このページのまとめ
- 証券会社には、国内独立系証券や銀行系証券などの5つの分類がある
- 証券会社の多くは実力主義なので、就職するには一定の能力が求められる
- 証券会社に就職するには、なぜ志望先企業が良いのかを明確にする必要がある
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「証券会社に就職したいけど、難易度が高そう…」と不安に感じている就活生も多いようです。確かに、証券会社は競争率が高く就職が難しいといわれています。業界研究や企業研究、自己分析などを徹底的に行い、対策する必要があるでしょう。
この記事では、証券会社の仕事内容や将来性、就活対策について解説します。就職を目指す際のポイントや証券会社のメリット・デメリットもまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
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- 証券会社とは?就職先の5つの分類
- 国内独立系証券
- 銀行系証券
- 地方密着系証券
- ネット証券
- 外資系証券
- 証券会社へ就職したい方が知るべき業務内容
- リテール部門
- リサーチ部門
- 投資銀行部門
- 証券会社の現状と将来性
- ネット証券会社が増加している
- 海外への支店拡大が行われている
- ラップ口座が流行している
- 若年層の投資意欲が高まりつつある
- 証券会社へ就職する3つのメリット
- 1.高収入を目指しやすい
- 2.専門的な知識やスキルが身につく
- 3.キャリアアップを目指しやすい
- 証券会社へ就職するデメリット
- 1.残業が多い傾向がある
- 2.仕事にノルマがある場合がある
- 3.転勤が多い可能性がある
- 証券会社に就職するための5つの対策
- 1.業界分析で証券会社について深く理解する
- 2.企業研究で理念や社風を知る
- 3.分析力や判断力を養う
- 4.資格やスキルを身につける
- 5.自己分析でアピールポイントを決める
- 自分に合う証券会社を探すポイント
- ノルマの内容を確認する
- 社員へのサポート内容をチェックする
- 入社後のキャリアパスを調べる
- プロのアドバイスを受ける
- 証券会社への就職を目指すあなたへ
- 証券会社への就職に関するQ&A
- Q.証券会社への就職はやめとけって本当?
- Q.証券会社への就職は難しい?
- Q.証券会社への就職に大学や学歴は関係ある?
証券会社とは?就職先の5つの分類
証券会社とは、「有価証券」と呼ばれる株券や債券の売買取引や、引き受けを行う企業です。多くの企業と投資家をつなぐ役割を担っています。
就職先としても人気が高く、その形態は大きく5つに分類されます。それぞれの特徴を理解することは、就職活動を成功させる重要な第一歩です。以下で証券会社の5つの分類をご紹介するので、ぜひご一読ください。
国内独立系証券
国内独立系証券会社は、銀行などの金融機関グループに属さない独立した経営が特徴の証券会社です。独自の経営判断が可能であり、証券ビジネスに特化したサービスを提供しています。
伝統的な対面営業を重視する一方で、デジタル化にも積極的に取り組んでいるようです。新入社員への研修制度も充実している傾向にあり、金融のプロフェッショナルを目指す方に適しています。
銀行系証券
銀行系証券会社は、メガバンクなどの銀行グループに属する証券会社です。銀行との連携による総合的な金融サービスを提供できることが強みといえます。
安定した経営基盤をもち、福利厚生も充実している傾向にあるでしょう。銀行との人事交流もあり、幅広い金融知識を習得できる環境が整っています。
地方密着系証券
地方密着系証券会社は、特定の地域に根ざした営業活動を展開する証券会社です。地域特性に応じたきめ細かいサービスを提供し、地元企業との強いつながりをもっています。アットホームな社風で、転勤が比較的少ないことも特徴です。
地域社会への貢献を重視する方にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。
ネット証券
ネット証券は、インターネットを主な取引チャネルとする新しいタイプの証券会社です。ITを活用した効率的な業務運営により、低コストのサービスを提供しています。
近年では、24時間取引可能なプラットフォームを構築し、若年層を中心に急速に顧客を増やしています。フィンテック時代をリードする存在として、今後さらなる成長が期待されている証券会社です。
外資系証券
外資系証券会社は、海外の金融機関が運営する証券会社です。グローバルなビジネス展開を行い、高度な金融商品を扱うのが特徴といえます。
報酬水準は一般的に高く、英語力を活かしたキャリア形成が可能です。実力主義の評価制度を採用しており、チャレンジ精神旺盛な方に向いているでしょう。
