このページのまとめ
- 自己PR動画とは選考に使用する自己紹介の動画
- 自己PR動画は就活生の人柄を見るために使われる
- 自己PR動画では第一印象が重要なため明るさと笑顔を意識する
「自己PR動画の選考ってどうするの?」「動画撮影をきれいにするためには何をしたらいい?」と悩んでいる就活生もいるでしょう。自己PR動画を選考に使う企業も増えており、対策をして臨むのが重要です。
この記事では、自己PR動画で評価されるために、撮影のコツや好印象を与えるポイントを解説します。動画内で伝える自己PRの例も紹介するため、参考にしてください。
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- 自己PR動画とは選考に使用する自己紹介動画
- 自己PR動画を選考に取り入れる企業が増えている3つの理由
- 就活生の人柄を知るため
- 入社の志望度や熱意を見るため
- 選考を効率的に行うため
- 自己PR動画で好印象を与える方法
- 明るい声と笑顔を意識する
- カメラのレンズを見ながら話す
- 背筋を伸ばして撮影する
- 台本は見ずに覚えて話す
- 清潔感のある身だしなみで撮影する
- 髪型は表情が見えるようにする
- 自己PR動画をきれいに撮影するコツ
- 照明に気を配る
- 背景は白または明るいグレーにする
- 構図はバストショットかミディアムショットにする
- カメラの向きは横向きで撮影する
- 自己PR動画を撮影する際の話し方や伝え方のポイント
- 挨拶から始まり挨拶で終える
- フリップや小道具も使用する
- 最初の15秒は特に力を入れる
- 自己PR動画は時間指定にあわせて作る
- 時間ごとに目安となる文字数
- 自己PR動画の時間配分例
- 自己PR動画の例文
- 自己PR動画が30秒の場合
- 自己PR動画が1分間の場合
- 自己PR動画の作り方に悩んでいるあなたへ
- 自己PR動画に関するよくある質問
- Q.動画の編集や加工は必要?
- Q.撮影は私服でも大丈夫?
- Q.撮影場所はどこがいい?
自己PR動画とは選考に使用する自己紹介動画
自己PR動画とは、就活の選考に使われる自己紹介動画のことです。エントリーシートや履歴書に面接の要素を加えた、新しい選考方法になります。
Web面接とは違い、就活生が自分で録画を行い、提出する点が特徴です。
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自己PR動画を選考に取り入れる企業が増えている3つの理由
自己PR動画を作成する前に、なぜ企業が選考に取り入れ始めたかを知っておきましょう。
エントリーシートや履歴書と比べて、評価される点の違いを理解しておくと、アピールが行いやすくなります。
就活生の人柄を知るため
自己PR動画を選考に取り入れる理由の1つが、就活生の人柄を知るためです。動画撮影によって、エントリーシートや履歴書ではわからない就活生の雰囲気がわかります。
また、自己PR動画の場合、アピール方法は自由です。小道具を使うなど就活生独自の方法でアピールしてもらうため、個性を評価しやすい点からも選考に利用されています。
入社の志望度や熱意を見るため
入社の志望度や熱意を見るためにも、自己PR動画が使用されています。就活生の話し方や態度で、志望具合が見極めやすいからです。
たとえば、志望度の高い企業であれば、入念に準備し、話し方も意識した動画になります。しかし、志望度が低い場合には、動画のクオリティも低いものになるでしょう。
意欲を伝える志望動機ってどう作るの?と思った方は、「どう構成する?意欲が伝わる志望動機の書き方」も参考にしてください。
選考を効率的に行うため
エントリーシートの場合、大手企業では数千人規模の応募があります。すべてのエントリーシートに目を通し、評価するのは大変です。
自己PR動画の場合は、最初の印象で自社にあうかどうかを判断しやすくなります。エントリーシートをすべて読むよりも、効率的に選考ができるため、選考に利用されています。
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自己PR動画で好印象を与える方法
自己PR動画で評価されるためには、第一印象が欠かせません。第一印象がよければ、動画全体の評価も上がりやすくなります。ここでは、自己PR動画で好印象を与える方法を解説するため、参考にしてください。
明るい声と笑顔を意識する
自己PR動画で話す際は、明るい声と笑顔を意識しましょう。明るい人だと印象を持ってもらえれば、評価はよくなります。
内容がよくても、表情や声が暗くなってしまえば、ネガティブな印象を与えてしまいます。動画であっても面接と同じように、明るい声と笑顔を意識してください。
カメラのレンズを見ながら話す
撮影時には、カメラのレンズを見ながら話すようにしましょう。カメラのレンズを見ておくと、動画でも正面を向いた状態で撮影できます。
特に、スマートフォンのインカメラで撮影する際は注意してください。インカメラに映る自分の目を見て話してしまうと、目線が下がってしまいがちです。採用担当者からすると、下を向いて話している人に見えてしまいます。カメラのレンズを見たり、少し上を向いたりする意識があると、好印象を与えられるでしょう。
