学生時代のボランティア活動はアピールできる?伝え方のコツと例文を解説

このページのまとめ

  • 学生時代に力を注いだことを企業側が聞く目的は、学生の人柄や強みを知るため
  • 学生時代に力を注いだことは、結論から述べ具体的に話す
  • 学生時代に力を注いだことは、企業が求める人物像を意識する

学生時代のボランティア活動はアピールできる?伝え方のコツと例文を解説のイメージ

「就職活動中、エントリーシートや面接で『学生時代に力を注いだこと』をどうアピールすればいいのか分からない」「ボランティア経験を効果的に伝える方法が知りたい」といった悩みを抱えていませんか?

この記事では、企業側が『学生時代に力を注いだこと』を質問する目的や、ボランティア経験を活かすコツを解説します。例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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目 次

企業が学生時代頑張ったことでボランティア経験を評価する理由

企業が学生時代頑張ったことでボランティア経験を評価するのは、就活生の人柄や考え方がわかりやすいからです。どのような部分が評価されているのか解説するので、参考にしてください。

就活生の人柄が分かるから

ボランティア経験が評価されるのは、就活生の人柄が分かりやすいからです。ボランティア経験を通して、どのように考え、どのように行動したのかが明確になります。

ボランティア経験をしようと思った背景には、就活生それぞれの考えがあります。学生時代にできることは色々あるなかで、なぜボランティア経験なのかを伝えればあなたの人柄をアピールできるでしょう。

自社との相性を考えられるから

自社との相性を考えられる点も、ボランティア経験が評価される理由です。人柄や考え、物事と向き合う姿勢から、就活生と企業の相性が考えられます。

入社してから長く働くためには、企業との相性が重要です。企業の考え方や方針と合わない人材は、すぐに退職してしまうでしょう。ボランティア経験から考え方や人柄を見ることで、企業との相性がわかります。自社で長く活躍してもらうためにも、ボランティア経験を評価しているのです。

強みを理解できるから

学生時代頑張ったことからは、就活生の強みも評価されています。強みを活かして、仕事で活躍できるかどうかを知るためです。

入社後に成果を出すためには、仕事で活かせる強みを持っていることが欠かせません。仕事に活かせる強みを持っていないと、採用してもミスマッチを起こして活躍できないでしょう。自社で活躍できる人材を見つけるために、学生時代頑張ったことが重視されています。

学生時代頑張ったことの評価ポイントについては、「ガクチカとは?評価される書き方や例文18選を紹介!」の記事も参考にしてください。

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ボランティア経験を「学生時代に頑張ったこと」に選ぶメリット

ガクチカのエピソードとしてボランティアを選ぶことで、「自主性と継続力のアピール」「社会貢献に対するアピール」など多くのメリットが期待できます。以下に、ボランティア経験をガクチカに選ぶ利点を紹介します。

自主性と継続力をアピールしやすい

ボランティア活動は自らの意思で始めることが多いため、主体性を強調しやすい特徴があります。たとえ他者の誘いがきっかけであっても、活動を続けるためには自分の意思や目的が必要です。

このような背景から、ボランティア活動は「自分の意思で始めた」という強い主体性を示すエピソードとなります。

また、ボランティアは強制力がないため、継続するには個人の意志が重要です。継続的に参加することで、努力や忍耐力をアピールできる点も、ボランティアの大きなメリット。ゼミや部活動とは異なる参加が必須ではない活動を続けることで、自己管理能力や持続力を示すことができます。

実践を通じた多角的な成長ができる

ボランティア活動は、他者の問題を解決することが主な目的であり、その過程で多くの学びを得ることができます。特に、課題解決に向けて計画を立てたり、チームで協力したりすることで、実践的なスキルが身につくでしょう。

たとえば、イベントの企画運営や募金活動のリーダーシップなど、具体的な役割を果たす中で得た経験は、論理的にガクチカを組み立てる際に非常に有効です。

また、ボランティア活動は多様なバックグラウンドを持つ人々との交流を通じて、コミュニケーション能力や柔軟性を高める機会も提供します。他者との協力や問題解決能力が自然と培われるでしょう。

社会貢献と共感力のアピール

ボランティア活動を通じて、社会貢献に対する意識の高さや共感力を示すことができます。近年、企業に対して社会的責任や地域貢献を重視する傾向が強まっており、ボランティア経験はその点で大きなアピールポイントとなります。自ら進んで社会問題に取り組む姿勢や、他者の立場を理解し共感する力を示すことで、企業に対して前向きで協力的なイメージを与えられるでしょう。

これらの利点を踏まえ、ボランティア経験をガクチカとして選ぶことは、就職活動において非常に有効な戦略となります。自分自身の成長や社会貢献の経験を通じて、企業に対して具体的かつ強力なアピールを行いましょう。

