面接で使える特技一覧81選!探し方やすぐに使える例文を紹介

このページのまとめ

  • 特技はあなたの人柄や企業との相性をアピールするための質問の一つ
  • 特技で伝えやすいものは「スポーツ」「文化系」「表現活動」に関するものなど
  • 面接で特技を聞かれたら、日々の習慣や趣味などから自分らしい特技を選ぶのがポイント

面接で使える特技一覧81選!探し方やすぐに使える例文を紹介のイメージ

面接対策をするなかで、「特技を聞かれたらどう答えれば良い?」とお悩みの方もいるでしょう。特技を答えるときに大切なのは、あなたの人柄や個性が伝わる等身大の特技を選ぶこと。気負い過ぎず、あなたができることから探しましょう。

この記事では、面接で質問されたときのための特技の探し方や説明方法を紹介します。選考対策の不安を解消するために、参考にしてみてください。

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目 次

面接官が特技を聞く意図は?背景を知って自分らしい特技を選ぼう

面接官は就活生に対して、派手な実績やカリスマ性のある特技を欲しているわけではありません。人柄や基本的な能力を確認するために質問しているので、身構えずに自分らしい特技を伝えれば大丈夫です。

ここでは、面接官が特技を聞く理由について解説します。質問の意図を理解することで、特技の考え方や面接での答え方の方向性が見えてくるでしょう。

学生の人柄や個性を把握するため

面接官は学生の特技やその内容を聞くことで、人柄や個性を把握しようとしています。限られた面接の時間で学生のパーソナルな部分まで確認し、合否を判断するのは難しいもの。そこで、人によって異なる特技を聞くことで、人柄を知るヒントにしているのです。

たとえば、「小学生から続けているサッカーが特技」という回答からは運動神経だけでなく、「一つのことに打ち込む継続力」「チームスポーツを長年続けられる協調性」などが分かります。また、お菓子作りが特技なら「手順や分量をきちんと守る几帳面さ」「完成まで根気強く作業する集中力」が分かるでしょう。

志望動機や就職後の抱負・キャリアプランなどの質問だけでは、就活生の普段の姿や性格は把握しきれません。面接官は特技の内容だけでなく、それに関連するエピソードや態度からも、応募者の人柄を多角的に評価しているのです

簡潔に話せるか確認するため

面接官は、特技への回答から学生が基本的なコミュニケーション能力や説明力を備えているかも確認しています。なぜなら、ビジネスの場面では業務を円滑に進めるためのコミュニケーション能力や、お客さまや取引先と的確なやり取りするためのスキルが必要とされるからです。

特技を説明するときは、ただ「私の特技はサッカーです」というのではなく、特技の根拠や内容を簡単に述べて説得力のある内容にする必要があります。面接官は回答の内容から話し方や態度といったコミュニケーション能力、必要な情報を過不足なく整理して伝えられる説明力を確認しているのです。

企業や業務との相性を判断するため

学生と自社の雰囲気や仕事内容の相性を確認することも、特技を質問する目的の一つ。企業によって求める人物像は異なり、活躍している人材の特徴も千差万別です。入社後のポジションで活躍できそうか、自社で長期にわたって働いてくれるかなどを、特技を含めたさまざまな質問を通して判断しています

たとえば、サッカーを特技として回答すれば、先述したようにチームワークや協調性などがあることを示すことが可能です。社員同士の結束力がある企業やチームプレーが重要な職業を志望している場合は、「自社の社風に合いそう」「業務と相性が良さそう」と評価してもらえる可能性があります。

特技そのものが直接仕事に直結しなくても、「特技で発揮される能力」「その特技を活かす場面」が自社の社風や業務内容にフィットしているかが見られているもの。この視点も踏まえて、企業に合う特技を選ぶ必要があります。

緊張をほぐすため

面接で特技を聞く背景として、緊張をほぐすためのアイスブレイクの役割もあります。

学生が緊張したまま面接を始めてしまうと普段の姿や本来の実力を確認できず、企業にとってもデメリットが大きいもの。学生にとって答えやすい特技を聞くことで場を和ませ、リラックスして面接に臨めるようにしています。

