このページのまとめ
- OB・OG訪問メールの件名は、内容がすぐ分かるように簡潔かつ具体的に書く
- 宛名は正式名称で正確に記載し、誤字脱字には十分に注意する
- OB・OG訪問メールは早朝や深夜を避け、企業の営業時間内に送信しよう

OB・OG訪問メールのやりとりの仕方や、書き方がわからず悩んでいる就活生もいるでしょう。就活の一環として行うOB・OG訪問では、ビジネスマナーを守った対応が必要です。
この記事では、件名や宛名、本文、署名の書き方など、OB・OG訪問メール作成のポイントを解説します。依頼時だけでなく日程調整やお礼など、パターン別の例文も紹介するので、参考にしながらOB・OG訪問メールを作成してみてください。
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- OB・OG訪問メールの基本の書き方
- 1.件名
- 2.宛名
- 3.本文
- 4.署名
- OB・OG訪問メールを送信・返信するときのポイント
- 1.誤字脱字に注意する
- 2.相手目線の丁寧な文章を作成する
- 3.送信する時間帯に注意する
- 4.返信の際に件名や引用はそのまま使用する
- 5.返信は24時間以内にする
- OB・OG訪問を依頼する際のメール例文
- OB・OG訪問メールに返信する際のメール例文
- OB・OG訪問を承諾してもらったとき
- OB・OG訪問を断られたとき
- OB・OG訪問の日程調整を行う際のメール例文
- 自分から日程変更を依頼するとき
- 企業からの調整依頼で日程を提示されたとき
- OB・OG訪問前日のリマインドメール例文
- OB・OG訪問後にお礼を送る際のメール例文
- OB・OG訪問後に進路が決まった際のメール例文
- OB・OG訪問先から内定をもらったとき
- ほかの会社から内定をもらったとき
- OB訪問のメールをどのように送れば良いか不安なあなたへ
- OB・OG訪問メールに関するよくある質問
- Q.OB・OG訪問メールで絵文字は使って良い?
- Q.OB・OG訪問のメールを土日に送っても良い?
- Q.内定後にOB・OG訪問した企業へ報告メールは必要?
- Q.最終面接前のOB・OG訪問依頼メールは非常識?
- Q.OB・OG訪問のメールに対して返信がこない…
OB・OG訪問メールの基本の書き方
OB・OG訪問の依頼メールは、ビジネスマナーを踏まえた正しい形式で書くことが大切です。
厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況」によると、58.6%の企業が新規学卒者の採用選考にあたり重視した点として、「マナー・社会常識」を挙げています。

引用:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況-(2)若年正社員の採用選考にあたり重視した点(7p)」
OB・OG訪問は、就活の一環です。社会人相手に失礼がないよう、ビジネスマナーを踏まえたメールの基本構成と注意点を押さえておきましょう。
参照元
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況
1.件名
件名はメールの内容を端的に伝えるタイトルです。「誰から、どのような用件か」がすぐに分かるよう、簡潔かつ具体的に書きましょう。
OB・OGの方は日々多くのメールを受け取っているため、件名が曖昧だと開封されずに見逃されてしまうことも。また、件名で失礼な印象を与えると、その時点でマイナス評価を受ける可能性があります。
ビジネスでは、件名だけで内容を把握できることが基本マナーです。「OB(OG)訪問のお願い △△大学△△△△」のように、用件と大学名、自分の名前を記載し、相手の時間を無駄にしない工夫をしましょう。
2.宛名
OB訪問メールの宛名は、会社名・部署名・相手の氏名を正式に書くことがマナーです。間違いや略称は失礼になるため、細心の注意を払いましょう。
宛名が間違っていたり、省略されていたりすると、相手が「雑に扱われている」と感じる可能性があります。特に氏名や社名の誤りは信頼を損ねる重大なミスです。正しい社名や役職、氏名を使うことは、相手に敬意を示す基本のビジネスマナー。主なチェックポイントは以下の通りです。
・会社名は正式名称で書く(例:「株式会社」を「(株)」と略さない)