外資系証券についてより詳しく知りたい方は、「外資系投資銀行の基本知識を解説!書類や面接選考などのコツも紹介」の記事も参考にしてみてください。
証券会社への就職を考える際は、各社の将来的な戦略や方向性も踏まえつつ、自身のキャリアプランと照らし合わせて選択することが重要です。
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証券会社へ就職したい方が知るべき業務内容
証券会社は主に「リテール部門」「リサーチ部門」「投資銀行部門」にわかれています。それぞれどのような業務を行っているかを解説するので、証券会社を志望する際の参考にしてください。
リテール部門
リテールとは小売りを表す言葉で、個人を対象にした営業部門です。証券口座開設の営業や、株式提案のコンサルティング営業を行っています。
証券会社は口座の取引手数料で利益を出しており、自社で証券口座を作成してもらう新規開拓営業が欠かせません。そのため、顧客の居宅を訪問し、営業ノルマ達成のために売り込みを実施することもあるでしょう。
一方、コンサルティング営業とは、口座開設後の運用に関する提案のことです。今後値段が上がりそうな株式を顧客にプレゼンしたり、売るタイミングの見極め方を説明したりします。
どのような提案を行うかは個人に委ねられるため、責任は重大です。そのぶん、うまくいったときは顧客に感謝してもらえるため、やりがいがある業務だといえるでしょう。
リサーチ部門
リサーチ部門は市場調査などの調査を専門に行う部門です。主に金融経済に関する調査と株式に関する調査を行っています。どちらの分野も、変化しやすい株式を最適なタイミングで売買するために欠かせない調査です。
金融経済に関する調査では、世界各国の経済状況や動向を調査・分析します。自分が調査した結果が社内だけではなく、社外に発信されることも多いため、社会に影響を与えることもあるでしょう。業務の責任重大ではありますが、大きなやりがいも得られる仕事です。
株式に関する調査では、金融経済の調査結果を踏まえて、今後売れそうな株の予想をします。社内向けに情報を発信し、営業活動に役立てるのが目的のため、リサーチに失敗すると思うように利益が出ず、顧客からの信用を失ってしまう可能性があるでしょう。ほかの証券会社に移られてしまう恐れもあるため、正確な判断力と分析力が求められる仕事です。
投資銀行部門
投資銀行部門では、M&AやIPO、資金調達のサポートを行います。証券会社によっては「インベストメントバンキング(IB)」とも呼ばれる部門で、法人を対象にサポートを行う部門です。
以下で、それぞれの業務について詳しく解説します。
M&A
M&Aとは「合併と買収」を意味する略称で、企業が自社を拡大するために実施する手法です。企業は社運をかけてM&Aを実行するため、失敗しないように証券会社がサポートを実施します。
銀行でもM&Aを実施していますが、証券会社のほうが大規模な案件を扱う傾向にあるのがポイント。企業の業績や市場の動向を見極め、慎重にサポートする必要があります。
IPO
IPOとは「株式公開」のことです。未上場の企業が株式上場を行うためのサポートを実施します。
企業が事業を拡大するには、莫大な資金が必要です。未上場の企業は証券取引所に上場し、株式を売買することで資金調達を実施できるため、証券会社のサポートが求められます。
資金調達
資金調達はIPOを使わない方法でも実施可能です。事業の一部を他社に譲渡したり、会社の保有資産を売却したりすることで資金を調達できます。
資金調達のサポートは、クライアント企業が社運をかけたビジネスを成功させるために欠かせない仕事なので、大きなプレッシャーがのしかかるでしょう。簡単な仕事ではありませんが、やりがいを感じながら働きたい人にはおすすめの部門です。
証券会社がどのような業務を行っているかについては、「証券会社の仕事内容は?具体的な業務とビジネスモデルを解説」の記事でも解説しているので参考にしてみてください。
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証券会社の現状と将来性
証券会社への就職を希望する際は、将来性を確認しておくことも大切です。以下では、証券会社の将来性を確認する際に押さえておきたいポイントを解説します。業界が今後どのように進んでいくのかを学んでおきましょう。
ネット証券会社が増加している
近年では、インターネットが普及したことにより、ネット証券を扱う証券会社が増加しています。ネット証券は証券口座の手数料が安く、利用者も増えているようです。
ただし、ネット証券専門の会社は実店舗をもたないため、証券取引に関する相談窓口がありません。ネット証券会社と実店舗をもつ企業が、それぞれ異なるニーズに応えていくことが大事と考えられます。
海外への支店拡大が行われている
