターン参加学生の選考、合格通知
8月上旬~9月中旬:サマーインターン開催
上記は、あくまでも一般的な流れです。詳しくは、企業の公式Webサイトなどで情報を収集してください。
サマーインターン応募までの動き方
4~5月に情報収集と応募企業の選定を行いましょう。
自分のやりたいことやインターンシップの参加目的を明確にし、参加する企業選びの準備をします。
インターンシップに参加したことのある先輩や知人に体験談を聞いたり、人気のインターンシップについて調べたりするのが効率的です。
スケジュールについては「サマーインターンの日程はいつから?スケジュールや選考突破のコツを解説」も参考にしてください。
申し込みは10社前後がおすすめ
人気のある企業やプログラムの場合、インターンシップでも選考が行われます。すべての希望が通るとは限らないため、少し多めに申し込んでおいた方がよいでしょう。
具体的には10社前後がおすすめです。短期インターンシップであれば1日で終わるものも多いので、仮に10社すべて通っても拘束時間はそれほど長くなりません。
ただし、複数の企業に申込みをすると、日程調整や辞退が必要になるケースも。インターンシップの候補を洗い出したら、優先順位を決めておくと判断材料になるのでおすすめです。
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サマーインターンシップに参加するメリット
サマーインターンシップに参加することのメリットは、以下の通りです。
適性を知ることができる
インターンシップに参加することで、具体的な仕事内容を知れるのは、大きなメリット。自分に適性があるのか判断する指針になるでしょう。
内定に繋がる可能性がある
企業は、インターンシップを通じて優秀な学生をチェックし、可能であれば自社で活躍してもらいたいと考えています。
インターンシップに参加することによって一次選考の免除や内々定をもらえるというケースもあるようです。インターンシップと内定については「インターンシップは内定に直結する?参加経験を活かす7つのポイントを解説」も参考にしてください。
視野が広がる
インターンシップに参加する就活生は、就職活動に対して前向きで積極的な学生が多い傾向にあります。こうした学生と同じ時間を過ごせるのもインターンシップ参加のメリット。
価値観の違う人に出会えたり、ユニークな考え方をする人に出会えたりすることは、視野を広げる機会になるはずです。
企業研究に役立つ
就職活動の中でも、企業研究は非常に重要です。ホームページを見たり採用パンフレットを読んだり様々な方法がありますが、サマーインターンシップへの参加も企業を知るために役立つでしょう。
実際にどんな方が働いているのかがわかりますし、質問があれば直接聞くことも可能です。オフィスで開催するインターンシップなら実際にどんなところで働くかのイメージもつけられます。
企業研究については「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」も参考にしてください。
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サマーインターンシップに参加するデメリット
サマーインターンシップには、メリットだけではなくデメリットもあります。就活生はどちらも理解してから参加するかどうかを判断してください。
夏休みの時間を取られる
社会人になると2か月以上の休暇をとることが難しいため、就活生にとって夏休みは非常に貴重な時間です。旅行に行ったり留学をしたりとアクティブに動く方も多いでしょう。
しかしサマーインターンシップがあると、自由度が減ってしまいます。1日のものであれば長時間拘束されることはありませんが、夏休み期間中にぽつぽつと予定が入ったせいで、まとめて休みどこか遠くへ行くといったことが難しくなってしまうでしょう。
選考で不利になる可能性がある
サマーインターンシップは就職活動が本格化する前に実施されますが、その時点の振る舞いで選考において不利に働くリスクがあります。
例えばインターンシップ中に「あの就活生は協調性がない」などネガティブな印象を与えてしまったり、うっかり遅刻や欠席などをしてしまい責任感のなさを知られてしまうこともあるでしょう。
ただの企業説明会であることも多い
インターンシップと聞くと実際の業務について深く知れるイメージがあるかもしれませんが、実際の内容は単なる企業説明会であるケースも少なくありません。
選考が本格化する前に企業説明会を終えられるという点ではメリットですが、自分の期待する内容通りではないかもしれないということは理解しておきましょう。
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サマーインターンシップに行かない就活生が行うべきこと
サマーインターンシップに参加するかどうかは自分次第ですが、もし行かないのであればその代わりに何をすべきなのでしょうか。下記を参考に、就職活動の本格化に備えましょう。
ES対策
就職活動では書類選考を突破しないと面接に進めません。志望度が高くても、書類の書き方や内容が良くなければ選考に参加することができないため、しっかり対策をしておきましょう。
夏休みは時間がとれるため、書き方などの細かい点ではなくESに書くネタ作りがおすすめです。特に「自分はガクチカでアピールできるものがない」と悩んでいる方は、部活動、サークル活動、ボランティア、留学など、何かしらのアクションを実行しましょう。こういった活動はESだけでなく、面接でも役立ちます。
資格の取得
行きたい業界が決まっているなら、それに合わせた資格を取得するのもおすすめです。中には非常に難易度が高く、合格が難しい資格もあるでしょう。
合格できるのが望ましいですが、うまく行かなくても資格取得に向けて勉強をすることで業界知識も深まり、自己PRのアピール材料にもなります。
サマーインターンシップへ参加する代わりに、資格取得を検討してみてもいいでしょう。
自己分析
選考が始まるとエントリーや書類作成で忙しくなるため、自己分析をする時間の余裕がなくなります。サマーインターンシップに参加しない就活生は、自分と向き合い自分の長所や短所、強みなどを見極めてください。
自己分析が曖昧になっていると、面接がクリアできなかったり入社後にミスマッチを感じてしまったりします。
自己分析については「「自己分析のやり方がわからない」と悩む人へ」も参考にしてください。
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サマーインターンシップに行かないあなたへ
サマーインターンシップに行かないと決めるか、メリットを狙って参加するか悩むこともあるでしょう。また、参加を決めてもなんとなく参加していてはせっかくのチャンスを無駄にすることに。
サマーインターンシップへ参加すべきか、参加するならどんな点に注目したら良いか知りたければ、ぜひキャリアチケットをご利用ください。就活生に寄り添い、適切なアドバイスをご提供します。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。