サポート力を自己PRで効果的に伝えるコツは?評価ポイントや注意点・例文を解説

このページのまとめ

  • サポート力とは、周囲を支えるために行動できる能力のこと
  • 自己PRでは、サポート力を「縁の下の力持ち」などに言い換えて伝えるのも効果的
  • サポート力を自己PRで伝えるときは、消極的な印象を与えないように注意

サポート力を自己PRで効果的に伝えるコツは?評価ポイントや注意点・例文を解説のイメージ

「サポート力を自己PRで伝えるにはどうしたらよいか」と悩む就活生もいるでしょう。周囲を支えるために行動できる力は、就活でアピールできる強みです。

この記事では、サポート力を自己PRで伝える際のコツや注意点を解説します。

周囲と差別化して選考突破につなげるためには、サポート力をより効果的に伝えることが大切です。経験・職種別にサポート力を伝える例文をまとめたので、自己PRを作成する際の参考にしてください。

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目 次

サポート力とは他人を支えるために行動できる力のこと

サポート力とは、「周囲を支えるために行動できる能力」のことです。

就活において、サポート力が自分の強みであると考えているものの、受け身で控えめな印象を与えてしまうのではないかと不安を感じる就活生もいるでしょう。結論からいうと、サポート力を自己PRで伝えても全く問題ありません。

企業で働いていると、同僚との協力が必要になる場面が多くあります。たとえば、アドバイスを送ったり仕事をカバーしたりするなど、スムーズに業務を進めるためには互いにサポートし合う姿勢が不可欠です。

自分にはどのようなサポート力があるか具体的に言語化できると、より効果的なアピールにつながるでしょう。

企業が就活生に求める強み・長所については、「長所の答え方の例文5選!効率的に伝える方法や注意点も解説」をご覧ください。

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サポート力が企業に評価される3つの理由

サポート力は、業務においてさまざまな場面で発揮できる強みです。サポート力のある人材が強みを発揮することが、企業全体の成長につながると期待する企業も少なくありません。

ここでは、サポート力が企業に評価される理由を3つ解説します。

1.自分に何が求められているか考えて行動できる

サポート力が高い人材は、自分に何が求められているかを的確に理解し、必要な行動に移すのが得意です。社会人になると、指示通りに仕事を進めるだけでなく、主体的に行動する姿勢が求められます。

サポート力を伝える際は、行動に至るまでのプロセスをエピソードに盛り込むと、「観察力」や「気配り」などをアピールできるでしょう。

企業にとって、変化の激しい状況でも常に自分に何が求められているかを考え、対応できるサポート力は非常に貴重だといえます。

2.周囲と良好な関係を築ける

サポート力が高い人材は、ほかのメンバーや部署と良好なコミュニケーションを築くのが得意です。自らニーズを把握し必要なサポートを行うことで、周囲との協力関係はより強固になります。

たとえば、自分の仕事だけ一生懸命に取り組んでいる人よりも、周囲に気を配り困っている人のサポートにも回っている人のほうが、同僚から一緒に仕事をしたいと思われる可能性は高いでしょう。

また、企業内での良好な人間関係は、チームワークを促進し、組織全体のパフォーマンス向上につながります。周囲と良好な関係を築けるサポート力がある就活生は、企業にとって貴重な存在だといえるでしょう。

3.仕事を円滑に進められる

サポート力が高い人には、仕事を円滑に進める能力があります。

実際に、サポート力には物事を俯瞰して見る側面もあるため、次に何が起こりうるか予測し、あらかじめ必要な行動を取っておくといった対応が可能です。場合によっては、観察力を活かして事前のトラブル回避に役立つケースもあるでしょう。

仕事が円滑に進められると、業務全体の効率アップも期待できます。そのため、企業にとってサポート力のある就活生は、求める人材に値するといえるでしょう。

企業が応募者の強みや長所を確認する意図については、「長所になる性格一覧を紹介!面接時のアピール方法についても解説」をご覧ください。

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サポート力を自己PRで伝える際のコツ

サポート力を自己PRで伝えるときは、内容に具体性を持たせると効果的です。ここでは、自己PRでサポート力をアピールするときのコツをまとめました。

具体的なエピソードを盛り込む

サポート力をアピールする際は、強みを発揮した具体的なエピソードを盛り込みましょう。どこで、どのようにサポート力を発揮したのか具体的なエピソードがあれば、強みの根拠になります。

