このページのまとめ
- 自己PRで笑顔をアピールすれば、明るさや印象のよさを伝えられる
- 自己PRで笑顔が評価される職種は、接客業や営業職
- 自己PRで笑顔を伝える際は、ほかの長所と組み合わせるとより具体的にアピールできる
「笑顔は自己PRで強みになるの?」「どうやってアピールしていいかわからない」などと悩む就活生もいるでしょう。笑顔を長所として伝える際に大切なのは、周囲にどのような影響を与えるか具体的に伝えることです。
この記事では、自己PRで笑顔をアピールする際のポイントを解説しています。笑顔が評価されやすい職種や、自己PRの例文も紹介しているので、参考にしてください。
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- 笑顔は自己PRでも評価される強みになる
- 自己PRで笑顔をアピールして与えられる印象
- 円滑なコミュニケーションが実現できる
- お客さまに好印象を与える
- 職場の雰囲気をよくできる
- 自己PRで笑顔が評価されやすい職種
- 接客業
- 販売職
- 営業職
- 自己PRで笑顔をアピールする際の構成
- 1.自分の強みは何かを伝える
- 2.笑顔によって成功したエピソードを盛り込む
- 3.仕事で笑顔をどのように活かせるのか伝える
- 自己PRで笑顔をアピールする際のポイント
- 笑顔を別の言葉に言い換える
- ほかの強みと組み合わせてアピールする
- 面接での振る舞いも意識する
- 自己PRで笑顔をアピールする際の例文
- イベントスタッフのアルバイトからアピールする例文
- 飲食店のアルバイトからアピールする例文
- 自己PRで笑顔をアピールして内定を目指すあなたへ
笑顔は自己PRでも評価される強みになる
笑顔は自己PRでも、評価されるのでアピールに使いましょう。笑顔は相手に好印象を与えるため、ビジネスシーンでも活躍できる長所です。
しかし、「笑顔が長所です」だけでは、アピールにならない点には注意しましょう。具体的なアピールができなければ、説得力に欠けてしまいます。
また、笑顔をアピールする就活生は多いので、差別化も必要になります。「どのような笑顔なのか」「どんな場面で活かせるのか」の2つを意識して伝えれば、より評価される長所になるでしょう。
笑顔をアピールするためには、自己分析でどのような笑顔なのか深掘りしておくことが大切です。自己分析の方法は、「【就活生向け】自己分析のやり方を解説!内定に近づく活用方法とは」の記事も参考にしてください。
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自己PRで笑顔をアピールして与えられる印象
自己PRで笑顔をアピールすれば、コミュニケーション能力や職場の雰囲気をよくできる能力などもイメージしてもらえます。笑顔をアピールする際は、どのような印象を与えられるのか知っておくようにしましょう。
円滑なコミュニケーションが実現できる
笑顔をアピールすることで、円滑なコミュニケーションを行う能力も期待してもらえます。笑顔で話す人の方が話しやすい印象を与えるからです。
いつも笑顔な人であれば、気軽に話しかけることができ、会話も盛り上がります。お客さまはもちろん、社内でも円滑なコミュニケーションができそうだと評価されるでしょう。
お客さまに好印象を与える
自己PRで笑顔を強みにすれば、お客さまへ好印象を与えられそうだと評価されます。笑顔で話しかける人材の方が、お客さまも安心して対応できるからです。
特に、営業職や接客業では、第一印象が重要です。笑顔でいる人物の方が、お客さまも話しかけやすく、信頼してもらえるでしょう。顧客と接する仕事は多いので、評価されやすいポイントです。
職場の雰囲気をよくできる
笑顔をアピールすれば、職場の雰囲気をよくできそうとイメージしてもらえます。いつも笑顔な人がいれば、仕事中でも社内の雰囲気は明るくなるからです。
社内の雰囲気がよければ、楽しく仕事ができ、成果も出しやすくなります。気分が落ち込んでいる会社では、プレッシャーもかかり、モチベーションもあがりません。
社内を明るくできるのは、誰にでもできる役割ではないことからも、笑顔が評価される理由です。
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自己PRで笑顔が評価されやすい職種
笑顔を効果的にアピールするためには、どのような仕事で評価されるか知っておくのが大切です。笑顔が活かせる仕事を知り、長所としてアピールしましょう。
ここでは、笑顔が評価されやすい3つの職種を紹介します。
接客業
