このページのまとめ
- 自己PRでチームワークが評価されるのはどの仕事でも必要だから
- 自己PRでチームワークを伝える際はチーム内での役割も伝える
- 自己PRでチームワークを伝える際は客観的な評価を盛り込むのがおすすめ
「自己PRでチームワークを伝えるにはどうすればいい?」「書き方がわからない」などと悩む場合もあるでしょう。チームワークを伝える際は、どのような役割で貢献できるのか、具体的に伝えるのがポイントです。
この記事では、自己PRでチームワークを伝える際のポイントを解説しています。アピールにつながる構成も紹介しているので、参考にして自己PRを考えてみましょう。
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- 自己PRでチームワークが評価される理由
- どのような職種や業務でもチームワークが必要だから
- チームで協力できれば個人よりも成果を出せるから
- 自己PRでチームワークを伝える際の構成
- 1.強みをアピールする
- 2.強みを裏付けるエピソードを伝える
- 3.チーム内での役割を伝える
- 4.チームワークを仕事でどのように活かすかを伝える
- 自己PRでチームワークを伝える際のポイント
- 客観的な評価を入れる
- 仲良しアピールは評価されないので注意する
- 周囲の人々を悪くいわない
- 自己PRでチームワークを伝える際の例文
- 自己PRでチームワークを伝えて内定を獲得したいあなたへ
- 自己PRでチームワークを伝える際によくある質問
- Q.自己PRでチームワークを伝える際はどんなエピソードがおすすめ?
- Q.チームワークについてのエピソードがない場合はどうしたらいい?
- Q.チームワークの言い換え表現は?
自己PRでチームワークが評価される理由
自己PRでチームワークが評価される理由は、どのような業務でも必要であり、チームで協力すれば個人よりも成果を残せるからです。チームワークが評価される理由について詳しく解説するので、アピールの参考にしてください。
どのような職種や業務でもチームワークが必要だから
どのような職種や業務でもチームワークが必要です。1人で作業しているように思える仕事でも、ほかの従業員や部署と連携しています。
たとえば、1人で営業先を探し、商談を行う営業職であっても、請求書などの事務作業を行う事務職のサポートを受けています。1人で黙々と研究するイメージのある研究職でも、ほかの研究者との連携が欠かせません。
入社すれば、1人で仕事を行うケースは基本的にないでしょう。そのため、自己PRでチームワークを伝えれば、協力して仕事ができると評価されます。
チームで協力できれば個人よりも成果を出せるから
チームで協力できれば個人よりも成果が出せる点も、チームワークが評価される理由です。組織が大きくなればなるほど、大きな成果を出せるでしょう。
また、組織には、それぞれ得意不得意を持つ人が集まります。チームワークを発揮し、協力して業務を行えれば、パフォーマンス向上が期待できるでしょう。
チームワークが評価される理由については、「チームワーク力を自己PRで伝える方法は?言い換えや例文を紹介!」でも解説しています。あわせて参考にしてください。
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自己PRでチームワークを伝える際の構成
ここでは、自己PRでチームワークを伝える際の構成を紹介します。構成を意識すればアピールしやすくなるので、ぜひ参考にしてください。
1.強みをアピールする
自己PRでは、最初に強みをアピールしましょう。「私の強みはチームワークです」「私はチームワークを発揮して活動できる自信があります」のように伝えます。
強みからアピールするのは、採用担当者の印象に残すためです。結論が遅いと内容が伝わらず、評価されない場合もあるので気を付けてください。
2.強みを裏付けるエピソードを伝える
次に、強みを裏付けるエピソードを伝えましょう。具体的なエピソードがあれば、説得力が増すからです。
たとえば、「部活でチームワークを発揮し、大会で優勝した」のようなエピソードが伝えられます。特別な成果はなくてもいいので、「どのように工夫したか」「どのような努力をしたか」などの過程を意識して伝えてください。
3.チーム内での役割を伝える
チームワークをアピールする場合は、チーム内での役割を伝えましょう。役割によって、評価内容が変わるからです。
たとえば、リーダーシップを発揮して、チームワークを生みだす人もいます。また、裏方に回り、サポートをしてチームをまとめる人もいるでしょう。
チームワークの作り方は複数あり、どのような役割で貢献したかが重要です。チーム内での役割も忘れずに伝えるようにしてください。
4.チームワークを仕事でどのように活かすかを伝える
最後に、チームワークを仕事でどのように活かすかを伝えましょう。入社後の活躍をイメージしてもらうために重要です。
内容がうまく思いつかない場合は、企業研究を行うようにしましょう。どのような業務があるかを知れば、チームワークを発揮する場面も見つかります。
もし、企業研究の方法がわからない場合には、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」を参考にしてください。
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自己PRでチームワークを伝える際のポイント
自己PRでチームワークを伝える場合は、客観的な評価を入れるのが重要です。チームワークを伝える際のポイントを3つ紹介するので、参考にしてください。
客観的な評価を入れる
自己PRでチームワークを伝える場合は、客観的な評価を入れましょう。自分の考えだけを伝えると、根拠に欠けるからです。
たとえば、「野球部に所属していたので、チームワークに自信があります」とアピールしても、実際にどうなのかはわかりません。所属しているだけでは、アピールにはならないでしょう。
一方で、「野球部では練習中から、チームへの声かけを意識していました。その結果、試合前に組む円陣でも声かけを任され、チームを鼓舞するようになりました」と伝えれば、周囲から評価され、円陣を任されるようになった流れが伝わります。
