SPI3とは?受検方式や能力検査・性格検査の内容と試験対策を紹介

このページのまとめ

  • SPI3とは、新卒採用の選考で使用される能力検査と性格検査からなる適性試験のこと
  • 必須の「言語」「非言語」のほかに「英語」「構造的把握」が出題される場合もある
  • 問題集を繰り返し解いたり隙間時間にアプリを活用したりして効率的に高得点を目指そう

「SPI3とは?どんなテスト?」「出題される問題はどのような内容?」などと気になる就活生も多いでしょう。SPI3は、新卒採用において代表的な適性検査であり、選考対策に欠かせない項目といえます。

この記事では、SPI3の出題内容や、解くためのポイントを解説しています。また、高得点を取るためのおすすめの勉強法も紹介するので、就活時の参考にしてください。

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目 次

SPI3とは?新卒採用で最も利用されている適性検査

SPI3とは、新卒採用において最も多くの企業が導入している適性検査です。そのため、就職活動を行う学生にとって避けて通れない重要な選考ステップとなっています。

SPI3は、応募者の基礎的な学力や性格特性を客観的に測定することで、企業が求める人材像とのマッチングを図る目的で実施されます。大手企業から中小企業まで幅広く活用されており、年間受検者数は約270万人と国内最大規模の適性検査です。

SPI3はSPIの最新バージョン

SPI3は、1974年に開発されたSPIシリーズの最新バージョンです。長年にわたって蓄積されたデータと研究成果をもとに、時代のニーズに合わせて継続的に改良が重ねられてきました。

現在では、従来のSPIやSPI2に代わって、ほぼすべての企業でSPI3が採用されています。最新の心理学的知見や統計手法を取り入れることで、より精度の高い人材評価が可能になっているのが特徴です。

「SPI」「SPI2」とSPI3の違い

SPIは、時代に合わせてアップデートを繰り返してきました。特に現行の「SPI3」は、単なる能力測定だけでなく、より詳細な性格分析や多様な受検環境に対応した内容になっています。

SPIやSPI2とSPI3の違いについては以下のとおりです。

項目 SPI (初代) SPI2 SPI3 (現行)
登場時期 1974年 2005年 2013年
主な受検方式 ペーパーテスト Webテスティング、テストセンター 4つの受検方式に対応(テストセンター・Web・インハウス・ペーパー)
主な特徴 基礎的な能力・性格の測定 IT化への対応、PC受検の普及 精度の向上、新検査の追加、性格分析の深化
性格検査 基本的な項目のみ 項目数が増加 項目がさらに増え、組織適応性がより詳細に

SPI3は2013年に登場した最新版で、測定の精度が大幅に向上しました。受検方式が4つに増え、自宅や専用会場など多様な場所で受検できます。さらに、性格検査の項目が充実し、組織への適応力をより細かい分析が可能になりました。

英語や構造的把握力といった難関企業向けのオプションも柔軟に組み合わせ可能になり、企業が求める人物像を、より正確に見極められる仕組みになったと言えるでしょう。企業ごとにオプションの有無や受検形式が異なるため、早めの確認がおすすめです。

志望企業がどの検査を行うのか募集要項などで事前に調べてみてください。

就活における適性検査の概要については、「就活の適性検査とは?検査の種類や特徴、受ける際のポイントをご紹介!」をご覧ください。

大卒の新卒採用ではSPI3-Uが使われる

大学生・大学院生の新卒採用では、SPI3-Uという大学生向けのバージョンが使用されます。SPI3-Uは、大学生の学力レベルに合わせて問題の難易度や出題範囲が調整されており、より適切な評価が可能です。

一方、高校生向けにはSPI3-H、社会人向けにはSPI3-Gといった異なるバージョンが用意されています。それぞれの対象者の特性に応じた最適な評価を実現しているのです。

能力検査と性格検査で構成されている

SPI3は、大きく分けて能力検査と性格検査の2つの検査で構成されています。能力検査では基礎的な学力や論理的思考力を測定し、性格検査では行動特性や価値観を測定するのです。

能力検査は言語分野と非言語分野に分かれており、企業によっては英語問題や構造的把握力検査も実施されることも。性格検査では約300問の質問に回答することで、応募者の性格特性を多角的に分析します。この2つの検査結果を総合的に評価することで、企業は応募者の適性を判断するのです。

