就活で留年の理由を聞かれたときは?好印象を残す伝え方を例文付きで紹介

このページのまとめ

  • 就活において留年は、伝え方次第で不利にも有利にもなる
  • 就活で留年に厳しいのは金融業界、比較的寛容なのはベンチャー企業や外資系企業
  • 就活で留年の理由の理由を話すときは、正直かつ客観的に話すと良い  
  • 留年中は海外留学や長期インターンシップなどで経験を積むチャンス

就活で留年の理由を聞かれたときは?好印象を残す伝え方を例文付きで紹介のイメージ

単位を取れずに留年した学生は、就活市場で自分の立場を不利に感じることも多いでしょう。とはいえ、留年自体はそう珍しいことではありません。留年の理由についても、伝え方さえ間違えなければマイナス評価になりづらいでしょう。このコラムでは印象アップに繋がる留年の理由の伝え方について解説しています。「どうせ無理」などとネガティブにならず、参考にしながら前向きに取り組んでみてください。
 

留年は就活に不利?

家庭の事情や事故・病気などの抜き差しならない理由を除いて、通常の新卒と比較すると留年が不利なことは否定できません。単位を取得できずに留年、就職が決まらずに留年となると、「計画性がない」「能力が低い」などと評価されてしまう可能性があります。また、留年を敬遠する業界があるのも事実です。とはいえ、留年自体そう珍しいことではなく、ネックに感じる採用担当もそれほど多くはないでしょう。大切なのは、留年した理由やその間の過ごし方をどう伝えるか。伝え方によって留年は不利にも有利にもなりえます。

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留年に厳しい業界と寛容な業界

業界によって、留年に対する評価は分かれます。以下で詳しくみていきましょう。

金融系は厳しい

金融業界、特に銀行は金銭を扱うという業務内容から、就活生にクリアな経歴を求める傾向が強いです。学びのためではなく趣味や遊びに興じた結果の留年だった場合、自制心のなさやだらしないイメージを与えてしまい、不利となる可能性が高いでしょう。

ベンチャーや外資系企業は比較的寛容

チャレンジ精神や実績を重視するベンチャー企業や外資系企業などは、留年中の取り組み方次第で高評価に繋がることも多いです。伝え方によっては好印象を残せる可能性も高いでしょう。

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留年する主な4つの理由

留年する理由としては、下記の4つが挙げられるでしょう。

1.単位が足りなかった

卒業までに必要な単位を取得できず、留年してしまうパターンです。自分をアピールする面接の場では、話しにくい理由のひとつでしょう。しかし、失敗は誰にでもあること。正直に話すことで悪い印象が回避できる場合もあります。

2.就職が決まらなかった

「第一志望の企業に落ちてしまった」「内定をもらったものの、別の業界に魅力を感じたのでやり直したい」などの理由で就職留年を選ぶ人も少なくありません。面接で話す際には工夫が必要ですが、就活の流れを一度経験しているため、通常の新卒よりリードできる部分もあるでしょう。

3.病気や経済的な事情

病気や経済的な理由で、やむを得ず留年する人もいるでしょう。こういった場合の留年は、就職に悪影響を与えることはほぼありません。

4.部活や留学などほかに打ち込むことがあった

部活や留学など、学業のほかに打ち込むことがあったという理由から留年する人もいます。この場合、その経験から得た学びを話すことで、好印象を残せるでしょう。

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就活で留年の理由を伝えるときの3つのポイント

留年の理由を聞かれたときは、下記のポイントを意識して答えましょう。伝え方次第でポジティブな印象を与えられます。

1.正直かつ客観的に話す

留年した理由については、取り繕ったりごまかしたりせず、その経緯を正直に話しましょう。このとき、「頑張りが不足していた」「弱さが原因」などの曖昧な言葉を使った説明はあまり印象がよくありません。「サークル活動に時間を費やしたため」「部活との両立ができなかったため」などのように、客観的な視点から明確にして答えましょう。

2.留年の原因をポジティブなアピールに変換する

留年の原因が「別のことに打ち込んでいた」という場合はアピールに変換が可能です。夢中になった理由や、そこで上げた成果などを具体的にし、自分のモチベーションの源泉や能力をアピールしましょう。また、特に打ち込んだものがなかった場合は、自分の失敗を認める真摯な姿勢を見せた上で、そこで得た学びを伝えると効果的です。

3.留年中の過ごし方を具体的に伝える

留年を挽回するため、どんな行動を取ったのかを伝えることも大切です。このとき、「ものすごく反省した」「失敗を心に刻んだ」などのような、感情を述べるだけの発言は避けること。「資格取得の勉強をした」「海外留学に行った」などのように、失敗を糧とした具体的な行動を示しましょう。
 

就活で留年の理由を話す場合の例文

伝え方のポイントを踏まえて作成した例文を紹介します。下記を参考にしつつ、自分だけのオリジナルの文章を考えてみてください。

自分の落ち度で留年した場合

「お恥ずかしい理由ですが、1年生のときにサークル活動に興じた結果、単位を落として留年してしまいました。留年により両親には学費の負担を強いてしまい、自分の不真面目な行動が及ぼした影響の大きさに深く反省しております。2年生からは生活スタイルを改善し、学業とのバランスを見直しました。サークル活動への参加を月に1回と決め、急な誘いに応じることをやめた結果、自己管理能力が高まったと実感しています。この反省と学びを忘れずに、仕事においてもプライベートとの両立を目指して業務に取り組みます。」

留年した理由は、ごまかさず正直に話すと印象が良いでしょう。

別のことに打ち込んで留年した場合

「私は大学2年生のときにゲーム開発に取り組んだ結果、学業との両立に無理が生じ、留年してしまいました。どうしても完成からリリースまでをやり切りたく、本来は勉強に割くべき時間を使ってしまったことを反省しております。けれども、リリースによって期間限定ながら200万円ほど利益を上げられたのは、非常に貴重な経験です。これは学生だからこそできたことだということを忘れず、社会人になった際には優先順位を見極めながら、計画性を持って業務に取り組みたいと思います。」

留年中に得た学びがあれば、できるだけ具体的に話します。
 

留年中は経験を積むチャンス

留年は視点を変えれば経験を積むチャンス。志望する業界・職種に関連したアルバイトを始めるなど、空き時間を有効に活用しましょう。就活が始まるまでの間をどう過ごすかきちんと計画し、くれぐれも遊びで時間を無駄にしないように注意してください。そのほか、おすすめの過ごし方を下記にまとめました。

海外留学をする

海外留学経験は行動力や語学力のアピールに繋がります。また、留学のための留年であれば就活のデメリットとなることはありません。後々の就活に活かすために、「語学を学ぶ」「ボランティア活動」など、明確な目的を持って向かうようにしましょう。

長期インターンシップに参加する

留学が難しい場合には、長期インターンシップへの参加がおすすめです。長期インターンシップでは実際に会社の業務に参加するため、実践的なスキルやビジネスマナーを身につけることができます。また、企業によっては給料が支給されることもあり、経験値だけでなくお金を稼げることもメリットの1つです。こういった経験は自己PRや志望動機の役に立ち、就活では強みになります。留年中の時間を充実して過ごすことで、高評価も期待できるでしょう。

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