自己PRに盛り込むエピソードは、過去の経験から印象的な場面を選んでください。下記をはじめ、どのような経験でも問題ありません。

・アルバイト
・部活動やサークル
・ボランティア活動
・インターンシップ
・学業やゼミ
・留学経験 など

なお、エピソードに具体性を持たせるためには、数字などを用いてイメージしやすくするのもポイントです。

たとえば、「マネージャーとしてサポートした」と述べるよりも、「50名を超える部員をマネージャーとしてサポートした」と伝えるほうが、採用担当者は応募者の強みを認識しやすくなります。

自己PRのエピソードを見つける方法については、「自己PRが書けない!エピソードを見つけるコツとは?」で詳しく解説しています。

どのようなサポート力があるかを伝える

サポート力をよりイメージしてもらいやすくするためには、「どのようなサポート力があるか」を伝えることが大切です。

状況を漏れなく分かりやすく伝えるために、「いつ」「どこで」「どのようにサポートしたか」「サポートの結果、どのような成果が得られたか」など、より具体的な言語化を心がけてください。具体的に言語化して伝えられると、採用担当者は入社後の働きぶりをイメージできるでしょう。

また、「どのようなサポート力があるか」については、自己PRの冒頭で簡潔に述べると効果的です。単に「私の強みはサポート力です」と述べるだけでは、ありきたりな印象が否めません。

具体性のある結論から伝えると、読み手・聞き手が要点を掴めるため、印象に残りやすくなるでしょう。

業務でどのように発揮できるかを伝える

自己PRでは、サポート力を業務でどのように活かせるかも伝える必要があります。内定を獲得するためには、採用担当者に入社後の活躍する姿をイメージしてもらうことが重要です。

たとえば、新規開拓をする営業職に応募した際にサポート力をアピールしても、企業のニーズと自分の強みがマッチしません。なぜなら、営業職には行動力や主体性が強く求められるからです。

一方で、営業職を支える事務職であれば、サポート力を大いに発揮するイメージを持ってもらえるでしょう。自己PRでサポート力をアピールする際は、業務でどのように強みが活かせるかを意識してください。

サポート力を別の言葉に言い換える

サポート力を別の言葉に言い換えてみると、ほかの就活生との差別化につながります。

サポート力は言葉の意味合いが広く、自己PRでアピールする就活生は少なくありません。同じアピール方法で埋もれないようにするには、別の言葉に言い換えるのも一つの方法です。

たとえば、サポート力を「仲間のために行動する献身性」と言い換えても、強みをアピールできます。また、「ニーズに気づける観察力」と伝えても、サポート力のアピールになるでしょう。

サポート力は必要に応じて別の言葉に言い換えてみると、自己PRの内容に具体性がアップして採用担当者の印象に残りやすくなるはずです。

なお、伝わりやすい自己PRの構成については、「自己PRは構成が大事!企業に評価される書き方や伝え方を解説します」を参考にしてください。

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自己PRで使えるサポート力の言い換え表現

サポート力を適切に言い換えると、採用担当者は応募者の強みや長所をよりイメージしやすくなります。サポート力の主な言い換え表現は、下記のとおりです。

・縁の下の力持ち
・献身性
・観察力
・気配り
・ホスピタリティ
・協調性
・チームワーク
・臨機応変さ
・柔軟性
・誠実さ など

サポート力の言い換えのなかでも、「協調性」「チームワーク」「柔軟性」などは、一般社団法人日本経済団体連合会による「採用と大学改革への期待に関するアンケート結果(5p)」で、企業が大卒者に特に期待する資質の上位に上がっています。

一方で、「主体性」や「実行力」と回答する企業も多い傾向です。そのため、サポート力を自己PRでアピールする際は、主体性を持って行動したエピソードを述べるようにしてください。