公務員試験でSPI3を導入するケースもある

近年、公務員試験においてもSPI3を導入する自治体や公的機関が増加しています。たとえば、地方自治体の職員採用や独立行政法人の採用試験で活用されるケースが見られます。

公務員という職種の特性上、協調性やストレス耐性、責任感といった性格特性の評価が重視される傾向に。SPI3なら、従来の筆記試験だけでは測れない多面的な能力や適性を評価できるため、導入する自治体があるようです。

SPI3対策と並行して、自己分析や企業研究など就活の全体像を把握しておくことも重要です。特に5月・6月は選考が加速する時期のため、「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」を参考に、内定までの具体的な流れを再確認し、効率的に準備を進めましょう。

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SPI3と玉手箱・TG-WEBなどほかの適性検査との違い

SPI3以外にも、玉手箱やTG-WEBなど、さまざまな適性検査が存在します。それぞれ異なる特徴や出題傾向があるため、受検前に違いを理解しておくことが重要です。

玉手箱は、計数・言語・英語・性格の4分野で構成されている適性検査。問題形式が独特で、同じ形式の問題が連続して出題される特徴があります。TG-WEBは従来型と新型の2つのバージョンがあり、論理的思考力を重視した問題が多く出題されます。

SPI3の最大の特徴は、受検者数の多さと企業での導入実績の豊富さです。また、問題の難易度が受検者の回答に応じて変化する適応型テストを採用している点も、他の検査との大きな違いといえるでしょう。

SPIについて理解を深めたい方は、「SPIとは?今さら聞けない出題内容や対策のコツを就活のプロが解説!」をご一読ください。

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SPI3を企業が導入する理由

SPIを企業が導入する理由は、応募者の基礎的な学力を確認したり、履歴書ではわからない能力を確認したりするなどさまざまです。ここでは、SPI3を導入する理由について、詳しく解説します。

応募者を絞り込むため

企業がSPI3を導入する大きな理由の一つは、応募者を効率的に絞り込むためです。特に大手や有名企業では、毎年何千人、場合によっては1万人以上もの応募者が集まります。全員と面接を行うのは時間もコストも掛かり、実質的に不可能です。

そこで、SPI3を使って一定の基準点をクリアした応募者だけを次の選考段階に進めれば、採用活動をスムーズに進められます。また、性格検査の結果からは、企業の社風や業務内容にマッチした人材かどうかを見極められるため、ミスマッチによる早期離職を防ぐ効果も期待できるでしょう。

このように、SPI3は単なる学力テストだけでなく、応募者の「適性」や「企業との相性」まで評価できる点が企業にとって大きなメリットです。

応募者の基礎的な学力を見るため

企業がSPI3を導入する理由の一つに、応募者の基礎的な学力を把握するためがあります。SPI3では、入社後に必要となる言語能力や数的処理能力を客観的に測定できるため、企業は応募者が業務を遂行するための最低限の能力を持っているかどうかを判断できるでしょう。

特に大学生の場合、学部や専攻によって学ぶ内容が大きく異なるため、大学の成績だけでは能力を正確に比較することは困難です。しかし、SPI3を使えば、異なる大学や学部の学生であっても同じ基準で能力を評価できるため、公平な選考ができます。

また、結果が点数や数値として出るため、採用担当者が感覚的ではなく、客観的なデータに基づいて合否を判断できることも大きなメリットです。

履歴書ではわからない特徴や能力を見るため

書類選考の段階で履歴書を確認するだけでは、志望者の性格や本当の能力を正確に把握するのは難しいでしょう。SPI3は、そうした履歴書だけでは見えない個性や適性、スキルを数値や結果として客観的に判断できるツールとして活用されています。

性格検査では、応募者の価値観や行動パターンを把握できるため、企業は自社の社風や業務内容にマッチした人材を見極めやすくなるでしょう。また、能力検査の結果からは、問題解決能力や論理的思考力を知ることができ、採用ミスマッチを減らすことにもつながります。

つまり、SPI3は履歴書だけでは伝わりにくい「本質的な能力や適性」を補う重要な判断材料なのです。

ミスマッチを防ぐため

SPI3を導入する大きな理由の一つに、企業と応募者のミスマッチを防ぐことがあります。SPI3によって得られる性格や適性の分析データをもとに、自社の社風や業務内容に合う人材を選べるため、入社後に長く活躍してもらいやすくなるでしょう。

