このページのまとめ
- 大学院生は修士1年生で就活を始めて2年生で内定をもらうのが一般的
- 修士1年生の段階から自己分析を行いインターンシップへの参加が大事
- 修士1年生には「メーカー」「研究所」「マスコミ」などが人気の内定先
「修士1年生でも内定はもらえる?」「大学院生の就活はどうやって進めればいい?」などと悩む方も多いでしょう。大学院生の場合、修士1年生で就活を始め、2年生で内定をもらうケースが一般的です。
この記事では、大学院生が内定を獲得するためのポイントや就活スケジュールを解説しています。人気の内定先についても紹介するので、参考にしてください。
就活の効率の良い進め方について知りたい方は、「就活は何から始める?基本の進め方や効率良く終わらせるためのコツが分かる!」も参考にしてください。
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- 大学院の修士1年生でも内定はもらえる?就活スケジュールを解説
- 修士1年生の4月から5月:自己分析の実施
- 修士1年生の6月から7月:インターンシップへの参加
- 修士1年生の3月以降:合同説明会や企業説明会への参加
- 修士2年生の6月以降:面接などの選考開始
- 修士2年生の10月:内定式への参加
- 大学院の修士1年生が内定を獲得するポイント
- 自分の研究や勉強を活かせる就職先を探す
- 幅広い業種や業界に選択肢を広げる
- エントリーシートや面接などの準備は入念に行う
- 大学院に進んだ理由を説明できるように準備する
- 大学院の修士1年生に人気の内定先
- 理系に人気の就職先
- 文系に人気の就職先
- 修士1年生から内定獲得に向けて就活を行うあなたへ
- 修士1年生から内定獲得に向けて就活を行う際によくある質問
- Q.大学院生はいつから就活を始めるのがおすすめ?
- Q.大学院生のインターンシップはいつから?
- Q.大学院生の就活はいつまで?
大学院の修士1年生でも内定はもらえる?就活スケジュールを解説
大学院の修士1年生では、まだ内定をもらえないのが一般的です。1年生の間に就活準備を始め、2年生の6月ごろから選考に参加して内定をもらう流れが多いでしょう。
ここでは、大学生の就活スケジュールを紹介するので、内定獲得に向けて参考にしてください。
修士1年生の4月から5月:自己分析の実施
修士1年生の4月から5月ごろには、自己分析を実施しましょう。6月ごろからはインターンシップが始まるので、参加までに終えておくのがおすすめです。
自己分析を行えば、自己PRや志望動機などエントリーシートや履歴書に必要な内容を書けるようになります。インターンシップでもエントリーシートが求められる場合もあるので、準備が必要です。
自己分析の進め方については、「【就活生向け】自己分析のやり方を解説!内定に近づく活用方法とは」で解説しているので参考にしてください。
修士1年生の6月から7月:インターンシップへの参加
修士1年生の6月から7月には、インターンシップに参加しましょう。6月上旬には、インターンシップに参加するための選考が増加します。興味のある企業のインターンシップがいつ行われるか、調べておきましょう。
インターンシップに参加すれば、企業について詳しく知れたり、業務を体験できたりします。志望企業や業務が自分にあっているか、確かめられるいい機会です。企業によっては、インターンシップ参加者は一部選考免除のメリットもあるので、興味のある企業のものは参加しておきましょう。
インターンシップって何?と思う方に向けて、「インターンシップとは何か?特徴や選び方などをご紹介!」で詳しく解説しています。
修士1年生の3月以降:合同説明会や企業説明会への参加
修士1年生の3月以降には、合同説明会や企業説明会に参加しましょう。企業研究を行ったり、志望企業を決めたりするために参加します。
志望企業が決まっていない場合には、合同説明会に参加してみましょう。多くの企業が集まっており、1つの会場で複数企業の話を聞けます。合同説明会については、「合説ってどんなもの?参加するメリットと有益に過ごすコツ」も参考にしてください。
企業説明会では、1つの企業に絞って話を聞けます。業務内容や企業の雰囲気などを知れるので、多くの企業説明会に参加しましょう。企業によっては、説明会に参加しなければ選考に進めない場合もあります。
