SPIの試験時間は?制限内に解答するための対策を受検形式別に解説

このページのまとめ

  • SPIでは、受検形式ごとの制限時間や問題数を事前に把握して本番へ備えることが大切
  • 間違えた問題は減点対象とならないため、分からない問題も空欄にせず解答しよう
  • 受検2〜3ヶ月前から問題集を解き、本番と同じ環境で模擬練習をして時間感覚を養おう

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SPIの制限時間や1問ごとにかけられる時間について知りたい方もいるでしょう。SPIは多くの企業が採用選考で導入している適性検査であり、効率的な時間配分が合否の分かれ道です。
本記事では、SPIで時間切れになる原因と対策、受検形式別の時間配分のコツを解説します。また、SPIの対策を始める時期や業界や職種ごとの合格ラインも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

目 次

SPIは時間配分を意識して対策をしよう

SPIは、多くの企業が採用選考で活用している適性検査です。SPIで高得点を取るためには、時間配分を意識した対策が欠かせません。SPIは限られた時間内で多くの問題を解く必要があるため、効率的な時間配分が合否を左右します。

たとえば、テストセンター形式では言語・非言語を合わせて合計35分と決められており、さらに1問ごとに制限時間が設けられています。そのため、時間配分を意識せずに対策を行うと、本番で時間切れになってしまい、実力を発揮できない可能性があるのです。

良い点数を取るためには、各分野の特徴を理解し、効率的な解答方法を身に付けることが重要です。

SPIの概要について知りたい方は、「SPIとは?今さら聞けない出題内容や対策のコツを就活のプロが解説!」をご参照ください。

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SPIで時間切れになる原因

SPIで時間切れになってしまう受検者は少なくありません。時間切れの原因を理解することで、効果的な対策を立てられます。

SPIで時間切れになる原因のイメージ

これらの原因を一つずつ解決していくことで、時間内に問題を解き切る力を身に付けられるでしょう。ここでは、SPIで時間切れになる原因について解説します。

受検形式や出題傾向を把握していない

SPIで時間が足りなくなる大きな原因の一つが、テスト形式や出題傾向の分析不足です。この試験は、受検する形式によって出題範囲が変わるうえに、独特な問題も多く見られます。

事前に出題形式が分かっていれば、本番で問題文を見た直後に迷わず解き始めることができるでしょう。一方、全く対策をせず初見で挑むと、問題の意図を読みとるだけでどんどん時間が過ぎてしまいます。

あらかじめ全体の傾向を確認しておけば、制限時間の中でも落ち着いて実力を発揮できます。SPIの難易度は中学から高校レベルといわれており、決して解けない内容ではありません

しかし、簡単だから大丈夫と油断をせず、事前に問題集などで試験内容を確かめておく必要があります。まずは自分の志望企業がどのような形式でSPIを実施するのか、募集要項をチェックしてみてください。

そのうえで、それぞれの形式に合わせた準備に取り掛かりましょう。

解けない問題に時間をかけている

どれだけ対策を積み重ねても、本番で解けない問題が出てくる可能性はあります。すぐには解答できない問題や、全く分からない問題が試験中に登場することも珍しくありません。

1つの問題に固執し続けると、制限時間が減るうえに集中力も切れてしまいます。SPIは、問題数が多く、各問題の配点はそれほど大きくないため、すべての問題を完璧に解答する必要はありません。

難しい問題に時間を使うよりも、自分が確実に解ける問題を確実に拾う姿勢が求められます。ある程度で見切りをつける勇気を持ちましょう。ペーパーテストであれば、分からない問題を飛ばして、あとから解き直すことも可能です。

「20秒考えても分からないときはスキップする」など、自分なりのルールを決めてみてください。解けそうにないと感じたら、消去法などを活用して解答したのち、次へ進むのが効率的です。

適切な時間配分が分かっていない

適切な時間配分が分からないことも、時間切れの主要な原因です。SPIの各分野には、それぞれ異なる特徴と最適な解答時間があります。たとえば、性格検査は直感的に答える必要があるため、1問あたり6~8秒程度で解答すべきです。

一方、非言語分野の計算問題では、1問あたり1~2分程度の時間をかけても問題ないでしょう。分野ごとの時間配分を理解せずに受検すると、前半で時間を使い過ぎて後半が駆け足になったり、逆に前半を急ぎ過ぎてケアレスミスを連発したりする可能性があります。