背筋を伸ばして撮影する
好印象を得るためには、背筋を伸ばして撮影するのも重要です。猫背になっていないか、姿勢が悪くないかなど確かめておきましょう。
背筋を伸ばして話している人は、自信を持って話しているようにも見えます。与える印象が変わるため、姿勢も気にしてください。
台本は見ずに覚えて話す
台本は見ずに、覚えて話すようにしましょう。台本を見ながら話してしまうと、不自然な話し方になってしまうためです。
また、中途半端に覚えた状態で撮影するのもNGです。言葉が思い出せず、「えーと」「あのー」などの言葉を使ってしまえば、印象がよくありません。台本を見ずに覚えて話せるように、練習してから撮影してください。
清潔感のある身だしなみで撮影する
身だしなみに関しては、清潔感を意識しましょう。自己PR動画も選考の一部になるため、油断しないようにしてください。動画であっても、服の汚れやしわは見えてしまいます。
また、服装に関しては、指定がなければリクルートスーツであれば問題ありません。
身だしなみについては、「就活で好印象を与えるには身だしなみに力を入れよう」も参考にしてください。
髪型は表情が見えるようにする
撮影時の髪形は、表情が見えるようにしましょう。笑顔で撮影しても、髪型で見えないともったいないからです。前髪をわける、髪が長い場合は結ぶなど、表情が見えるようにしておきましょう。
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自己PR動画をきれいに撮影するコツ
自己PR動画を摂る際には、撮影環境も重要になります。環境を整えてから、撮影を始めてください。ここでは、自己PR動画をきれいに撮影するコツを解説します。自宅でもできる内容になるので、参考にしてください。
照明に気を配る
動画を撮影する際は、照明に気を配りましょう。部屋を明るい状態にして、撮影すると表情も明るく見えます。自然光の入りやすい、日中に撮影するといいでしょう。夜間の撮影は、全体的に暗く映ってしまうため避けた方が無難です。
もし、自然光での撮影が難しい場合には、ライトを使っても問題ありません。小さなライトを使用する場合は、白い用紙をレフ版代わりに使い、光を当てると自然な明るさになるため参考にしてください。
背景は白または明るいグレーにする
動画撮影の背景は、白または明るいグレーにしましょう。カーテンやポスターがある場合、背景の色次第で暗く見えてしまうため気を付けてください。
もし、部屋の中で白やグレーの場所がない場合には、模造紙を使いましょう。背景に模造紙を貼っておくと、白い壁紙の代わりに使えます。また、大学の教室を借りられれば、自宅に撮影環境がなくても撮影できるためおすすめです。
構図はバストショットかミディアムショットにする
撮影の構図は、バストショットかミディアムショットにしましょう。バストショットは胸元まで映る構図で、ミディアムショットは腰まで映る構図です。
バストショットの場合、表情を見せやすいため、笑顔で撮影できれば印象がよくなります。ミディアムショットは腕や身体の動きも映るため、フリップや小道具を使う場合に適しています。自分の動画にあわせて、適切な構図を選んでください。
カメラの向きは横向きで撮影する
カメラの向きは、横向きで撮影するようにしましょう。縦向きの場合、顔だけがアップになったり、全身が映って表情が見えなくなったりしてしまうからです。
撮影するカメラについては、スマートフォンで問題ありません。ただし、撮影時は三脚やスマホスタンドを使うようにしましょう。不安定な場所に置いたり、誰かに撮影してもらったりすると、映像がぶれてしまう可能性があります。
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自己PR動画を撮影する際の話し方や伝え方のポイント
自己PR動画で評価されるためには、話したい内容の伝え方も重要です。
ここでは、自己PR動画を撮影する際に、意識したい撮影ポイントを解説します。
挨拶から始まり挨拶で終える
自己PR動画を撮影する際には、挨拶から始めて挨拶で終わりましょう。「はじめまして。△△大学の△△と申します」と始めると丁寧です。
また、自己PR動画の最後には、「以上で終わりになります。ありがとうございました。」と締めの言葉を伝えましょう。
自己PR動画は録画のため、挨拶の場所がありません。最初と最後に挨拶しておくと、より丁寧な印象を与えられます。
フリップや小道具も使用する
動画の撮影方法に決まりがない場合、フリップや小道具を使ってみましょう。フリップに文字を書いておくと、動画でも伝わりやすくなります。
また、部活動の内容をアピールする場合には、ボールやラケットなど小道具を使うのもポイントです。ほかの就活生とは違ったアピールができ、印象にも残りやすくなります。
最初の15秒は特に力を入れる
自己PR動画は、最初の15秒に特に力を入れてください。最初の印象で面接官の頭に残るかどうかがが決まる、と言っても過言ではありません。
最初の印象をよくするためには、明るく元気に、結論から話しましょう。最初がグダグダになってしまうと、採用担当者が内容を理解しにくくなります。多くの就活生がいるなかで印象に残るように、序盤のアピールは特に工夫してください。
