このページのまとめ
- SPIで高得点を取るには時間配分が大切
- SPIで時間切れになってしまうのは、問題対策ができていないから
- SPIで時間切れを防ぐためには、解ける問題を確実に解いていくのが大事
「SPIを解くのに時間が足りない」「時間配分の方法がわからない」などと悩む就活生もいるでしょう。SPIで時間が足りない場合、問題への対策が不十分かもしれません。問題集や過去問で時間配分を意識して解く練習も大切です。
この記事では、SPIでの時間配分のコツや、時間切れになってしまう理由を解説します。高得点を取るためのコツも紹介するので、合わせて参考にしてください。
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- SPIの時間配分が重要な理由
- SPIで時間切れになる原因
- 対策ができていない
- 解けない問題に時間をかけている
- 適切な時間配分がわかっていない
- SPIにおける制限時間と対策のポイント
- テストセンターの場合
- ペーパーテストの場合
- Webテスティング
- インハウスCBTの場合
- SPIの検査内容と時間配分のポイント
- 性格検査
- 能力検査
- SPIで時間切れを防ぐためのポイント
- 難しい問題に時間をかけない
- パソコンや電卓の操作に慣れておく
- パソコンに表示される経過時間をチェックする
- 選択肢は先に選んでおく
- 語句問題は素早く解いて時間を確保する
- SPIで時間を守って確実に点を取るためのコツ
- 問題集を繰り返し解く
- よく出る公式は覚えておく
- 出題傾向を把握する
- 苦手分野の対策に力を入れる
- 未回答は避ける
- SPI対策で必要な勉強時間
- 30時間は勉強が必要になる
- 入念に対策するなら60時間が目安になる
- 大学3年生の3月には勉強を終えておく
- SPIで時間切れを防ぎ選考突破を狙いたいあなたへ
SPIの時間配分が重要な理由
SPIの選考を突破するためには、時間配分を意識することが大切です。SPIは1問ごと、または1分野ごとに制限時間が設けられており、時間内に問題を解き切らなければなりません。
時間配分を間違えてしまうと、解けるはずの問題が解けなかったり、最後の問題までたどり着かない場合も出てきます。問題集や過去問を解いて全体の流れを把握し、時間配分のコツを掴んでおきましょう。
SPIの詳しい概要については、「適性検査「SPI」の概要と対策を知ろう」の記事で解説しています。どのような問題が出題されるかも、把握しておくのが大事です。
解答スピードを上げて65分以内に全問解こう
SPIで高得点を狙うためには、解答スピードを意識することが重要です。限られた時間内にすべての問題に取り組むには、対策の段階から制限時間を意識して練習しておく必要があります。以下のポイントを意識して解答スピードを上げてみましょう。
・時間を計測して練習:ストップウォッチを使い、一問ごとにどれくらい時間がかかるのかを測定してみましょう。練習を重ねることで、スピードをどの程度上げる必要があるかを理解できます。
・公式や解答パターンを覚える:問題によっては公式やパターンを覚えておくことで、素早く解答できる場合もあります。ただし、丸暗記するだけでは不十分です。実際の問題を解く中で公式を使い慣れ、どの問題にどのパターンが適用できるかを身に付けましょう。
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SPIで時間切れになる原因
SPIで時間切れを起こしてしまう原因は、受検対策や時間配分への準備が足りていないから。ここでは、時間切れになりやすい3つの原因を紹介します。
対策ができていない
SPIには出題傾向があり、事前に問題集を解いておくことで対策が可能です。しかし、対策が不十分だと、解答の仕方がわからず、時間切れを起こす可能性があります。中学や高校の知識だけでは解けない問題も多いため、SPIの特有の問題形式に慣れておくことが必要です。
解けない問題に時間をかけている
解けない問題に固執してしまうと、時間が足りなくなってしまいます。わからない問題は、あきらめて次に進むことも大切です。特にペーパーテストの場合は1問ごとの時間制限がないため、自分で適切な時間配分を意識しなければ、最後の問題までたどり着けないこともあります。
適切な時間配分がわかっていない
1問にかけるべき時間がわからないと、時間切れを起こしやすくなります。自分の得意分野と苦手分野を理解した上で時間配分を考えることが大事です。苦手分野はあきらめるか、得意分野で時間を短縮してカバーするなど、戦略を立てておきましょう。
