学生時代に頑張ったことでボランティアを書くコツは?例文と注意点を解説

このページのまとめ

  • 学生時代に頑張ったことでボランティアを選ぶと、自主性や学んだことを伝えやすい
  • ボランティア経験をアピールする際は、自分の言葉で具体的に説明するのがコツ
  • 学生時代頑張ったことのアピールが団体の紹介で終わらないように注意しよう

学生時代に頑張ったことでボランティアを書くコツは?例文と注意点を解説のイメージ

「学生時代に頑張ったこととしてボランティア経験をアピールしたい」と考えている就活生も多いでしょう。ボランティアに関して伝える際は、ぶつかった課題や学んだことを具体的に説明することが大切です。

この記事では、「学生時代に頑張ったこと」でボランティアを選ぶメリットや基本の文章構成、作成のポイント、例文をご紹介します。また、ボランティア活動をアピールする際の注意点も解説しているので、ぜひご一読ください。

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目 次

ボランティアは学生時代に頑張ったこととして書ける

就活で聞かれる「学生時代に頑張ったこと」や「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」のテーマに決まりはありません。就活生一人ひとりが自由に決定できます。そのため、ボランティア活動を選択する就活生も少なくないでしょう。

企業が「学生時代に頑張ったこと」を通じて知りたいのは、活動の規模や実績そのものではなく、就活生が「どのような価値観をもち、困難に対してどう行動する人間か」という資質です。

特に、金銭的な報酬や強制力がないボランティアは、個人の純粋な人柄や価値観が現れやすいため、就活においても評価される傾向にあります。自分なりの問題意識をもち、誰かのために試行錯誤したボランティアでの経験は、就活においても大きな武器になるでしょう。

「学生時代に頑張ったこと」や「ガクチカ」について詳しく知りたい方は、「ガクチカとは?評価される書き方や例文18選を紹介!」の記事をご一読ください。

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学生時代に頑張ったことにボランティアを選ぶメリット

学生時代に頑張ったことのエピソードにボランティアを選ぶことには、自主性と継続力をアピールできたり、社会貢献の意識の高さを評価してもらえたりするメリットがあります。ボランティア活動を通して学べることは多いので、「話せる内容がない…」といった悩みも少ないでしょう。

ここでは、学生時代に頑張ったこととしてボランティアを選ぶ4つのメリットをご紹介します。

目的と行動をアピールできる

学生時代に頑張ったこととしてボランティアを選ぶメリットの一つは、「何を目指して、具体的にどう動いたか」を論理的に示せる点にあります。

ボランティアは自由度が高い活動だからこそ、参加するにあたって「現状をどう変えたいか」という自分なりの目的設定が必要です。そのため、ボランティアの目的と達成するための具体的なアクションをセットで伝えることで、価値観と実行力を同時にアピールできます。

単にボランティアに参加したという事実だけでなく、明確なゴールを見据えて自発的に動いたプロセスを語ると、目的意識をもって主体的に動ける人材だと証明できるでしょう。

自主性と継続力をアピールしやすい

学生時代に頑張ったことにボランティアを選ぶと、自主性や継続力を強調しやすいのもメリットです。参加の強制力がないからこそ、個人の自主性を示す絶好の題材といえます。たとえきっかけが周囲の誘いであっても、自分なりに意義を見出して主体的に取り組むようになったのであれば、学生時代に頑張ったこととしてアピールできるでしょう。

また、ボランティアは継続にも個人の努力や意思が求められます。ゼミや部活動とは異なり、参加が必須ではない活動を続けたという実績が、継続力のアピールにつながります。

学んだことやエピソードを伝えやすい

ボランティアは社会や他者の抱える課題に向き合う活動であるため、多くの学びを得られます。課題解決のために試行錯誤した過程や、チームで役割を全うした経験は、効果的なアピールの材料になるでしょう。

