自己PRで諦めない姿勢をアピールするコツは?経験別・職種別の例文14選

このページのまとめ

  • 自己PRで諦めない姿勢をアピールすると、努力を続けられる人という印象を与える
  • 諦めない姿勢を自己PRで伝える場合は、具体的なエピソードや数字を盛り込むのがコツ
  • ノルマが設定されている仕事では、諦めない姿勢が評価につながりやすい

自己PRで諦めない姿勢をアピールするコツは?経験別・職種別の例文14選

「自己PRで諦めない姿勢をどう伝えれば良いのか」と悩んでいる就活生もいるでしょう。自己PRで諦めない姿勢をアピールすると、努力を続けられる人という印象を与えられます。内定に繋げるためには、入社後にどう貢献できるかをあわせて伝えることが重要です。

この記事では、自己PRで諦めない姿勢を伝えるコツや例文を紹介します。内定獲得に向けて自己PRに力を入れたい方は、ぜひ参考にしてください。

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目 次

自己PRで諦めない姿勢を伝えたときに与える印象

就活生が「諦めない姿勢」を自己PRの長所として伝える場合、企業側にどのような印象を与えるのか、具体的に見ていきましょう。

長く仕事を続けられる

自己PRで諦めない姿勢を長所としてアピールすると、長く勤めてくれそうといった印象を与えられます。採用活動や新人教育にはコストが掛かるため、企業側はできるだけ長く仕事を続けられる人材を求めているのです。

企業は諦めない性格を長所とする就活生であれば、積極的に採用したいと考えるでしょう。長く仕事を続けることで、将来的に管理職や幹部候補としての活躍を期待される可能性があります。

困難な局面でもストレス耐性がある

諦めない姿勢は、ストレス耐性がある印象を与えられる長所です。​​正社員として働きはじめると、慣れない仕事や人間関係に悩む場面も多いでしょう。困難な局面でストレスを感じやすいと、体調を崩して思うように働けなくなるケースもあります。

諦めない性格であれば、ストレスを感じても乗り越える方法を模索したり、困難が起きても自分で解決できたりする印象を与えられます。

結果が出るまで努力できる

自己PRで諦めない姿勢をアピールすると、結果が出るまで挑戦し続けられるといった印象につながります。

仕事の成果は、すぐに出るものばかりではありません。仕事内容にもよりますが、結果が出るまでには時間が掛かる場合もあります。最後まで諦めない姿勢は、企業にとって魅力的に映る長所の一つです。

顧客と良好な関係を築ける

自己PRで諦めない姿勢を伝えた場合、志望する職種によっては、顧客と良好な関係を築ける印象を与えられます。途中で投げ出すリスクが少ないと判断され、顧客を相手にする仕事でも安心して任せてもらえるでしょう。

顧客と良好な関係を築けるといった印象を与えられると、仕事の幅も広がっていくため、働くうえでも大きなメリットになります。

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自己PRで諦めない姿勢を伝えたときのマイナスな印象

諦めない姿勢は採用担当者に好印象を与えられる一方で、伝え方次第では、「頑固」「周囲の意見を聞かない」といったマイナスのイメージにつながりかねません。

ここでは、諦めない姿勢を伝えたときのマイナスな印象を紹介するので、自己PRを作成する際は注意してください。

頑固

諦めない気持ちが強すぎる人は、考えを曲げない頑固さがあると思われる可能性があります。入社後は、自分がやりたい仕事ばかりできるわけではありません。頑固な人という印象を持たれると、マイナス評価になり得ます。

自己PRで諦めない姿勢をアピールするときは、自分の軸を持ちながら、周りへの配慮もできる点を伝えましょう。

周りの意見を聞かない

自己PRで諦めない姿勢をアピールすると、周りの意見を聞かない人だと勘違いされるリスクもあります。仕事はチームで行うのが基本なので、周りの意見を聞かないのはマイナス要素として受け取られてしまうでしょう。

諦めない姿勢を長所としてアピールする際は、自分と異なる意見を聞く柔軟性があることもあわせて伝えるのがポイントです。

諦めが悪い

諦めない姿勢は、状況に応じた対応ができないといった印象を与えかねません。挑戦し続けることで成果につながる可能性がある一方で、諦めが悪くてタイミングを読み違えると、チャンスを逃してしまう場合もあるためです。