効率よく面接対策をするなら、頻出の質問に対する回答をあらかじめ準備しておくのがおすすめです。「【面接質問集】就活でよく聞かれること40選!答え方のポイントや回答例も解説」の記事を参考に、面接でよくある質問への対策も進めていきましょう。

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「特技」「趣味」「自己PR」の違い

面接で答える特技を考えるなかで、「趣味や自己PRとの違いは?」「どう使い分けるべき?」と悩む方もいるでしょう。それぞれ似ているように思えるものの、以下のような違いがあります。

  特技 趣味 自己PR
求められる内容 ・ほかの人と比べて得意だったり自信があったりする物事
・仕事に活かせるものに限定されない
得意不得意は関係なく、自分が好きで熱中している物事 ・入社後の業務で直接活かせるスキルや強み
・仕事に直接活かせるものに限定される
具体例 ・サッカーをすること
・料理をすること
・人の顔と名前を覚えること
・散歩をすること
・本を読むこと
・楽器を演奏すること
・傾聴力
・リーダーシップ
・プログラミングスキル
企業が主にチェックしているポイント ・就活生の基本的な能力 ・就活生の人柄やパーソナリティ ・就活生が入社後にどのように貢献してくれるか
・採用するメリット

趣味は自分自身のプライベートに近い内容、自己PRは入社後の働き方がイメージできる実践的な内容を伝えるのがポイントです。特技は趣味と自己PRの中間のような立ち位置といえるでしょう。

ただし、それぞれ明確に違いがあるわけではなく、たとえば「プログラミングスキル」は趣味や特技としてアピールすることも可能です。上記の例はあくまで参考にしつつ、求められる内容や企業のチェックポイントをもとに特技を考えてみましょう。

自己PRで伝える強みの答え方は、「面接で強みと弱みを聞かれたら?回答のコツや言い換え例の一覧を紹介!」の記事で紹介しています。

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面接の特技は履歴書やESに書いたものと一貫性を保つ

履歴書やエントリーシート(ES)にすでに特技を書いている場合、面接対策で「履歴書に書いたのにまた聞かれるの?」「内容を変えるべき?」と悩んでいる方もいるかもしれません。面接で特技を聞かれたら、応募書類の内容をベースに答えるのが基本です

面接では、応募書類に書いた内容も改めて聞かれるのが一般的。面接官は回答から応募書類との一貫性や信頼性を確認しているため、特技を変えたり異なるエピソードを伝えたりすると「一貫性がない」「本当に特技なのだろうか」と思われてしまう可能性があります。

そのため、面接対策では応募書類に書いた内容をベースに、1分以内で特技について話せるように練習しておくのがおすすめです。ただし、面接では特技をさらに深掘りする質問をされることも。「特技を活かせた場面」「習得するのに特に苦労した点」など、さまざまな追加質問を想定して回答を考えておくと良いでしょう。

面接でどこまで話すかお悩みの方は、「面接でどこまで話す?適切な長さで伝えるためのコツ7選を紹介!」の記事もご覧ください。

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華やかな内容でなくても大丈夫!面接で伝える特技の5つの探し方

応募書類に特技を書く欄がなかった場合、面接で聞かれることを想定して事前に回答を用意しておく必要があります。

ただし、先述したように、特技は誰から見ても評価されるようなレベルの高いものや、華やかな実績のあるものでなくても構いません。一般的な水準と比べて得意だったり自信があったりすれば、「整理整頓」「早起き」などの何気ないものも特技としてアピールできます。

ここでは、面接で伝える特技の探し方をまとめました。「自分の特技が何か分からない」「得意なものなんてない」とお悩みの方は、以下の方法を試してみてください。

1.毎日の習慣から探す

特技を探す際は、毎日の習慣を見直してみることをおすすめします。物事を習慣化することは誰もができることではなく、自分では当たり前のことでも周囲から見たら特技といえる可能性があるためです