・部署名は正しい表記を確認する(ホームページや名刺を参照)
・氏名は漢字の間違いに特に注意し、敬称「様」を忘れずに
・複数人に送る場合は、個別に宛名を書くのが理想
メールの宛名は、相手に敬意を伝える最初の部分です。必ず正式名称を使い、誤りがないかしっかり確認してから送信しましょう。
個人ではなく人事部宛の場合
OB・OG訪問メールを個人でなく人事部宛に送るケースでは、宛名は「○○株式会社 人事部 御中」とします。「○○株式会社 人事部 採用ご担当者様」としても丁寧でしょう。「御中」と「ご担当者様」を併用するのは、二重敬称となるのでNGです。
本文では、希望職種や入社年次など、具体的に会いたい社員の属性を添えると、人事担当者は紹介しやすくなります。失礼のないよう、丁寧かつ簡潔な表現を心がけましょう。
3.本文
OB・OG訪問メールの本文は、最初に挨拶と自分の情報を伝え、次に訪問のお願いや質問などの用件を明確に書くことが大切です。初めての連絡では、いきなり用件だけを書くと非常識と感じられることがあります。挨拶と自己紹介で礼儀を示すことで、相手に好印象を抱いてもらいやすいでしょう。
初めて連絡する場合は「突然のご連絡失礼いたします」といったひと言を入れることで、相手に配慮した印象を与えられます。2回目以降のやりとりであれば、「お世話になっております」といった挨拶が適切です。
次に、自分が誰なのかをしっかり名乗りましょう。大学名、学部名、学科名、そして氏名を省略せずに書くことで、相手に自分の立場や背景を理解してもらいやすくなります。
その後、本題に入りましょう。OB訪問をお願いしたい理由や目的を簡潔に述べ、もし具体的な質問や相談したい内容があれば明記します。また、訪問の希望日時があれば、いくつか候補を提示すると相手も調整しやすく親切です。
最後には、「お忙しいところ恐れ入りますが、ご検討のほどよろしくお願いいたします」などの結びの言葉で感謝の気持ちを伝えると、より丁寧な印象を与えられます。本文全体を通じて、読みやすさと丁寧さを意識し、相手に誠実な態度が伝わる文章を心がけましょう。
具体的な質問を記載するには、企業研究が欠かせません。「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」「業界・企業・職種の研究はなぜ重要?就活を効率的に進めるための基礎知識」の記事を参考に、OB訪問でしか聞けない質問を考えておきましょう。
4.署名
メールの最後には、自分の氏名などを署名として残しておきます。署名には、以下の情報を入れましょう。
・氏名
・学校名
・学部
・学科
・電話番号
・メールアドレス
署名はどの企業に送る際も内容が変わらないため、テンプレートを用意するのがおすすめ。メールの機能であらかじめ署名を作成し、登録しておくのも入力する手間が省けて便利です。
メールをはじめとする就活の基本は、「就活マナーの基本を解説!失敗しないための準備と対策」の記事をご覧ください。
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OB・OG訪問メールを送信・返信するときのポイント
OB・OG訪問に関連するメールを送ったり返信したりする際は、ビジネスマナーを守りましょう。大学生であっても、社会人相手にはビジネスマナーを守って接することが大切です。
ここでは、OB・OG訪問メールの送信・返信におけるポイントを5つ紹介するので、参考にしてみてください。
1.誤字脱字に注意する
メールを送る際の基本として、誤字脱字に注意しましょう。メールの内容に誤字脱字があると、それだけで信頼を失うことがあります。特にOB・OG訪問メールでは第一印象が大切なので、送信前の見直しは必須です。
誤字脱字があると、「この人は確認を怠るタイプかもしれない」「相手に失礼だという意識が薄いのでは?」といったマイナスの印象を与えてしまう可能性があります。たった1文字の間違いでも、読み手にとっては「雑に扱われた」と感じることがあるため注意しましょう。
誤字脱字を防ぐには、次の3つの方法が効果的です。
・メールを音読して読み返す(声に出すと違和感に気づきやすい)
・一晩おいて再確認する(時間を空けると客観的に見える)
・WordやGoogleドキュメントの校正機能を活用する
また、企業名やOB・OGの名前に間違いがあると致命的なので、固有名詞は必ず2回以上確認しましょう。
2.相手目線の丁寧な文章を作成する