働くうえでは、状況に応じた対応が求められる場面が多くあります。採用担当者に諦めが悪いと思われないよう、伝え方には注意しましょう。

気持ちの切り替えが苦手

自己PRで諦めない姿勢をアピールする場合、気持ちの切り替えが苦手な印象を与える可能性もあります。うまくいかない状況において、新たな挑戦をしたり、モチベーションを高めたりするためには、諦めて気持ちを切り替えることも大切です。

気持ちの切り替えが苦手な印象を与えてしまうと、「仕事のパフォーマンスにも影響するのでは」と判断されかねません。モチベーション高く前向きに物事に取り組める姿勢もあわせて伝えられると良いでしょう。

前向きさをアピールする方法は「自己PRでポジティブ思考をアピールする方法!前向きさが伝わる書き方も」の記事で詳しく解説しています。

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自己PRで諦めない姿勢を伝えるのがおすすめの理由

就活生が自己PRで諦めない姿勢をアピールすると良い理由を解説します。諦めない姿勢は評価につながりやすい長所のため、自己PRで積極的にアピールしましょう。

エピソードを探しやすい

諦めない姿勢や性格を表すエピソードは、比較的探しやすい傾向にあります。学生時代に経験した部活動やサークル、アルバイトなど、さまざまなシーンから諦めない姿勢を語ることが可能です。

たとえば、長く続けている習い事やスポーツがある場合は、直面した課題と乗り越えた経験を通して、諦めない姿勢を長所としてアピールできるでしょう。

ただし、諦めない姿勢は前向きな印象を持たれやすく、自己PRに盛り込む就活生が多いのも事実です。採用担当者にありきたりな印象を与えないためにも、オリジナルのエピソードを伝える必要があります。

業種・職種を問わず評価につながる

諦めない姿勢は、業種・職種を問わず評価につながりやすい長所です。諦めない姿勢があると、困難に直面しても後ろ向きにならず、打開するための方法を考えられます。入社後に仕事でミスをして落ち込んだときも、次は頑張ろうと気持ちを切り替えられるでしょう。

仕事で成果を出すためには、トラブルがあっても途中で投げ出さず、試行錯誤を繰り返す粘り強さが不可欠です。そのため、諦めない姿勢がある就活生は、企業にとって魅力的な人材だといえます。

業界や職種を限定せず就活をしている人は、ぜひ自己PRに取り入れてみましょう。

就活で使える長所については、「自分の長所が分からないときに役立つ一覧72選!見つけ方や例文も解説」の記事で詳しく解説しています。

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諦めない姿勢が長所として評価につながりやすい仕事

諦めない姿勢が長所として評価につながりやすいのは、分析が必要な仕事やノルマが設定されている仕事などです。

業種によって、求められる長所や要素は異なります。諦めない姿勢を自己PRの長所にする場合、より高評価につながる仕事を志望先として検討してみるのもおすすめです。

分析が必要な仕事

開発職や研究職のように分析が必要な仕事では、諦めない姿勢が求められます。分析をするなかで、思ったような結果が出ない場面は多く、諦めない姿勢が評価につながりやすいといえるでしょう。

特に開発職や研究職では、失敗しても諦めずに仮説を立て、コツコツと分析を続ける粘り強さが重視される傾向にあります。

ノルマが設定されている仕事

ノルマが設定されている仕事も、諦めない姿勢が評価につながりやすい業種の一つです。以下をはじめとする業界には、ノルマを設定している企業が多くあります。

・金融業界
・商社
・人材派遣業界
・アパレル業界
・広告業界
・メディア業界 など

ノルマを達成するためには、結果が出るまで継続して取り組む姿勢が必要です。諦めずに続けて結果を出した経験があれば、説得力のある自己PRとなり、評価につながるでしょう。

ものづくりに携わる仕事

ものづくりに携わる職種でも、諦めない性格は長所になります。何かを作り出す仕事は、完成までに時間が掛かるケースもあります。作る過程でうまくいかないことも多く、諦めずに試行錯誤しながら取り組み続ける姿勢は大きな強みになるでしょう。

就活を進めるうえでは、自己分析を徹底し、自身の長所を活かせる業種や職種を見極めることも大切です。自己分析のやり方については、「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方10選や活用例を解説」を参考にしてください。