・毎朝読書している
・寝る前に10分間の部屋片付けの時間を確保している
・毎晩日記をつけて振り返りやアウトプットをしている
・毎朝散歩しながら音声配信でインプットしている

毎日同じことを続けたり、努力が習慣化したりしているのは、それだけでも特技といえる強みです。毎日のルーティンを客観的に振り返り、当てはまるものがないか考えてみましょう。

2.趣味や好きなことのなかから探す

趣味や好きなことのなかに、特技として回答できるものがないか探してみるのも一つの方法です。先述したように趣味は、「得意不得意は関係なく熱中している物事」を指します。趣味のなかで得意と感じるものや人よりできるものがあった場合、それは特技としてアピールすることが可能です。

たとえば料理が趣味の場合、深掘りすると「大学生になってからほぼ毎日自炊をしている」「食材の賞味期限を考慮して献立を決められる」など自分の得意な部分が見えてくることも。前者は継続力、後者は計画性をアピールできる特技といえるでしょう。

趣味を単に好きなことと捉えるのではなく、「人より長けている部分はないか」と考えてみることで、特技に昇華できる可能性があります。

3.過去の印象に残っている経験から探す

過去に印象に残っている出来事や経験を振り返り、特技を探してみるのもおすすめです。就活で行う自己分析を活用して、以下のような経験のなかで能力を発揮できた場面や苦労を乗り越えられた経験を思い出してみてください

・部活動
・サークル
・アルバイト
・学業
・人間関係

たとえば「サークルの紹介動画を作成して好評だった」というエピソードがあれば、動画制作を特技ということが可能です。「どのような動画にするか部員へのヒアリングを重ねた」「新しいソフトを活用した」などのエピソードを盛り込むことで、能力や人柄もアピールできます。

自己分析のやり方を確認したい方は、「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方9選や目的・活用例を解説」の記事を参考にしてみてください。

4.褒められた経験から探す

自分では特技を見つけられないときは、他人に褒められた経験から探すのも有効です。日常の何気ない場面で、自分の行動に関してポジティブな反応を得られた経験がないか振り返ってみましょう。

・習い事を小学生から続けていることを褒められた
・趣味の作業を何時間も続けたときに親から集中力があると言われた
・一度会った人の顔と名前を完璧に覚えて驚かれた

また、他己分析を活用するのもおすすめな手段の一つ。あなたのことを良く知っている家族や友人に、「私の特技は何だと思う?」と聞いてみましょう。自分では考えつかなかったような新たな特技が見つかったり、客観的に自分の良いところを知れたりする可能性があります。

5.特技の一覧から該当するものを探す

先述したアプローチでも特技が見つからない場合は、特技の一覧表から該当するものを探しても良いでしょう。一覧を見ることで、「これだったら特技として回答できるかもしれない」という発見を得られる可能性があります。

次の章で、面接で話せる特技を一覧にしているので、該当するものがないか探してみましょう。

特技の見つけ方は「自分の特技がわからない時はどうする?その原因と見つけ方のコツを解説」の記事でも詳しくまとめているので、あわせて参考にしてください。

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面接で話せる特技一覧81選

特技の探し方は分かっても、「この特技は面接でアピールできる?」と悩んでしまう方もいるでしょう。ここでは、面接でアピールできる主な特技をカテゴリー別に81個ご紹介します。

この項を参考に、「面接でアピールできる特技にどのようなものがあるのか」「自分に当てはまる特技はあるか」を探してみてください。

スポーツ系の特技

スポーツ系の特技の一覧は以下のとおりです。

・サッカーや野球などの球技全般
・空手や柔道などの武道全般
・ランニング
・登山
・水泳
・乗馬
・縄跳び
・サーフィン
・新体操
・筋トレ
・ヨガ
・ボーリング
・スケボー

スポーツは、体力や目標達成に向けた行動力をアピールするのに効果的な特技といえます。さらに、団体競技なら協調性やチームワーク、個人競技なら集中力や自己管理能力などを示せるでしょう。