OB訪問メールでは、自分の都合だけでなく相手に配慮した丁寧な内容にすることが大切です。相手の立場を思いやった言葉づかいや提案の仕方が、印象を左右します。
OB・OGは忙しいなか、あなたのために時間を割いてくれる存在です。そのような相手に対して、自分本位の伝え方や配慮のない文章は、失礼にあたります。「この学生は礼儀正しい」「応援したくなる」と思ってもらえるような、思いやりのある表現を心がけましょう。
【日程調整をお願いする場合】
悪い例:
「△月△日でお願いできますか?」
良い例:
「ご都合の良い日程をお伺いしたく、以下の候補の中からご都合の良い日時があればご教示いただけますと幸いです。」
└ 候補例:△月△日(△)△時〜△時、△月△日(△)午後 など
また、「大変恐れ入りますが〜」「お手数をおかけして恐縮ですが〜」「ご多用のところ恐縮ですが〜」などのクッション言葉を加えるだけで、印象が大きく変わります。
OB訪問メールは、ただ情報を伝えるだけでなく「相手への気づかい」も重要です。日程調整・質問・お願いなど、どのシーンでも配慮のある書き方を心がけましょう。
3.送信する時間帯に注意する
メールは企業の営業時間内に送信しましょう。相手が業務に支障なく読める時間帯に送ることが大切です。
企業の営業時間が平日の日中の場合、始業直後(9時前後)や終業間際(17時以降)、昼休憩(12時〜13時)は、業務が立て込んでいる可能性が高いため避けましょう。また、早朝・深夜のメール送信は非常識だと受け取られ、マイナスイメージにつながる可能性があります。
どうしても夜間にしかメールが送れない場合は、翌朝に送信予約しておきましょう。就活メールのマナーについては、「誰も教えてくれない就活メールの基本!そのまま使えるパターン別例文をご紹介!」の記事で紹介しているのでこちらも参考にしてください。
また、OB訪問の基本については「就活で行うOB訪問とは?そのメリットと訪問時の注意点」の記事で解説しています。
4.返信の際に件名や引用はそのまま使用する
メールに返信する場合、件名や引用はそのまま使用するのが基本的なマナーです。
件名を編集せずにそのまま使用することで、相手が何のメールの続きかを即座に判断できます。件名を変えると、新しい話題のメールと誤解され見落とされたり、メールを探す手間をかけたりする可能性があるので注意しましょう。
また、返信時に引用される前のメールの本文を残すことで、これまでのやりとりの経緯がひと目で分かり、相手が元の文面を見返す手間を省けます。スムーズにコミュニケーションをとるためには、なるべく相手に手間をかけないよう配慮することが大切です。
5.返信は24時間以内にする
OB訪問に関するメールの返信は、原則24時間以内がマナーです。早めの返信が、社会人としての信頼につながります。返信が遅れると、「この学生は連絡にルーズ」「本気度が低いのでは」といった印象を与えてしまうことがあるので注意しましょう。
相手はあなたの時間だけでなく、自分のスケジュールを調整してくれている立場です。スピーディーな返信は「誠意のある対応」として評価され、信頼感にもつながります。
どうしてもすぐに返信できない場合は、以下のようにひと言だけでも連絡しておくと、丁寧な印象にを与えられるでしょう。
ご連絡ありがとうございます。日程の確認に少しお時間をいただきたく、△月△日までに改めてご連絡させていただきます。
また、返信が遅れてしまった場合は、「返信が遅くなり申し訳ありません。ご連絡いただきありがとうございました」など、お詫びのひと言を加えるのが丁寧です。
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OB・OG訪問を依頼する際のメール例文
ここでは、基本の書き方を踏まえたOB訪問の依頼メールの例文を紹介します。
件名:OB訪問のお願い △△大学△△△△(氏名)
本文:
△△株式会社△△課
△△△△様
突然のメールで失礼いたします。
△△大学△△学部△△学科の△△△△と申します。
本日は、大学のキャリアセンターより△△様のことを紹介していただき、OB訪問のお願いでご連絡いたしました。
△△業界に関心を持っており、中でも貴社の△△や△△といった事業に大変興味を持っております。ぜひ△△様にお話を伺いたくご連絡させていただいた次第です。
下記日程で△△様のご都合がよろしい日時はございますでしょうか?