事前に各分野の目安時間を把握し、練習を繰り返し時間配分を身に付けましょう。

「そもそも適性検査にはどんな種類があるのか」「それぞれの制限時間の傾向を知りたい」という方は、「就活の適性検査とは?検査の種類や特徴、受ける際のポイントをご紹介!」をご覧ください。

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SPIの出題範囲と受検形式別の時間配分のコツ

SPIで効率的に得点するためには、各分野の特徴を理解し、適切な時間配分で解答することが重要です。分野ごとに求められるスキルと最適な解答アプローチが異なるため、それぞれに応じた対策が必要になります。

ここでは、SPIの主要5分野について、時間配分のコツと効果的な解答方法を詳しく解説します。各分野の特徴を把握し、実践的な対策を行いましょう。

直感で素早く答えるべき性格検査

性格検査では、約30分で300問ほどを解答する必要があります。そのため、1問あたり6~8秒程度と非常に早いペースで処理していかなければいけません。ここで時間をかけ過ぎてしまう原因は、「どの解答が企業に好印象を与えるか」を意識し過ぎている点にあります。

しかし、評価を気にし過ぎるあまり、一貫性のない解答や嘘の解答をすると、かえって評価を下げかねません。性格検査は正解のない分野であるため、素直な解答を心掛けることが重要です。

性格検査で迷わず解答するためのコツ

性格検査で迷わず素早く答えるためには、質問文を読んだ瞬間の第一印象で解答を選択しましょう。深く考え込まずに、自分のありのままの価値観に基づいて選んでいくのが最も有効な対策です。

また、自分に嘘をつかなければ、似た質問が繰り返し登場しても解答のブレを防げます。直感を信じてテンポ良く解答を選び、制限時間内での全問解答を目指してみてください。

語句の暗記と読解スピードが重要な言語分野

国語にあたる言語分野では、語句の暗記量と文章を読むスピードが結果を左右します。たとえばテストセンターの場合、言語と非言語を合わせて約35分で解答しなければいけません。1問ごとに制限時間が設けられているケースが多く、素早い判断が必要です。

出題内容は、二語の関係や熟語の意味を問う「語彙問題」と、長い文章を読み解く「長文読解」に分かれます。前半の語彙問題でタイムロスをすると、後半の長文読解にかける時間がなくなってしまうでしょう。

そのため、暗記で対応できる知識問題をいかに数秒で処理できるかが、時間切れを防ぐために重要といえます。

言語の解答時間を短縮するコツ

言語の解答時間を短縮するコツは、知っている語句の意味を迷わず瞬時に選択することです。事前に四字熟語やことわざ、対義語などの頻出単語を網羅して暗記しておきましょう。

知識があれば、1問あたり10〜15秒ほどでテンポ良く処理できるようになります。また、後半の長文読解では、必ず設問を先に読んでから本文の該当箇所を探してみてください。

全文を細かく読んでいる時間はないため、キーワードを意識して必要な情報だけを拾い読みする工夫が有効です。分からない語彙問題が出ても深く悩まず、推測で解答を選んで次へ進む意識を持ってみてください。

公式の活用と計算速度が要の非言語分野

数学にあたる非言語分野では、公式を正しく使いこなす知識と計算のスピードが合格の決め手です。

テストセンターでは言語と合わせて約35分、Webテスティングでは非言語単体で約20分の制限時間となります。

1問あたりにかけることができる時間は約1分から1分半と、短いペースで解かなければいけません。この分野では、確率や推論、料金割引、速度算、損益算など、中学から高校レベルの数学が出題されます。

解き方を知らない初見の問題に出会うと、立式を考えているだけで簡単に2分以上が過ぎてしまうでしょう。そのため、問題を見た瞬間にどの公式を適用させるか見抜くための、事前のパターン学習が不可欠です

非言語の計算スピードを上げるコツ

計算スピードを劇的に上げるコツは、頻出問題の公式を何も見ずに書けるまで暗記することです。たとえば、旅人算の「はじき(速さ・時間・距離)」の法則や、損益算の原価と利益の計算パターンなどが挙げられます。

これらを覚えておくことで、本番で問題文を読んだ直後に素早くメモ用紙へ立式できるでしょう。また、Webテスティングのように電卓が使える形式では、事前のタイピング練習も時間短縮につながります。

