SPI対策をご紹介!出題内容やポイントを把握して適性検査を突破しよう

このページのまとめ

  • SPIとは、多くの企業が採用選考の初期段階で取り入れている適性検査の1つ
  • SPIは応募者の足切りを目的としている企業もあるので、早めの対策が重要
  • SPIの言語分野の対策方法は、対義語や類義語といった語彙力を身につけると良い

SPI対策をご紹介!出題内容やポイントを把握して適性検査を突破しようのイメージ

SPI対策をいつから始めるべきか悩む就活生は多いでしょう。SPIは採用選考の初期で取り入れる企業が多いため、選考を突破するためには早めの対策が重要です。このコラムでは、SPIの対策方法や出題傾向、受験形式をご紹介。志望企業がSPI適性検査を実施している場合には、特徴を理解したうえで早めに対策を始めましょう。

目 次
 

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SPIとは

SPIとは、多くの企業が採用選考の段階で取り入れている適性検査の1つです。SPIは、株式会社リクルートマネジメントソリューションズによって開発、提供されています。SPI、SPI2、SPI3とバージョンアップを重ねており、2013年以降は、SPI3がSPI適性検査の主流となっているようです。

SPIの目的

企業が採用選考でSPIを利用する目的は、大きく分けて2つあります。1つは「採用選考の効率を上げるため」もう1つは、「自社が求めるスキルやニーズに合った人材を採用するため」だといえるでしょう。多数の応募がくる大企業では、1人ひとり面接をしている時間はありません。そのため、選考の初期段階で適性検査を実施することで、自社が求めるスキルやニーズ、適性に合わない場合には不採用とし、ある程度、応募者数を減らしていることが多いようです。

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SPIの対策はいつからはじめる?

大学3年の1月頃を目安として対策に取り掛かるのがおすすめです。先述したとおり、SPI適性検査は、選考の初期段階で足切りを目的として取り入れられている傾向があります。そのため、適性検査を突破しなければ面接までたどり着けないことも出てきます。また、本格的に就活が始まってしまうと、自己分析や企業研究など事前に準備すべきことが多く、SPI対策だけに時間を割けない可能性もあるでしょう。SPIの対策は就活の早い段階で始めるべきだといえます。
「2021年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請について」という経団連の発表によれば、経団連に加盟している企業は大学4年生の6月1日に選考が解禁となっています(令和2年3月31日時点)。経団連二加盟していない中小企業では大学3年生の3月頃、外資系企業は大学3年生の10月頃から選考が始まることが多いようです。自分の中で「何をいつ始めるか」「どれくらいの時間を掛けて行うか」など、おおよその就活スケジュールを立ててから対策を始めましょう。

SPIに合格点はある?

企業によって合格ラインには差があるため、一概にSPIで何点取れば合格するとはいえません。
一般的に企業は適性検査だけではなく、書類審査や面接時の印象の結果を総合的に見て、入社の可否を判断していると考えられます。適性検査の合格ラインギリギリだったとしても、履歴書や面接時に企業が求めているスキルや資格を持っている場合には選考を通過させる場合もあるようです。
しかし、何万人にも及ぶ応募者が集まる企業では、先に適性検査を行ってから面接に進める人を選定することもあるので、早めの対策は重要だといえます。

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SPI適性検査の概要

SPI適性検査は大きく分けて「基礎能力検査」と「性格検査」の2種類で構成されています。
さらに「基礎能力検査」では「言語分野」と「非言語分野」が出題され、企業によっては「英語能力検査」や「構造的把握検査」を実施する場合もあるようです。

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SPI対策:基礎能力検査

SPIの基礎能力検査では、仕事をするうえでの基礎的な能力が試されます。
Web形式の能力基礎検査の制限時間は、言語・非言語合わせて約35分。問題数は受検者の回答状況によって変化するので一律ではありません。
一方、ペーパーテストの言語は制限時間30分で約40問。非言語は40分で約30問となっています。SPIで好結果を出すには、制限時間を意識し、いかに素早く正確に回答できるかがカギといえるでしょう。

言語分野

言語分野では、国語に関する内容が出題。言葉の意味や話の要旨を理解する力があるかが試されます。具体的な出題例は下記をご覧ください。

・二語の意味
・文の並び替え
・語句の意味
・空欄補充
・長文読解
・四字熟語

言語分野では、言葉の意味を問う問題が多く出題される傾向があります。そのため、語彙力に自信がない方は難しく感じることもあるでしょう。

対策方法

言語分野の対策方法は、対義語や類義語といった語彙力を身につけることがポイントです。単語の問題を素早く回答できるようにしておき、長文問題にかける時間を捻出できるようにしておくと良いでしょう。また、長文問題の形式にも慣れるために、SPIの対策本を活用し、練習問題を繰り返し解くことも大切です。