文化系の特技

文化系の特技としては以下が挙げられます。

・ピアノやギターなどの楽器の演奏
・合唱
・書道
・茶道
・華道
・ゲーム
・将棋
・囲碁
・そろばん
・暗算
・読書
・手芸
・タロット占い
・手相占い
・手話

文化系の部活動やサークル活動だけでなく、さまざまな趣味の延長として特技をアピールしても良いでしょう。知識や教養、論理的思考力などを示せます。

表現活動に関する特技

表現活動に関する特技の一覧は以下のとおりです。

・動画制作
・カメラ
・絵画
・俳句
・作曲
・ダンス
・ネイルアート
・ヘアメイク
・ファッションコーディネート
・インテリアコーディネート
・カラーコーディネート
・ハンドメイドやDIY

自分らしさを表現する上記の活動は、個性をアピールできる特技といえます。アイディアを形にする発想力や創造力をアピールすることが可能です。

ビジネススキルに関する特技

ビジネススキルに関する特技の一覧は以下のとおりです。

・タイピング
・プログラミング
・Word
・Excel
・PowerPoint
・デザイン
・ライティング
・動画編集
・SNS運用
・サイト制作
・マーケティング
・外国語
・資料制作
・簿記
・接客
・プレゼン

業界・職種や企業に合ったスキルを選べば、入社後に役立つ実践的な能力があることもアピールできます。

日常生活に関する特技

日常生活や毎日の習慣に関連する特技の一覧は以下のとおりです。

・整理整頓
・掃除
・早起き
・時間管理
・料理
・お菓子作り
・字が綺麗
・収支管理

先述したように、一見当たり前のことでも、継続して取り組んでいることや人よりできることがあれば立派な特技です。日々の生活に関連しているものだからこそ、几帳面な性格や真面目さをアピールできます。

長所に関する特技

自身の長所に関連した内容も、以下のように特技と捉えられる場合もあります。

・顔や名前をすぐに覚えられる
・場の空気を読める
・コミュニケーション能力
・ポジティブシンキング
・記憶力
・集中力
・忍耐力
・継続力
・情報収集力
・企画力

長所に関連した内容を特技として回答する際は、具体的なエピソードを交えて、面接官にイメージしてもらいやすくなる工夫をしましょう。

面接官の興味を惹く面白い特技

特技の回答で個性を出したいときは、面接官の興味を惹くような面白い特技を選ぶのも手です。

・謎解き
・ものまね
・利き酒
・魚を綺麗にさばける
・相手の好みをヒアリングしてぴったりのスイーツを紹介できる
・雑学に詳しい
・手品

面白い特技とは笑いを誘うようなものではなく、面接官に興味をもってもらえるようなユニークなものを指します。ほかの就活生は選ばないような特技をチョイスすることで場が和むだけでなく、意外性から面接官の印象に残る効果も期待できるでしょう。

面接で使える特技は「特技一覧85選!履歴書や面接でアピールする際のポイントも解説」でも紹介しているので、あわせてご覧ください。また、特技で好印象を残したい人は「履歴書・特技欄の書き方は?就活のプロが好印象を持った特技例一覧」の記事もおすすめです。

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面接でアピールしないほうが良い特技

面接で特技を回答する際は、ギャンブルや政治・宗教などの思想信条にまつわるもの、素行の悪さを懸念されるような特技は避けましょう。ここでは、面接での回答を避けたほうがよい特技を紹介します。面接官にマイナスな印象を抱かれないよう、以下で紹介する内容を踏まえて回答する特技を考えてみてください。

ギャンブルや思想信条に関する特技

面接で特技を質問された際、ギャンブルにまつわるものや思想信条に関する内容は回答を控えましょう。

・パチンコ
・競馬
・競艇
・カジノ
・特定宗教への信仰
・特定の政治思想

ギャンブルは、「金銭感覚が不安」「不健全だ」といったイメージを抱かれかねません。また、思想信条に関しては個人の自由ではあるものの、ビジネスの場で主張するのはふさわしくないと判断されることが一般的です。