大手証券会社を中心に、海外への支店進出・拡大に積極的な企業が増えているようです。特にアジア地域での事業拡大に力を入れており、現地の富裕層や機関投資家向けのサービス提供を強化しています。
グローバル展開により、新興国市場への参入機会が広がるとともに、収益源の多様化も実現しているでしょう。また、海外の金融機関との業務提携や現地企業の買収なども活発化しており、国際競争力の強化が図られています。
ラップ口座が流行している
ラップ口座とは、株式取引で手数料が発生しない代わりに、年間管理費が一律で発生する投資一任口座のことです。一般的な証券口座と異なり、資金さえあれば証券会社が運用してくれるので、時間が取れない人でも証券取引ができます。
株式や証券取引に関する知識がない人でも、プロが運用してくれるので安心して投資できるのが魅力です。当初は富裕層向けの価格設定でしたが、比較的手ごろな価格で運用できるようになったため、投資に興味がある人の間で流行しつつあります。
若年層の投資意欲が高まりつつある
近年、仮想通貨やFXといった投資の一種が大学生や若年層の社会人を中心に流行しており、ほかの世代に比べて投資意欲が高い傾向にあります。若いうちから投資を行っている人々は、証券取引を始めるハードルも低く、証券会社にとって新たな顧客になりやすい存在です。
証券会社は将来の顧客になりそうな投資への関心が高い若年層を取り込むために、それぞれ新たな企業戦略を打ち出しています。
証券会社の将来性を知るためには、業界研究を行うのがおすすめです。「業界・企業・職種の研究はなぜ重要?就活を効率的に進めるための基礎知識」の記事でポイントを解説しているので、こちらを参考にしてみてください。
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証券会社へ就職する3つのメリット
証券会社は金融のプロフェッショナルとして活躍できる職場であり、多くの就活生から注目されています。証券会社へ就職すると、個人の成長とキャリア形成の点でメリットがあるためです。以下では、証券会社へ就職する主なメリットを3つご紹介します。
1.高収入を目指しやすい
証券会社は、金融業界のなかでも特に高収入を得られる可能性が高い業界として知られています。
厚生労働省の職業情報提供サイトjob tagによると、「証券アナリスト」の平均年収は約903万円、「証券外務員」の平均年収は約662万円でした。
国税庁の「令和6年分 民間給与実態統計調査」によると、令和6年度の平均給与は478万円なので、証券会社の平均年収は就職する企業や職種によって異なるものの、比較的高収入を目指しやすいといえるでしょう。
基本給に加えて、営業成績に応じた歩合給や賞与が支給される報酬体系が一般的です。そのため、優秀な成績を収めれば、年収1000万円以上も十分に視野に入るでしょう。また、経験を積むことで担当できる商品の幅が広がり、より大きな案件を手掛けることも可能になります。
証券会社への就職以外にも、高収入を目指す方法はあります。高収入な仕事に就きたい方は、「高給取りを目指すにはどうする?高収入を目指しやすい職種や業界を紹介!」の記事をチェックしてみてください。
参照元
職業情報提供サイトjob tag
トップページ
国税庁
民間給与実態統計調査結果
2.専門的な知識やスキルが身につく
証券会社へ就職すると、専門的な知識やスキルが身につくのもメリットです。証券会社の業務には、金融商品や市場動向に関する深い知識が必要とされます。そのため、入社後は体系的な研修プログラムが用意されており、証券アナリストやファイナンシャルプランナーなどの資格取得をサポートしている企業も多いでしょう。
また、実務を通じて経済・金融情報の分析力や投資判断力が養われます。顧客との商談では、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力も磨かれるでしょう。
このような専門性の高いスキルは、金融業界に限らず、ビジネスパーソンとして長期的なキャリアを築くうえで価値のある経験となります。
3.キャリアアップを目指しやすい
証券会社での経験は、金融業界内外でキャリアアップするうえで強みとなります。証券会社で培った専門知識やスキルは、銀行やアセットマネジメント会社、フィンテック企業など、さまざまな金融関連企業で活かせるでしょう。
さらに、証券会社は社内のキャリアパスも明確です。営業職からマネジメント職へのステップアップや、アナリストやファンドマネージャーなどの専門職への転換も可能です。また、グローバルに展開する証券会社では、海外拠点での勤務機会も提供されており、国際的なキャリア形成も視野に入れることができます。
このように、証券会社は個人の成長とキャリアアップを支援する環境が整っており、意欲的な人材にとって魅力的な就職先といえるでしょう。
