このページのまとめ
- 履歴書の送り方に不備があると採用担当者に悪印象を与えてしまう可能性がある
- 適切な履歴書の送り方は、2つ折りの状態で封筒に入れ添え状も同封する
- 履歴書の送り方で悪印象を与えないためにも、企業名・担当者名が正しいかを確認しよう
- 履歴書を郵送する際は、切手の料金不足に気を付けよう
- 切手料金や期日に間に合うか不安な場合は、郵便局窓口を利用するのがおすすめ
履歴書の送り方が分からないという人は多いでしょう。
履歴書の内容が良くても、封筒の送り方に関する正しい知識がなければ、書類選考の突破は難しいことも。その理由は、封筒の内容に不備がある場合、採用担当者に良くない印象を与えてしまう可能性があるためです。
このコラムでは、履歴書の送り方や送付前の確認事項をご紹介。また、封筒の書き方も解説しています。正しい履歴書の送り方を確認しておきましょう。
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履歴所の送り方が正しくないとどうなる?
まず考えられるのは「ビジネスマナーができていない」「学ぶ意欲がない」というネガティブな印象を与えることです。
Webサイトで調べたり、先輩に尋ねてみたりすることで、履歴書の正しい書き方やマナーに関する情報は得られるため、必要不可欠なことを怠ったという印象を与えかねません。
また、履歴書の正しい送り方を把握していないことで考えられる失敗は、応募先企業の設けた期日内に届かないことです。
余裕をもって投函した場合でも、災害や事故などが起これば配達に時間がかかることも想定できるため、応募者に落ち度はないといえます。
しかし、期日のギリギリになってから郵送した場合、送る側にも問題があると思われる可能性も。
さらに、履歴書の送付方法を把握していないことで起こりうる失敗は、切手を間違えて料金不足になってしまうことです。
郵便物の不足金額は企業側が負担する場合も多く、悪い印象を与えてしまうことは明らかでしょう。
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履歴書送付前の4つのチェックポイント
履歴書の送り方でネガティブな印象を与えないためには、送付前の入念なチェックが必要です。具体的には以下の点に気を付けましょう。
1.2つ折りの状態で封筒に入れる
履歴書は3つ折りや4つ折りにせず、買ったときの2つ折りの状態をキープしたまま封筒に入れましょう。
2.添え状も同封する
書類は履歴書だけでなく添え状も同封します。
添付する書類が別にあるときは上から添え状、履歴書、必要書類の順に重ねましょう。
3.クリアファイルに挟む
折り曲げや水濡れを防いで応募先企業まで届くよう、新品のクリアファイルに書類を挟んだ状態で送付しましょう。
郵送では特にほかの書類に紛れて折れてしまったり、雨に濡れてしまったりすることも。
4.履歴書の内容を最終確認する
封筒に入れる前に作成した履歴書の内容を見返しましょう。
主に以下の内容を改めて確認してみてください。
・誤字脱字がないか
・空欄はないか
・住所や連絡先などの情報を正確に記入できているか
・証明写真はしっかりと貼られているか
ほかにも、学校名や住所などは省略せずに書いているか、入学卒業年度は正確かなどチェックしておくと良いでしょう。
履歴書は送付前に入念な最終確認を行うことが大事です。
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封筒の5つのチェックポイント
この項目では、封筒に関するチェックポイントをご紹介。封筒の購入前や作成後のポイントを解説しているので、下記の内容を参考にしてみてください。
1.封筒のサイズと色
封筒の大きさは履歴書を2つ折りした大きさに見合うもの、つまり角型A4号あるいは角型2号がおすすめ。
色は無地の白がベターです。中身の透けないタイプの封筒を選ぶようにしましょう。
2.赤字で履歴書在中の文字を入れる
封筒には企業宛に届くほかの書類と紛れてしまわないよう、目立たせるために赤字で「履歴書在中」または「応募書類在中」と入れるようにしましょう。
赤字の部分は手書きしても、専用のスタンプを押してもどちらでも構いません。
3.企業名や担当者名が正しいか
宛先の部分は、企業名や担当者名を正確に書きましょう。
担当部署名や担当者名が分からない場合は、企業名の左側に「採用担当者様」と記すのが一般的。企業名と担当部署(人事部・総務部など)のみ分かる場合は、企業名の左側に「人事部御中」のように書きましょう。
なお、企業の種類を表す(株)や(有)の表記は省略形のため、適切ではありません。正式に「株式会社」「有限会社」と記入します。
4.裏面も忘れずに記載する
封筒の裏面には、自分の住所と氏名を記入します。
都道府県やマンション名を省略せずに、正式な住所を書くのが適切。
住所や氏名を書く位置は、封筒下方の左寄りです。
封筒を糊で閉じたあとは、〆(封字)を書いて封をします。
5.切手の料金不足に気を付ける
切手の料金が不足していないか、しっかりとチェックしておきましょう。
切手の料金が不足している場合、企業側に負担してもらう状況になることも。かといって、実際かかる料金より多めに切手を貼るのも良くないとされています。
「不足しては困るから」と実際の料金よりも多めに用意するのではなく、正しい金額分の切手を貼るようにしましょう。
なお、応募書類の郵送料金は重さで決まります。履歴書の封筒は、定形外郵便に分類される場合がほとんど。
定形外郵便の場合、50g以内だと120円、100g以内だと140円になります(2020年12月時点)。
重さをしっかりと確認してから、切手を貼りましょう。
また、切手を貼る位置は封筒の左上の部分になります。
枚数は1枚で収まるものが最適です。何枚も封筒に貼ってしまうと良い印象を与えないため、注意してください。
切手を購入する際は、柄の選択にも気を付けましょう。記念切手やキャラクターものの切手ではなく、オーソドックスなものを選ぶのが無難です。弔事用や慶事用の切手などを使うのも避けましょう。
参照元
日本郵便
国内の料金表
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履歴書を送付する際の不安への対処法
この項目では、履歴書送付に関する不安への対処法をご紹介します。
期日までに履歴書が届くか不安な場合
「締切期限までに余裕がない」「履歴書が期限内に届くか不安」という場合は、速達郵便を利用するのも一つの方法。
採用担当者には、時間が守れないというマイナスな印象を与えてしまうことも考えられますが、期日を過ぎるよりは良いと割り切りましょう。
切手料金が足りているか不安な場合
切手料金に不安がある場合は、郵便局窓口で確認してもらうのがおすすめ。
窓口で送付を依頼すると、料金が1枚に収まるよう切手を選んでくれ、正しい位置に貼ってくるので安心感があります。
料金が分からないときや届くか不安なときは、郵便局窓口で確認するか、窓口の人に切手を貼ってもらうと良いでしょう。
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