「SPIが難しい」と感じるあなたへ!オススメの対策や難易度を解説

このページのまとめ

  • SPIの難易度は中学〜高校レベル
  • SPIを難しいと感じるのは、出題傾向や苦手分野を理解していないから
  • SPIの対策は、一つの問題集をやり込んだり模試を受けることが有効

「SPIが難しい」と感じるあなたへ!オススメの対策や難易度を解説のイメージ

「SPIが難しい」と悩む就活生もいるかもしれません。

SPIの難易度は中学〜高校レベルのため、問題の傾向を理解すれば問題なく回答できるようになります。

SPIの対策としては、一つの問題集をやり混んだり模試を受けたりして苦手をなくしていくことが大切です。

この記事ではSPIを難しいと感じる原因と対策方法を解説しています。ぜひ参考にしてください。

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目 次

SPIの概要と難易度

就活中にはSPIを難しいと感じたり、対策方法に悩んだりすることもあるでしょう。

SPIの対策を進めていく前にSPIの概要と難易度を理解してください。以下で詳しく解説します。

SPIの概要

SPI(Synthetic Personality Inventory)とは、日本で一般的に行われている就職向けの試験の一つです。企業が選考で、就活生の性格や基礎能力を測定する目的で利用されています。

SPIは言語分野、非言語分野、性格検査の3つの分野から出題されます。受検形式もさまざまです。現時点では、テストセンター、ペーパーテスト、Webテスティングの3種類があります。

性格や基礎能力を測るため、SPIは就活で最も用いられているテストの一つです。面接に進む前の就活生のふるい落としに使われることも多いので、適切な対策を行い、就活を軌道に乗せるようにしましょう。

SPIについてより詳しく知りたい方は「SPIのWebテストとは?受験方法や受かるための対策方法を解説 」を参考にしてください。

SPIの難易度

SPIに出題される問題は、中学〜高校レベルの内容がほとんどで難易度はそこまで高くありませ
ん。SPIでは、高い学力ではなく基本的な能力がチェックされています。

しかし、一問一答形式で問題数が多いため、回答スピードが追いつかないと難しく感じてしまうでしょう。企業によって回答数や正答率で足切りのラインを決めているので、正確に早く回答できるよう対策が必要です。

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SPIを難しいと感じる3つの理由

SPIを難しいと感じる理由はさまざまですが、ここでは3つの主な理由を紹介します。

出題傾向を理解していないため

出題傾向を理解していないと、SPIを難しく感じやすいでしょう。SPIの出題傾向を把握していないと、どのような問題が出るのか予想がつかず、効率的な対策ができません。結果として、SPIの難易度を高く感じる可能性があります。

また、本番で未知の問題が出題されたとき、焦りや不安が生じ、その後のパフォーマンスを落とす可能性もあるでしょう。

自分の苦手分野を理解していないため

自分の苦手分野を理解していないと、SPIを難しく感じやすくなってしまいます。SPIには言語分野や非言語分野など、さまざまな分野の問題があり、自分の苦手分野を理解していないと、すべての分野に対して同じように対策を行ってしまい、効果的な学習ができません。

効率的な学習ができていなければ、苦手分野を克服することもできず、結果としてSPI全体の難易度を高く感じてしまう可能性が高いでしょう。自分の苦手分野を把握して、その分野を重点的に対策してください。

解答速度に追いつけないため

SPIで設定されている解答速度に追いつけないことも、難易度を高く感じる理由の一つです。

SPIでは、限られた時間内に多くの問題に解答することが求められるため、解答速度も重要な要素となります。解答速度に追いつけないと、問題を解くだけの知識や技術があっても、十分なスコアを獲得できない可能性があるでしょう。

設問ごとの時間配分などを身につけ、解答速度を向上させることが大切です。

SPIについてより深く知りたい人は「SPIテストの問題傾向と対策!問題を把握し、最低限の対策をしよう」を参考にしてください。

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SPIが難しい場合にやるべき5つの対策

SPIが難しいと感じた場合、以下の5つの対策を行うことで効果的な学習ができるでしょう。

一つの問題集をやり込む

一つの問題集をやり込むのは、最も効果的な対策の一つです。一つの問題集をやり込むことで、SPIの出題傾向や問題のパターンを習得し、試験本番でも焦らず解答できるようになります。

同じ問題集を繰り返し解くことで、自分の苦手分野や得意分野が明確になる効果も期待でき、より効率的に対策を進められるようになっていくでしょう。

苦手分野を見つけて重点的に学び直す

苦手分野を見つけて、重点的に学び直すのも効果的な対策です。苦手分野を克服すれば、総合的なスコアアップが期待できます。

自分の弱点を克服するためには、まずは自分の理解度を客観的に把握し、適切な対策を立てることが重要です。問題集などを一通り解き、出題範囲を理解したうえで、自分の正答率が低い分野を見つけ出すようにしましょう。

SPIの出題傾向や受検形式を理解する

SPIの出題傾向や受検形式を理解するのも重要な対策です。出題傾向を理解していなければ、自分の苦手範囲や勉強すべき範囲が分からず、効率的な対策を行えなくなってしまいます。

また、複数ある受検形式を理解しておかなければ、試験本番に十分に実力を発揮できなくなるかもしれません。

出題傾向や受検形式は入念に確認しておくようにしましょう。

SPIの模試を受ける

問題集を解き、SPIの問題に一通り触れたあとは、SPIの模試を受けてみましょう。模試を受けると本番に近い緊張感で解くことができるので、緊張になれておくことで本番に本領発揮できないことがなくなります。