解ける問題を確実に拾い、1問に1分半以上かけないためのタイムマネジメントを徹底してみてください。

スピーディーな長文読解が必要な英語

英語は全ての企業で課されるわけではなく、グローバル企業や大手総合商社などを中心に出題されます。テストセンターにおける英語分野の制限時間は約20分で、問題数は約40問です。

そのため、1問あたり30秒程度で解答する必要があります。出題内容は、同意語や反意語を選ぶ語彙問題から、空欄補充や誤文訂正、そして長文読解まで幅広い範囲です。特に、後半の長文読解はボリュームがあり、のんびり読んでいるとあっという間に制限時間を迎えてしまいます。

そのため、前半の知識問題をいかに数秒で処理し、後半の長文に時間を残せるかが突破の鍵を握るでしょう。

英語の長文問題でタイムロスを防ぐコツ

長文問題でのタイムロスを防ぐコツは、本文よりも前に設問と選択肢をチェックすることです。あらかじめ「何が問われているか」を頭に入れておけば、必要な情報だけを本文から効率的に探し出せます。

また、分からない単語が1つや2つ出てきても、そこで読む手を止めてはいけません。前後の文脈から全体の意味を大まかに推測し、文章の流れを掴むことに集中してみてください。

どうしても解答を絞り込めないときは、消去法を使って最も正解に近そうな選択肢を選び、即座に次へ進みましょう。

問題の意図を瞬時に見抜く構造把握

構造把握は、問題の計算や答えを導き出すのではなく、問題文の「構造(仕組み)」が似ているものを仕分ける検査です。テストセンター方式で実施されるケースがあり、制限時間は約20分で20問ほど出題されます。

1問あたり約1分のペース配分となり、文章を素早く読み解く論理的思考力が欠かせません。この分野では、言語的な問題と非言語的な問題の両方から出題されます。

たとえば、非言語系では「問題の解き方のプロセスが同じものを選ぶ」といった高度な分類スキルが必要です。問題文の表面的な数字やテーマに惑わされると、意図を見抜くまでに時間がかかり、タイムアップの原因になります。

構造把握で仕分けを素早く行うコツ

構造把握で仕分けのスピードを上げるコツは、文章の主語と述語、または前提条件の関係性を記号化することです。問題文を読んだら、頭の中で「AならばB」「XだからY」という数式のようなパターンに置き換えてみてください。

これにより、文章のジャンルが異なっていても、根底にあるロジックが同じ選択肢をすぐに見分けることができます。また、過去問や模擬テストを活用して、よく出る出題パターンを事前に頭へストックしておくことも大切です。

「このタイプの文章は、あの公式の構造と同じだ」と本番で分かれば、悩む時間を劇的に削れます。

どうしても仕分けに迷う選択肢があるときは、直感で1つを選んで次の問題への解答に取り掛かりましょう。

SPI対策と並行して、ビジネスや選考の場で求められる論理的思考力の基本について詳しく知りたい方は、「ロジカルシンキングとは?就活で差がつく活用例や鍛え方を解説」をご参照ください。

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SPIで時間切れを防ぐための対策7選

SPIで時間切れを防ぐためには、問題集を繰り返し解いたり、よく出る公式を覚えておいたりすることが有効です。また、苦手分野の対策にしっかり向き合うことも重要でしょう。ここでは、時間切れを防ぐための具体的な対策を7つ紹介します。

これらの対策を参考に、受検本番でも余裕をもって解答できるように備えてみてください。

1.問題集を繰り返し解く

SPIの時間切れを防ぐためには、問題集を繰り返し解いて出題パターンや解法を身につける方法が効果的です。何冊もの参考書に手を出すよりも、同じ本を完璧に仕上げるほうが、圧倒的に解法パターンが身につきます。

最初は時間がかかっても構わないため、まずは解き方のプロセスを正確に理解するステップから始めましょう。繰り返し復習を重ねるうちに、問題の数字や設定が変わっても、スムーズに立式できる実力が養われます

最終的には、問題を見ただけで頭の中に瞬時に解法が浮かぶ状態を目指して、練習量を積み重ねてみてください。

出題傾向を把握して本番に備える

繰り返し問題を解くときは、受検形式ごとの出題傾向を把握して本番に備えましょう。SPI特有の出題パターンが分かっていれば、本番でも問題文を読む時間を最小限に抑えることができます。