これにより、早期退職や職場でのストレスを減らし、企業側は採用コストの削減、応募者は自分に合った職場でのキャリア形成が可能になります。SPI3は企業と応募者双方にとって、良好なマッチングを実現するための有効なツールなのです

適切な人材配置を行うため

SPI3は、応募者の能力や性格を把握することで、社員一人ひとりに適した部署や役割を見極めるためにも使われます。SPI3の結果を活用して適性を重視した人材配置をすることで、社員が働きやすく、パフォーマンスを発揮できる環境をつくることが可能です。

ただし、SPI3の結果だけで合否が決まるわけではありません。履歴書や面接でのアピールも重要なので、しっかり準備を進めましょう。

履歴書でのアピール方法については「履歴書の余白って何割埋めるべき?基本マナーや書き方も解説」も参考にしてください。

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SPI3の受検方式

SPI3の受検方式には、「テストセンター」「Webテスティング(自宅受検)」「インハウスCBT」「ペーパーテスト」の4種類があります。それぞれの受検方式を解説するので、どのような形式で行われるのかを知っておきましょう。

SPI3の受検方式のイメージ

テストセンター

テストセンターとは、決められた受検会場でSPI3を受ける形式です。テストセンターは、東京・大阪などの以下の主要都市に常設されています。

・東京
・大阪
・名古屋
・札幌
・仙台
・広島
・福岡

受検者が多い時期には、臨時のテストセンターが各都道府県に設置されるので、最寄りの会場を選びましょう。

テストセンターでの受検には、企業からの案内が必要です。メールが届くので、受検会場を予約して参加しましょう。なお、過去1年以内にテストセンターの受検経験がある場合には、試験結果を使いまわせます

テストセンター受検については「SPIテストセンターを初めて受ける人必見!受検の流れや注意点を解説」も参考にしてください。

Webテスティング(自宅受検)

Webテスティングは、自宅や大学などインターネット環境のある場所で受検する方法です。自分の都合の良い時間に受検できるメリットがあります。

Webテスティングの特徴は以下のとおりです。

・24時間いつでも受検可能
・自分のペースで受検できる
・企業が指定した期間内に受検する必要がある
・電卓の使用が可能

ただし、不正行為を防ぐため、受検中の画面操作や時間配分などが監視されている場合があります。また、インターネット接続が不安定だと受検に支障をきたす可能性があるため、事前の環境確認が重要です。

インハウスCBT

インハウスCBTとは、志望企業が用意した会場で行うSPI3です。会場が応募先の企業になる場合も多く、面接と同日に受検することもあります。

回答はパソコンで行うので、普段パソコンをあまり使わない方はキーボード入力を練習しておきましょう。PCの操作に戸惑うと、本来の学力を発揮できずタイムロスにつながる恐れがあります。

SPI3だけでなく、入社後や選考過程で求められるPC操作の基本に不安がある方は、「就活で問われる「PCスキル」ってなに?具体例や証明に便利な資格を紹介」の記事を参考に最低限必要なスキルを確認しておくのがおすすめです。

ペーパーテスト

ペーパーテストは、マークシート形式で行うSPI3です。企業説明会のあとに実施されることが多い傾向にあります。

ペーパーテストの特徴は、不正行為が行われにくい点です。ただし、現代はパソコンで回答するSPI3が普及しているので、ペーパーテストで受検する機会はあまり多くないといえます。

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SPI3の能力検査の出題内容と解くためのポイント

SPI3の能力検査では、言語問題と非言語問題があります。そのほかにも、海外企業との取引など英語を使う企業では「英語問題」が出されたり、企業によっては構造的把握力の問題が出題されたりする場合があるので覚えておきましょう。

ここでは、SPI3の能力検査の問題にどのような種類があるかと、解くためのポイントを解説するので参考にしてみてください。

言語問題

言語問題は国語の問題であり、語彙力や文章読解力が出題されます。問題例は以下のとおりです。

・二語の関係
・語句の意味
・語句の用法
・文の並び替え
・空欄補充
・熟語の成り立ち
・文節の並び替え
・長文読解

言語問題は言葉の意味を問う問題が多いので、単語について勉強しておきましょう。特に、「二語の関係」「語句の意味」「語句の用法」などは、単語についての知識がなければ正解が難しい問題です。出題の傾向は毎年変わらないので、問題集を解いて対策しておきましょう。