また、時間が正確に限られた状態で問題を解くことで時間配分の問題点が見つかったり、結果を見ると自分の得意分野と苦手分野が分かり、苦手分野の対策を効果的に行えるようになったりします。

SPIの本番の試験を成功させるためにも、あらかじめ模試を受検しておきましょう。

ペーパーテストは解きやすい問題から解く

SPIのペーパーテストの場合は、どの問題から解いても問題ありません。

無理に順番通りに解こうとして難しい問題で考えすぎてしまい、最後まで回答できないのでは本末転倒です。

難しい問題は飛ばして解きやすい問題から解き、確実に点数を獲得していくのもよい攻略法でしょう。

SPIの対策についてより詳しく知りたい方は「SPIとは?今さら聞けない出題内容や対策のコツを就活のプロが解説!」を参考にしてください。

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SPIの出題範囲

SPIは「言語分野」「非言語分野」「性格検査」の3つの分野からなる試験です。それぞれの出題範囲を理解しておきましょう。

言語分野

言語分野では、言葉に関する能力を測定する問題が出題されます。文の並び替えや語句の用法などの基礎的な問題のほか、長文読解のような応用問題も。

文章に関する力は一朝一夕で身につくものではありません。対策本で学習を進める以外に、日常的に新聞や本などに触れるようにしましょう。

非言語分野

非言語分野は、数字や図形などの言語以外の能力を測定する問題が出題されます。主な出題内容は以下の通りです。

・推論
・場合の数
・確率
・表の読み取り
・長文問題

学校の授業で習う「数学」と同じく、解法パターンを身につけられれば比較的解答しやすい分野です。

苦手分野を明確にし、弱点をなくすように対策を積み重ねていきましょう。

性格検査

性格検査は、受験者の性格や価値観を把握することを目的とした質問が出題されます。主に、次のような項目に関する質問が出される可能性が高いです。

・自己評価
・適応力
・コミュニケーション能力
・ストレス耐性

回答の傾向や回答速度なども含めて総合的に性格を判断されるため、ウソをついてもばれるとされています。無理に自分を良く見せようとせず、正直に回答するようにしましょう。

テストセンターでの出題については「テストセンターではどんな問題が出る?SPI対策を紹介」を参考にしてください。

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SPIの受検形式

SPIは、テストセンター、ペーパーテスト、Webテスティングの3つの形式で実施されます。それぞれの形式について詳しく解説するのでぜひ参考にしてみてください。

テストセンター

テストセンター形式は、受検者が指定された会場でコンピューターを使って試験を受ける形式です。この形式では、受検者が好きな日時に試験を受けることができ、各企業が設定する期間内であれば、何度でも受験が可能です。

また、テストセンター形式のSPIを利用している企業には同じ結果を使い回せるのもメリットでしょう。

ペーパーテスト

ペーパーテスト形式は、受検者が紙の問題用紙に解答する従来の形式です。企業の選考イベントや合同説明会などで実施されることが多く、企業ごとに実施日が設定されています。

テストセンターなどと異なり、すべての問題が一気に出されるため、より時間配分を意識することが重要になるでしょう。

Webテスティング

Webテスティング形式は、インターネット環境が整った場所で、パソコンやタブレットを使ってオンラインで試験を受ける形式です。この形式では、自宅や学校など、どこでも試験を受けることができるため、場所や時間に制約が少なくなります。

ただし、インターネット接続や機器の環境に注意しましょう。また、Webテスティング形式では、試験監督がいないため、自己管理が求められます。

SPIの受検形式についてより詳しく知りたい方は「SPIにはどんな種類や特徴があるの?違いや対策法について詳しく解説!」を参考にしてください。

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SPI以外の適性検査

就活の適性検査にはSPI以外にも玉手箱やTG-WEBがあります。自分の志望企業でこれらの適性検査が採用されている場合には、試験内容や難易度を理解しておきましょう。以下で詳しく解説します。

玉手箱

玉手箱はSPIと同様に多くの企業で就活試験に利用されています。玉手箱の試験は問題数がSPIよりも多く、試験時間は短いので難易度が高いと思われがちです。しかし、問題はパターンが決まっているのでしっかり対策をしておけばスピード感をもって回答できるようになるでしょう。

玉手箱の対策は、一通り問題を解き回答を覚えて、問題を見たら瞬時に回答できるようにするのがおすすめです。玉手箱の対策については、「Webテストの玉手箱とは?出題の特徴や対策方法を解説」も参考にしてください。

TG-WEB

TG-WEBは、大手企業などの難関企業で採用されていることがある試験です。

SPIや玉手箱に比べて難易度が高めに設定されているので自分の志望企業でこの試験が採用されている場合にはしっかりと対策を練る必要があるでしょう。

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SPIの対策が難しいと悩んでいるあなたへ

ここまで、SPIの難易度や受検形式、対策方法について解説してきました。しかし、「自分のSPI対策に不安がある」「SPIで足切りにされたくない」と不安を感じる人もいるでしょう。

SPIの対策に不安を感じている就活生の皆さんには、キャリアチケットを利用するのがオススメです。

キャリアチケットでは、専門のアドバイザーがSPI対策のほか、自己分析やES、面接練習などについて個別にアドバイスしています。

他の就活生と差をつけるためにも、悩んだらぜひキャリアチケットにご相談ください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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