入社後のトラブルにつながる可能性もゼロではないため、ギャンブルや思想信条に関する内容は特技として回答しないようにしましょう

素行を懸念されるような特技

素行の悪さを懸念されるようなものを特技として回答するのも避けてください。

・ハッキング
・ピッキング
・一気飲み

内容によっては犯罪を連想する場合もあり、企業としては採用に対して消極的にならざるを得ません。一気飲みに関しては犯罪行為ではないものの、「お酒にだらしない」「自制心がないのでは」と思われる恐れがあります。

ビジネスの場面では社会的な信用力が重視されるため、上記のような項目は特技として回答するのは避けましょう。

嘘の特技

自分を良く見せようとして、実際にはできないことを特技として伝えるのはやめましょう。面接官がその分野に詳しかったり特技について深掘りされたりした場合、すぐに嘘だと見抜かれてしまいます。

もし面接を通過できたとしても、入社後にそのスキルを期待されて仕事を任された際、大きなトラブルに発展しかねません。信頼関係を築く第一歩として、面接では必ず事実に基づいた特技を伝えましょう。

「特技はない」と伝えるのもNG

面接で特技を質問された際、「特技はありません」という回答も避けてください。面接は自分をアピールする場面であり、質問に回答できないのは志望度が低いと判断されかねません。

面接は、学生と面接官が会話のキャッチボールをする機会です。特技に限らず、質問に対して「△△はありません」「考えていません」といった消極的な回答は、コミュニケーション能力に問題があると判断される可能性もあるでしょう

回答に困った場合は考える時間をもらったうえで、必ず自分の言葉で特技を答えるようにしてください。

面接に限らず、応募書類にもNGな内容があります。「エントリーシートや履歴書のNGワードは?就活で気を付けたい言葉を解説」では、就活で気をつけたいNGワードをまとめているので、あわせて参考にしてみてください。

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面接で特技を効果的に伝えるための4つのステップ

面接で特技を効果的に伝えるための4つのステップのイメージ

面接での特技は、ただ内容を伝えるだけでなく「話し方の構成」を意識することで、より魅力的にアピールできます。面接官があなたの人柄や能力をより具体的にイメージできるように、以下の流れで特技の伝え方を考えてみましょう。

1.伝えたい特技を一つに絞る

面接で伝える特技は、一つに絞るのがポイントです。あれもこれもと伝えようとすると一つひとつの特技の印象が薄くなってしまうほか、あなたの強みや人柄が的確に伝わりません

また、一つの特技を選ぶことで面接官も深掘りしやすくなります。結果的により深い内容の会話ができ、面接官にあなたの存在を印象付けられる可能性があるでしょう。

特技が複数あるときは「面接官へのアピールになるもの」を一つ選ぶ

特技が複数あってどれを選べば良いか分からないときは、「面接官へのアピールになるもの」を一つ選ぶのがおすすめです。たとえば、以下のような基準で選んでみましょう。

・企業や業務内容との関連性が高いもの
・自己PRでアピールする強みと関連しているもの

たとえば営業職なら「チームスポーツ」「人の顔と名前を覚えること」など、体力やコミュニケーション能力をアピールできる特技がおすすめです。このときスポーツを選んだら、自己PRでもバイタリティやチームワークを強みとして押し出すと良いでしょう。

2.結論を最初に示す

特技を聞かれた際の回答では、「私の特技は△△です」と結論を最初に伝えます。質問に対して結論から端的に答えるのは、面接に限らずビジネスシーンの基本です。

最初に結論を伝えることで、面接官は話の内容が理解しやすくなり、展開もイメージしやすくなります。ただし、結論だけで終わると話が広がらず説得力もないため、後述する具体的なエピソードを交えるのがポイントです。

3.具体的なエピソードを盛り込む

最初に結論を伝えたら、内容を補足するためのエピソードを盛り込みましょう。以下の項目を参考に内容や成果を具体的にすることで、より説得力のある内容に仕上がります。

・いつから継続しているのか
・習慣化している場合どのくらいの頻度で取り組んでいるか
・受賞歴や成績など具体的な成果
・特技として始めた経緯
・特技によって身についた能力やスキル
・特技を身につけるうえで苦労したこと
・特技をするなかで楽しいと感じること など