企業説明会については、「企業説明会への参加方法は?参加のメリットやマナーを解説」で解説しているので、参考にしてください。
修士2年生の6月以降:面接などの選考開始
修士2年生の6月以降では、面接などの選考が開始します。「エントリーシート」「グループディスカッション」「面接」の対策は事前に行っておきましょう。
エントリーシートでは、「自己PR」「志望動機」「学生時代頑張ったこと」などがよく聞かれます。職種や業界に関わらず聞かれる内容になるので、準備しておいてください。
面接やグループディスカッションについては、就活セミナーで練習できる場合もあります。慣れが必要な選考になるので、経験しておくといいでしょう。
準備が不安な場合には、就活エージェントに相談すれば就活の総合的なサポートを受けられます。キャリアチケットでも受け付けているので、ぜひ相談してください。
修士2年生の10月:内定式への参加
修士2年生の10月には、内定式が行われます。内定式までに内定を獲得し、就活を終えているケースが一般的です。
このように、大学院生の就活スケジュールは、修士1年生の4月から5月のように、入学してすぐの時期から始まります。学業に集中していると出遅れてしまう場合もあるので注意してください。
また、選考の開始時期は企業によって異なります。6月より前に選考を始めている企業も多いので、志望企業の採用スケジュールは必ず確認するようにしてください。
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大学院の修士1年生が内定を獲得するポイント
大学院生の修士1年生が内定を獲得するには、自分の研究を活かせる企業を探したり、準備を入念に行ったりするのが大切です。ここでは、内定を獲得するために必要な4つのポイントを解説するので、参考にしてください。
自分の研究や勉強を活かせる就職先を探す
修士1年生から内定獲得を目指す場合、自分の研究や勉強を活かせる就職先を探しましょう。企業によっては自分の研究内容が評価され、業務に活きる場合もあるからです。
企業は最新の知識を求める場合も多く、就活時点で研究を行っている大学院生は評価されやすい傾向。また、基礎知識がしっかりしていれば、応用もできるとポテンシャルを評価して採用してもらえるでしょう。
幅広い業種や業界に選択肢を広げる
就活を行う場合、幅広い業種や業界に選択肢を広げるようにしましょう。自分が専攻していない分野でも、内定獲得は可能です。学んでいる分野だけに候補を絞ってしまうのは、もったいないでしょう。
また、業界や業種を絞ってしまうと、エントリーできる企業数が少なくなります。エントリー数が少ないと、採用されなかった場合、持ち駒がなくなり焦ってしまうでしょう。焦って就活を行うと、ミスマッチの発生や選考への準備不足につながるため、注意してください。
エントリーシートや面接などの準備は入念に行う
エントリーシートや面接などの準備は、入念に行いましょう。友人や家族に見てもらう、就活セミナーで添削してもらうなどの方法があります。
内定を獲得するためには、面接でどれだけアピールできるかが重要です。第三者から客観的な意見をもらい、改善するようにしましょう。
エントリーシートの作り方については、「これだけ読めば、エントリーシートの書き方が全て分かる!」で解説しています。
面接対策については、「面接対策は万全?就活に必要不可欠な準備とマナー」を参考にしてください。
大学院に進んだ理由を説明できるように準備する
面接で聞かれることが多い、大学院に進んだ理由を説明できるように準備しておきましょう。自己分析の段階で、進学理由を整理しておくのがおすすめです。
多くの学生が、大学院に進学せず就職を行います。そのなかで、自分なりの進学理由を明確に説明できれば、高評価につながるでしょう。進学理由と志望理由をうまく組み合わせられれば、考えに一貫性がでるので評価されやすくなります。
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修士1年内定についてのキャリアアドバイザーのアドバイス
早めに内定をもらいたい場合は、時間の使い方を意識してみてください。
研究室の活動や発表準備で、なかなか就活の時間が取れない時期もありますよね。実際に、就活と学業の両立で苦労している大学院生の方をたくさん見てきました。