接客業はお客さま対応がメインになるため、笑顔が評価されやすい職種です。いつでも笑顔で対応できれば、お客さまも安心して相談できるでしょう。
接客業は第一印象が重要であり、印象次第でサービスを利用してもらえるかも変わります。また、無表情な人よりも、笑顔の人の方が話しやすいでしょう。
接客業を志望する人には、「接客業の志望動機はこれで大丈夫!書き方や例文をご紹介します」の記事がおすすめです。笑顔が苦手なお客さまはいないので、積極的にアピールしましょう。
販売職
販売職もお客さま対応が多く、笑顔が評価されます。笑顔で商品を案内すれば、話を聞いてもらいやすいでしょう。
販売職ではお客さまのニーズを聞き出し、適切な提案をするのが重要です。笑顔で話しかけることができれば、安心につながり、悩みや不安も話してもらいやすくなります。
営業職
営業職は第一印象が重要であり、笑顔が評価される仕事です。笑顔で明るく挨拶できれば、お客さまからの信頼も得られるでしょう。
特に、新規営業ではまったく知らない人と話をしなければなりません。初対面でも信頼できるビジネスパーソンだと思わせるためにも、笑顔が重要になります。
営業職のアピール方法については、「営業の自己PRはどうやって書く?求められるポイントや例文をご紹介」で解説しています。笑顔と一緒に、コミュニケーション能力などもアピールしてみましょう。
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自己PRで笑顔をアピールする際の構成
自己PRで笑顔を伝える際は、アピールしたい強みから伝えるのがコツです。どのように伝えれば評価されるかしっておくと、選考突破も楽になるでしょう。
ここでは、自己PRで笑顔をアピールする際の構成を解説します。
1.自分の強みは何かを伝える
まずは自分の強みが笑顔であることから伝えましょう。自己PRは強みや長所が聞かれているので、結論から回答してください。
書き出しは、簡潔にまとめるのが大事です。「私の強みは笑顔です」「私は場の雰囲気を明るくできる笑顔に自信があります」などのように、アピールするといいでしょう。
自己PRの書き出しがよければ、自己PR全体の印象がよくなります。「自己PRは書き出しが重要!書き方のコツ・注意点や例文を紹介」の記事も参考に、どのように始めるか考えてみてください。
2.笑顔によって成功したエピソードを盛り込む
笑顔を発揮して、成功したエピソードも伝えましょう。具体的なエピソードがあれば、イメージが付きやすく、説得力が増します。
たとえば「常に笑顔で接客した結果、お客さまに感謝された」「被災地のボランティアで笑顔での声掛けを続けていたら、子どもたちが心を開いてくれた」など、第三者からの評価があるとさらに好印象になります。
「部活動」「アルバイト」「ボランティア」など、どのようなエピソードでもかまいません。笑顔によって、どのような成果が出たのかを伝えてください。
3.仕事で笑顔をどのように活かせるのか伝える
志望する仕事で、笑顔がどのように活かせるのかも大切です。企業があなたを採用するメリットを提示しましょう。
たとえば、「持ち前の笑顔でお客様の信頼を勝ち取り、商品の成約につなげます」と答えれば、具体的な活躍がイメージできます。笑顔を発揮して、どのように企業に貢献できるか考えてみましょう。
貢献方法を考えるには、業務内容について知らなければなりません。「企業研究の目的とやり方は?簡単に情報をまとめられる方法を解説」の記事を参考に、企業研究を実施してみてください。
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自己PRで笑顔をアピールする際のポイント
ここでは、自己PRで笑顔をアピールする際のポイントを解説します。
笑顔を別の言葉に言い換える
笑顔をアピールする際は、別の言葉で表現してみるのもおすすめです。表現が豊かになり、あなたの人柄が伝わりやすくなります。
たとえば、次のような言葉に言い換えてみましょう。
・ポジティブな性格である
・素直さがある
・明るいオーラがある
・ムードメーカー的存在になれる
・コミュニケーション力が高い
・はじめての人とでも有効な関係が作れる
自分の性格に合った言葉を見つけて、ぜひ表現してみてください。
ほかの強みと組み合わせてアピールする
笑顔だけではなく、ほかの長所と組み合わせてみましょう。笑顔だけでは曖昧なアピールになってしまうからです。
たとえば、「笑顔で明るく、前向きな性格が長所です」と答えれば、明るさやポジティブ思考も一緒にアピールできます。仕事でも元気に、前向きに取り組めそうだと思ってもらえるでしょう。