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学生時代頑張ったことでボランティア経験を伝える際の構成

学生時代頑張ったことでボランティア経験を伝える際は、わかりやすい構成を意識することが大切です。どのような構成にすればよいかを解説するので参考にしてください。

活動内容

まずは、どのようなボランティアを行ったのかを伝えましょう。結論から伝えることにより、このあとの内容がわかりやすくなります。

たとえば、「私は△△のボランティアに注力しました」のように伝えてください。何のボランティアなのか、シンプルに伝えるのがコツです。

ボランティアを始めたきっかけ

次に、ボランティアを始めたきっかけや理由を伝えましょう。具体的な理由やエピソードがあることにより、内容に説得力が増すためです。

設定した目標

ガクチカでは、目標を達成したエピソードが評価されやすい傾向にあります。ボランティアでどのような目標を達成し、どのように行動しようとしたかを伝えましょう。

直面した課題

ボランティア活動を行うなかで直面した課題を伝えるのもおすすめです。企業は課題を乗り越える力があるか、向き合う精神力があるかなどを評価しているためです。

ただボランティア活動に参加しただけでは、アピール不足となります。活動のなかでうまくいかなかった場面こそ、アピールのチャンスです。

課題に対する行動と結果

直面した課題に対し、どのように向き合ったかを伝えましょう。具体的にどのような行動をしたかをアピールしてください。

ガクチカでは、あなたが「どのように考え」「どのように行動したか」の過程が評価されています。結果をアピールするだけでは、あなたの人柄がわからないので気をつけましょう。

考えや行動を伝えたあとに、結果としてどうなったかを伝えます。この際、特別な成果が出ていなくても大丈夫です。自分なりにどのように努力したのかを伝えてください。

経験を通して学んだこと

ボランティア活動を通して、学んだことも伝えておきましょう。仕事に活かせる内容にするのがポイントです。

企業はガクチカを通して何を学んだか、学んだことが仕事で使えそうかどうかを評価しています。ただ学んだことをアピールするのではなく、仕事のどのような場面で活かせるのかを考えてみてください。

学生時代頑張ったことを伝える際のコツは、「学生時代頑張ったことの例は?アピールする内容や伝え方も解説」の記事でも解説しているので参考にしてください。

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学生時代頑張ったことでボランティア経験を伝える際のポイント

わかりやすい構成でボランティア経験を伝えても、内容によってはマイナスイメージになる場合があります。評価を落としてしまわないよう、以下の点に注意してください。

自分の言葉で語る

ボランティアの動機や目標を語る際に、ボランティア団体の言葉をそのまま使うのは避けましょう。

たとえば、「世界中の子どもが不自由なく暮らせる環境を作るボランティアに力を入れました」と、団体が紹介などで利用している文章を活用して伝えても抽象的で内容がわからず、自分が何に問題意識を持ち、なぜ参加したのかが伝わりづらいです。

団体で使っている抽象的な言葉を使用しても採用担当は学生本人の真意を読み取れないため、動機や目標は自分の言葉で話してください。自分の言葉で話すことで、ありきたりではないオリジナリティのあるエピソードになります。

継続した取り組みをアピールする

1回きりのボランティアを「学生時代頑張ったこと」として語るのは違和感があるため避けましょう。「ガクチカを作るための参加」と捉えることもでき、エピソードとして不適当と考えられます。

他にエピソードが見つからない人は、ボランティア活動に限らず目標を設定して取り組んでみてください。たとえば、何となく続けている特技や趣味があるなら、目標を設定してみるとエピソードとして語れるようになるケースもあります。

アピールできそうなボランティア経験がないと不安な場合は、「就活でボランティア経験なしでも大丈夫?評価されるための答え方を解説」の記事も参考にしてください。

実績と学びを具体的に示す

ボランティア活動の中でどのような役割を果たし、何を学んだのかを具体的に示すことが重要です。抽象的な表現や一般論ではなく、自分が実際に経験したことや得た学びを具体的に伝えることで、採用担当者に強い印象を与えることができます。

学びを具体的に仕事へ結びつける

企業が求める人材を理解し、ボランティアで得た学びを仕事に絡めてアピールしましょう。たとえば、コミュニケーション力のような抽象的な内容でも、それがどんな強みで仕事にどう活かせるかまで伝えれば、評価してもらえる可能性が高まります。

ボランティアの感想だけ伝えても、採用メリットを伝えるアピールにはなりません。伝えることは、直接仕事に活かせる専門知識・スキルでなくても問題ないので、深掘りしてみましょう。

工夫した点を具体的に示す

参加したボランティアの説明だけでは「なぜ参加したのか」という主体性を読み取れません。アピールするには、ボランティアに参加したうえで自分が工夫したことを盛り込む必要があります。活動に励む中でどんな目標を掲げ、自分なりにどう工夫したのかを詳しく伝えましょう。

採用担当は「何のボランティアに参加したか」「どんな活動をしたのか」よりも、その学生が「なぜ参加したのか」「どうやって取り組んだのか」を知りたがっています。そのためボランティアのガクチカでは、自分なりに考えて行った行動を盛り込むことが大切です

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学生時代頑張ったことでボランティア経験を伝える際の注意点