△月△日(△) △△~△△
△月△日(△) △△~△△
△月△日(△) △△~△△
△△様のご都合のよい日時をご返信いただければ幸に存じます。
お忙しい中大変恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。
--------------------------------------------
△△大学△△学部△△学科
△△△△
携帯電話:△△△-△△△△-△△△△
e-mail:△△△△@××××.co.jp
--------------------------------------------
OB訪問は突然のメールになるため、「個人情報をどこで知ったのか」と相手が不安になる場合があります。「大学のキャリアセンターからの紹介」「△△さまと同じ大学の卒業生である○○様からの紹介」のように、どこで紹介を受けたかをメールに記載しておきましょう。
相手と面識がある場合は、「△△様には、昨年○○サークルの先輩として運営の相談にも乗っていただき、その節は大変お世話になりました」のように、具体的な接点を記載すると相手があなたのことを思い出しやすくなります。
訪問希望日は、1~2週間後を目安に設定してください。OB側も忙しいので、直近の日時を指定したり、1つしか日時を指定しなかったりするのはNGです。調整しやすいように、複数の候補を提示しましょう。
また、メールを送る際には、御社・貴社の表記も間違えやすいので気をつけてください。正しい使い方については、「メールでは御社と貴社のどちらを使う?例文や間違いやすい敬語も紹介」の記事で解説しています。
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OB・OG訪問メールに返信する際のメール例文
OB・OGにメールを送ると、承諾や断りのメールが届きます。それぞれどのように返信するかを解説するので参考にしてください。
OB・OG訪問を承諾してもらったとき
件名:Re:OB訪問のお願い △△大学△△△△(氏名)
本文:
△△株式会社△△課
△△△△様
お世話になっております。
△△大学△△学部△△学科の△△△△と申します。
この度は、OB訪問をご承諾いただきましてありがとうございます。
それでは、△月△日(月)△:△に貴社受付にお伺いいたします。
当日は、△△様がこれまでに携わられたお仕事や、1日のスケジュールなどについてお聞かせいただきたく存じます。
急なご予定の変更がございましたら、私の携帯電話(△△△-△△△△-△△△△)までご連絡いただければ幸に存じます。
ご多忙の中、お時間をいただきありがとうございます。
△△様にお会いできることを楽しみにしております。
当日は、何卒よろしくお願い申し上げます。
--------------------------------------------
△△大学△△学部△△学科
△△△△
携帯電話:△△△-△△△△-△△△△
e-mail:△△△△@××××.co.jp
--------------------------------------------
受信したメールに返信すると件名の頭に「Re:」と付きます。これを消したり件名を変更したりすると、前のメールとの繋がりが把握しづらくなるので、返信時は件名を編集せずそのまま使用しましょう。
また、OB・OG訪問の承諾をもらった場合には、予定が変更になった場合でも連絡がとれるよう連絡先を書いておきましょう。当日は「何を聞きたいのか」というポイントをまとめておくと先方も情報収集がしやすくなるのでおすすめです。
OB・OG訪問を断られたとき
件名:Re:OB訪問のお願い △△大学△△△△(氏名)
本文:
△△株式会社△△課
△△△△様
お世話になっております。
△△大学△△学部△△学科の△△△△と申します。
この度は、OB訪問に関しましてご返信をいただきありがとうございました。
ご予定がつかないとのこと、承知いたしました。
突然のお願いにも関わらずご検討いただき、誠にありがとうございました。
また別の機会に、お話をお伺いできれば光栄です。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
--------------------------------------------
△△大学△△学部△△学科
△△△△
携帯電話:△△△-△△△△-△△△△
e-mail:△△△△@××××.co.jp
--------------------------------------------