非言語分野

非言語分野では、算数や数字に関する問題が出ます。数的な処理能力や、論理的思考力を測るための検査です。下記で出題内容をご紹介します。

・推論
・場合の数
・確率
・集合
・損益算
・代金の精算

非言語分野には推論問題が多く出されるといわれています。数字データから正しく状態を把握し、それらを分析・整理する力が求められるでしょう。

対策方法

非言語分野においても制限時間がタイトであるため、練習問題を何度も解いて問題形式に慣れておくことがポイントです。問題に慣れてくれば、徐々に所要時間を短縮できるでしょう。一つひとつの問題を素早く正確に解くことが、高得点の獲得に繋がります。

英語能力検査・構造的把握検査

英語能力検査と構造的把握力検査はオプション検査なので、出題の有無は企業によって異なります。
英語では語彙や文法、長文読解の問いを通して基礎的英語力があるか確かめる問題が出題。構造的把握力では文章のメカニズムを解読する力があるかをテストされます。

対策方法

英語能力検査は単語力を鍛える、長文を読むことに慣れておくことがポイントです。構造的把握力検査は対策本で出題パターンに慣れるといった対策が有効でしょう。
しかし、SPIの能力検査では、言語・非言語で高得点を取ることが大前提なため、オプション検査の重要度はそれほど高くないようです。そのため、言語や非言語の対策を万全にしたうえで、オプション検査の対策を始めましょう。

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SPI対策:性格検査

性格検査では、人柄や仕事への適応性、情緒は安定しているかなど内面的な要素を判別します。
制限時間はWeb形式なら約30分、ペーパー形式なら約40分です。問題数は約300問と膨大なため、1つひとつの質問に時間を掛けず、スピード感を持って回答を先に進める必要があります。また、企業によってはSPIの結果を面接時の参考資料として利用する場合も。自身の人物像に一貫性を持たせられるよう、「性格検査の質問=面接で聞かれている質問」と捉えて回答し、性格検査の結果と面接での受け答えに明らかな矛盾を生じさせないことも重要といえるでしょう。 

性格検査は正直に回答する

企業が応募者に求める人物像は多様といえ、性格検査は対策をせずに正直に答えるのがベターです。ロジカルシンキングを好む企業がある一方、ラテラルシンキングを理想とする企業もあるため、性格検査で同じように答えても、企業によって評価が全く異なることもあります。
企業研究により、入職を希望する企業の風土や方針を理解していれば、ある程度は企業が求める人物像にふさわしい選択ができる場合もあるでしょう。しかし、本心でなければ入社後のミスマッチに苦しむリスクも考えられます。
さらに、性格検査の中には、虚偽の選択を見破るためのライスケールという質問もあることに注意しましょう。回答で何度も虚偽を重ねると虚偽の強度が高まり、企業からの信用を失う恐れがあります。企業に悪い印象を与えないよう、性格検査は自分を飾らずに取り組むことが大切です。

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SPIの対策方法

SPIの対策方法として「参考書を繰り返し解く」「アプリやWebサイトを活用する」と良いでしょう。下記で詳しくご紹介します。

参考書を繰り返し解く

SPI適性検査は制限時間がタイトであるため、素早く正確に回答する必要があります。そのため、繰り返し問題を解き、慣れておくことで素早く回答できるようになるでしょう。
何冊も参考書を買う必要はありませんので、同じ参考書を何度も何度も繰り返し解きましょう。また、どの問題にどれくらいの時間がかかるのか、制限時間内にどの程度の問題をこなせるのかなど、実際の制限時間を意識して対策するのがおすすめです。

SPI対策本の選び方

SPI受験で対策本を利用する際は、どのような本を選ぶかによって勉強の効率が変わります。以下にSPIの対策本を選ぶ際の主なポイントを挙げたので、参考にしてみてください。

・取り扱う情報は新しいか
・問題の数や種類は充実しているか
・自分に合っているか

SPIの対策本は毎年バージョンアップされているため、最新のものを使いましょう。SPIの出題形式をくまなく把握できるよう、掲載している問題の数や種類が多いものがおすすめです。また、強化したい分野の問題数が豊富か、解説は分かりやすいかなど、自分と相性の良い対策本を見つけることも重要なポイントの一つといえます。