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証券会社へ就職するデメリット
証券会社への就職は魅力的なキャリアパスである一方で、いくつかの注意すべき点も存在するでしょう。以下では、証券会社へ就職する際に考慮すべき3つのデメリットについて詳しく解説します。
1.残業が多い傾向がある
証券業界は、市場の動向や顧客のニーズに迅速に対応する必要があるため、業務時間が不規則になりがちです。特に、株式市場が開いている時間帯や決算発表の時期などは業務が集中しやすく、残業時間が長くなる傾向があります。
また、顧客との関係構築や情報収集のために、勤務時間外に接待やセミナーなどに参加することもあります。ワークライフバランスを重視する方にとっては、時間管理が難しいと感じるかもしれません。
しかし、近年は働き方改革が進められており、企業によってはフレックスタイム制度やリモートワークを導入するなど、柔軟な働き方を推進する動きも見られるでしょう。
2.仕事にノルマがある場合がある
証券会社の営業職は、多くの場合、個人の業績目標(ノルマ)が設定されます。そのため、業務のなかでノルマ達成のプレッシャーを感じることもあるでしょう。
しかし、ノルマは個人の成長を促すモチベーションにもなり得ます。目標達成に向けて、戦略的な営業活動や顧客との信頼関係構築に力を入れることで、営業スキルを大きく向上させられるでしょう。また、近年は顧客本位の営業が重視されており、無理な販売を強いる企業は少なくなっています。
3.転勤が多い可能性がある
証券会社は、全国各地に支店や営業所を展開していることが多いため、転勤の可能性が高いというデメリットもあります。特に、全国規模で事業を展開する大手証券会社では、数年ごとに転勤を命じられることも珍しくありません。
転勤は、新しい環境への適応や人間関係の構築が必要となるため、精神的な負担を感じることもあります。しかし、転勤には、多様な顧客層や地域特性を理解し、幅広い視野を身につけられるというメリットもあります。また、異なる支店や部署での経験は、キャリアアップにもつながる可能性があるでしょう。近年は、地域限定職を設けるなど、転勤の範囲を限定する企業も増えています。
証券会社への就職を目指す際は、これらのデメリットを理解したうえで、慎重に検討しましょう。企業情報を収集し、自分に合った企業を選ぶことが、満足度の高いキャリアを築くための第一歩です。
証券会社へ就職するデメリットについては、「証券会社への就職は「やめとけ」って本当?向いている人の特徴を解説!」の記事も参考にしてください。
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証券会社に就職するための5つの対策
証券会社への就職を目指す方は多いため、選考に参加する前にしっかりと準備を進めておく必要があります。業界分析や企業研究、自己分析を徹底的に行い、必要なスキルを身につけましょう。
以下では、就活生に向けて証券会社に就職するためのポイントを解説するので、参考にしてみてください。
1.業界分析で証券会社について深く理解する
証券会社への就職を目指す際は、まず業界分析に取り組みましょう。志望する業界についての正確な知識を取り入れることは、就活対策の基礎となります。
以下のポイントを押さえて、業界分析に取り組んでみてください。
・証券業界の市場規模と成長性
・主要企業のビジネスモデル
・業界特有の規制や法律
・最新の業界トレンド
金融市場の動向や規制環境の変化、デジタル化の進展など、業界全体の変化を把握することが重要です。経済メディアを定期的にチェックし、最新の業界動向をキャッチアップしましょう。
また、証券業界特有の商品やサービス、ビジネスモデルについても理解を深める必要があります。株式や債券、投資信託など基本的な金融商品の知識に加え、SDGs投資やESG投資といった新しい投資手法についても学んでおくと良いでしょう。
2.企業研究で理念や社風を知る
業界分析のあとは、証券会社ごとの違いを把握するため、企業研究を実施しましょう。証券会社はどの企業も扱う商品や仕事内容が変わらないため、どの部分が違うか念入りに調査しなければなりません。
企業研究の際は、以下を詳しく調査してみてください。
・経営理念と目指す方向性
・主力商品やサービス
・求める人物像
・組織体制と人事制度
・研修制度と評価制度
・職場の雰囲気や社風
企業のWebサイトをチェックするだけでなく、営業収益や証券口座数を比較したり、証券会社の成り立ちを調べたりして、各証券会社の特徴を知ることが大切です。企業研究を念入りに行い、なぜ志望先の証券会社が良いのかを明確にしておきましょう。
企業研究の進め方については、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事を参考にしてみてください。