SPIの時間配分を考えるために、問題数や傾向を知ることが大切。「SPIの非言語問題とは?回答のコツや対策方法について解説」の記事で紹介しているので、時間をどのように使うのか考えてみましょう。
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SPIにおける制限時間と対策のポイント
SPIは受験方式によって、制限時間や出題傾向が変わります。受験方式ごとの特徴を理解し、対策できるように準備しておきましょう。
テストセンターの場合
テストセンターとは、SPI主催者が用意した会場で、用意されているパソコンで回答を行う受験方式です。一度受験するだけで、結果をほかの企業の選考にも使える特徴があります。
テストセンターの場合、制限時間は約35分です。問題数は解答状況によって変わるため、明確には決まっていません。
一問ごとに制限時間がある
テストセンターの場合、一問ごとに制限時間が決められています。制限時間をすぎてしまうと、解答途中であっても自動的に次の問題に移ってしまいます。解答が完了していない場合、点数にはなりません。
解答スピードも評価対象になる
解答する速度も評価対象に含まれます。解答スピードから、次のような能力が見られているためです。
・生産性
・処理能力の高さ
・仕事の効率性
・正確な業務遂行力
正しく回答することはもちろんですが、すばやく解答できるようにしましょう。
受検者の解答状況に応じて問題が変化する
テストセンターでは受検者の回答により、次の問題が変わります。正答率が高いほど、問題は難しくなる傾向です。そのため、問題が難しくて解けなかったと悩む必要はありません。難しくなればなるほど、正答率が高い可能性があります。
誤謬(ごびゅう)率で評価されない
誤謬率とは、解答した問題のうち、どれだけ間違えたかの割合のこと。SPIは誤謬率は評価されず、正解数で評価されます。
もし、制限時間に間に合わなくて回答できなくても、評価が悪くなることはありません。失敗したと思わず、次の問題で正解できるように気持ちを切り替えましょう。
電卓や私物の筆記用具は使用NG
テストセンター内には、私物の持ち込みができません。電卓はもちろん、鉛筆やシャープペンシルなどの筆記用具もNGです。
テストで使用するものについては、すべて会場で貸し出されます。洋服のポケットに入っている物もすべてロッカーに入れるよう指示されるので、従うようにしてください。
ペーパーテストの場合
ペーパーテストとは、企業が用意した会場にて、紙のテストを解く形式です。解答はマークシート形式になります。
問題数が多く制限時間も長い
ペーパーテストはほかの試験形式と比べて、問題数が多く、制限時間も長めにとられています。
性格検査:300問・制限時間40分
能力検査は70問・制限時間(言語分野:約40問・30分)(非言語分野:約30問・40分)
性格検査の場合、1分あたり13問から14問のペースで解く必要があります。能力検査は言語分野で1問あたり45秒、非言語分野は1問あたり80秒が目安です。
時間配分や解答順を自由に決められる
ペーパーテストは問題冊子が配られるため、解答順は自由に選べます。問題をすべて確認してから、解きやすい問題から解くことも可能です。苦手な問題や解けなさそうな問題は、飛ばして別の問題に進む戦略も大切になります。
ペーパーテストについては、「SPIのマークシート形式「ペーパーテスト」の特徴や対策方法を解説」の記事も参考にしてください。どのような形式かイメージしておくと、本番で解きやすくなります。
Webテスティング
Webテスティングとは、自宅や学校のパソコンで受験する形式です。企業が指定した期間内であれば、自分の都合のいいタイミングで受けられるメリットがあります。
Webテスティングの性格検査は約30分、能力検査は言語・非言語分野合計で約35分です。
一問ごとに制限時間がある
Webテスティングの場合も、テストセンター同様に一問ごとに制限時間があります。未回答の場合でも、時間切れになれば次の問題に移る形式です。
受験時期で出題内容が異なる
受験するタイミングによって、出題される内容が異なります。幅広い出題範囲に対応できるように、問題集で対策しておきましょう。
入力式の問題が多い
Webテスティングは選択形式よりも、入力形式の問題の方が出題されます。自由回答になるため、自分で答えを導き出さなければなりません。また、自由回答の場合、入力速度も求められます。タイピングの練習もしておきましょう。
難易度が高い
ほかの受検形式に比べて、問題の難易度が高い傾向にあります。ほかの方式で高得点が取れても、Webテスティングではいい結果を出せなかった就活生も多いようです。高難易度の問題にも対応できるように、幅広い問題集で対策をしておくといいでしょう。