出題傾向を把握しておくことで、初見の焦りがなくなるため、制限時間の中でも落ち着いて解答の作業に移れるでしょう。目安として、同じ問題集を最低でも3周は解き直して、知識を完全に定着させておきます。

出題傾向を網羅して本番へ備えることができれば、1問あたりにかける時間を短縮し、余裕をもって解答できるでしょう。

2.よく出る公式は覚えておく

非言語分野の計算スピードを上げるためには、頻出の公式を確実に暗記しておく必要があります。本番中に「どうやって解くのだっけ」と公式を思い出している時間はないと考えておきましょう。

損益算の利益計算や速度算の「はじき」の法則など、基本の型は何も見ずに書けるまで覚えるようにしてみてください。公式が頭に入っていれば、問題文の数字をそのまま当てはめるだけで、機械的に正しい式を作ることができるのです

立式にかかる時間を5秒以下に削ることができれば、非言語の制限時間に大きな余裕が生まれるでしょう。解法のパターンを1つでも多くストックしておくことが、タイムアップを回避する最大の近道です。

語句問題は素早く解いて時間を確保する

言語分野の語句問題は、問題文と選択肢の「1単語」だけに注目して、3秒から5秒で解き進めるのがコツです。たとえば「二語の関係」であれば、提示された2つの単語が「対義語」か「同意語」か、関係性だけを瞬時に見抜きます。

意味を深く考え込まずに、単語の組み合わせのパターンとして反射的にマークを選んでいかなければいけません。具体的には、選択肢を上から順に読むのではなく、問題の単語と最も結びつきの強い選択肢を視野から一瞬で探します。

ここで生まれた時間の貯金を、後半の長文読解へ回すアプローチが非常に効果的です。長文読解では、先に設問の選択肢に目を通し、キーワードが含まれる段落だけを狙い撃ちして読む工夫をしてみてください。

3.苦手分野の対策に力を入れる

時間切れを防ぐためには、苦手な分野を放置せず、優先的に対策を行いましょう。SPIは、苦手な問題で行き詰まって手が止まる瞬間こそが、最もタイムロスを生む原因です。

本番で手が止まらないようにするためにも、解けない単元を事前に1つでも多く潰しておかなければいけません。特に非言語の推論や確率などは、解き方のコツを掴むまでに一定の練習量が必要です。

苦手分野の解法パターンを網羅しておけば、本番での迷いがなくなり、全体の処理速度が底上げされます。分からない問題を減らす地道な努力が、結果として試験全体の時間に大きな余裕を生むでしょう。

得意・苦手分野を把握する

効率良く対策を進めるために、まずは、模擬テストや問題集を1周解いて、自分の得意と苦手な単元を知ることから始めてみてください。たとえば、正答率が低い単元や、解くまでに2分以上かかってしまった問題をノートにリストアップしてみましょう。

制限時間内に解けなかった原因が、知識不足なのか、計算スピードの遅さなのかを客観的に分析します。自分の現在地が分かれば、限られた就活の準備時間の中で、どこを重点的に勉強すべきかが明確になるでしょう。

得意な単元はさらにスピードを磨き、苦手な単元は解説をじっくり読んで基礎を固める工夫をしてみてください。バランスよく実力を高めることで、どのような問題が出題されても、時間内に解き切る力が養われるでしょう。

4.難しい問題に時間をかけない

SPIの得点を伸ばすためには、解けない難問に執着せず、諦めて次へ進むことも必要となります。本番では、どれだけ入念に準備をしていても、ひと目で解き方が分からない問題に遭遇するケースがあります。

そこで1問に2分も3分も費やしてしまうと、そのあとの簡単に解ける問題にたどり着けなくなってしまうでしょう。SPIの配点はどの問題もほぼ一律とされているため、難問を1問解くのも、易しい問題を1問解くのも価値は同じです。

「1分考えても糸口が見えない問題はスキップする」というように、思い切った見切りをつける勇気を持ってみてください。

点数を最大化するために無解答を避ける

難しい問題をスキップする際、絶対にやってはいけない行動が「空欄のまま次へ進む」という選択です。SPIでは、間違えた解答に対して減点されるペナルティ(誤答率の測定)は原則としてありません。

