SPIのコツを知っておこう!突破するための基礎から勉強法をご紹介

このページのまとめ

  • SPIの受験形式は4種類あり、形式によって攻略方法はさらに異なる
  • 言語問題は「短時間で答える」「語彙を増やす」「長文読解に時間をかける」
  • テストセンターでは会場やパソコン操作に慣れておく必要がある

SPIのコツを知っておこう!突破するための基礎から勉強法をご紹介のイメージ

多くの就活生が苦戦するSPI試験。限られた時間内で基準を満たす点数を取る必要があり、「どんな準備をすれば良いのか分からない」「なかなか通過できない」と不安を感じる就活生もいるのではないでしょうか。テストの全体像を把握することで、勉強や試験にもスムーズに取り組めます。このコラムでは、今からでもやっておくべきSPIのコツをご紹介します。

目 次
 

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SPIについて

SPIとは、リクルートキャリアが開発した適性検査の名称です。多くの企業が採用時の適性試験にSPIを使用しています。SPIは、就活生が採用試験で受けることになる可能性が高い適性検査の一つと言えるでしょう。
SPIは、大きく「能力検査」と「性格検査」の二つに分類され、能力検査はさらに「言語」と「非言語」に分けられます。

能力検査

主に「基礎能力検査」を測っています。能力検査はさらに言語分野、非言語分野に分けられます。

言語分野

非言語分野は、中学程度の文法と漢字の知識があれば解ける問題です。問題数が多いので、練習を重ねて問いを素早く理解し、文章をできるだけ速く読めるよう訓練しておく必要があります。

非言語分野

非言語分野は、小学校~中学校程度の計算や文章問題が出題されます。計算のプロセスが込み入っている問題も多いので、言語分野と同様に練習を繰り返し、効率の良い解法を身につけておくことが必要です。

性格検査

性格検査は日常の物事に対する思考や行動、価値観を問われる診断テストです。
8秒で1問答えるペースで300問ほどの問いに回答します。志望企業の求める人材と照らし合わせるなど小細工をする余裕はないため、直感で正直に回答しましょう。

SPIでの検査内容については「SPIでなぜ落ちる?原因と対策、SPIで能力や性格はどこまでわかるかを解説」も参考にしてください。

 

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SPIの受験方法

SPIの実施形式には4種類あり、どの形式を採用するかは応募した企業によって異なります。

・テストセンター
・ペーパーテスティング
・Webテスティング
・インハウスCBT

テストセンターは、SPIの開発元であるリクルートキャリアの用意した会場のパソコンで受検する方法です。応募先企業が指定する受検期間のなかから都合の良い日程、会場を予約して受検します。一般的な受検方法の一つで、企業によっては能力検査と性格検査のほかに英語能力検査と構造的把握力検査が実施される場合もあるようです。
ペーパーテスティングは、応募した企業が用意した会場でマークシート方式で行なわれる受検方法。ほかに自宅のパソコンで受検するWebテスティング、応募先の企業で、企業が用意したパソコンで受検するインハウスCBTがあります。
実施形式によって必要な対策は変わってくるので、応募する企業がどの形式を採用しているのか企業HPの採用試験要項などで確認しておきましょう。

SPIの受験方法については「SPIの受検方法はどうする?申し込みの流れや当日の受け方を解説」も参考にしてください。

 

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SPIの言語問題のコツ

簡単にいうと「国語の知識」が問われる、言語問題のコツをお伝えします。

短時間で答える

1問にかけられる時間が非常に少ないので、解答スピードを上げることがカギになります。短時間で正確に答えていくためには、出題問題の傾向を理解しておきましょう。そのためには問題集を繰り返し解いて、問題に慣れる必要があります。

語彙を増やす

言語問題は暗記が多くなります。問題を早く読めたとしても、言葉の意味が分からなければ問題を解くことは出来ないため、語彙を増やすことが重要です。例えば四字熟語、対義語、類義語、二語の関係など、その意味を問われる問題が多く出てきます。語句の意味を知らないと突破することは難しいため、暗記する必要があります。
そのためには、積極的に本や新聞などを読んだり、日頃から分からない言葉は調べて理解することで語彙力をあげましょう。

