このページのまとめ
- 内定辞退をして大学院に進学するかは周囲に相談しながら考えるのが大切
- 内定辞退をして大学院に進学する場合は再度就活が必要なので注意する
- 内定辞退をして大学院に進学すると決めたら早めに担当者に連絡する
この記事では、内定辞退をして大学院に進学するメリットデメリットを解説しています。内定辞退を決めた場合の対応についても紹介しているので、参考にしてください。
就活の効率の良い進め方について知りたい方は、「就活は何から始める?基本の進め方や効率良く終わらせるためのコツが分かる!」も参考にしてください。
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- 内定辞退して大学院進学するかは十分に考えることが大事
- 内定辞退をして大学院進学するメリット
- 学問や研究に没頭する時間ができる
- 研究職に就職できる場合がある
- 内定辞退をして大学院進学するデメリット
- 内定先に就職できない
- 大学院卒業後に就活が成功するかわからない
- 内定辞退をして大学院進学する場合のポイント
- 企業の担当者には電話とメールで連絡する
- 内定辞退を決めたら早めに連絡する
- 辞退理由を聞かれたら簡潔に伝える
- 内定辞退をして大学院進学するか悩むあなたへ
- 内定辞退をして院進学をするか迷う場合によくある質問
- Q.内定辞退の理由に「進学」と伝えてもいいの？
- Q.内定辞退をする場合はどうしたらいい？
- Q.内定辞退をすると後輩に迷惑がかかる？
内定辞退して大学院進学するかは十分に考えることが大事
内定辞退をして大学院に進学するかどうかは、十分に考えることが大事です。「本当に大学院に進学してまで勉強を続けたいのか」「再度就職活動を行うのは嫌ではないか」など、考えるようにしましょう。
大学院へ進学する場合にあるケースが、就職が嫌だから進学するケースです。しかし、大学院に進学しても、卒業後にはまた就職活動を行わなければなりません。また、大学院を卒業しても、就職に有利になるとは限らない点にも注意が必要です。
就職する場合も、大学院に進学する場合にも、それぞれメリットがあります。後悔しないように、納得するまで考えるようにしてください。
大学院生になった場合の就活が気になる人に向けては、「大学院生の就活って難しい？ 院生が内定を勝ち取るには」で院卒業後の就活を解説しています。
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内定辞退→院進学についてのキャリアアドバイザーのアドバイス
就職と大学院進学で迷ったら、研究者や教育関係者になるという明確な選択肢・ゴールがあるかを考えましょう。
修士課程まで進むと、専門性を高められるので就職か研究者かを選ぶことができます。
なお、修士課程の就活は学部卒よりも採用枠が減るケースもあるものの、ほぼ学部卒と同じチャンスがあります。研究者や大学の教育関係者となるには博士課程の学位を必須条件としている機関も多いため、そこで悩んでいるなら少しでも過程を先に進めておくことができるのはメリット。
将来の選択肢を残しつつ後悔の少ない判断ができるでしょう。
また、下記も悩んだときの選択ポイントになります。
・現在の研究テーマへ明確な情熱や愛があるか？
・研究成果を出したうえで就職先に有利になると見込めるか？それとも異なるか？
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内定辞退をして大学院進学するメリット
内定辞退をして大学院に進学するメリットには、学問や研究に集中できたり、研究職に就職できたりするなどがあります。
進路を決めるために、まずは院進学のメリットを確認しましょう。
学問や研究に没頭する時間ができる
大学院に進学する場合、学問や研究に没頭する時間ができます。勉強や研究が好きな学生にとっては、理想の時間になるでしょう。
大学生のころと比べると、論文発表の機会も多く、研究へのやりがいも増加します。勉強面での目標がある場合は、大学院への進学を十分に検討していいと思います。
研究職に就職できる場合がある
大学院に進学する場合、研究職に就職できる場合があります。研究職では、修士以上の学位がなければ、就職できない職種もあるので覚えておきましょう。
日本でも専門職を採用するケースが増加しており、大学院で専門的な知識を持つ人材の需要が増してます。研究職で就職したいと考えている場合は、院進学が就活においてもプラスに働く可能性があります。
研究職の種類やメリットなどについては、「研究職を目指したい！働くことのメリットや向いている人物像をご紹介」で解説しています。研究職を志望している場合は、参考にしてください。
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内定辞退をして大学院進学するデメリット
内定辞退をして大学院に進学する場合、「内定先に就職できない」「大学院卒業後の就活で成功できるかわからない」などのデメリットもあります。デメリットも踏まえた上で、進路を選ぶようにしてください。
内定先に就職できない
内定辞退をしてしまうと、基本的には内定先に就職できません。大学院卒業後に、就活をする場合、ほかの企業を目指さなければならないでしょう。
志望企業の内定をもらっていた場合は、進学とどちらがいいか十分に考えてください。家族や友達など、周囲に相談するのもいいでしょう。