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自己PRで諦めない姿勢を伝える3つの文章構成

自己PRで諦めない姿勢を伝える際は結論から述べて、具体的なエピソードを添えると採用担当者により伝わりやすくなります。

自己PRを作成するときに押さえておきたい3つの文章構成を紹介するので、参考にしてください。

1.結論から話す

自己PRで諦めない姿勢を伝える際は、結論から述べるのが鉄則です。結論から入ることで、相手が話の内容を理解しやすくなります。この場合、冒頭で「私の強みは諦めない姿勢です」と結論にあたるアピールポイントを述べましょう。

結論を端的に述べてから、エピソードを通じて詳細を掘り下げていくのがポイントです。

2.具体的なエピソードや数字を交える

自己PRの冒頭で結論を述べたら、強みを裏付ける具体的なエピソードを説明します。自身の経験から、具体的に以下の点を伝えましょう。

・どのような課題に向き合ったのか
・どのように解決したのか
・どのような成果を得られたか

また、成果を数値化できる場合は、具体的な数字を交えて伝えると自己PRに説得力が増します。エピソードや成果は独自性につながる重要な要素です。ありきたりな内容にならないよう、自分の言葉で説明するよう心掛けましょう。

3.入社後にどう貢献できるか伝える

具体的なエピソードを伝えたら、入社後に諦めない姿勢をどう活かせるかを説明しましょう。業務内容を絡めながら、入社後にどう貢献できるかを伝えると、企業側も採用するイメージをしやすくなります。

お互いのイメージが合致していれば、魅力的な人材だと思ってもらえる可能性が高いといえます。

自己PRで伝えるエピソードで悩んでいる場合は、「自己PRが書けない!エピソードを見つけるコツとは?」を参考にしてください。

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自己PRで諦めない姿勢を効果的にアピールするコツ

自己PRで諦めない姿勢をアピールするときは、別の言葉で言い換えたり、周囲の評価や反応を伝えたりすると効果的です。

自己PRで諦めない姿勢を効果的にアピールするコツを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

諦めない姿勢を別の言葉で言い換える

自己PRで諦めない姿勢をアピールする場合、別の言葉で言い換えてみると、ほかの就活生との差別化につながる場合があります。諦めない姿勢のほかにも、以下のような言葉でアピールできるため、自分の長所がより伝わるような表現がないか確認しましょう。

・最後まで諦めない
・忍耐力がある
・粘り強い
・打たれ強い
・継続力がある
・根気がある
・課題解決能力がある
・責任感がある
・挑戦し続けられる

自己PRを作成しながら、別の言葉で言い換えられないか検討していくと、よりしっくりくる表現が見つかる場合もあります。

周囲の評価や反応を伝える

自己PRで諦めない姿勢をアピールするときは、自分の言葉だけではなく、周囲の評価や反応もあわせて伝えるのがおすすめです。客観的な評価を伝えると、自己PRに説得力が増します。

たとえば、学業やゼミでのエピソードを伝える場合は大学教授や友人からの評価、部活動やサークルでの経験なら監督からの言葉などを盛り込むと良いでしょう。周囲から諦めない性格であるといわれた経験があれば、自己PRで積極的にアピールするとより好印象です。

自己PRを作成したら添削してもらう

自己PRの完成度を高めるためには、第三者に添削してもらうのがおすすめです。家族や友人であれば、内容が分かりやすいか、誤字脱字がないかといった点を気軽に確認してもらえるでしょう。

より具体的なアドバイスが欲しい場合は、大学のキャリアセンターや就活エージェントなど、就活のプロに添削を依頼するのも方法の一つです。就活エージェントのキャリアチケットでは、自己PRや志望動機の添削はもちろん、自己分析や業界・企業研究のサポートもしています。

自己PRの完成度を高めて好評価につなげたい方は、ぜひ気軽にご相談ください。

自己PRの添削を依頼する相手選びについては、「自己PRの添削は誰にしてもらう?依頼先の選び方と自分で見直すポイント」の記事で詳しく解説しています。

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経験別|自己PRで諦めない姿勢を伝える例文7選

ここでは、諦めない姿勢をアピールする自己PRの例文を経験別に紹介します。採用担当者に響く自己PRを作成するための参考にしてください。

1.部活動

私は、目標に向かって最後まで諦めずにやり遂げる信念を持っています。

中学時代に剣道に憧れ、全くの素人から剣道部に入部しました。周りとの力の差は大きく、落ち込むことも幾度となくありましたが、コツコツと練習を重ねて、少しずつ上達していきました。そのときに掲げていた目標は「6年後には試合で勝てる選手になりたい」というものです。