訪問を断られたとしても、メールの返信をしてもらったことに感謝の気持ちを伝えるため返信しましょう。基本的に、メールは就活生側の送信で終わるようにします。
返信をいつまで続ければ良いのか悩む場合には、「ビジネスメールの返信はどこまで続ける?就活でのマナーや対応を解説」の記事を参考にしてください。
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OB・OG訪問の日程調整を行う際のメール例文
一度日程が決まった後に都合がつかず、改めて日程調整する際のメールを紹介します。
自分から日程変更を依頼するとき
件名:OB訪問のお願い △△大学△△△△(氏名)
本文:
△△株式会社△△課
△△△△様
お世話になっております。
△△大学△△学部△△学科の△△△△と申します。
この度は、OB(OG)訪問の日程を変更させていただきたく、ご連絡いたしました。
△月△日(△)△時から貴社に伺う予定でしたが、大学の△△で△△の予定が変更となり、お約束の時間に伺うことが難しくなってしまいました。
誠に不躾なお願いで申し訳ありませんが、もし可能でしたら、以下の日程の中で訪問日時を変更していただけないでしょうか。
△月△日(△) △:△~△:△
△月△日(△) △:△~△:△
△月△日(△) △:△~△:△
ご多忙の中、お手数をおかけしまして大変申し訳ございません。
ご調整のほどよろしくお願い申し上げます。
--------------------------------------------
△△大学△△学部△△学科
△△△△
携帯電話:△△△-△△△△-△△△△
e-mail:△△△△@××××.co.jp
--------------------------------------------
日程を変更しなければならなくなった場合には、できるだけ早くその旨を伝えるようにしましょう。もし、訪問の直前になってしまった場合には、メールではなく電話で謝罪と日程の変更の依頼をするのがマナーです。
企業からの調整依頼で日程を提示されたとき
件名:OB訪問のお願い △△大学△△△△(氏名)
本文:
△△株式会社△△課
△△△△様
お世話になっております。
△△大学△△学部△△学科の△△△△と申します。
この度は、OB(OG)訪問日程のご連絡をいただき誠にありがとうございました。
日程に関してですが、いただきました日程から下記の通り、お伺いさせていただけますでしょうか。
△月△日(△) △:△
お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願い申し上げます。
--------------------------------------------
△△大学△△学部△△学科
△△△△
携帯電話:△△△-△△△△-△△△△
e-mail:△△△△@××××.co.jp
--------------------------------------------
日程変更を依頼された場合には、掲示された日時を返信メールから引用したり、明記したりして、訪問する日時に間違いがないようにしましょう。
日程調整のマナーについては、「日程調整メールの返信マナーとは?シチュエーション別の例文つきでご紹介」の記事を参考にしてみてください。
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OB・OG訪問前日のリマインドメール例文
OB・OG訪問の前日は、お互いの認識の相違がないよう、以下のようなリマインドメールを送るのがおすすめです。
件名:明日のOB訪問につきまして △△大学△△△△(氏名)
本文:
△△株式会社△△課
△△△△様
お世話になっております。
△△大学△△学部△△学科の△△△△と申します。
先日はOB訪問をご快諾いただき、誠にありがとうございました。
明日の訪問につきまして、改めてご連絡いたしました。
当日は予定通り、下記の日程にて貴社へお伺いいたします。
日時:△月△日(△) △時
場所:貴社 △△ビル 1階ロビー
お忙しい中、貴重なお時間を頂戴し心より感謝申し上げます。
待ち合わせ場所やお時間に変更などございましたら、お手数ですがご一報いただけますと幸いです。
お目にかかれることを楽しみにしております。
何卒よろしくお願い申し上げます。
--------------------------------------------
△△大学△△学部△△学科
△△△△
携帯電話:△△△-△△△△-△△△△
e-mail:△△△△@××××.co.jp
--------------------------------------------