電卓や参考書を使用できる
Webテスティングの場合、受検中に電卓や辞書、参考書の使用が可能です。使用しても、カンニングにはなりません。
ただし、制限時間は短いので、すばやく計算する能力や情報を探す能力が求められます。電卓の操作も練習しておく方がいいでしょう。
インハウスCBTの場合
インハウスCBTとは、応募先の企業に出向き、企業が用意したパソコンでテストを受ける形式です。面接などの選考と同日に行われるケースが多いです。
検査実施時間は性格検査が約30分、能力検査が言語・非言語合わせて約35分です。検査内容や特徴、留意点などは、Webテスティングとほぼ変わりません。
対策方法はWebテストと変わらない
インハウスCBTの対策は、Webテスティングと同じ対策で行います。制限時間や出題内容に、大きな違いがないからです。
1問ごとに制限時間が設けられているので、1問に対し1分半から2分の間で解く練習をしておくのがおすすめ。また、入力式の回答方法が多いため、パソコン操作やタイピングに慣れておきましょう。
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SPIの検査内容と時間配分のポイント
SPIの内容は、「性格検査」と「能力検査」の2つにわけられます。それぞれの検査内容と、時間配分のコツを知っておきましょう。
性格検査
性格検査とは、人柄や考え方などを明らかにする検査です。日常の行動や考え方について質問をすることで、受検者の考え方や性質、仕事の適性などがわかります。
テストセンターやWebテスティングの場合、約300問で制限時間は約30分です。ペーパーテストの場合は、約300問で制限時間は約40分。性格検査は制限時間は気にせず、直感で考えるようにしましょう。「自分をよく見せよう」「企業の求める人材像を意識しよう」などと考えると、解答に矛盾が発生する場合があるからです。
テンポよく回答すれば制限時間に困ることはないので、深く考えすぎないようにだけ気を付けてください。
能力検査
能力検査は、「言語」「非言語」「英語」「構造把握」の4つに分けられます。どのような仕事をする上でも必要とされる、知的能力を測る検査です。
それぞれの内容やポイントを解説します。
言語
言語分野では、国語能力の問題がほとんどです。出題範囲の例は以下の通りになります。
・二語の関係
・語句の意味
・文章の並べ替え
・熟語の成り立ち
・空欄補充
・長文理解
問題のレベルは中学〜高校卒業程度で、難易度はそれほど高くありません。受検までに語彙力を強化し、繰り返し問題集を解いて対策しましょう。
特に、「二語の関係」や「語句の意味」などの語句問題は、暗記さえしていれば時間をかけずに解答できる問題です。よく出る言葉は決まっているので、覚えるようにしておきましょう。
単語問題に時間をかけず、「長文理解」や「文の並び替え」など、解くのに時間がかかる問題に時間を残しておくのがおすすめです。時間をかけられない言語分野の対策については、「SPIの言語分野は事前対策でバッチリ!選考を突破できる勉強方法」も参考にしてください。基本は問題集で対策できますよ。
非言語
非言語分野では、数学的な問題が出題されます。出題範囲は、以下の通りです。
・四則演算
・損益算
・確率
・集合
・推論
・長文読み取り
・表の読み取り
言語分野の問題と同様に、難易度はそれほど高くありません。しかし、制限時間が短いため、テンポよく解答する必要があります。日常的に計算力を高めたり、問題集を活用して形式や解答パターンに慣れておくと受検本番で力を発揮できるでしょう。
推論については1分半〜2分を目安に解答するのがおすすめ。「推論」は特に難易度が高く、正答率を上げるには法則の理解や慣れが必要です。ほかの問題に比べて、時間をかけてもいいでしょう。
また、長文読み取りも時間がかかる問題です。焦ると時間が足りなくなってしまうため、しっかりと設問を読み、求めるべき数を見極めましょう。なお、「長文読み取り」を解く際、公式なしでは正答が困難と言われています。公式を暗記し、確実に正答できるように対策してください。
英語
英語を使う企業の場合、英語の問題も出題されます。出題範囲は以下の通りです。
・語彙力
・穴埋め問題
・長文読解
英語問題のレベルは中学から高校程度となっています。単語の意味を覚えておかないとまったく答えられない問題もあるので、参考書などで英単語を暗記し直しておいてください。
また、問題集で文法問題や長文読解にも取り組み、英文に慣れておきましょう。
構造把握