また、長文読解については、制限時間との戦いになります。素早く回答できるように、出題される長文の傾向に慣れておきましょう。

言語問題の特徴や対策については、「SPI言語分野の出題範囲・対策方法を解説!効率的に高得点を狙うコツも」の記事で解説しています。高得点をとるために、確認しておきましょう。

非言語問題

非言語問題は、数学の内容が出題されます。中学・高校レベルの問題になるので、内容を忘れている人は復習しておきましょう。SPI3の非言語問題では、次のような問題が出題されます。

・推論
・場合の数
・確率
・集合
・損益算
・速度算
・表の読み取り
・資料の読み取り
・長文読み取り計算
・代金の精算
・料金の割引
・割合の計算
・分割払い
・装置と回路
・物の流れと比率
・不等式と領域
・年齢算
・通過算
・整数の推理
・仕事算

SPI3の非言語問題はパターンが多いので、問題ごとの解き方を覚えておくのが重要です。たとえば、「推論」や「確率」は出題される場合が多いので、しっかりと対策しましょう。

また、定価・原価・売価の計算をする「損益算」や、距離と速さの公式が必要となる「速度算」などの解き方を覚えておくのもおすすめです。「表の読み取り」のように、資料やデータから答えを導き出す問題もあります。情報の取捨選択が必要になるので、データの読み方も練習しておきましょう

なお、テストセンターやペーパーテストで受検する場合、電卓は使用できません。指定の計算用紙で問題を解くのが一般的なため、暗算や筆算の練習もしておくと安心です。

英語問題

SPI3の英語問題は、テストセンター、またはペーパーテストの場合のみ出題されます。Webテストでは実施されないので覚えておきましょう。英語問題では、次のような問題が出題されます。

・同意語
・反意語
・空欄補充
・語文訂正
・和文英訳
・長文読解

英語問題の場合、単語や文法の問題と長文読解にわけられます。「同意語」や「反意語」は単語の意味を知っておけば回答できるので、単語も覚えるようにしましょう

「空欄補充」や「長文読解」については、総合的な英語能力が必要です。英検やTOEIC用の問題集を利用し、長文に慣れておくのもおすすめします。

構造的把握力

構造的把握力は、情報の関係性や共通性を読みとる検査です。テストセンターでのみ出題されます。

構造的把握力の問題は、言語問題と非言語問題の2種類です。言語問題の場合、文章の構造を見て、グループごとにまとめる形式になります。非言語問題も文章を見てグループにまとめますが、計算や数学の知識が含まれているので注意しましょう。

構造的把握力の問題は意図がつかみにくく、初見では苦労します。問題集を解き、パターンに慣れておくことが大切です。

SPI対策については、「SPI対策をご紹介!出題内容やポイントを把握して適性検査を突破しよう」を参考にしてください。

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SPI3の性格検査の出題内容と解くためのポイント

ここでは、SPI3の性格検査の出題内容と解くポイントを解説します。

まず、SPI3の性格検査は、提示される複数の考え方から1つを選んで回答する検査です。たとえば、文章Aと文章Bが提示され、「Aに近い」「どちらかといえばAに近い」「どちらかといえばBに近い」「Bに近い」のように4択から回答します。

また、文章が5つ提示され、一番あてはまる内容を選ぶタイプもあるので、指示に従って回答しましょう。問題数が多いので、深く考えずに直感に従って解くのが大切です。

矛盾した回答を避ける

SPI3の性格検査では、矛盾した回答を避けるようにしましょう。たとえば、1問目で「チームで協力するのが得意」と回答したとします。その後、別の問題で「チームワークに自信がない」と回答すれば、矛盾が発生し、一貫性がないと思われてしまうでしょう。

性格検査では、似たような内容を問う問題もあります。矛盾した内容にならないように、正直に答えるようにしましょう

極端な回答や曖昧な回答に注意する

曖昧な回答や極端な回答にも注意してください。

たとえば、「どちらともいえない」ばかり回答していると、どのような人物かがわからなくなります。まじめに答えていないと思われる場合もあるでしょう。

極端な回答や曖昧な回答は、「自分の意思がない」「自己主張が激し過ぎる」などと捉えられる場合もあります。自分を良く見せようとはせずに、思ったとおりに回答をしましょう。