特に、ボランティア現場では年齢や立場、価値観が異なる多様な人々と協働する機会が多く、そのなかでの衝突や協力の経験は、生きたエピソードとして採用担当者の印象に残ります。対人スキルや柔軟性といった、現場での実践を通じて培われた能力を具体的に伝えられる点は、ボランティアを題材にするメリットです。

社会貢献の意識の高さを評価してもらえる

ボランティア経験を通じて、社会課題に対する意識の高さをアピールできるのもメリットです。近年、多くの企業がSDGsや地域共生を経営戦略に掲げています。そのため、営利目的以外で社会に貢献しようとする姿勢は、企業の価値観とも合致しやすいでしょう。

ただ優しい人という印象に留まらず、社会の一員としての当事者意識をもち、自分にできることを模索する姿勢を示せば、企業に対して前向きで協力的なイメージを与えられるでしょう。

ボランティア以外の学生時代に頑張ったことのテーマを見つけたい方は、「学生時代頑張ったことは何を伝える?見つけ方や面接・ESでの例文を紹介!」の記事を参考にしてみてください。

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学生時代頑張ったことでボランティアを書く際の構成

学生時代に頑張ったこととしてボランティア経験を伝える際は、論理的で分かりやすい構成が大切です。活動内容や始めたきっかけ、目標、課題などを簡潔かつ明確に述べる必要があります。

ここでは、就活でボランティアについて説明する文章の基本構成を解説します。以下の6つの内容がしっかり押さえられているか、ぜひ一度確認してみましょう。

学生時代頑張ったことでボランティアを書く際の構成のイメージ

1.活動内容

まずは、どのようなボランティアに注力したのか、結論から簡潔に伝えましょう。最初に活動の全体像を示すことで、そのあとの話を理解しやすくなります。

ここでは、「私は大学3年間、学習支援ボランティアとして生活困窮世帯の中学生30名の学習サポートに注力しました」のように、具体的な期間や対象、役割をセットで伝えると、活動の規模感が伝わりやすくなるのでおすすめです。

2.始めたきっかけ

次に、その活動を始めたきっかけや動機を説明します。きっかけについて伝える際は、「講義で興味を持った」「友人に誘われた」などの、活動について知ったタイミングや方法よりも、当時の心の動きにフォーカスするのがおすすめです。

「現状を知り、自分にできることはないかと考えた」といった内面的な動機を補足することで、自分の大切にしている価値観が伝わり、エピソードに説得力が生まれます。

3.設定した目標

学生時代に頑張ったことでは、どのような目標を設定したのかも述べましょう。単に参加することを目標にしていたのでは、効果的なアピールにはつながりません。

たとえば、「半年以内に担当生徒のテスト点数を20点上げる」「ボランティアの離職率をゼロにする」など、具体的で意欲の高さが伝わる目標を伝えるのがおすすめです。

4.直面した課題

学生時代に頑張ったことでは、順調だった時期の話よりも困難に直面したエピソードを述べるほうが効果的です。活動のなかで感じた理想と現実のギャップや、人間関係での摩擦、運営上の問題点などを具体的に挙げてみてください。

ただ参加しているだけでは解決できない問題を提示することで、次のステップで説明する自分の行動や工夫がより際立ちます。

5.課題に対する行動と結果

直面した課題に対し、自分がどのように向き合ったかを述べます。ここが「学生時代に頑張ったこと」の核心部分です。

「周囲に働きかけて新しい仕組みを作った」「相手の立場に立ってコミュニケーションの取り方を変えた」など、主体的な行動に焦点を当てましょう。特別な成果が出ていなくても心配はいりません。何を考え、どのように努力したのかを伝えることが大切です。

6.経験を通して学んだこと

学生時代に頑張ったことのエピソードの最後に、活動全体を振り返って得られた学びを言語化します。個人的な感想に留めず、社会人としてどのような場面で活かせるのかを考えてみてください。