構造把握とは、筋道を立てて考えられるかを調べる問題です。「非言語系問題」と「言語系問題」の2種類があります。
「非言語系問題」は、計算の文章問題を構造別にグループ分けする問題です。解答には計算能力と、文章の意図を読み取る能力が求められます。
「言語系問題」は、複数の文章を指示に従いグループ分けする問題です。文章を適切に読み取り、指定された題材に従って仕分ける能力が見られます。
問題形式や文章の読み解き方に一定の法則があるため、市販の問題集を使って多くの問題に取り組んでおきましょう。SPIの構造的把握力検査については、「SPIの構造的把握力検査とは何?対策方法を解説!」も参考にしてください。
SPIで時間切れを防ぐためのポイント
ここでは、SPIで時間切れを防ぐために意識したいことを4つ紹介します。問題対策以外にもできることがあるので、チェックしておきましょう。
難しい問題に時間をかけない
SPIで難しい問題にあたった場合、あまり時間をかけないようにしましょう。SPIは正解率ではなく、正解数を評価する傾向にあります。時間をかけて間違えるよりも、次の問題で正解したほうが評価はあがります。
すべての問題を解く必要はないので、得意な問題を確実に解けるようにしておきましょう。
パソコンや電卓の操作に慣れておく
パソコンや電卓など、機械の操作を練習しておきましょう。操作をすばやくできれば、解答時間を短くできます。
電卓には便利な計算機能もついているので、活用できるとさらなる時短につながります。練習段階から使い方を勉強しておくと、本番にも活かせるでしょう。
パソコンに表示される経過時間をチェックする
パソコンでSPIを受験する際は、経過時間も確認しておくのがおすすめです。パソコン画面の右上に、「解答時間ゲージ」が表示されています。
解答時間ゲージは下記の仕様になっています。
・緑:標準的な解答時間
・黄色:少し遅いが問題ない解答時間
・オレンジ:やや遅い解答時間
・赤:時間切れ
緑ゲージの状態で回答し続けられる就活生は少ないので、焦る必要はありません。焦って間違えるよりも、黄色やオレンジでも正解したほうが評価は上がります。
選択肢は先に選んでおく
時間切れでの無回答を防ぐために、選択肢を先に選んでおく方法もあります。どれでも良いので適当に選んでから問題を解き始めれば、入力なしは防げるでしょう。
テストセンターで受験する場合、制限時間がなくなれば、未入力でも次の問題に進んでしまいます。選択肢を選んでさえすれば正解の可能性は高まるので、未回答よりは選んでおくのをおすすめします。
SPIの対策については、「SPI対策をご紹介!出題内容やポイントを把握して適性検査を突破しよう」の記事でも詳しく紹介しています。
語句問題は素早く解いて時間を確保する
SPIの言語問題では、語句に関する問題が多く出題されます。たとえば、二語の関係を考え、同じ関係に当てはまるものを選ぶといった問題です。語句問題に時間をかけすぎてしまうと、後半の長文や文章問題に割く時間が不足してしまう可能性があります。
語句問題は、内容を素早く理解して直感的に解くことがポイントです。難しい問題に時間をかけず、できるだけ迅速に回答することで、残りの問題に十分な時間を確保しましょう。特にテストセンターではスピードが求められるため、日頃から語句問題に慣れておくと安心です。
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SPIで時間を守って確実に点を取るためのコツ
SPIで高点数を取るためには、問題集での練習を軸に、出題傾向を把握しておくのが大切です。ここでは、SPIでの高得点獲得に向けて5つのコツを解説します。
問題集を繰り返し解く
確実に得点を取るために、まずは繰り返し問題集を解きましょう。基本的な公式や出題パターンを把握しておくのが大切です。
問題集のほか、SPIの練習ができるWebサイトやアプリなども利用して、なるべく多くの問題に触れるのがポイント。公式や出題パターンをしっかりと頭に入れておけば、限られた時間のなかでもスムーズに解答でき、得点につながりやすくなります。
よく出る公式は覚えておく
よく出題される公式は覚えておきましょう。公式を覚えておかないと、回答できない問題も多くあります。
たとえば、「早さ」「距離」「時間」を求める公式は頻出です。また、割引率を求める問題もよく出る傾向にあります。公式さえ覚えておけば数字をあてはめるだけになるので、問題集や参考書で勉強しておいてください。
出題傾向を把握する
受験形式によって、出題範囲や傾向が違うことも知っておきましょう。
たとえば、非言語分野の数学の場合、テストセンターでは「代金の精算」「割合の計算」が出題されます。一方で、ペーパーテストでは出題されません。