就活の相談先に悩む場合は、「就活相談は誰にするのがいい？おすすめの相手や注意点を解説」も参考にしてください。誰に相談するかも大切になるので、慎重に選びましょう。
大学院卒業後に就活が成功するかわからない
学部生の間は売り手市場だったのに、大学院を卒業するころには就活市場が学生に不利になり、内定獲得が難しくなっている可能性もあります。
また、内定は獲得できても、今の内定よりも希望にあわない企業に決まってしまうかもしれません。
成功するかわからない就活を、再度行う必要があるのは大学院進学のデメリットになります。
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内定辞退をして大学院進学する場合のポイント
内定辞退をして大学院に進学する場合には、担当者に素早く、できるかぎり電話で連絡しましょう。
ここでは、大学院に進学する場合のポイントを解説します。
企業の担当者には電話とメールで連絡する
内定辞退を決めた場合、企業の担当者には電話とメールで連絡するようにしましょう。電話だけの場合、内容について言った言わないが発生する恐れがあるからです。メールだけの場合も、担当者が見落としてしまう恐れがあります。
電話の場合、丁寧な印象を与えやすいので、できるだけ話すようにするのがおすすめです。
メールで連絡する場合の例文
メールで内定辞退を連絡する場合、次のような内容で送ってみましょう。
件名：内定辞退のご連絡／△△ △△（自分の氏名）
△△株式会社 人事部
△△ △△様
お世話になっております。
内定のご連絡をいただきました△△でございます。。
この度は、内定をいただき、誠にありがとうございました。
慎重に検討した結果、大変恐縮ではございますが、
内定を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。
何度も面接やお電話など、お時間をいただいたにも関わらず、
このようなご連絡となり誠に申し訳ございません。
また、本来であれば貴社へお伺いし、直接お詫びをするべきところではございますが、
メールでのご連絡になりましたこと、ご容赦頂ければと存じます。
△△様をはじめ、採用に関わってくださった皆様には心より感謝しております。
最後になりますが、貴社の益々の発展を心よりお祈り申し上げます。
メールのマナーや書き方については、「就活メールの正しい書き方は？基本のマナーと構成のポイント」でも解説しています。送信前に、確認しておきましょう。
内定辞退を決めたら早めに連絡する
内定辞退を決めた場合、早めに連絡するようにしましょう。指定された回答期限があっても、意思を決めた時点で回答するのがマナーです。
内定辞退が発生した場合、企業は新しく採用するために動かなければなりません。選考を止めている企業もあるので、迷惑をかけないためにも早めの連絡を心がけましょう。
辞退理由を聞かれたら簡潔に伝える
内定辞退の理由を聞かれた場合は、簡潔に答えましょう。企業側は、なぜ辞退になってしまったか、参考にしようと質問しています。内容次第では、辞退を考え直さないか、引き止められるケースも出てくるでしょう。
大学院に進学を決めている場合、素直に伝えて問題ありません。「大学院に進学すると決めました」と簡潔に伝えましょう。
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内定辞退をして大学院進学するか悩むあなたへ
内定を辞退して大学院に進学するかどうかは、将来のキャリアにも影響します。慎重に判断し、後悔しない選択をするのが大切です。もし、内定辞退をすべきか迷う場合には、プロの就活エージェントに相談してみませんか？
キャリアチケットでは経験豊富なアドバイザーが、あなたの状況に合わせたキャリアアドバイスを提供します。
内定辞退をどうするかの選択はもちろん、大学院に進学後のキャリア相談もお任せください。進路選択に後悔しないためにも、一緒に考えてみましょう。
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内定辞退をして院進学をするか迷う場合によくある質問
内定辞退を大学院に進学するか迷う場合に、よくある質問について回答します。
Q.内定辞退の理由に「進学」と伝えてもいいの？
A.内定辞退をする場合の理由に、「進学」と伝えても問題ありません。ただし、聞かれない場合には、自分から説明しなくても大丈夫です。
Q.内定辞退をする場合はどうしたらいい？
A.内定辞退をする場合には、企業の担当者に電話とメールで連絡しましょう。電話の場合は記録が残らず、メールは気付いてもらえない場合があるので、両方の手段を使うのをおすすめします。
内定辞退の方法については、「電話する時間に注意！内定辞退の方法とマナーまとめ」で詳しく解説しているので、参考にしてください。
Q.内定辞退をすると後輩に迷惑がかかる？
A.内定辞退をしても、基本的には後輩に迷惑はかかりません。大学をとおさず、自由に応募をしているので、学校は関係しないケースが一般的です。
ただし、内定辞退の方法やマナーには注意しましょう。内定先の企業に対して、真摯に対応するのが重要です。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間１位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。