サポート力を言い換えるなどして適切に強みを伝えられると、企業とのマッチングもしやすくなるでしょう。

効果的な自己PRを作成するポイントについては、「優れた自己PRで内定を取るためには?まとめ方のコツと例文を解説」を参考にしてください。

参照元
一般社団法人日本経済団体連合会
採用と大学改革への期待に関するアンケート結果

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サポート力を自己PRで伝える際の注意点

サポート力を効果的にアピールするためには、伝え方の工夫が必要です。同じ強みやエピソードでも、伝え方次第で印象が変わってしまうので気をつけましょう。

ここでは、サポート力を自己PRで伝える際の注意点を解説します。

消極的な印象を与えないようにする

サポート力を伝える際は、消極的な印象を与えないように注意が必要です。サポート力はどちらかというと裏方に回るイメージが強く、場合によっては「自ら積極的に行動しない」と勘違いされてしまいます。

具体的には、「自分に自信がない」「受け身でやる気がない」といったイメージを与えないように伝え方を工夫してください。そのためには、「自分が何を考えてサポートしているのか」「どのように周囲のニーズを捉えているか」など、サポートする際の姿勢を伝える必要があります。

サポート力が強みだからといって、「控えめ」「消極的」というわけではないはずです。自己PRでは、できるだけ主体的な姿勢を印象づけられると高評価につながるでしょう。

「サポート力」という言葉にこだわりすぎない

自己PRでは「サポート力」という言葉にこだわりすぎず、具体的にどのような能力があるかを伝えてください。なぜなら、サポート力とは意味する範囲が広く、読み手・聞き手によって受け取る印象が異なるからです。

たとえば、困っている人に声をかけて、手助けするのもサポート力だといえます。また、メンバー内の意見をまとめ、協力して取り組めるよう働きかけるのもサポート力です。

また、サポート力は、エピソードによっても印象づける強み・長所が異なります。自分には具体的にどのような強みがあるのか、あらためて深掘りしてみるとよいでしょう。

企業の職種や業務内容に役立つか確認する

自己PRを作成するときは、志望している職種や業務内容でサポート力が役立つかどうか確認してください。サポート力が求められていない状態でアピールしても、思うような結果は得られません。

たとえば、ベンチャー企業のように個々の能力が求められる企業では、サポート力は評価されにくい傾向です。この場合、主体性や積極的に行動できるといった側面をアピールしたほうが、業務に強みを活かせると判断してもらえるでしょう。

効果的な自己PRを作成するためには、企業が求める人物像の理解が大切です。業界研究や企業研究を徹底して、どのようにアピールすれば企業からの評価につながるか考えましょう。

企業研究に取り組む際のポイントについては、「企業研究のやり方と就活に活かすコツを解説!効率的な進め方とは?」を参考にしてください。

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サポート力を自己PRで伝えるのがおすすめの人

就活生のなかでも、以下に該当する人は、サポート力を自己PRでアピールするのがおすすめです。

周囲を支える縁の下の力持ちタイプの人

周囲を支える縁の下の力持ちタイプは、自己PRでサポート力をアピールしましょう。周囲を支えられる力は、どのような企業や職種でも評価される強みの一つです。

また、縁の下の力持ちタイプの人は、人に見えないところでコツコツと努力を積み重ねられる特徴もあります。就活では、努力する姿勢も評価につながりやすいため、あわせてアピールすると効果的です。

努力する姿勢をアピールするポイントについては、「​​努力家であることを効果的にアピールするには?長所・短所の伝え方も紹介」を参考にしてください。

控えめな性格をポジティブにアピールしたい人

控えめな性格をポジティブにアピールしたい人は、サポート力と表現するのがおすすめです。

仕事の多くは、表立って活躍する人材と裏方として支える人材で成り立っています。そのため、控えめな性格も伝え方次第でポジティブなアピールが可能です。

就活では、主体性が求められる傾向にありますが、表に立つことだけが主体性ではありません。裏方であっても、周りが活躍できるように自ら考えて行動できる点をアピールすれば、採用担当者に好印象を与えられるでしょう。

サポート中心のバックオフィス業務を志望する人

事務や総務などのバックオフィス業務を志望する場合は、サポート力のアピールが効果的です。営業のように表で活躍する仕事には、支えになるバックオフィス業務が欠かせません。