忙しくなる時期を事前に把握しておき、逆算してスケジュールを立てましょう。
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大学院の修士1年生に人気の内定先
大学院生の場合、理系にはメーカーや研究所、文系には商社やマスコミが人気です。それぞれの就職先について紹介するので、参考にしてください。
理系に人気の就職先
理系の場合、研究を活かしたメーカーや研究所などの就職先が人気です。
メーカー
メーカーとは、食品や自動車など、さまざまな製品を生産する企業です。1つの企業でも複数の製品を生産している場合が多く、研究内容を活かしやすい点がメリットです。
専門知識を持つ学生は評価されやすいので、大学院生の就職先として人気があります。メーカーについて詳しく知りたい場合は、「メーカーとは?業務内容や主な職種を解説!商社との違いも」を参考にしてください。
研究所
大学院で学んだ知識を活かして、研究所に就職するケースも多くあります。研究所にも種類があるので、どのような研究や業務を行っているかは調べておきましょう。
研究所の場合、採用枠が狭い特徴があります。志望者も多く、難易度が高いので準備は入念に行いましょう。説明会やインターンシップなどには、積極的に参加してください。
文系に人気の就職先
文系の場合、研究内容と志望先は一致せず、商社やマスコミなどが人気です。理系よりも幅広い業種や業界で就職が行われています。
商社
商社は安定したイメージがあり、人気の業界です。扱うサービスの幅が広く、自分の得意分野にあわせて仕事を選びやすい特徴があります。
また、商社は英語や法律のように、大学院で得た知識が武器になる場合も多い業種です。ライバルも多く集まるので、プレゼン能力やコミュニケーション能力を活かして選考に臨むのが大切になります。
商社については、「商社の仕事内容や動向は?基本的な知識から年収まで詳しく解説!」で詳しく解説しているので参考にしてください。
出版・マスコミ
文系の場合、出版やマスコミ業界も人気です。雑誌や書籍を扱う出版社や、新聞社などにエントリーが行われます。
たとえば、経済や法律、政治などを学んだ学生は、新聞記者への志望が多い状況です。言語学を学んだ学生は、知識を活かして出版社を志望する傾向にあります。
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修士1年生から内定獲得に向けて就活を行うあなたへ
修士1年生から内定はもらえるのか、どんな準備をすればいいのか、不安に思う人も多いでしょう。大学院生は研究に費やす時間も多く、就活との両立は大変です。本当に内定が獲得できるか、心配になると思います。
内定が獲得できるか心配な場合は、ぜひキャリアチケットに相談してください。キャリアチケットでは、大学院生の就活成功に向けて、就活の進め方から選考対策までアドバイスを行っています。
忙しい大学院生が就活を成功させるには、就活エージェントのサポートが重要です。キャリアチケットを活用して、効率的に就活を進めましょう。
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修士1年生から内定獲得に向けて就活を行う際によくある質問
修士1年生から内定獲得に向けて、就活を行う際によくある質問に回答します。
Q.大学院生はいつから就活を始めるのがおすすめ?
A.大学院生は、修士1年生の5月ごろから就活を始めましょう。インターンシップ参加に向けて、自己分析を行うのがおすすめです。
Q.大学院生のインターンシップはいつから?
A.大学院生のインターンシップは、修士1年生の6月ごろから始まります。6月上旬にはエントリーや選考を始める企業も多いので、志望企業の情報を確認しておきましょう。
インターンシップは夏だけではなく、秋や冬にも行われています。時期ごとに特徴があるので「期間や時期に差はある?インターンシップの基本まとめ」を参考に確認してください。
Q.大学院生の就活はいつまで?
A.大学院生の就活は、内定式がある修士2年生の10月までに終えるケースが一般的です。多くの大学院生は、内定式よりも早く、内々定をもらった段階で就活を終えるでしょう。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。