たとえば、「困難な状況でも、粘り強く対話を重ねることが信頼関係の構築につながると学んだ」といった気づきは、入社後の業務においても再現可能な強みとして評価されるでしょう。

学生時代頑張ったことの文章構成については、「学生時代頑張ったことの例は?アピールする内容や伝え方も解説」の記事でも解説しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。

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学生時代頑張ったことにボランティアを書く際のポイント

分かりやすく文章構成を整えても、内容が魅力的でなければ高い評価は受けにくいでしょう。自分の言葉で伝えることや、経験を通して得た学びを仕事と結びつけることなどを意識し、自分の価値観や強みを効果的に伝えましょう。

ここでは、学生時代に頑張ったこととしてボランティア経験を書く際の5つのポイントを解説します。就活でガクチカを作成する際の参考にしてみてください。

自分の言葉で伝える

学生時代に頑張ったことを伝える際は、自分の言葉で語ると効果的です。動機や目標などで、ボランティア団体の言葉をそのまま使うのは避けましょう。

たとえば、「世界中の子どもたちが笑顔で暮らせる社会を作りたいと考え、この活動に注力しました」といった表現は一見立派ですが、団体のパンフレットにあるような抽象的な言葉に聞こえてしまいがちです。これでは、自分が具体的に何に問題意識をもったのかが伝わりません。

企業の採用担当者が知りたいのは、ボランティア団体の理念ではなく、就活生の価値観です。自分の言葉で語ることでオリジナリティあふれるエピソードになり、採用担当者の印象にも残りやすくなるでしょう。

主体的に動いたエピソードを含める

「学生時代に頑張ったこと」を作成する際のポイントとして、主体的に動いたエピソードを含めることも挙げられます。ボランティアの活動内容の説明だけでは、効果的な強みのアピールにはつながらないでしょう。

ボランティア活動のなかで実践した、具体的な工夫を盛り込む必要があります。自分なりに掲げた目標や、より良くするために提案したことなどがあれば積極的に伝えてみてください。意思決定と行動がセットになったエピソードを伝えることで、入社後も自ら課題を見つけて動ける人材であると評価されます。

具体的な説明を心掛ける

説得力を高めるためにも、抽象的な表現を避け、事実にもとづいた具体的な説明を心掛けてください。活動の頻度や期間、関わった人数、変化した数値などの客観的なデータを用いると、活躍をイメージしてもらいやすくなります。

自分にしか語れない具体的な経験談は、ほかの就活生との差別化につながるでしょう。

経験を通して得た学びを仕事と結びつける

「学生時代に頑張ったこと」では、ボランティア経験での学びを仕事と結び付けるのもポイントです。経験が入社後にどう活かされるのかを具体的に説明することで、自分を採用するメリットを示せます。

アピールする内容は、必ずしも専門的なスキルである必要はありません。「予期せぬトラブルへの対応力」や「異なる立場の人をまとめる調整力」など、ビジネスシーンで汎用性の高いスキルや学びがないか考えてみましょう。

自分の強みや人柄を効果的にアピールする方法については、「自己PRとは?書き方や強み・職種別の例文と合わせて回答のポイントを解説」の記事で解説しています。選考対策にぜひお役立てください。

企業が求める人物像に合わせる

企業が求める人物像を把握し、それを意識して書くことは評価アップのために欠かせないポイントです。企業はガクチカを通じて「自社の社風に合うか」「自社の課題を解決してくれそうか」をチェックしています。

たとえば、チームワークを重視する企業に個人の成果ばかりを強調したエピソードを伝えても、魅力的な人材としては映りません。応募先企業の理念や社風、業務内容を念入りに研究し、自分の経験のどの部分が響くかを考えましょう。

企業の求める人物像と自分との一致点を見つけるには、自己分析が欠かせません。「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方9選や目的・活用例を解説」の記事を参考に取り組んでみてください。