学生時代頑張ったことを書く際には、企業が求める人物像を把握することや、エピソードを1つに絞ることなどに注意しましょう。

また、嘘のエピソードや内容の過度な誇張、信頼を下げる恐れのある内容は避けるのが無難です。以下で注意点を確認しておきましょう。

企業が求める人物像を把握する

企業が求める人物像を把握し、それを意識して書くことは評価アップのために欠かせないポイントです。

企業は学生時代頑張ったことから、自社との相性や仕事への取り組み方をチェックします。応募先企業の方針や求める人材を理解せず、全く関係のない内容や活かせそうにない経験を書いたのでは好印象を与えることはできません。内容を考える前に、念入りに企業研究を行うことが大切です。

複数のエピソードを盛り込まない

エピソードは1つに絞って書きましょう。あまりに多くのエピソードを盛り込むと、一つひとつの内容が薄くなり、要点も伝わりにくくなります。

伝えたいエピソードを1つ選び、それを深く掘り下げて伝えれば、具体的で説得力のある内容になるはずです。

嘘のエピソードや過度な誇張は避ける

学生時代頑張ったことが思いつかないからといって、嘘のエピソードを書いたり、過度に誇張して書いたりするのは良くありません。

日々、多くの学生の応募書類に目を通している採用担当者には、嘘や過度に誇張した内容では違和感を与え、すぐ嘘がバレてしまいます。また、面接で深掘りする質問をされたときに上手く答えられなければ、マイナス評価に繋がるでしょう。

ギャンブルや犯罪を連想させる内容はNG

ギャンブルや犯罪を連想させる内容や反社会的な内容は避けるのが無難です。企業によっては、入社後のトラブルを避けるために、少しでもリスクがあると判断すれば採用を見送ることも。

学生時代頑張ったことに限らず、採用選考の場では信頼を下げてしまう恐れがある内容は避けた方がよいでしょう。

学生時代頑張ったことの注意点については、「「ガクチカがない…」は勘違い!見つからない時の対処法や7つの例文を紹介」も参考にしてください。

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学生時代頑張ったことでボランティア経験を伝える際の例文

ここでは、学生時代頑張ったことでボランティア経験を伝える際の例文を紹介します。どのような文章を書けばよいか迷ったら、ぜひ参考にしてください。

私は△△市で発生した災害復旧ボランティアに注力しました。そのなかでも力を入れたのが、住民の生活基盤の整備です。具体的には、被災した家屋の片付けや避難所の運営サポートを担当し、住民の生活が一日でも早く安定するよう努めました。

私も過去に被災した経験があり、そのときボランティアの方々の支援に助けられました。同様に困っている人々の力になりたいと考えたのが、ボランティア活動に参加した理由です。また、大学で防災に関する授業を受けた際に、具体的な支援活動の重要性を学び、自分も何かできることをしたいと思うようになりました。

活動にあたって特に心がけたのは、現地のニーズを的確に把握し、必要とされる支援を提供することです。具体的には、被災者の声を直接聞き取り、優先順位をつけて効率的に支援を行うことを目標としました。また、支援の質を高めるために、毎日の活動後に振り返りを行い、翌日の活動に活かすことを心がけました。

ボランティア活動での問題点は、現地ではボランティアが過剰で混乱していたということです。想定よりもボランティアの参加者が多く、被災者の方々が逆に困っていました。

そこで私は参加前にSNSを確認し、現地の具体的なニーズを調査しました。具体的には、被災者の声や現地の報道を参考にして、支援が不足している地域に赴いてボランティア活動を行うことです。

その結果、支援が行き届いていなかった地域に対して支援を行うことができ、支援活動を円滑に進めることができました。被災者の方々から感謝の言葉をいただけたのもよかったです。

この経験を通じて、人々のニーズを正確に理解し、迅速に対応することの重要性を学びました。入社後も、相手の立場に立って行動することを心がけ、貢献していきたいと考えています。

また、ボランティア活動で培ったコミュニケーション能力や問題解決力を活かして、チームの一員として積極的に貢献し、組織の目標達成に貢献したいと思います。

ボランティア経験をアピールする際は、自分の考えや行動を具体的に伝えることが大切です。ボランティアのアピール方法を「履歴書にボランティア経験は書ける?書く際のポイントや例文を解説」の記事でも解説しているので参考にしてください。

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ボランティア経験を学生時代頑張ったことで伝えたいあなたへ

学生時代にボランティア活動を頑張り、「この経験を就職活動でどうアピールすればよいかわからない」と悩んでいる方もいるでしょう。ボランティア経験は、多くのスキルや魅力を伝える貴重なエピソードです。

学生時代に頑張ったことを効果的にアピールしたい方には、キャリアチケットがおすすめです。キャリアチケットでは、学生時代の経験をどのように整理し、就職活動で活かすかについて具体的なアドバイスを提供しています。

キャリアチケットは、自己分析の深掘りや面接対策、ガクチカの添削などの就職活動全般をサポートします。相談無料なため、学生時代頑張ったことが見つからない方や添削を希望する方は、ぜひキャリアチケットに相談してください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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