SPI3の性格検査については、「性格検査とは?問題例や対策・受検する際のポイントを解説」でも詳しく解説しています。

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SPI3で高得点を取るための勉強法

SPI3で高得点を取るためには、受検する時期から逆算して早めに対策をスタートすることが重要です。ここでは、SPI3で高得点をとるための勉強法を解説します。

受検する企業や業界の出題内容や受検方式を調べる

SPI3は受検方式が複数あるので、受検する企業や業界の出題傾向を調べて対策してください。企業によって科目数や受検場所が変わるので注意しておきましょう。

たとえば、英語問題や構造的把握力は、企業によって出題される場合とされない場合があります。また、テストセンターは電卓が使用できませんが、Webテストは使用可能です。

受検する企業や業界の出題傾向を知っておけば、問題や受検方式にあわせた対応ができます。対策内容が変わってくるので、本番を想定して勉強を行うようにしてください

問題集を繰り返し解く

SPI3で高得点を取るためには、問題集を繰り返し解きましょう。SPI3の出題傾向やパターンに慣れることで正答率が上がります。

たとえば、非言語問題の「推論」や「確率」の問題は、数字が変わっても解き方は同じです。解き方のパターンさえ知っておけば、慌てずに解答できるでしょう。

問題の傾向はあまり変わらないので、問題集を1冊練習すれば十分です。1冊を繰り返し解き、問題に慣れておきましょう。

SPI3の時間配分については「SPIの制限時間は?検査項目別のペース配分や時間切れ対策12選を解説」も参考にしてください。

苦手な問題を繰り返し練習する

自分の苦手な分野を把握した上で対策に取り組むことが大切です。苦手な問題を見つけるためには、まずは問題集を1冊解きましょう。苦手な問題を重点的に解くことで、弱点を克服できます。

SPI3は問題数が多く範囲が広いので、苦手分野を減らして多くの問題を解けるようにしておくのが大切です。

練習して解けるようになったと思っても、時間が経つと忘れてしまう可能性があります。定期的に復習し、解き方を忘れないようにしましょう。

頻出する問題を練習する

高得点を取るために、頻出する問題を練習するのもおすすめです。SPIでは、毎回出題される問題もあれば、あまり出題されない問題もあります。

問題集によっては、頻出問題を示してくれている場合があるので参考にしましょう。対策があまりできておらず、試験まで時間がない場合は、頻出問題を優先して練習すると効率的です

時間を計りながら練習する

SPI3の勉強では、時間を計りながら行いましょう。SPI3は制限時間のわりに問題数が多く、効率的に解答する必要があるためです。

1問あたりどのくらいの時間が使えるか、実際に計って練習してみましょう。SPI3の場合、テストセンターは35分、ペーパーテストは70分の制限時間があります。受検方式によっても変わるので、それぞれ対策するようにしましょう。

アプリで隙間時間をうまく使う

スマホアプリを使い、空いている時間で効率的に勉強しましょう。電車での移動時間、授業の空き時間など、隙間時間を効率的に使うのが勉強のコツです。

参考書で勉強する場合、荷物も増えるうえある程度まとまった勉強時間を確保しなければなりません。スマホアプリであれば参考書を持ち歩く必要もなく、外出時でも勉強できて便利です。

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SPI3対策に向けたスケジュールの目安

SPI3対策を効果的に進めるためには、適切なスケジュール管理が重要です。志望企業の選考時期から逆算して、余裕を持った学習計画を立てましょう。

早期から対策を始めることで、基礎力の向上と応用力の習得を両立できます。また、複数回の模擬テストを通じて、本番での実力発揮につなげることが可能です。

ここでは、SPI3対策に向けたスケジュールの目安について解説します。

夏インターン突破には大学3年の5~6月が勝負

夏季インターンシップの選考でSPI3が実施される企業も一定数あるようです。夏インターンは本選考の前哨戦として位置づけられることが多く、早期から対策を始める必要があります。

夏インターンに向けたSPI3の対策スケジュールは以下のとおりです。

時期 学習フェーズ 具体的なアクション
3年生5月 基礎学習開始・問題集1周目完了 ・単語と中学英文法を固め、英語の土台を作る
・公式問題集を解き、全体の出題形式を把握する
3年生6月 弱点克服・模擬テスト 苦手分野を集中的に学び、本番同様の模試を解く
3年生7月 最終調整・本番対策 時間配分を意識し、目標スコア達成を目指す