前日のリマインドメールは、相手が業務時間外にメールを確認しなくて済むよう、午前中~夕方ごろまでに送りましょう。件名は、「リマインド」という言葉は使わず、「明日のOB訪問につきまして」のように丁寧な表現を用いてください。
日付、曜日、時間、場所を必ず明記し、相手に確認の手間を取らせないように配慮することも大切です。オンラインの場合は、場所の項目に「使用ツール名」と「URL」を記載しましょう。
「リマインドメールの件名や内容は?就活でのメールマナー」の記事でも、就活におけるリマインドメールの内容やマナーを解説しているのでご覧ください。
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OB・OG訪問後にお礼を送る際のメール例文
OB・OG訪問後に、お礼メールを送る際の例文をご紹介します。
件名:OB訪問のお礼 △△大学△△△△(氏名)
本文:
△△株式会社△△課
△△△△様
お世話になっております。
本日OB訪問で伺いました、△△大学△△学部△△学科の△△△△です。
本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。
△△様よりお聞きした△△△△が、大変印象に残りました。
貴社の魅力や雰囲気など、ホームページを見ただけでは得られない情報をいただき、より一層理解が深まりました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
--------------------------------------------
△△大学△△学部△△学科
△△△△
携帯電話:△△△-△△△△-△△△△
e-mail:△△△△@××××.co.jp
--------------------------------------------
OB・OG訪問をした翌日にはお礼メールを送りましょう。感謝の気持ちはもちろん、学んだことを書き添えることでよい印象を与えられます。OB・OG訪問のお礼メールについては、「OB訪問のお礼メールの送り方は?構成や伝えたい内容を解説!」も参考にしてみてください。
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OB・OG訪問後に進路が決まった際のメール例文
内定をもらった際には、内定先かどうかに関わらず、OB・OG訪問を受けてくれた方にお礼と報告を行うのがマナーです。内定がきまった日か翌日には送りましょう。
OB・OG訪問先から内定をもらったとき
件名:進路内定報告 △△大学△△△△(氏名)
本文:
△△株式会社△△課
△△△△様
お世話になっております。
△月△日にOB(OG)訪問で伺いました、△△大学△△学部△△学科の△△△△です。
過日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。
この度はお世話になった△△様に貴社の内定をいただきましたことをご報告したくご連絡いたしました。
△△様のお話をお聞きできたことで△△や△△について一層の理解を深めることができました。
貴社で精一杯がんばりますので、ご一緒にお仕事ができたら嬉しいです。
今後とも、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
--------------------------------------------
△△大学△△学部△△学科
△△△△
携帯電話:△△△-△△△△-△△△△
e-mail:△△△△@××××.co.jp
--------------------------------------------
OB・OG訪問をした企業で内定が決まった場合には、対応してくれた方が今後、上司になる可能性があるので、より丁寧なメールを心がけましょう。OB・OG訪問を受け入れてくれたことへの感謝の言葉と、今後の抱負も一緒に伝えるのがおすすめです。
ほかの会社から内定をもらったとき
件名:進路内定報告 △△大学△△△△(氏名)
本文:
△△株式会社△△課
△△様
お世話になっております。
△月△日にOB(OG)訪問で伺いました、△△大学△△学部△△学科の△△△△です。
過日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。
この度、△△株式会社から内定をいただき、就職活動が終了したことをご報告いたします。
△△様の△△の話がとても印象的で、就職活動に精一杯取り組むことができました。
心よりお礼申し上げます。
お忙しい中お時間をいただき誠にありがとうございました。
△△様のますますのご活躍を祈念しております。