「なぜ特技を極められたのか」「特技によって得たことは何か」を伝えることで、あなたの物事に対する向き合い方や人柄、努力のプロセスなどもアピールできます

4.仕事にどのように活かせるかで締めくくる

最後に特技を仕事にどのように活かせるかを伝えられると、採用するメリットのアピールにつながります。

・継続力を活かして経験やスキルを身につけ、組織に貢献したい
・情報収集力を活かしてスピード感のある仕事をしたい
・SNS運用の経験を分かりやすい資料作成に活かしたい

上記の例を参考に、入社後のアピールにつなげられないか考えてみましょう。

面接では回答の内容も重要ですが、話し方も見られています。「就活の面接対策はどうする?方法やよく聞かれる質問54選と回答例を解説」では、面接対策のコツをまとめているので、あわせて参考にしてみてください。

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面接で特技を質問された際の回答例文12選

面接で特技を質問された際の回答例文について、ジャンルごとに紹介します。以下の例文を参考に、自分ならどのように回答できるか考えてみてください。

スポーツ系の特技を回答する際の例文

ここでは、スポーツ系の特技を回答する際の例文を紹介します。

例文1.ランニング

私は高校2年生のころからランニングを始めて、現在も継続しています。最初は3キロ走るだけで精一杯でしたが、今では毎日10キロ前後のランニングが習慣になり、体調を崩す機会も減りました。

習慣化の力を入社後にも活かして、円滑に業務を進めていきたいです。

例文2.バレーボール

私の特技はバレーボールです。中学校からバレーボールを始めて、現在は大学のバレー部副キャプテンとして活動しています。自分の練習はもちろんですが、積極的な声かけやサポートなど、自分にできることを考え続けた結果、チームから頼りにされる存在になれました。

組織において求められる役割を探し、その役割を全うする姿勢は、御社に入社後も活かせると考えています。

文化系の特技を回答する際の例文

文化系の特技を回答する場合の例文を紹介します。

例文3.ピアノ

私の特技はピアノの演奏です。小学校に入学したタイミングから中学校を卒業するまで、週3回のレッスンを受け続けました。最後に出場したコンクールでは銀賞を受賞でき、継続して努力することの大切さを学びました。

御社に入社した際も、継続的な努力を欠かさず、1日でも早く結果を出せるようになりたいです。

例文4.将棋

私の特技は将棋を打つことです。7歳の頃から祖父を相手に、時間があれば将棋をしてきました。将棋は相手が打つ手を読む必要があり、パターン分けして物事を考えるトレーニングにもなったことから、論理的思考力が身についたと実感しています。

御社に入社したら、将棋で培った先を読む力と論理的思考力で、クライアントの問題解決に貢献したいです。

表現活動に関する特技を回答する際の例文

ここでは、表現活動に関する特技を回答する際の例文を紹介します。

例文5.カメラ

私は、写真撮影が特技です。カメラと写真に関する知識が人よりも豊富で、日頃から一眼レフを持ち歩き、日常の風景を撮影しています。撮影のアングルや画角はもちろん、各種設定やフォーカスの当て方など、ちょっとした違いで写真の仕上がりが大きく変化するところが大きな魅力です。

写真撮影に正解はなく、あれこれと試行錯誤する姿勢は、御社に入社後の業務への取り組みにも活かせると考えています。

例文6.動画制作

私の特技は動画制作です。3年前から動画制作に没頭しており、制作・編集した動画はSNSに投稿しています。動画によって視聴者の反応は異なり、編集がうまくできたからといって高評価を獲得できるわけではなく、どのような内容にすると反応率が上がるかなど、仮説検証する点も含めて面白みを感じています。