アプリやWebサイトで対策する

最近では、SPI対策用のアプリやWebサイトもあります。アプリなら外出時の空いた時間を有効活用できますし、Webサイトの場合は自宅で手軽にSPI対策に取り組めるでしょう。また、パソコン操作に慣れていないという人は、パソコンで回答する方法に慣れておいた方が試験当日に落ち着いて臨めます。

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SPIの4つの受験形式

SPIの適性検査は「Webテスト」「テストセンター」「ペーパーテスト」「インハウスCBT」の4つの受験形式があります。ペーパーテストのみマークシートに記入するペーパー形式で、それ以外はすべてパソコンを用いるWeb形式です。ここでは、それぞれの詳しい特徴をご紹介します。

・1.Webテスト:自宅や学校などのインターネット環境が整った場所で、パソコンを使用して受験を行う
・2.テストセンター:テストセンターと呼ばれる専用会場で、パソコンを使ってテストを受ける
・3.インハウスCBT:志望企業でに出向き、パソコンを使って受検する
・4.ペーパーテスト:応募先の企業が用意した会場で、マークシート方式で行われる

志望企業がSPI適性検査を実施している場合、過去にどのような形式で受験が行われたか、企業説明会やOB・OG訪問などで確認すると良いでしょう。

SPIのWebテストの特徴

パソコンを使用する受験形式の主な特徴として「前の問題に戻れない」「1問1問に制限時間が設けられている」「正答率が高いと問題の難易度が上がっていく」「問題数に制限がない」が挙げられます。
苦手な問題を後回しにしようとしても、前の問題には戻れないので注意が必要です。また、1問1問に制限時間が設けられているため、回答時間を意識して問題を解く必要があります。SPIのWebテスト形式には、問題数に制限がなく、正答率によって問題の難易度が変わるので時間に余裕があることはないでしょう。

SPIのペーパーテストの特徴

一方、ペーパーテストの問題数は固定されています。しかし、言語分野は30分で40問程度、非言語分野は40分で30問となっており、1問あたり1分~1分半程度しか時間を割けられないため、こちらも、時間に余裕があるとはいえません。

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SPI適性検査以外の4つの適性検査

SPIのほかにも、玉手箱やTG-WEBといった適性検査を利用している企業もあります。それぞれの適性検査の特徴も把握しておきましょう。

1.玉手箱

SPIと同様に「基礎能力検査」と「性格検査」があります。
受検形式は、自宅や学校などでパソコンを使って受けるWebテストとテストセンターでの受検があります。玉手箱の適性検査を採用する企業は、証券会社や銀行、総合商社などが多いようです。
基礎能力検査の内容は、「言語理解テスト」「計数理解テスト」「英語」の3つ。玉手箱の基礎能力検査の特徴は、同じ形式の問題のみが出題される点です。出題傾向がある問題をまんべんなく対策することがポイントです。

2.TG-WEB

「能力検査」と「性格検査」の2種類があり、難易度が高いことで知られています。能力検査は「非言語」「言語」「英語」に分けられ、英語にはハイレベルな長文読解が出題。難解な問題が多いとされるTG-WEBでは、対策本で繰り返し問題を解く対策が必要でしょう。

3.CAB

CABは、IT関連の企業の入社試験によく採用されています。コンピュータ職であるSEやプログラマーなどを目指している人は、チェックしておいたほうが良いでしょう。
CABは「暗算」「法則性」「命令表」「暗号」の4種類と「性格検査」の5つで構成されており、計数処理能力を試される問題が多く出る特徴があります。

4.GAB

GABは、総合商社や専門商社、証券会社などが多く採用している適性テストです。出題される科目は、言語理解と係数理解を含む「知的能力適性」と「性格検査」があります。GABは出題される問題数が多いことでも知られており、言語科目では長文問題も多い傾向にあるようです。

本記事の執筆者

梶川沙綺(かじかわさき)

就職活動の軸は「20代の若いうちに圧倒的成長」を掲げ、新卒でレバレジーズ株式会社に入社。年間1000名以上の就活生の支援を行い、入社3年目で神戸支社の立ち上げに携わる。現在は本社でサービスの向上にも関わりながらキャリアコンサルタント国家資格取得に向けてスキルアップ奮闘中。

 

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