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自己PR動画は時間指定にあわせて作る
自己PR動画は、時間指定にあわせて作るようにしましょう。30秒から3分程度の時間を求められるケースが一般的です。指定がない場合には、参考にしてください。
時間指定がある場合、長すぎても短すぎても印象が悪くなります。指定された時間どおりに作りましょう。
時間ごとに目安となる文字数
時間ごとに、大体の目安になる文字数を紹介します。台本を作る際の参考にしてください。
・30秒:150字から200字程度
・1分:300字程度
・2分:600字程度
・3分:1000字程度
台本を作る際は、まずは話したい内容を全部書き出してみましょう。そのあとに、実際に読んだ時間を測って、調整する方法がおすすめです。
自己PR動画の時間配分例
自己PR動画で伝える内容は、強みだけではありません。挨拶や自己紹介などの時間も必要です。ここでは、自己PR動画の時間配分例を紹介するため、参考にしてください。
1分の場合
・挨拶と自己紹介:10秒
・自分の強み:5秒
・強みの根拠となるエピソード:20秒
・業務での強みの活かし方:15秒
・締めの挨拶:10秒
2分の場合
・挨拶と自己紹介:20秒
・自分の強み:10秒
・強みの根拠となるエピソード:50秒
・業務での強みの活かし方:30秒
・締めの挨拶:10秒
自己PR動画では、強みのエピソードを軸に話を進めましょう。時間があまる場合は、自己紹介を長くするなどして調整してください。
1分程度の自己PRを作る方法は、「「自己PRを1分で」と面接で言われたら?作成方法と効果的な伝え方」でも詳しく解説しているため、参考にしてみましょう。
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自己PR動画の例文
ここでは、自己PR動画に使える例文を紹介します。どのように作るか悩んだ場合には、ぜひ参考にしてください。
自己PR動画が30秒の場合
キャリアチケット大学の山田太郎と申します。
私の強みはコミュニケーション能力です。雑貨屋のアルバイトでは、商品を探しているお客様に積極的に声かけをし、ニーズにあった商品をお伝えするようにしていました。その結果、お客様に対する満足度アンケートでは1位獲得し、半年間継続できています。
貴社でもコミュニケーション能力を発揮し、お客様のニーズに応えた販売業務を行いたいと考えております。以上となります。ありがとうございました。
自己PR動画が1分間の場合
はじめまして、キャリアチケット大学の山田太郎と申します。
私の強みは、提案力と実行力があることです。大学では学内新聞のサークルに所属しておりました。発行部数の伸び悩みから紙面の変更などを提案、企画リーダーとして実行に携わった経験があります。
具体的には、新聞のサイズを持ち運びしやすいB4タブロイド版にし、地域のお店に紙面への取材記事掲載とクーポン添付の許可をもらいました。
改変後の新聞は発行後すぐになくなるようになり、500部だった発行部数が1500部へと増えました。
貴社におきましても、新規顧客の開拓に精力的に取り組み売上げアップに貢献したいと考えております。以上となります。ありがとうございました。
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自己PR動画の作り方に悩んでいるあなたへ
「自己PR動画の選考があるけど、具体的に何から始めていいかわからない」と悩む就活生もいるでしょう。そんなあなたにはキャリアチケットがおすすめ。
キャリアチケットは、就活生の内定獲得をサポートする就活エージェントです。自己PR動画の撮影方法についてもサポートします。
「アピールできる強みがわからない」「自己分析ができていない」と悩む人も大丈夫。自己分析の方法や自己PRの作り方も含めてアドバイスするため、困ったらまずはキャリアチケットに相談してください。
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自己PR動画に関するよくある質問
自己PR動画に関する、よくある質問について回答します。どのように撮影するか悩んでいる場合は、参考にしてください。
Q.動画の編集や加工は必要?
A.動画の編集や加工はしなくて大丈夫です。そのままの動画を送りましょう。採用担当者は、あなたの素の表情を見たいと考えています。
Q.撮影は私服でも大丈夫?
A.撮影する場合には、スーツが無難です。服装に指定がない場合も、スーツで撮影しましょう。
スーツの選び方については、「スーツは何色を選ぶべき?就活で好印象を与える着こなしのポイントを知ろう」を参考にしてください。
ただし、ほかの就活生との違いをアピールしたい場合には、部活のユニフォームを着て撮影する方法もあります。その際、自己PRで部活に関わる内容を話せれば、アピールしやすくなるでしょう。
Q.撮影場所はどこがいい?
A.自己PR動画の撮影は、自宅で行いましょう。その際、静かな環境で撮影するようにしてください。自分の声は聞こえるか、暗く映っていないかなど、事前に撮影環境の確認が大切です。
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