主なバックオフィス業務は、下記のとおりです。

・事務
・人事
・総務
・広報
・法務
・IR
・経理

バックオフィス業務を志望する際は、サポート力をアピールすると企業とのマッチング度が高まるでしょう。

自分に合った職種を見つける方法については、「就活中に絶対知るべき職種の種類!自分に合った職業を見つける方法も解説」を参考にしてください。

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職種別|サポート力を伝える自己PRの例文

ここでは、志望する職種別に、サポート力をアピールする自己PRの例文を紹介します。

事務職向けの自己PR

私の強みは、チームの協力体制を作り上げるサポート力です。

私がゼミ長を務めるゼミでは、毎年地元の企業と協力して商品開発に取り組んでいます。最初のうちはゼミのメンバーの出席率が悪く、思うようにプロジェクトを進められませんでした。そこで、私は率先して企業の担当者とやりとりをし、スケジュール管理や書類整理を進めました。

忙しい状況でも一人ひとりに対して的確なサポートを心がけることで、メンバーの意識も変わり始めました。それぞれが自分の役割を認識するようになり、次第にメンバー同士が協力してプレゼンテーション用の資料を作成したり、企画力のあるメンバーが企業との打ち合わせに積極的に参加したりしながら、チーム全体の目標達成に向けた協力体制を築けました。

企業とも強い信頼関係を築いた結果、今でも市内のお店には共同開発した商品が並んでいます。

サポート力を活かした結果、一人では達成できなかった目標をチームで叶えられました。貴社に入社後も、事務職として確実なサポートを提供することで、チームの円滑な運営に貢献したいと考えます。

広報向けの自己PR

私の強みは、周囲と良好な関係性を築けるサポート力です。

私は所属するダンスサークルで、広報担当として内部だけでなく外部へ向けた情報発信や営業活動に携わりました。市の中心部にある大型の会場を貸し切って行われる周年イベントは、例年どおり集客が課題でした。広報のメンバーで集客のために何ができるか話し合い、企業の協賛を依頼することにしました。

企業を訪問するのはほかの広報メンバーでしたが、私は自分に何ができるか考え、周囲の協力を仰いで企画書を作成しました。このとき、広報チーム以外のサークルメンバーを巻き込んだことで、イベントに向けた全体の士気が上がり、サークルのブランディング向上につながりました。

結果として、協賛の獲得に成功しただけでなく、当日の来場者数も前年比の1.5倍に増え、周年イベントは大成功でした。この経験を通して、サポート力だけでなく広報に必要なコミュニケーション能力や企画力も高められました。

貴社に入社後も、広報として商品やブランドをより魅力的にアピールできるよう、チームに貢献していきます。

経理向けの自己PR

私の強みはサポート力であり、細かな作業にも献身的かつ正確性を重視して取り組みます。

私は大学3年生の夏休みに3週間、営業事務のインターンシップに参加しました。最初のうちは、書類をコピーしたり見積書の控えを管理したりするのが主な業務でしたが、教育係の方がいつも忙しそうにしているのを見て、資料作成を手伝うことにしました。数字やデータの取り扱いに慣れないうちは正確性を重視しつつ、分からないことは周囲に聞いてスムーズな業務遂行に努めました。

そして、業務の流れが掴めてきた頃に、資料作成の進捗状況を把握するための、全10項目の管理表を作成したところ、先輩社員から大変喜ばれ、インターンシップ終了後も活用してくれています。主体性を持ってサポート力を発揮した結果、周囲との信頼関係を築いて業務を円滑化できました。

貴社に入社後も、経理職に欠かせない正確性を保ちながら、サポート力を発揮して財務面の強化に貢献していきたいと考えます。

強み・長所別の自己PRについては、「就職活動の自己PRはどうやって書く?書き方の3ステップや例文を紹介」を参考にしてください。

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エピソード別|サポート力を伝える自己PRの例文

次に、学生時代のエピソード別に、サポート力をアピールする自己PRの例文を紹介します。

自分にはどのようなサポート力があるかを考えながら、例文を参考に自己PRを作成してみてください。

アルバイト経験を活かした自己PR

私の強みは、どのような状況でも積極的にチームを支えるサポート力です。

私は大学1年生の頃からレストランでアルバイトを始め、今ではスタッフをまとめるリーダーを務めています。日々お客様のさまざまなニーズに対応する必要があるなかで、経験の浅いスタッフは慣れない作業も多く、クレームが続いて深く傷つく場面がありました。なかには、「△△さんにこの仕事は向いていない」と口にするスタッフもいましたが、私は業務マニュアルを作成して新人のアルバイトでも前向きに仕事に取り組めるよう働きかけました。