3.分析力や判断力を養う
証券会社はどの部門に所属しても、的確な分析力と冷静な判断力が必要です。現状を正しく判断し、分析しなければ市場や株価の動向に対処できません。証券会社への就職を目指す場合は、日々の学習とトレーニングを通じて、これらのスキルを磨きましょう。
具体的には、以下の方法を実践できます。
・経済ニュースの定期購読で市場動向を把握する
・企業の財務諸表分析の基礎知識を習得する
・証券アナリストレポートを定期的に確認する
・マーケット分析の手法を学習する
証券会社で求められる分析力と判断力は、入社後の研修やOJTでも磨かれますが、学生時代から意識して取り組むことで、周りの就活生と差をつけることができます。また、インターンシップに参加したり投資サークルに所属したりすることも、実践的なスキルを身につけるうえで有効です。
4.資格やスキルを身につける
証券会社の評価制度は実力主義のことも多いため、スキルを身につけてほかの就活生よりも明確にアピールできるポイントを作りましょう。
たとえば、以下のような資格の取得を検討できます。
・証券外務員資格
・ファイナンシャルプランナー
・簿記検定
・TOEIC
また、証券会社では、数字に対する強さやコミュニケーション能力、語学力なども評価されるでしょう。
証券会社は社員個人のスキルによって成果が左右されます。新入社員でも裁量が大きい仕事を任されることがあるので、採用選考の時点でスキルを身に付けているほうが、入社後の業務でも有利になるでしょう。
5.自己分析でアピールポイントを決める
証券会社への就職を目指すなら、自己分析を通じて、自分の強みや価値観、志望動機を明確にすることも重要です。
特に、以下の点を深掘りしてみてください。
・学生時代の経験や実績
・性格や行動特性
・興味/関心分野
・キャリアビジョン
・証券業界で活かせる強み
学生時代の経験や課外活動、アルバイトなどを振り返り、証券会社で活かせる能力や経験を整理しましょう。また、なぜ証券会社で働きたいのか、どのように顧客や社会に貢献したいのかという点についても、具体的に言語化できるようにしておくことが大切です。自分の価値観や将来のキャリアプランと、証券会社での仕事がどのようにマッチするのかを説明できるようにしましょう。
これらの対策は、それぞれが独立したものではなく、相互に関連しています。計画的に準備を進め、総合的な対策を講じることで、証券会社への就職を実現する可能性が高まるでしょう。
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自分に合う証券会社を探すポイント
証券会社への就職は、専門知識と顧客対応が求められるチャレンジングなキャリアですが、そのぶん、自己成長と高い収入が期待できます。しかし、入社後にミスマッチを感じないためには、事前の情報収集と分析が不可欠です。
ここでは、自分に合う証券会社を探すために重要な4つのポイントを解説します。
ノルマの内容を確認する
前述したように、多くの証券会社の営業職ではノルマが設定されています。ノルマは達成度合いによって評価や給与に影響するため、事前に具体的な内容を確認し、納得できる範囲かどうかを見極めることが重要です。
確認すべきノルマの項目には、以下が挙げられます。
・新規顧客開拓数
・預かり資産額の目標
・商品販売目標
・月間収益目標
・達成時のインセンティブ内容
また、ノルマの内容だけでなく、達成に向けたサポート体制や、未達成の場合のペナルティなども確認しておきましょう。ノルマの達成度を重視する企業文化に馴染めるかどうか、自分自身の価値観と照らし合わせて検討することも大切です。プレッシャーのなかで働くことが、長期的なキャリア形成につながるかどうか、慎重に判断しましょう。
社員へのサポート内容をチェックする
社員が安心して長く働ける環境かどうかは、企業選びにおいて重要な要素です。証券会社への就職を目指す際も、福利厚生や研修制度、キャリアパスなど、社員へのサポート内容を事前に確認しましょう。
チェックすべきサポート内容は、以下のとおりです。
・新人研修プログラムの詳細
・メンター制度の有無
・資格取得支援制度
・福利厚生の内容
・ワークライフバランスに関する制度
充実したサポート体制は、社員のモチベーション向上やキャリア形成を支援し、企業の成長にもつながります。特に、証券業界は常に専門知識のアップデートが求められるため、継続的な学習機会の提供は不可欠です。
入社後のキャリアパスを調べる
証券会社には、営業やアナリスト、ディーラーなど、さまざまな職種があります。志望する職種の入社後のキャリアパスを事前に把握しておくことで、将来の目標を設定しやすくなるでしょう。
確認すべきキャリアパスの要素には、以下が挙げられます。
・部署異動の可能性
・専門職へのキャリアチェンジの機会の有無