つまり、無解答で提出してしまう行為が、最も点数をロスする原因になってしまいます。そのため、どれほど分からない難問であっても、必ず勘で選択肢のどれか1つを選んでから次へ進みましょう。

消去法を使って「明らかに違う」と感じる選択肢を1つでも排除できれば、正解する確率はさらに高まります。最後の1秒まで空欄を作らず、すべての問題のマークを埋める工夫をして、持ち点を1点でも多く積み上げてみてください。

5.パソコンや電卓の操作に慣れておく

テストセンターやWebテスティングでは、パソコンの操作スピードが解答時間に直結します。特にWebテスティング方式では画面上で電卓を使用するため、素早いキー入力ができるかどうかが重要です。

普段スマートフォンばかりを使っていてキーボードや電卓の操作に慣れていないと、それだけで大きなタイムロスになります。問題の解き方が分かっていても、入力の手際が悪いせいで時間切れになってしまっては非常にもったいないです。

そのため、事前にパソコンでの模擬テストを体験し、クリックや数字入力の動作をスムーズに行えるよう練習しておきましょう。電卓のブラインドタッチを少し練習しておくだけでも、非言語の計算時間を劇的に削ることができます。

SPIの受検前に使いこなしたい便利な電卓機能については、「SPIで電卓は使用できる?受検形式ごとのルールや使い方のコツを解説」をご覧ください。

画面の経過時間をチェックして焦りを防ぐ

本番での焦りを防ぐために、パソコン画面に表示されるタイマーの残り時間を定期的にチェックしておきましょう。テストセンター方式では1問ごとに制限時間のゲージが表示され、時間が迫ると緑から黄、赤へと色が変わります。

この画面上の仕様を事前に知っておき、「色が不意に変わっても焦らない」という心構えを作っておく必要があります。一方で、全体の制限時間で進むWebテスティングでは、全体の残り時間から「あと何分使えるか」を逆算しなければいけません。

残り時間を全く見ずに解いていると、気づいたときには数分しか残っていないという事態になりかねないでしょう。常に時計を視界の隅に入れ、自分のペースが遅れていないか確認する工夫をしながら、冷静に解き進めてみてください。

6.本番と同じタイマー環境で模擬練習をする

SPIの時間配分を身につけるためには、日頃の勉強から本番と同じタイマー環境を用意して練習することが欠かせません。時間を測らずにのんびり問題を解く習慣がついていると、本番の目まぐるしいスピード感に圧倒されてしまいます。

自宅で問題集に取り組むときも、必ずスマートフォンのタイマーなどをセットし、1問ごとに制限時間を意識して解いてみてください。言語問題であれば1問15秒、非言語問題であれば1問1分といった具体的な目標時間を設定するのがおすすめです。

タイマーの音が鳴る環境で繰り返し練習を重ねるうちに、体に「1分間の長さ」が染みついていきます。このリアルな時間感覚を養っておくことが、本番の試験でもペースを崩さずに実力を発揮するための土台となるでしょう。

7.誤答率は測定されないため選択肢は先に選ぶ

先述したとおり、SPIのWebテストやテストセンターでは、間違った選択肢を選んでも減点されるペナルティは原則ありません。つまり、正解が分からなくても空欄のまま放置してしまう行為が、最ももったいないタイムロスになります。

時間が足りなくなって次の問題に強制的に切り替わる前に、勘でも良いので必ずどれか1つの選択肢を選んでおきましょう。特に1問ごとに時間制限があるテストセンターでは、残り時間がわずかになった瞬間に適当でもマークを埋める決断が必要です。

あらかじめ直感で選択肢をどれか1つ選んでおき、そこから計算や熟考を始めるという解き方も有効な戦略になります。万が一途中でタイムアップを迎えても未解答を防ぐことができるため、確実に点数を残すための防衛策として実践してみてください。

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SPI対策の時期と合格ライン

SPIで確実に合格するためには、適切な時期から対策を始め、目標とする合格ラインを理解することが重要です。計画的な学習スケジュールを立てることで、効率的に実力を向上させられるでしょう。

ここでは、SPI対策の最適な開始時期と、企業が設定する一般的な合格ラインについて詳しく解説します。

受検の2~3ヶ月前から対策を始める

SPI対策は、受検の2~3ヶ月前から始めることをおすすめします。この期間があれば、基礎知識の習得から実践的な問題演習まで、段階的に実力を向上させることが可能です。