この時期から対策を始めることで、本選考時期には十分な実力を身につけることができます。また、夏インターンでの経験を通じて、本選考に向けた課題も明確になるでしょう。

30〜60時間の勉強が必要

SPI3で高得点を取るためには、一般的に30〜60時間程度の学習時間が必要とされています。ただし、個人の基礎学力や学習効率によって必要時間は大きく異なります。

学習時間の目安は以下のとおりです。

基礎学力が高い場合…30〜40時間
平均的な学力の場合…40〜50時間
基礎から学習が必要な場合…50〜60時間

効率的な学習を行うためには、1日1〜2時間程度の継続的な学習が理想的です。短期集中よりも、長期間にわたって継続的に学習するほうが定着率が高くなります。

SPIの難易度が高いと感じた際の対策については、「SPIが難しい」と感じるあなたへ!難易度やおすすめの対策を解説」をご一読ください。

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SPI3の対策をして選考を突破したいあなたへ

SPI3は多くの企業が導入する適性検査です。SPI3で高得点を取るには、出題パターンを把握し、早期に対策を始めましょう。まずは1冊の参考書を繰り返し解き、夏インターン選考が本格化する前までに基礎を固めておくのがおすすめです。

もし「何から手をつければいいか不安」「効率的な学習計画を立てたい」と感じているなら、就活のプロの力を借りるのも一つの手です。キャリアチケット就職エージェントでは、SPI3突破に向けたアドバイスを実施しています。

これから対策を始めようとしている人も、一からサポートするので安心してください。また、キャリアチケット就職エージェントでは、SPI3の対策だけではなく、面接対策やエントリーシートの添削も行っています。就活のプロがあなたの内定獲得を支えるので、ぜひお気軽にご相談ください。

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SPI3についてのよくある質問

SPI3についてのよくある質問をまとめました。

Q.適性検査で英語があるかないか事前に知る方法は?

A.適性検査で英語があるかないかを事前に知るには、以下を確認してみてください。

・企業からの受検案内メール
・テストセンターの予約画面
・志望する企業の募集要項や会社説明会

一般的に、商社や外資系企業・グローバル企業・航空会社などは英語問題を実施する可能性が高いとされています。業界の特性を考慮して、英語対策の必要性を判断することも重要です。

確実な情報が得られない場合は、英語対策も並行して進めておくことをおすすめします。英語問題の対策は他の分野と比べて時間がかかるため、早めの準備が肝心です。

Q.SPI3の対策を短期間で終わらせるコツは?

A.SPI3の対策を短期間で効率的に行うためには、優先順位をつけて重点的に取り組むことが重要です。SPI3の短期的な対策のポイントは以下のとおりです。

①頻出問題に絞った学習を行う
②苦手分野の基礎固めを優先する
③本番を想定した時間配分の練習を重視する
④模擬テストで実戦練習を行う
⑤隙間時間に暗記を行う

特に重要なのは、言語分野の語彙力強化と非言語分野の解法パターン習得です。これらは短期間でも一定の効果が期待できる分野です。

ただし、短期間での対策には限界があることも理解しておきましょう。基礎学力に不安がある場合は、最低限の時間を確保して丁寧に学習することが大切です。詰め込み学習よりも、理解を重視した学習の方が本番での応用力につながります

Q.テストセンターの服装はスーツ?私服?

A.テストセンターでの服装に関して明確な規定はありませんが、一般的にはビジネスカジュアルまたはスーツが推奨されています。就職活動の一環として捉え、適切な服装で臨むことが大切です。

服装選びのポイントとしては、清潔感のある服装や派手過ぎない色合いの動きやすい服装などです。スーツを着用する場合は、面接と同様の正装で問題ありません。私服の場合は、オフィスカジュアルを意識した服装が適切です。

また、テストセンターは空調が効いている場合が多いため、温度調節ができる服装を選ぶことをおすすめします。集中して受検するためにも、快適に過ごせる服装を心がけましょう。

就活の夏の正装について知りたい方は、「就活で半袖シャツはあり?好印象を与える夏の服装マナーを解説」を参考にしてください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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