長文読解に時間を使う

SPIの言語問題は長文読解に時間がかかるので、時間配分に注意しましょう。そのため、長文読解以外の問題はスピード感をもって即答していき、国語能力が特に試される長文読解で余裕をもって取り組めるようにしましょう。

SPIの言語分野の対策については「SPIの言語分野は事前対策でバッチリ!選考を突破できる勉強方法」も参考にしてください。

 

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SPIの非言語問題のコツ

SPIの中でも「数学的な知識」が問われる、非言語問題のコツをお伝えします。

公式を暗記する

問題をスムーズに突破するために、しっかり復習して公式を暗記しておきましょう。非言語問題は中学や高校時代に習った公式に当てはめると即答できる問題が多くあります。

問題パターンに慣れる

限られた時間の中で、問題のパターンに慣れることが重要です。繰り返し練習すれば、理解するのに時間がかかるような問題にもスムーズに対応ができるようになります。根気よく数をこなして問題に慣れることが大事です。

分からない問題は飛ばす

解答に時間がかかってしまう問題は、一旦後回しにしましょう。1問に時間をかけ過ぎてしまうと、答えられるはずの問題にもたどり着けません。SPIを通過するためには、限られた時間の中で問題を早く解いていくかが重要です。どうしても分からない問題は思い切って飛ばしましょう。

 

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SPIの性格検査のコツ

「職務への適応」や「組織への適用」「性格的な特徴」を把握する性格検査。このテストからは、その人の性格が企業のニーズとマッチするかどうかが分かります。

正直に回答する

企業との相性を確認されますが、無理に合わせようとせず、正直に回答しましょう。無理に企業に合わせて回答するのは自分を偽ることになるので、企業側も正しい評価ができなくなります。

一貫性を持たせる

回答には一貫性を持たせましょう。企業に合わせた回答をしようとすると、矛盾した回答をしてしまう可能性も高いため、注意が必要です。

性格検査については「性格検査で落ちることはある?対策のコツとは」や性格検査とはどんなテスト?問題例や対策方法を解説!」も参考にしてください。
適性検査については「適性検査の性格テストとはどんなもの?目的と対策」も参考にしてください。

 

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実施形式により変わるSPIを攻略するには

ここでは、実施形式ごとのSPI攻略のコツをお伝えします。

テストセンター

能力検査の問題数は回答者ごとに異なるのが特徴。正解するごとに問題の難易度は高くなっていきます。問題ごとに制限時間が設定されているので、経過時間を考えながら回答する必要があります。
能力検査は何度でも受検できるので(性格検査は1回のみ)、会場の雰囲気やパソコン操作に慣れるためにも、実際にテストセンターで受検してみるといいでしょう。

ペーパーテスティング

ペーパーテスティングは名前のとおり紙でのテストなので、問題数は一定。問題数は言語編が30分で50問、非言語編が40分で40問です。出題順が決められているWeb上でのテストではないので、簡単な問題、得意な問題から解きましょう

Webテスティング

制限時間は能力検査が30分、性格検査が35分と設定されています。Webテスティングでは電卓の使用を前提とした問題も出題されます。あらかじめ電卓に慣れて、機能を使いこなせるようにしておきましょう。

SPIテストの受験方法については「SPIテストセンターを初めて受ける人必見!受検の流れや注意点を解説」や「Webテスティングとは?テストの特徴や選考突破に向けての対策を解説!」も参考にしてください。

本記事の執筆者

白岩音々(しらいわねね)

プロフィール概要:
大学時代はアルバイトを2〜3個掛け持ちしながら、WEBメディアの企業で長期インターンを経験。新卒でレバレジーズ株式会社に入社し、新卒就活支援サービス「キャリアチケット」のアドバイザーとして、年間800名以上の就活生の支援を行う。

 

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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