どの方式の出題範囲から対策すべきか迷ったら、実施企業が多いテストセンター方式の出題範囲から優先的に勉強するのがおすすめです。
苦手分野の対策に力を入れる
SPIでは苦手分野から優先的に対策しましょう。SPIでは幅広い問題に対応する必要があり、苦手分野を減らして少しでも正解数を伸ばすのがコツです。
SPIの問題のなかでも特に、非言語分野に苦手意識を持つ就活生が多い傾向にあります。基本的には中学・高校レベルの数学で十分対応可能なので、公式をおさらいするだけでも得点につながるでしょう。公式を確認した後は、問題集で公式の使い方を頭に入れることが大切です。
未回答は避ける
わからない問題が出てきても、未回答はやめましょう。空欄のままにしておくと点数を得るチャンスが失われてしまいます。たとえ自信がなくても、何かを選択しておくことが大切です。わからない問題でも、選択しておくことで得点につながる可能性があります。
新卒採用時のSPIでは、正解数が優先されます。苦手な問題や、解きにくい問題は深く考えずに解答を選び、ほかの問題で正答を取りに行くことで高得点につながるでしょう。
SPI対策については、「「SPIが難しい」と感じるあなたへ!オススメの対策や難易度を解説」の記事で詳しく解説しています。勉強すれば点数は取れるので、コツコツと対策を頑張りましょう。
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SPI対策で必要な勉強時間
SPIの選考を突破するには、勉強時間の確保も重要です。一夜漬けレベルの勉強で突破できるほど、SPIは甘くありません。
ここでは、SPIの選考に突破するには、どの程度の勉強時間が必要かについて解説します。
30時間は勉強が必要になる
SPIで高得点をとろうとするなら、30時間は勉強した方がいいでしょう。1日1時間を対策に使えば、1ヶ月間必要です。
SPIは出題範囲が広く、問題傾向の把握が重要です。まずはどのような問題が出るのか、どのように解けばいいのかの把握に時間を使いましょう。
入念に対策するなら60時間が目安になる
入念に対策をしたいのであれば、倍の60時間は必要です。苦手分野の克服や、あまり出ない問題の対策なども必要になります。
SPIは人気企業や大手企業になるほど、志望者が増えるので選考の基準も上がるのがポイント。より高得点を目指すのであれば、60時間は勉強するようにしてください。
大学3年生の3月には勉強を終えておく
大学3年生の3月までにはSPIの勉強を終えておきましょう。内閣府の「学生の就職・採用活動開始期等に関する調査結果について(概要)」によると、大学3年生の3月には、企業説明会やセミナーに参加した学生がピークを迎えています。
■文中画像
引用:内閣府「学生の就職・採用活動開始期等に関する調査結果について(概要)」
就活の情報解禁が行われるのも、大学3年生の3月から。説明会や選考への参加を考えると、3月までにはSPIの勉強を終わらせておいた方が、スケジュール的に余裕が出ます。
インターンシップ選考でSPIを受ける場合もある
インターンシップの選考から、SPIが出される場合もあります。インターンシップに参加する予定のある就活生は、早めに勉強しておきましょう。
インターンシップへの参加が増え始めるのが、大学3年生の夏ごろに行われるサマーインターンシップです。急に必要になっても問題ないように、勉強しておいてください。
インターンシップについては、「インターンシップとは何か?特徴や選び方などをご紹介!」の記事を参考にしてください。SPI以外にも、履歴書やエントリーシート、面接対策なども必要なので、準備しておきましょう。
SPIで時間切れを防ぎ選考突破を狙いたいあなたへ
SPIは時間切れを防ぐために、時間配分を意識した対策が必要です。問題集を解くようにし、どんな問題があるのか、どのように解けばいいのか把握しておきましょう。
ただし、就活ではSPI対策だけでなく、ESやグループディスカッション、面接などの対策で忙しくなります。限られた時間のなかで、SPIの対策までしっかり行うとなると、一人では難しいと感じてしまう就活生も多いかもしれません。
一人ですべての対策を行うのは難しいと感じた就活生は、就活エージェントに相談してみてください。「キャリアチケット」は入社後の活躍を見据えて、SPIを時間内に解き切る対策や自己分析のお手伝い、面接対策などの内定に向けたサポートを行っています。ご気軽にご相談ください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。