御社に入社後も、動画制作で培った編集力や企画力を活かして貢献していきたいです。

ビジネススキルに関する特技を回答する際の例文

ビジネススキルに関する特技を回答する際は、以下の例文を参考にしてみてください。

例文7.Webデザイン

私の特技はWebデザインです。大学に入学したときにノートパソコンを購入し、何か新しいことを始めたいと思って選んだのがWebデザインでした。最初はバナー制作からスタートして、制作過程や成果物をSNSに投稿しているうちに、動画バナーの依頼を受けるようになりました。

自分のスキルで報酬を獲得できたときは、何にも代えがたい達成感やモチベーションを得られました。御社に入社できた暁には、より多くの人が目にするデザイン制作に携われるよう、さらなる努力をしていく所存です。

例文8.SNS運用

私の特技はSNS運用で、3年前から運用している暮らし系アカウントのフォロワーは2万人を突破しました。大学に入学したタイミングで一人暮らしを始めて、当時の困りごとや知っておきたかったことなど、同じ失敗をしてほしくないと思って投稿を始めました。

コンテンツの工夫はもちろん、どのように露出を増やすか毎日検証してきたので、この経験を御社のSNS運用にも活かしたいです。

日常生活に関する特技を回答する際の例文

ここでは、日常生活に関する特技を回答する際の例文を紹介します。

例文9.整理整頓

私の特技は整理整頓で、毎日寝る前の10分間を片付けるための時間にしています。実家暮らしのときは整理整頓が苦手でしたが、大学進学に伴って一人暮らしを始めた際、仕組み化させるために寝る前の時間を活用することにしました。

整理整頓できていると、必要な物がすぐに見つかるのはもちろん、スッキリした気持ちで毎日を過ごせます。御社に入社後も、デスクの整理整頓はもちろん、共用スペースも含めて清潔感のある空間にして、快適に働ける環境の整備を意識したいです。

例文10.早起き

私の特技は早起きです。中学・高校と部活動をしており、毎日の朝練に行くため、自然と早起きできるようになりました。早起きすると時間に余裕が生まれるため、大学に進学してからは、今日すべきことの整理や読書など自己研鑽に励んでいます。

御社に入社してからもこの習慣を継続して、自己研鑽に励み続け、一日でも早く業務を覚えたいです。

長所に関する特技を回答する際の例文

長所に関する特技を回答する際は、以下の例文を参考にしてみてください。

例文11.顔や名前をすぐに覚えられる

私の特技は、顔や名前をすぐに覚えられることです。大学は地元から離れており、同じ学科の学生は誰一人分かりませんでしたが、一度話した際の内容や特徴などをたよりに、入学してから1ヶ月で約100名の顔と名前を覚えました。

ビジネスの場面では、社内はもちろん、社外の方との交流が一気に増えるものと心得ております。私の記憶力を活かして、1日でも早く組織に打ち解けたいと思います。

例文12.場の空気を読める

私の特技は、場の空気を読むことです。中学生の頃からサッカーをしており、チームの雰囲気によってプレーの質が下がったり、連携をうまく取れなくなったりする経験を何度もしました。チームスポーツでは空気を適切に読み、状況に合わせた行動が欠かせません。

御社に入社した暁には空気を読む力を活かしてその場に求められる立ち居振る舞いをし、誰もが仕事をしやすい環境を作ることに貢献したいです。

面接では特技だけでなく、趣味について質問されることもあります。面接で趣味について聞かれた際の回答例は「面接で趣味について質問されたら?好印象を与えるコツや例文を紹介」の記事で詳しくまとめているので、あわせて参考にしてみてください。

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面接で特技を回答する際のNG例文3選

面接で特技を答える際は、アピールの方向性を誤ったり、こだわりが強い印象を与えてしまったりしがちです。ここでは、特技を回答する際のNG例文を3つ紹介するので、以下の内容に当てはまらないように気をつけてください。

1.アピールの方向性を誤ったNG例文

私の特技は卓球です。特に、シングルスでの個人戦がめっぽう強く、高校3年生の大会では県大会で3位の成績を収めました。

個人で結果を出す能力に長けているので、御社に入社後も活躍できると自負しています。

改善ポイント

上記の例文では、自分の強みをアピールしようとするあまり独りよがりな印象を与えかねません。

どのような仕事でも職場の同僚や取引先と連携したり、お客さまとコミュニケーションを取ったりと、円滑な人間関係を築くことを求められます。組織の一員として働く姿勢を見せるために、以下のように特技を習得するまでの過程で得た力に焦点を当てると良いでしょう