目標を常に頭の片隅において毎日練習に励みましたが、試合では何度も負けを味わいました。しかし、決して諦めることなく、日々鍛錬を重ねて、高校3年生のときに出場した大会では、ついに準決勝まで勝ち進みました。

途中で諦めることなく続けてきた継続する力を、今後の社会経験に活かしていきたいと考えています。

2.アルバイト

私の強みは、諦めない姿勢です。

大学時代はケーキ屋でアルバイトをしていました。クリスマスの時期は1年で最も忙しく、働き始めたばかりのころは覚えることが多く辛い経験もしました。特に、ケーキの種類を覚えるのは大変だったことの一つです。そこで、私は自分でケーキの写真や説明を書いたノートを作り、覚えるための努力をしました。結果的に全種類のケーキを覚え、スムーズに接客できたのは大きな成果だと感じています。

お客さまに喜んでもらえる営業スタッフになるため、この経験を活かして諦めずに仕事を覚えていきたいと考えています。

3.学業

私の強みは、継続力です。

私は大学在学中に語学力を測るためにTOEICを受けました。最初は500点に届かず、自分の実力に失望した時期もありました。しかし、英語を使った仕事に就きたいと考え、自分のレベルに合う勉強を続けました。過去の結果を見直して自分の弱点を見つけ、800点以上のスコアを獲得するために努力しました。結果的に800点を超えるスコアを獲得できて、大きな自信につながっています。

入社後は、私の強みである継続力と大学時代に培った英語力を活かし、海外との取引に携わりたいと考えております。

4.サークル活動

私の強みは、困難に直面しても粘り強く取り組めるところです。

大学では映像制作サークルに所属し、学園祭での上映作品を仲間と一緒に制作しました。しかし、編集段階でデータが一部消失するというトラブルが発生し、完成が危ぶまれる状況になりました。一時は中止も検討しましたが、私は諦めたくないという思いから、サークルメンバーを集めて再撮影と編集作業のスケジュールを立て直しました。連日夜遅くまで作業を続けた結果、無事に作品を完成でき、多くの方から好評を得ました。

この経験から得た粘り強さとチームで困難を乗り越える力を、今後の仕事にも活かしていきたいと考えています。

5.資格取得

私の強みは、目標達成に向けて諦めずに努力し続けるところです。

私は大学時代に、日商簿記2級を取得しました。文系出身で会計の知識が乏しく、最初は基礎すら理解できずに、模擬試験でも不合格続きでした。しかし、諦めずに自分の理解度を分析し、先輩のアドバイスを取り入れながら学習方法を見直しました。半年間、毎日2時間以上の学習を続けた結果、最終的には合格を勝ち取りました。

入社後は、私の強みである努力し続ける姿勢と自己管理力を活かして、貴社に貢献したいと考えています。

6.インターンシップ

私は、失敗しても諦めずに改善を重ねる姿勢を大切にしています。

大学3年生のときに参加した営業職のインターンシップでは、先輩社員とチームを組み、飛び込み訪問で成果を出すことが求められました。最初の数日は全くアポイントが取れず、自信を失いかけていました。しかし、そこで諦めるのではなく、先輩社員にロールプレイの相手をしてもらい、練習を重ねて改善に取り組みました。その結果、最終週には1日で3件のアポイントを獲得でき、社員の方からも高い評価をいただきました。

諦めずに挑戦し続ける姿勢を、今後の仕事にも活かしていきたいと考えています。

7.ボランティア経験

私の強みは、諦めない姿勢です。

大学2年生のときに地域の子ども食堂でボランティアをしていた際、人手が足りず運営が困難になった時期がありました。一時は活動休止も検討しましたが、私は「続けたい」という思いから、参加者を増やすために大学の掲示板やSNSで積極的に呼びかけました。結果として新たに5人の学生ボランティアが参加し、活動の継続が実現しました。また、諦めずに行動を続けたことで、地域の方々との信頼関係も構築できました。

入社後は、私の強みである諦めない姿勢を活かしてチームに貢献したいと考えています。

自己PRを作成する際の注意点については、「自己アピールの効果的な書き方4ステップ!7つの注意点と例文8選も紹介」も参考にしてください。

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職種別|自己PRで諦めない姿勢を伝える例文7選

ここでは、自己PRで諦めない姿勢をアピールする例文を職種別に紹介します。仕事内容に絡めてアピールするための参考にしてください。

1.営業職

私の強みは、成果が出るまで諦めずに挑戦し続ける粘り強さです。

大学時代、テレアポをする営業系のインターンシップに参加しました。最初の1ヶ月は全く成果が出ず悔しい思いをしましたが、電話の録音を何度も聞き返して改善点を洗い出し、トーク内容や声のトーンを工夫しました。その結果、少しずつアポイント件数が伸び、最終的にはインターン生のなかでトップの成績を収めました。