--------------------------------------------
△△大学△△学部△△学科
△△△△
携帯電話:△△△-△△△△-△△△△
e-mail:△△△△@××××.co.jp
--------------------------------------------
OB・OG訪問した企業とは異なる企業に就職することになったとしても、内定を獲得し就活を終了するタイミングで、就活終了の報告と時間を割いてアドバイスしてもらったことへのお礼を兼ねてメールを送るのがおすすめです。
内定後にメールで連絡する方法について解説している、「内定をもらったらどうする?入社までの流れや電話・メールでの返答方法を解説」の記事も参考にしてみてください。
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OB訪問のメールをどのように送れば良いか不安なあなたへ
OB・OG訪問のメールを送る際は、マナーを守ることが大切です。相手に好印象を与えられるかどうかが決まるので、事前に基本的なマナーを学んでからメールを送りましょう。
しかし、大学生はビジネスメールを送る機会がなく、メールの書き方に困るのも当然です。どのような書き方をすれば良いのか不安になる場合は、ぜひ就職エージェントのキャリアチケットに相談してください。
キャリアチケットでは、メールの送り方やマナーなどのアドバイスが可能です。OB訪問に限らず、就活全体のサポートを行うのでお任せください。キャリアチケットと一緒に就活準備を進めて、第一志望の内定獲得を実現しましょう。
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OB・OG訪問メールに関するよくある質問
最後に、OB・OG訪問メールに関するよくある質問を紹介します。マナーや注意点を網羅したい方は、ぜひご一読ください。
Q.OB・OG訪問メールで絵文字は使って良い?
A.絵文字は使ってはいけません。OB・OG訪問のメールは、社会人に向けた正式なビジネスメールです。絵文字を使用すると、馴れ馴れしい印象を与えたり、マナー違反と捉えられたりする可能性があります。
親近感を示したい気持ちは分かりますが、丁寧な言葉遣いと正確な敬語で対応することが、学生としての誠意とマナーを示すことにつながるでしょう。企業の文化を理解するまでは、フランクな表現は避けるべきです。
Q.OB・OG訪問のメールを土日に送っても良い?
A.OB・OGの休日が土日の場合は、平日の営業時間内に送るほうが望ましいでしょう。土日にメールを作成した際は、翌営業日の営業開始時間以降に送信されるよう、送信予約をしておくことをおすすめします。
また、土日に送信しても問題はありませんが、相手がメールを確認するのは基本的に翌営業日です。そのため、仮に土日に送った場合も返信を催促するような態度は厳禁。緊急時を除き、返信は翌営業日以降になると認識しておきましょう。
Q.内定後にOB・OG訪問した企業へ報告メールは必要?
A.就活終了時の報告メールは、送るのが基本的なマナーです。 特に内定先企業のOB・OGには、お礼と入社報告を兼ねて必ず連絡しましょう。
また、不採用となった企業のOB・OGにも、訪問のお礼と、就職先が決まったことの報告を兼ねて連絡すると丁寧です。自分のために割いてもらった時間を無駄にしなかったことを伝え、社会人として区切りと感謝を伝えましょう。
Q.最終面接前のOB・OG訪問依頼メールは非常識?
A.非常識ではありませんが、依頼方法に注意が必要です。 最終面接前にOB・OG訪問を希望するのは、入社への高い意欲を示す行動として評価される可能性があります。しかし、切羽詰まった印象を与えないよう、「最後の情報確認のため」といった謙虚な姿勢で依頼しましょう。
また、急な依頼は相手の負担になるため、調整期間を十分に確保できるかを考慮し、丁寧な依頼文を作成することが重要です。
Q.OB・OG訪問のメールに対して返信がこない…
A.まずは1週間程度待ったあと、再送を検討しましょう。 OB・OGは多忙なため、メールの見落としや返信の遅れがあることは珍しくありません。
1週間経っても返信がない場合、まずは迷惑メールフォルダを確認したり、送信ミスがなかったかを確認します。送信できていたことや返信がないことを確認したら、「お忙しいところ恐縮ですが、ご確認いただけますでしょうか」といった丁寧な件名と本文で、元のメールを引用して再送してみてください。2回目の催促はせず、それでも返信がなければ諦めるのが賢明です。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。