併願する方必見!SPIと公務員試験の違いを押さえよう

このページのまとめ

  • SPIの非言語分野と公務員試験の数的処理が似ている
  • SPIの言語分野と公務員試験の文章理解が似ている
  • SPIに比べ、公務員試験の難易度が高い
  • 民間企業と公務員を併願する際は、公務員試験の対策を中心に行う
  • 近年は教養試験の代わりにSPI試験試験を実施する自治体が増えている

民間企業の選考の際に受検することが多い「SPI」と、公務員になるために受験が必須である「公務員試験」。これらの試験には、どのような共通点があるのかをご存知ですか。
公務員と民間企業の併願を考えている方のなかには、どう対策したら良いのかわからない…と悩み、前に進めない方が多くいるようです。2つの試験対策を同時に進めていくのは大変困難ですが、ポイントをしっかり押さえることで負担が減り、効率的に勉強ができるのではないでしょうか。
こちらのページでは、SPIと公務員試験の共通点や違いをわかりやすくご紹介しています。また、民間と公務員を併願する際の最適な対策方法についても掲載。
今後の就職活動の参考に、ぜひこちらのコラムをご覧ください。
 

SPIと公務員試験には共通点がある!

SPIの能力検査と、公務員試験の教養択一試験(教養試験)の中の一般知能分野の出題範囲のなかには、似ている部分が数多くあります。

SPIの非言語分野と公務員試験の数的処理(数学)

SPIで出題されるのは、推論や場合の数、確率、損益算など。公務員試験は、数的推理と判断推理、資料解釈、空間把握の4つの分野で構成されています。難易度は公務員試験の方が高いものの、出題される数学の問題はSPIと大差ありません。

SPIの言語分野と公務員試験の文章理解(国語)

仕事をする上で必要となる文書の作成能力や、自分の意思を伝える能力があるかどうかが問われる問題で構成されています。言わば国語のテストのようなものです。
SPIの言語分野では、二語関係や熟語、長文読解などが出題されます。公務員試験の文章理解は現代文、英文、古文に分かれていて、SPIと近いのは現代文の問題です。
 

SPIと公務員試験の違いは?

前項では、SPIと公務員試験の「共通点」について解説しましたが、ここではそれぞれの「違い」について見ていきましょう。

科目

SPI

能力検査のほかに「性格検査」があります。考え方や日ごろの行動に関する多様な質問を通し、応募者の人となりを見るものです。物事や人などに対する考え方についての質問が300問ほど提示され、どの程度当てはまるかを選択します。

公務員試験

教養択一試験の中には、一般知能分野の他に「一般知識分野」があり、理科・社会科の問題が出されます。いかに効率的に学習できるかが成功の鍵となるでしょう。
また、教養択一試験の他にも、「専門択一試験」「論文試験」「専門記述試験」といった多くの試験があります。

難易度

SPIと公務員試験には共通する出題範囲が多くありますが、難易度は公務員試験の方が高いと言えます。
広い範囲から多くの問題が出題される、公務員試験。初級や上級、専門系、技術系などで試験の内容は変わりますが、教養試験は共通の壁となることが多いようです。
公務員試験と比べ、基礎的な問題を問われるSPIは義務教育程度の難易度だと言われています。しかし、公務員試験と比較して易しいとはいえ、油断は禁物です。時間が経って忘れてしまっている知識もあるため、しっかり対策しておきましょう。
 

SPIと公務員試験、どちらも受けるときの対策は?

SPIと公務員試験の両方を受験する人に向けて、押さえておきたい対策のポイントを以下でご紹介します。

違いを把握する

出題範囲に多くの共通点があるSPIと公務員試験ですが、違いについてもしっかり把握しておくことが大切です。「SPIにあって公務員試験にはないもの」「公務員試験にあってSPIにはないもの」を把握し、両方しっかり対策します。あとになって、対策していない科目があった…と焦ることがないように気を引き締めておきましょう。

公務員試験を中心に対策する

SPIに比べて、公務員試験の方が難易度の高い問題が出題されます。そのため、民間と公務員の併願を考えている方は、公務員試験を中心に対策することが重要です。SPIと公務員試験の問題集を照らし合わせて似ている問題があった場合には、まずは公務員試験の問題を解くようにしましょう。
比較的難しい公務員試験の対策をしっかり行っておけば、SPIにも役立つはずです。

SPIの例題にも軽く目を通しておく

公務員試験と出題形式が異なるため、SPIはどのように出題されるのか…という形だけでも把握しておくことが大切です。例題に軽く目を通すだけでも立派な対策になるため、しっかりチェックしておきましょう。

SPIの性格検査の対策は十分に行う

独自の出題形式を持つ、SPIの「性格検査」。公務員試験にはないため、十分な対策が必要です。企業は、応募者がどのような人物なのか…どのような職種が適しているのか…などを、性格検査でチェックしています。能力検査でいくら良いスコアを出したとしても、性格検査での回答が的外れだと悪い印象を与えてしまう可能性も。事前に性格検査について調べ、万全な準備をしておきましょう。
 

公務員試験でもSPIが使われている!

近年は、教養試験の代わりにSPIを実施している自治体が増えているようです。
その理由には一体どのようなものがあるのでしょうか。以下をご覧ください。

公務員希望者の増加に対処するため

初期の段階で応募者をふるいにかけることで、公務員希望者が増加し続けることに対処する目的があります。また、検査の結果によって応募者を絞り込み、選考の効率化を図る目的もあるようです。

経費削減のため

Webテスティングやテストセンター、ペーパーテスティング、インハウスCBTというように、受検方法が豊富にあるのがSPIの特徴。業務委託をすることで、それらの費用負担を削減しようとする自治体が多くあります。

優れた人材の確保のため

SPIの導入で教養試験に向けた試験対策が不要になることで、幅広い分野から多くの人に受験してもらう…という狙いがあります。その結果、優れた人材の確保につながることが期待されているようです。

対策がしやすくなる一方で、SPIが採用されている自治体には応募者が多い傾向があります。そのため、競争率が高かったり教養試験よりも通過者が多かったりするため、面接が難しくなるようです。そこで頭一つ抜け出すためには、多くの努力と工夫が必要となるでしょう。

ここまで、SPIと公務員試験の共通点や民間・公務員併願の際の対策方法などについて解説してきました。
どちらの試験も簡単なものではありませんが、上記のポイントをしっかり押さえて対策すれば、SPIと公務員試験、両方に効果的な勉強を進めていくことができるでしょう。

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