営業職では、成果がすぐに出ないこともあるかと思いますが、粘り強く行動し続ける姿勢を武器に、結果につなげていきたいと考えています。

2.開発職

私の強みは、問題解決に向けて諦めずに試行錯誤を重ねられることです。

大学の卒業研究でWebアプリの開発に取り組んだ際、エラーやバグが繰り返し起こり、何度も壁にぶつかりました。セキュリティ上のエラーが解消できなかったときはとても悩みましたが、独学で解決策を調べたり、ゼミの先輩に相談したりして粘り強く対応した結果、無事にWebアプリを完成できました。

開発職の仕事では、トラブルや不具合の発生が避けられないからこそ、諦めずに最善の方法を模索し続ける姿勢を持って貢献していきたいです。

3.研究職

私の強みは、失敗を恐れずに地道な努力を積み重ねられることです。

大学では食品化学の研究室に所属し、成分分析の実験を担当しました。数値のばらつきが多く、仮説が立証できない日々が続きましたが、諦めずに条件や手順を見直し、毎日丁寧に再測定を行いました。結果としてデータの再現性を確保でき、卒業論文では高評価をいただきました。

入社後は、地道に努力を積み重ね、研究職として貴社の発展に貢献していきたいと考えています。

4.技術職

私の強みは、諦めずに改善を続ける姿勢です。

私は大学で機械工学を専攻しており、最も印象に残っているのがロボットアームの組み立て実習です。ロボットアームを組み立てていくなかで、配線やプログラムのミスなどでうまく動作しない場面が数えきれないほど多くありました。しかし、その度に原因を特定し、何度も試行錯誤を重ねることで最終的に安定稼働を実現できました。

技術職ではトラブルに冷静に対処する力が求められると考えています。入社後は、現場でトラブルが起きても冷静に受け止め、粘り強く対応していくことでチームに貢献していきたいです。

5.品質管理

私の強みは、粘り強く原因を追求する姿勢です。

大学のゼミで製品検査のシミュレーション実習に参加した際、不良の原因が分からない検体に対して、数十回にわたる再検査と工程の見直しを行いました。最終的には製造工程の温度変化が原因であることを突き止め、品質安定化につながる提案をまとめられました。

品質管理の仕事では、「なぜ」を掘り下げていくプロセスが重要です。私の強みである粘り強さを活かし、困難に直面しても諦めずに調査・分析に取り組みたいと考えています。

6.エンジニア・プログラマー

私の強みは、どのような状況でも諦めず柔軟に対応できるところです。

プログラミングの授業で、初めて自作のWebアプリを作ったとき、思うように動作せず、数十回の修正を重ねました。特に、想定外のエラーに直面した際には、一つひとつのコードを丁寧に検証し、外部の技術フォーラムも活用して原因を特定しました。その結果、動作改善とパフォーマンス向上を実現し、授業内での発表でも高評価を得ました。

エンジニア職に就いても、課題解決のための粘り強さと情報収集力を活かして、チームに貢献していきたいと考えています。

7.事務職

私の強みは、目標に向けて粘り強く行動し続ける力です。

アパレルショップでのアルバイトでは、売上目標を達成するために何度も接客方法を見直しました。最初はなかなか商品をおすすめできず、売上も思うように伸びませんでしたが、接客時の言葉選びやお客さまのニーズの聞き出し方を工夫することで、少しずつ成果が出始めました。日々地道にコツコツと取り組むことに楽しさを覚えると同時に、自信につながりました。

粘り強く工夫しながら改善を繰り返す姿勢を持って、事務職として貢献していきたいと考えています。

自己PRの書き方についてより詳しく知りたい方は、「就活に役立つ自己PR例文25選!書き方や高評価につながるコツも解説」も参考にしてください。

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自己PRで諦めない姿勢をアピールしたいあなたへ

自己PRで諦めない姿勢をアピールしようと考えている就活生のなかには、「ほかにもアピールできる長所があるのでは」と悩んでいる人もいるでしょう。第三者の意見を聞きながら自己分析をしてみると、自分の強みや長所の把握に役立ちます。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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