・管理職への昇進条件
・海外勤務の機会の有無
・専門資格取得のサポートの有無
自分自身のスキルや興味関心と照らし合わせながら、長期的なキャリアプランを検討しましょう。選考では、将来のキャリアビジョンを明確に伝え、その企業でどのように成長していきたいかを具体的にアピールすることが重要です。
プロのアドバイスを受ける
証券会社への就職活動は情報戦です。証券業界に詳しいキャリアアドバイザーやOB・OGからアドバイスを受けることで、より有利に就職活動を進めることができます。
就職活動のアドバイスを受けられる相手や機会として、以下が挙げられるでしょう。
・就職エージェント
・OB/OG訪問
・キャリアカウンセラー
・業界セミナー
・大学のキャリアセンター
特に、就職エージェントのキャリアアドバイザーといった、プロのアドバイスは有益です。就活のプロの客観的な意見を聞くことで、自己分析を深めたり、企業選びの軸を明確にしたりすることができます。また、就職エージェントであれば、履歴書やエントリーシートの添削、面接対策など、具体的なサポートを受けることも可能です。積極的に活用し、自信をもって就職活動に臨みましょう。
証券会社への就職を目指すにあたって、就職エージェントの利用を検討している方は、「就活エージェントとは?選び方の5つのポイントと上手な活用法を解説」の記事をご一読ください。
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証券会社への就職を目指すあなたへ
証券会社への就職を目指す際は、まず証券会社の種類や業務について知りましょう。複数の種類や部門があるため、自分がどの企業のどの部門を目指すのか明確にすることが大切です。
証券会社は、企業が変わっても扱う商品や仕事内容は変わらないので、仕事内容以外で、会社ごとにどのような違いがあるのかを徹底的に調査しましょう。
証券会社への就職活動をどのように進めればよいかわからない場合は、就職エージェントに相談してみるのも一つの手です。内定獲得に向けた相談は、キャリアチケットにお任せください。
キャリアチケットは、就職活動にお悩みを抱える就活生の支援に特化した就職エージェントです。知識と経験豊富なキャリアアドバイザーが、マンツーマンで就活生のサポートを実施しています。「量より質」を重視し、多くの求人のなかから一人ひとりの希望と適性にマッチする企業を厳選してご紹介。業界や企業に関する情報も共有するので、「就職活動をどのように進めれば良いか分からない…」とお悩みの方にもおすすめです。
ほかにも、自己分析サポートや書類添削、面接対策、スケジュール管理、内定後のフォローなどのサービスの充実しています。すべてのサービスが無料なので、まずはお気軽にお問い合わせください。キャリアチケットのサポートを受けて、納得いく就活を実現させましょう。
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証券会社への就職に関するQ&A
ここでは、証券会社への就職を目指す方が抱えがちな不安や疑問に、Q&A形式でお答えします。
Q.証券会社への就職はやめとけって本当?
A.必ずしもそうとは言えません。証券会社は、顧客の資産形成をサポートするやりがいのある仕事ですが、ノルマやプレッシャーも存在します。向き不向きがあるため、企業文化や待遇、キャリアパスを事前にしっかり調べ、自分に合った環境かどうかを見極めることが大切です。
金融市場の知識や顧客とのコミュニケーション能力が求められるため、自己成長意欲の高い人には向いているといえるでしょう。
Q.証券会社への就職は難しい?
A.証券会社への就職の難易度は高いと言えます。学歴だけでなく、金融知識やコミュニケーション能力、自己PR能力など、総合的なスキルが評価されるでしょう。特に、大手証券会社は人気が高く、競争率も高い傾向にあります。
しかし、証券会社は大手だけではありません。中小規模の証券会社や地域密着型の証券会社など、さまざまな選択肢があります。徹底的な業界・企業研究と自己分析を行い、効果的な対策を講じることが重要です。
Q.証券会社への就職に大学や学歴は関係ある?
A.一定程度関係があると考えられます。難関大学出身者が有利な傾向はありますが、学歴だけがすべてではありません。中小規模の証券会社や地域密着型の証券会社では、人物重視の採用を行う企業も多く存在します。
学歴に自信がない場合でも、資格取得やインターンシップへの参加、自己PR能力の向上など、学歴以外の強みをアピールすることで、十分に内定を獲得するチャンスはあるでしょう。
就職と学歴の関係は、「就職に学歴は関係ない?採用への影響や重視されるポイントを解説」の記事でも解説しています。こちらもあわせてご確認ください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。