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学生時代頑張ったことでボランティアを伝える例文5選

ここでは、学生時代頑張ったことでボランティア経験を伝える際の例文を5つご紹介します。就活でどのような文章を書けば良いか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

被災地支援ボランティアの例文

私は、△△市での被災地支援ボランティアに注力しました。過去に自らが被災した際、ボランティアの方々に救われた経験があり、「今度は自分が誰かの力になりたい」と強く感じたのがきっかけです。

活動当初、現地ではボランティアの供給過多による混乱が起き、かえって被災者の負担になるという課題がありました。そこで私は「独りよがりな支援では意味がない」と考え、SNSや報道から現地のリアルタイムな情報を収集しました。まだ支援の手が届いていない周辺地域を特定し、仲間とともに赴くことにしたのです。活動中も常に住民の方々の声に耳を傾け、優先順位を判断しながら家屋の片付けや運営補助に努めました。

その結果、支援の空白地帯だった地域で円滑に復旧作業が進み、多くの感謝の言葉をいただくことができました。この経験から、相手のニーズを正確に捉えて動く重要性を学びました。
入社後も顧客や組織の潜在的な課題を汲み取り、主体的に貢献したいと考えています。

環境活動ボランティアの例文

私が学生時代に注力したのは、地域の海岸清掃ボランティアです。1年間でゴミの回収量を2倍に増やす成果を上げました。ボランティアの始まりは、幼少期から親しんだ海が汚れていく現状を看過できず、自ら清掃活動を企画したことです。

当初は参加者が固定化され、活動範囲が広がらないことが課題でした。私は、活動の認知度不足が原因だと分析し、2つの施策を講じました。1つ目は、SNSで清掃前後の比較写真を投稿し、視覚的に達成感を共有すること。2つ目は、近隣店舗の協力を仰ぎ、清掃後に利用できるクーポンを提供してもらう仕組み作りです。

これらの取り組みにより、新規参加者が30%増加し、広範囲の清掃が可能となりました。周囲を巻き込むためにはメリットの提示や仕組み化が不可欠だと学んだ貴重な経験です。
入社後も現状を冷静に分析し、周囲と協力しながら目標達成に向けて粘り強く取り組みたいと考えています。

介護ボランティアの例文

私は、特別養護老人ホームでのレクリエーション支援ボランティアに半年間注力しました。祖父母との交流を通じて福祉に興味をもち、現場の役に立ちたいと志したのがきっかけです。

活動における壁は、入居者の方々との心の距離を縮められず、会話が弾まないことでした。原因が自身の一方的なコミュニケーションであると考えた私は、2つの工夫を実践しました。まず、相手の表情や仕草を細かく観察してその日の体調を察すること。次に、過去の職業や趣味などの情報を職員の方から事前に伺い、一人ひとりに合わせた話題を準備することです。

こうした個別対応を徹底した結果、次第に「あなたと話すのが楽しみ」と言っていただける信頼関係を築けました。この経験から、相手の立場に立った対話の重要性を痛感しました。
入社後も、顧客の潜在的なニーズを汲み取った提案を行うことで、貴社の信頼獲得に貢献したいです。

地元でのボランティアの例文

学生時代に注力したのは、地元でのボランティア活動です。活動内容はさまざまですが、ある年には夏祭りの実行委員会ボランティアとして、若者の来場者数を前年比1.5倍にする目標に挑戦しました。少子高齢化で活気を失いつつある故郷を盛り上げたいと考えたのが動機です。

課題は、催し物が例年どおりで若者の興味を惹けていない点にありました。そこで若者の声を直接反映させるべきだと考え、地元の学生100名にアンケートを実施しました。その結果にもとづき、SNS映えするフォトスポットの設置や、地元飲食店と協力した限定メニューの開発を提案・実行しました。

当日は多くの若年層が訪れ、過去最高の来場者数を記録するに至りました。既存の枠組みに捉われず、ターゲットのニーズを調査して形にする企画力の重要性を学んだ貴重な経験です。
貴社においても、市場の声を形にすることで新しい価値を創造していきたいと考えています。