私の特技は卓球です。県大会優勝を目指し、対戦相手の特徴を分析したノートをまとめて対策した結果、県大会3位の成績を収められました。

入社後は卓球で活かした分析力を活かして、御社での課題解決に貢献したいです。

2.習慣化が悪影響を及ぼし得るNG例文

私の特技は、毎日の生活リズムが安定していることです。起床時間や食事の時間、就寝時間に至るまで、毎日同じリズムを徹底しています。

リズムが崩れると体調が悪くなりやすいため、入社後も同じ生活習慣を維持して、一定のパフォーマンスを出したいです。

改善ポイント

この文章の改善ポイントは、「臨機応変な対応ができないのでは」「ストレス耐性が低いのでは」という印象を与えかねない点です。仕事では急な予定変更や残業などが発生する可能性があるため、面接官は「ちゃんと働いてくれるだろうか」と感じてしまう恐れがあります。

面接官の不安を払拭するためには、自己管理能力を前向きに伝えるのがポイント。以下の言い換え例を参考にしてみてください。

私の特技は徹底した体調管理です。毎朝6時に起床し、一日のスケジュールを整理してから活動することを5年間続けています。この習慣のおかげで、常に安定してパフォーマンスを発揮できることが強みです。

御社でも自己管理を続け、高い生産性を保って貢献したいと考えています。

3.エピソードでマイナスな印象を与えてしまうNG例文

私の特技は網羅性のある情報収集力です。芸能人やタレントはもちろん、一般の人まで、インターネット検索を駆使し、プライベートのSNSアカウントを特定するなどして事細かに調べて、分かりやすくまとめられます。

御社に入社後も、プレゼン資料の作成などに情報収集力を活かしていきたいです。

改善ポイント

この例文の良くない点は、SNSアカウントの特定というコンプライアンス意識や倫理観に欠けた行動を述べていることです。企業は多くの機密情報を扱っており、プライバシーの侵害や情報漏洩がないように厳しく管理されています。面接官は「入社後にトラブルを起こすのでは」と感じ、採用に消極的になってしまう恐れがあるでしょう。

特技をアピールするときは、先述したようにギャンブルや思想信条に関するものや、素行を疑われかねないものは避けるべきです。たとえば大学での研究やアルバイトでの活動など、アピールしやすいものに置き換えてみましょう。

私の特技は、情報を素早く集めることです。大学の論文執筆の際は、日本語の文献だけでなく海外の論文サイトも活用し、必要な情報を1日ですべて整理しました。

この特技を活かし、御社でも精度の高い市場調査やマーケティングに貢献したいと考えています。

就職活動ではやることが多く、特技以外の面接対策や書類選考などを平行して行うものです。「次に何をすれば良いか分からない」「まだ準備を本格的に進められていない」という方は、「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事で就活の流れを確認してみてください。

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面接で特技を答えることに不安が残るあなたへ

面接で特技を聞かれるのは、あなたの人柄や普段の姿を知るためといえます。そのため「特技がない」とネガティブになり過ぎず、あなたの頑張っていることや好きなことが伝わる文章を考えることが大切です。気負い過ぎず、あなたらしい特技を選んで面接官に伝えてみてください。

しかし、なかには「特技の伝え方が分からない」「面接での受け答えを考えるのが難しい」と感じる方もいるでしょう。そのような場合は、就職活動に詳しいプロに相談するのがおすすめです。

キャリアチケット就職エージェントでは経験豊富なキャリアアドバイザーが丁寧にヒアリングを行い、あなたの好きなことや得意なこと、就職先に求めることなどを丁寧に分析。適性に合う企業を紹介するだけでなく、アピール材料の見つけ方や特技の伝え方などをアドバイスします。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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