留年すると内定取り消し?ピンチ脱出のためにできること

このページのまとめ

  • 内定をもらったものの、卒業が危ぶまれるケースが多々ある
  • 単位不足により留年しそうな場合、まずは担当教授に相談する
  • レポート提出やボランティア活動などで換算してくれる場合がある
  • 留年が決定した場合、速やかに内定社へ連絡する
  • しっかりと謝罪し、処遇についてお願いする
  • 留年した場合、資格取得に挑戦するのも良い

志望企業から無事に内定をもらったものの、卒業の時期を目の前にして単位が足らない…と真っ青になる方が毎年多くいます。卒業単位が足らなければ自動的に留年ということになってしまいますが、その場合、企業の内定はどうなるのでしょうか?
あっては困ることですが、万が一、留年しそうな場合の対処方法について見ていきましょう。

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留年したら内定は取り消しされる?

企業は大学四年生に対し来年度入社の内定を出す際、「~年卒業見込み」という応募条件を満たしていることを前提としています。もちろん、学生側も卒業する気で就活に励んでいたでしょう。
望ましくないことですが、もしも留年した場合、内定はどうなるのでしょうか?一般的な例を見ていきましょう。

卒業見込み証明書

学生が入社試験を受ける際、多くは卒業見込み証明書を提出します。これは、今年度の三月に卒業するので就職試験を受けさせてくださいという約束の証です。

もしくは、内定承諾書と一緒に提出する人もいるでしょう。
内定承諾書には、「内定取り消し事由」というものが記載されています。これは、何らかのトラブルや虚偽があった場合、内定を取り消します、といった但し書きです
その中に「~年三月時点で大学を卒業できなかった場合」という文言があれば、留年は明らかに内定取り消し事由に該当します。つまり、約束に反するので内定は取り消される可能性が高いでしょう。

まずは単位の確認

志望企業から内定がもらえると、安心から気が緩みがちになります。また、就活のために控えていたバイトの回数を増やしたり、卒業旅行の計画を立てたりと楽しいことが目白押しでしょう。

そのようなときは、単位のことなど気にしないかもしれません。しかし、内定をもらった以上、三月に卒業しなければならないということを今一度、認識する必要があると思われます。
心配な方もそうでない方も、まずは自分の取得単位を確認してみましょう。
もしも出席日数や試験の結果が思わしくない場合は、早急な対策が必要です。

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留年が決まってからできること

留年の多くは単位不足が原因です。不足した理由は、試験の結果が「不可」・出席や提出物の怠慢・受講ミス・計算ミスといったものが挙げられます。
自己責任とはいえ留年を受け入れてしまうと、内定が取り消されるうえ、学費ももう一年分必要になるでしょう。さらに再度、就職活動をすることになります。
また、企業側としても、期待して採用を決めた人材を失うのは惜しいはずです。

教授への相談

往生際が悪いかもしれませんが、何とか卒業にこぎつけたいというのが学生の本音ではないでしょうか。そこで、まずは担当教授に相談してみてください。
その際、内定が決まっていることをやんわり伝えることがポイントです。教授としても、一人の学生の不手際で企業に対し大学の印象を悪くするのは避けたいところでしょう。
温情として、必要回数のレポート提出や教授のお手伝いなどを行うことで単位に換算してくれる場合もあります。

資格取得等での換算

大学によっては、取得した資格をもって単位に換算する制度があります。自分が在籍している大学ではどうなのか、確かめてみましょう。
また、留学経験を単位に換算する大学とそうでないところがあります。
留年するかも…と心配な方が意外と大丈夫だったり、留学は単位換算されると思い込んでいて実は勘違いだったり。後者のケースだと大変なので、やはり今一度、自分の状況を確かめることが大切です。

企業への連絡

手は尽くしたものの、やはり留年が免れない場合は、すみやかに内定企業の人事担当者へ連絡をしましょう。その際、いろいろと言い訳をせずにしっかりと謝罪することが大切です。
しかし、それでもなんとかならないのか…という気持ちがある方は、次の項を参考にしてみてください。

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卒業を待ってくれる企業もある

留年が確定すると、内定取り消しになる可能性が高いことは前に述べました。しかし、それは双方にとって損失でもあります。
実は卒業できなかった場合でも、必ずしも内定が取り消されるとは限りません
まずは、内定承諾書の「内定取り消し事由」を確認してください。「当該年度の三月時点で大学を卒業できなかった場合」との記載がある場合、多くの学生は内定取り消しを覚悟するでしょう。
しかし、企業によっては特例として、前期分である半年間もしくは翌春までの一年間、内定者として特別に猶予してくれるケースがあります。
また、入社内定は取り消すが、翌年の新卒採用において最終面接から選考に参加可能など、優遇措置が適用されることもあるようです。

上記のような特例ケースもありますが、一度は卒業見込み証明書を提出したわけですから、基本的にはルール違反だという認識は持っておきましょう。そこで、内定企業へ連絡をする際は、以下のようなニュアンスで問い合わせてはいかがでしょうか。

留年報告の例文

「誠にお恥ずかしい限りですが、卒業に必要な単位が取得できず、留年が確定してしまいました。内定をいただいておりましたのに、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。しかしながら、御社で働きたいという希望に変わりはありません。勝手ながら、また来年度に再度入社試験を受けることはお許しいただけますでしょうか。」

仮に、来年度に再受験を許可された場合でも油断は禁物です。「留年を理由に内定取り消しになった」というマイナス事由の前歴があるため、気を抜かないように心がけましょう。
また、企業により「受験機会は一人につき一度だけ」との規定が設けられているところもあります。その場合は、企業側の判断に従いましょう。

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留年中にすべきこと

残念ながら留年した場合でも、「不足している単位だけ取ればいいや」と安易に考えて過ごすのは望ましくありません。卒業へ向けしっかりと計画をたて、余裕があればさらに自己啓発に挑戦するのも良いでしょう。

必ずやるべきこと

今度こそは単位不足にならないよう、勉学に勤しむことが大切です。
また、それと並行して再び就活を行ってください。もしかすると、面接で留年した理由を尋ねられるかもしれません。
その受け答えも、しっかりと準備しておきましょう。

プラスアルファやってみること

時間があれば、志望業界で役立つ資格の取得やTOEICに挑戦するのもおすすめです。また、ボランティア活動を行うのも良いでしょう。

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