海外ボランティアの例文

海外でのボランティアに注力しました。特に印象的だったのは、カンボジアでの経験です。教育支援ボランティアに1ヶ月間参加し、現地の小学校で衛生教育の授業を行いました。途上国の現状を肌で感じ、自分にできる貢献をしたいと考えたためです。

ボランティア活動での最大の困難は、言葉の壁や文化の違いにより、子どもたちが授業に興味を示さないことでした。私は一方的な講義では伝わらないと考え、言葉を使わず視覚的に訴える「劇形式」の指導方法を考案しました。石鹸を使った手洗いの大切さを、現地の民話を交えたストーリーで表現し、子どもたちを巻き込んで実践しました。

この工夫により、子どもたちは楽しみながら正しい手洗い方法を習得し、現地の先生方からも高い評価をいただきました。困難な状況下でも柔軟に手法を変え、目的を達成する適応力が身についたと自負しています。
入社後も、未知の課題に対して臆することなく挑戦し、結果を出したいです。

ボランティア経験をアピールする際は、自分の考えや行動を具体的に伝えることが大切です。このほかの例文は、「履歴書にボランティア経験は書ける?書く際のポイントや例文を解説」の記事でも解説しているので、あわせてご参照ください。

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学生時代頑張ったことでボランティア経験を伝える際の注意点

ボランティア経験は強力なアピール材料ですが、伝え方を一歩間違えると「主体性がない」「独りよがり」といったネガティブな印象を与えてしまう可能性もあります。ボランティア団体の紹介で終わらせないことや企業が求める人物像に合わせることを意識し、効果的なアピールにつなげましょう。

ここでは、学生時代頑張ったこととしてボランティア経験を伝える際の4つの注意点を解説します。

1回のボランティア活動はアピールにならない

1回きりのボランティアを「学生時代頑張ったこと」として語るのは違和感があるため避けましょう。「ガクチカを作るための参加」と捉えられる可能性もあり、自分の魅力を伝えるエピソードとしてはおすすめできません。

ボランティア活動に関してエピソードが見つからない人は、ボランティアという枠組みにこだわらず、日々の生活で目標を設定して取り組んだ経験を探してみてください。

たとえば、長年続けている趣味のスキルアップや学業における目標達成など、身近な事柄でも立派なガクチカになります。また、何となく続けている活動であっても、改めて自分なりの目標を再設定してみることで、語れるエピソードへと昇華できるケースは少なくありません。

もし「どうしてもアピール材料がない」と感じる場合は、無理に1回きりのボランティアエピソードを膨らませるのではなく、今からできる活動を新たに探してみるのも一つの手です。

アピールできそうなボランティア経験がないと不安な場合は、「面接でボランティア経験がないことを伝える例文は?アピールのコツも解説」の記事をご一読ください。

ボランティア団体の紹介で終わらない

ガクチカでやりがちなミスの一つに、活動していた団体の理念や規模、立派な実績ばかりを説明してしまうことが挙げられます。企業が知りたいのは「その団体が何を成し遂げたか」ではなく、「その環境で就活生がどう考え、どう動いたか」という点です。

団体の活動紹介はあくまで背景説明に留め、自分の役割や独自の工夫に焦点を当てましょう。難しく感じるときは、主語を「私たちは」ではなく「私は」にすることを意識するだけで、主体性の表れたエピソードを見つけやすくなります。

エピソードを盛り込み過ぎない

アピールするエピソードはいくつも詰め込まず、1つに絞りましょう。限られた文字数に多くの出来事を盛り込むと、一つひとつの内容が薄くなり、強みや工夫などの要点がボヤけてしまいます。

最も自分らしさが表れているエピソードを1つ選び、その背景や葛藤、具体的な行動を深く掘り下げて伝えてください。一つの事象を具体的に説明することで、採用担当者の記憶に残る説得力のある内容になります。