笑顔だけではアピールとして寂しいので、ほかの長所と組み合わせてみてください。
面接での振る舞いも意識する
面接の際も、笑顔を意識して参加するのが大切です。実際に会った場面で笑顔が印象に残れば、アピールどおりだと評価してもらえます。
緊張で顔がこわばっていたり、声が小さくなってしまうと「自己分析ができていない」という評価につながる場合も。鏡の前で事前練習をしたり、模擬面接を受けたりなどして工夫しておきましょう。
面接での振る舞い方については、「マナーを解説!高評価につながる面接の受け方とは」の記事で詳しく解説しています。好印象を与える振る舞いを学んでおきましょう。
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自己PRで笑顔をアピールする際の例文
ここでは、自己PRで笑顔をアピールする際の例文を紹介します。具体的な例文を参考にしながら、自分なりの笑顔のエピソードを作成してみてください。
イベントスタッフのアルバイトからアピールする例文
私は笑顔を絶やさず、初対面の方ともスムーズな人間関係を構築することが得意です。
笑顔を自分の強みとして実感したのは、イベントスタッフのアルバイトがきっかけでした。チームメンバーとも仕事をする際、イベント毎にチーム編成が新しくなるため、仕事をする方はほぼ毎回初対面でした。
最初は限られた期間で信頼関係を築くことの難しさを感じましたが、上司に相談したところ「緊張した顔で話しかけたら相手も緊張するよ」とアドバイスをいただき、自分の持ち味である笑顔を心がけて接するようにしました。
また、未経験の人とチームを組む機会も多かったので、笑顔で安心感を与えられるように努めました。自分がアルバイトを始めたばかりのころを振り返って、躓きやすいポイントをまとめて伝えたり、メンバーの状況をチェックしながら声掛けを多くしたりもしながら、サポートを行いました。
その結果、入ってから半年後には新人教育担当を任せられ、スタッフ全体のマネジメントに携わらせていただきました。
入社後も笑顔でいることを基本に相手への配慮を忘れず、社内・外の方たちと良好な人間関係を継続していきたいです。
飲食店のアルバイトからアピールする例文
私の強みは、辛い状況でも明るく笑顔で、改善に向けて行動ができることです。
私は飲食店でアルバイトをしています。以前はハードさからスタッフの定着率が悪く、常にギリギリの人数でお店を回していました。忙しくて途中で挫けそうになりましたが、仕事自体は楽しく、お客様と会話できる時間も好きなので、辞める決心ができませんでした。
そんな時、入社したスタッフが「△△さんの笑顔を見て働きたいと思った」と話してくれたのをきっかけに「お客さまが喜んでくれたら、お客さまの笑顔を見れてスタッフも嬉しい。嬉しさを感じれば、定着率も上がるのでは」と考えるようになりました。
これまで以上にポジティブな姿勢でお客様が喜ぶことを考慮し、実践していきました。するとスタッフ内でも「△△さんがやる気だから私もやる」と笑顔が広がり、お店の雰囲気が変化していきました。
それからスタッフの定着率は上がり、ゆとりのあるシフトが組め、今では「スタッフからも愛される店」として常連のお客様も増えました。
入社後も前向きに物事に取り組むとともに、常に改善できることを探す「気付き」を大切にしていこうと思います。
明るい笑顔をアピールする自己PRの書き方について、「自己PRで明るい性格をアピールするためには?例文や注意点も解説」の記事でも解説しているので参考にしてみてください。
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自己PRで笑顔をアピールして内定を目指すあなたへ
笑顔はあなたの人柄をアピールできる、魅力的な長所です。どのような笑顔なのか、どのような影響力があるのかも意識してアピールすれば、さらなる評価につながるでしょう。
「笑顔を軸にした自己PRの書き方に悩んでいる」「ほかの就活生と差別化できた自己PRになっているか不安」という方は、キャリアチケットにお任せください。
新卒に特化した就活エージェントであるキャリアチケットでは、専任アドバイザーによるプロ目線でのアドバイス、面接対策など、ひとりひとりの悩みに合わせた丁寧なサポートを提供しています。
自己PRはもちろん、志望動機やガクチカ作成などもお任せください。困ったことがあったら、一人で悩まないのが大事。どのような相談でも問題ないので、一度キャリアチケットにご相談ください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。