対策期間別の学習内容は以下のとおりです。

期間 学習内容 重点ポイント
3ヶ月前~ 基礎知識の習得 公式暗記、語彙力強化
2ヶ月前~ 問題演習開始 解法パターンの習得
1ヶ月前~ 実践練習 時間配分、模擬テスト
1週間前~ 最終調整 苦手分野の復習

短期間での対策も可能ですが、十分な実力向上を目指すには、ある程度の期間が必要です。特に数学が苦手な場合は、早めの対策開始が重要になります。継続的な学習により、着実に実力を向上させることができるでしょう。

就活全体のスケジュール感を掴み、計画的に受検対策を進めたい方は、 「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」をご一読ください。

合格ラインは6~7割

SPIの一般的な合格ラインは6~7割とされています。ただし、企業や職種によって合格ラインは異なるため、志望企業の傾向を事前に調査することが重要です。

業界や職種ごとの合格ラインの目安は以下のとおりです。

業界・職種 合格ライン 各合格ラインが設けられる主な理由
外資系コンサル、投資銀行、総合商社など 7.5〜8.5割以上 トップ層の就活生が集中するため、最上位レベルのスコアが求められる
大手メーカー、メガバンク、人気IT・広告など 7割程度 大量のエントリーを効率的に絞り込むため、やや高めの基準が設定されやすい
中堅企業・一般的な企業 5.5〜6割程度 基礎的な学力や常識が備わっているかを確認する基準として設定される
研究・技術職、エンジニア職 非言語分野で7割以上 言語分野が5割程度であっても、研究や開発に必要な数学的センス(非言語)で高得点が必須となるケースが多い
営業・企画職、総合職 総合で6〜7割 極端な苦手分野を作らず、言語・非言語ともに平均以上のスコアを求められる傾向にある

また、総合得点だけでなく、分野別の最低ラインが設定されている場合もあります。たとえば、「全体で7割以上、かつ各分野で5割以上」といった条件です。合格ラインを意識した対策により、効率的に目標達成を目指せます。

苦手分野があっても、他の分野でカバーできる場合が多いため、バランスの取れた学習を心掛けてみてください。

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SPIで時間切れを防いで選考突破を狙いたいあなたへ

SPIの選考を突破するためには、時間配分を意識した対策が必要です。繰り返し問題集に取り組み、どのような問題をどう解けばよいのか把握しておきましょう。

ただし、就活ではSPI対策だけでなく、エントリーシートの作成やグループディスカッション、面接など幅広い対策が必要です。限られた時間の中で、SPIの対策を行うとなると、1人では難しいと感じる就活生もいるでしょう。

1人ですべての対策をすることに不安を感じる場合は、就活エージェントに相談してみてください。キャリアチケット就活エージェントでは、入社後の活躍を見据え、SPIを時間内に解き切る対策や自己分析、面接対策などの内定に向けたサポートを行っています。SPIの選考を突破して内定獲得に近づきたい方は、ぜひ気軽にご相談ください。

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SPIの時間についてのよくある質問

SPIの時間についてのよくある質問をまとめました。

時間が足りないときは適当に答えても良い?

SPIでは、誤答によって減点されるペナルティ(誤答率の測定)は原則としてありません。そのため、時間が足りなくなって空欄のまま提出するよりも、勘でも良いので全ての選択肢を埋めることをおすすめします。

未解答のまま終了すると正解の可能性は0%ですが、適当にでも選んでおけば20〜25%の確率で得点につながります。残り時間が数秒になったら、迷わず直感で選択肢を1つ選んで次の問題への解答に取り掛かりましょう

テストセンターで時間切れになったら不合格?

テストセンターで1問ごとに時間切れ(画面のゲージが赤になって強制終了)になっても、それだけで不合格が確定するわけではありません。SPIは全問正解を目指す試験ではなく、志望企業が設定した合格ラインを超えれば選考を通過できる仕組みです。

いくつかの問題で時間切れになってしまっても、それ以外の問題の正答率が高ければ、十分に挽回して通過できる可能性が残されています。1つのミスを引きずらず、次の問題や科目に集中して得点を1点でも多く積み上げる工夫が大切です。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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