面接に向けて深掘り質問対策をする

書類選考を通過したあとの面接では、ボランティア経験についてさらに深く追求されることが予想されます。企業の採用担当者は、就活生の本音や価値観を探ろうと、以下のような質問を投げかけてくる場合があるでしょう。

・なぜ有償のアルバイトではなく、無償のボランティアを選んだのか
・活動のなかで意見が対立した際、どのように周囲を説得したか
・モチベーションが下がったとき、どのように行動したか
・ボランティア経験で得たことは、自社でのビジネスにどう活かせるか
・思うような結果が出なかったときにどう感じたか

こうした深掘りする質問に対しても、自分の価値観にもとづいた一貫性のある回答ができるよう準備しておきましょう。自己分析を深め、活動の動機や困難を乗り越えたときの感情を整理しておくことで、採用担当者からの鋭い質問にも自信をもって答えられるようになります。

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学生時代頑張ったことでボランティアを選んだあなたへ

ボランティア活動を通して他者や社会のために自発的に動いた経験は、「学生時代に頑張ったこと」として自信をもって語れるエピソードです。ガクチカを作成する際は、活動の過程で何を考え、葛藤して、どう成長したのかという、あなただけのストーリーを大切にしましょう。

「学生時代に頑張ったことを効果的にアピールしたい」「ガクチカの書き方が分からない…」とお悩みの方もいるかもしれません。そんな方は、キャリアチケット就職エージェントへご相談ください。

キャリアチケット就職エージェントは、就活にお悩みを抱える学生の支援に特化した、新卒向けのサービスです。多くの就活生を見てきた経験豊富なキャリアアドバイザーが、あなたの希望と適性にマッチする企業をご紹介します。

志望先企業に合わせたガクチカの書き方やアピール方法もご相談いただけるので、選考対策に自信がもてない方も安心できるでしょう。また、自己分析・企業研究サポートや面接対策、スケジュール管理、内定後のフォローなどのサービスも充実しています。

すべてのサービスが無料なため、学生時代頑張ったことが見つからない方や添削を希望する方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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学生時代にボランティアを頑張った人からのよくある質問

ここでは、「学生時代頑張ったこと」でボランティア経験を伝えたい人が抱えがちな疑問に、Q&A形式でお答えします。

Q.ガクチカにボランティアのエピソードは弱い?

A.決して弱くありません。ガクチカで評価されるのは活動の凄さではなく、目標達成に向けたプロセスや人柄だからです。

ボランティアは、主体的な姿勢や自分の価値観を効果的にアピールできる題材。自分なりの問題意識をもち、課題解決のために試行錯誤した過程を具体的に語ることができれば、高い評価を受けられるでしょう。

Q.ガクチカにボランティア経験がおすすめな理由は?

A.一つの理由は、価値観や強みをアピールしやすい点にあります。強制力のないボランティアに継続して取り組む姿勢は、社会人に必要な自律性や責任感の証明です。また、人間関係構築や多様な価値観への理解といった経験は、多くの企業が重視する共感力やチームワークとして評価されます。さらに、社会貢献意識の高さも好印象につながるでしょう。

Q.1回のボランティアをガクチカに書いても良い?

A.「ガクチカのために参加したのでは?」と疑問視されることもあるので、基本的には避けるのがおすすめです。しかし、1回きりでも内容次第で書くことができます。その場合は、1回参加した事実ではなく、その1回に向けた数ヶ月に及ぶ準備期間や人生観を大きく変えた深い学びなど、内容に密度をもたせる必要があります。

もし、アピールできる深さがない場合は、ボランティア以外の活動について伝えることをおすすめします。ガクチカの題材探しにお悩みの方は、「『ガクチカがない』は勘違い!見つける方法やテーマ別に7つの例文を紹介」の記事をチェックしてみてください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

キャリアチケット就職について

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