客観的な評価は、説得力を増すために重要です。任された役割や、かけてもらった言葉があれば、積極的に盛り込むといいでしょう。
仲良しアピールは評価されないので注意する
仲良しアピールだけでは、チームワークとして評価されないので注意してください。ビジネスの場面では、仲がいいだけでは成果につながらないからです。
たとえば、「ゼミのグループワークでは、ケンカもなく仲良く発表ができました」と伝えても、チームワークを発揮したとまではいえません。このようなアピールで仕事につながるかどうかは、判断に困るでしょう。
仕事では、異なる意見がぶつかったり、課題に対して議論を進めたりして、解決する場面も起こります。仲のよさだけではなく、衝突を乗り越え、チームに貢献できるかどうかが見られているので注意してください。
周囲の人々を悪くいわない
自分をアピールするために、周囲の人々を悪くいうのはNGです。自分の役割や行動に焦点を当て、アピールするようにしましょう。
たとえば、「部長と副部長の仲が悪く、部員が困っていました」などと伝えると、他者を貶めてしまいます。印象がよくないので、避けるようにしてください。
「部内で意見が違っていましたが、両者の話を聞き、納得できる着地点を見つけるように対処しました」などと伝えると、自分の行動をアピールしながら、周囲の評価を下げることもないでしょう。
自己PRで評価されるには、採用担当者が評価するポイントを意識するのも大事です。「面接の自己PRで「いいな」と思わせるコツとは?例文もあわせてご紹介」を参考に、アピールを工夫してください。
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自己PRでチームワークを伝える際の例文
ここでは、自己PRでチームワークを伝える際の例文を紹介します。
大学ではサッカー部に所属していた際、練習についての話し合いがうまくいかないときがありました。それぞれの部員が意見を自由に出してしまい、場がまとまらなくなったからです。
そこで私は、話し合いの司会になり、意見を整理することにしました。その結果、チームの抱える課題について、部員ごとに認識が違い、意見がまとまらないことに気づけたのです。
その後は、まずはチームの課題について話し合い、認識を統一しました。課題についての認識が決まれば、必要な練習もイメージでき、無事練習メニューの決定に成功しました。部員からは、「話し合いで納得できたから、練習にも前向きに取り組めている」と評価してもらえています。
入社後も、意見や認識が違い、議論になる場合もあると思います。異なる意見でも冷静にまとめ、チームワークを強化して貴社に貢献したいと考えております。
自己PRでチームワークを伝える際のNG例文
自己PRでチームワークを伝える際のNG例文も紹介します。NGのポイントも解説するので、参考にしてください。
そこで私は、1人ひとりと話し合い、コミュニケーションをとることで、話しやすい環境を作れるように心がけました。その結果、少しずつ会話が増え、私がいなくてもアルバイト同士で会話している姿も見るようになりました。報連相もミスが少なくなり、営業もスムーズにできています。
入社後も貴社のチームワークを支え、成果を出せるように貢献したいです。
NGポイント
この例文のNGポイントは、アピールしたい強みが最後までわからない点です。アピールする強みは、最初に伝えましょう。
たとえば、「私はコミュニケーションをとることでチームワーク強化に貢献できます」のように伝えれば、何をアピールしたいかがわかるでしょう。
自己PRで評価されるには、書き出しが重要です。「自己PRは書き出しが重要!書き方のコツ・注意点や例文を紹介」を参考に、どのようにアピールするかを意識してください。
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自己PRでチームワークを伝えて内定を獲得したいあなたへ
自己PRでチームワークを伝えて、内定を獲得したいと考えている人もいるでしょう。チームワークはどの企業でも職種でも必要な強みであり、評価されます。
しかし、自己PRの伝え方を間違えれば、内容が伝わらず、内定につながりません。自己PRで不安を抱えている場合は、キャリアチケットに相談してみませんか。
キャリアチケットでは、自己PRの書き方や伝え方など、就活についてのアドバイスを実施しています。専任のアドバイザーが指導するので、安心してください。自分の強みであるチームワークをアピールして、内定を獲得しましょう。
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自己PRでチームワークを伝える際によくある質問
ここでは、自己PRでチームワークを伝える際によくある質問に回答します。
Q.自己PRでチームワークを伝える際はどんなエピソードがおすすめ?
A.自己PRでチームワークを伝える際は、「部活」「サークル」「ゼミ」「アルバイト」などの経験がおすすめです。チームで協力する場面が多く、協力するために課題や問題と向き合った経験もあるでしょう。
しかし、エピソードを探しても、うまく見つけられない場合もあります。その場合は、「自己PRが書けない!エピソードを見つけるコツとは?」を参考に、探してみてください。
Q.チームワークについてのエピソードがない場合はどうしたらいい?
A.チームワークについてのエピソードがない場合、自己分析や自分史で過去を振り返りましょう。些細な出来事でも書き出せば、エピソードが見つかるかもしれません。
エピソードについては、「大会で優勝した」「アルバイトで売上に貢献した」などのような、特別な成果がなくても大丈夫です。自分の努力や工夫が大事になるので、過程を中心にアピールしましょう。
自己分析や自分史の方法については、「就活を乗り切る!自己分析と自分史の作り方」で解説しています。すでに行っている人も、新しい発見があるかもしれないので、ぜひ試してみてください。
Q.チームワークの言い換え表現は?
A.チームワークは、次のような表現で言い換えられます。
・団結力
・協調性
・傾聴力
・サポート能力
「チームワーク」で表現してしまうと、具体的な能力が伝わらないかもしれません。言い換えを活用して、具体的な能力をアピールしてみましょう。
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