一つひとつの作業をマニュアル化することで、混雑時の対応もスムーズになり、仲間と協力してよりお客様のニーズに応えられるようになりました。その後も、仕事の流れを改善するために同僚と協力してアイディアを出し合うなどして、残業時間ゼロを達成しました。

貴社に入社後も、サポート力を活かして課題の早期解決を図り、スムーズに業務遂行できるようチームに貢献していきます。

部活動の経験を活かした自己PR

私の強みは、縁の下の力持ちとしてチームの土台を固められる点です。

私は大学入学後、バスケットボール部のマネージャーを務めています。マネージャーの仕事は、練習道具の準備や片付け、ドリンクの補充、ユニフォームの洗濯などの雑務から、試合時にはスコア表の管理まで、さまざまなものがあります。

私が所属するバスケットボール部は、50人の部員に対してマネージャーが2人だったため、すべてをこなすには常に走って移動したり、練習が終わってからもスコア表を見直したりとハードな部分も多くありました。しかし、部員が競技に集中するためには、周りの環境を整えるマネージャーの役割が重要だと考え、献身的にサポートしました。その結果、大学2年生のときには、部の目標であった全国大会出場を達成しました。

決して目立つ活動ではありませんでしたが、チームのサポート役に徹することにやりがいと必要性を見出し、就職後もこの経験を活かせる仕事に就きたいと思うようになりました。

貴社に入社後は、データ管理や書類作成などを率先して行い、営業の方が安心して外回りに向かえるようサポートしていきたいと考えます。

ボランティア経験を活かした自己PR

私の強みはサポート力であり、周囲を思いやる気持ちを持って柔軟に物事に取り組んでいます。

私はボランティア活動の一環として、自治体と協力して月に2回地域の集会所でお年寄りに向けてワークショップを開催しています。最初は材料を買い揃えて会場へ持って行き、当日参加者に配って制作を進めました。しかし、お年寄りの方々は、人によってできる作業が限られるほか、物事を進めるスピードも異なります。そのため、参加者全員に楽しい時間を過ごしてもらうために、材料はあらかじめ切ったり丸めたりしたものを当日に配るようにしました。

また、周囲に声を掛けてボランティアも募り、参加者をサポートする協力体制も強化しました。その結果、口コミが広がって参加者が増え、今では当初の3倍にあたる毎回30名ほどが集まってワークショップを開催しています。

この経験を通して、よりよい成果を上げるためには、自分に求められる役割を理解し、周囲との連携を強化することが大切であると学びました。

貴社に入社後も、サポート力を発揮して協力体制を築きながら、貴社の売上アップに貢献していきたいと考えています。

エピソード別にガクチカの例文を知りたい方は、「ガクチカの例文18選!書き方の3ステップや企業の評価基準を解説」をご覧ください。

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サポート力を自己PRで伝えて選考を突破したいあなたへ

自己PRを作成する際に、「サポート力はどう伝えたらよいのか」「周囲と差別化を図って選考を突破したい」と考える人も多いでしょう。サポート力を自己PRで効果的に伝えるためには、言い換え表現を使うなどして具体性を持たせるほか、ポジティブな印象を与える工夫が必要です。

サポート力をアピールしたいけれど、「具体的にどのような強みがあるのか分からない」「一人で自己PRを作成する自信がない」といった不安を抱えている方は、就活エージェントへの相談がおすすめです。

就活エージェントであるキャリアチケットでは、内定獲得に向けて一人ひとりの状況にあわせた就活支援を行っています。

サポート力をアピールする自己PRの作成から面接対策まで、周囲と差をつけるためのアドバイスも可能です。内定獲得に向けて効果的な自己PRを作成したい方は、ぜひ気軽にご相談ください。

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サポート力を自己PRする際によくある質問

サポート力を自己PRする場合に、よくある質問に回答します。評価される自己PRを作るために参考にしてください。

Q.サポート力とはどのような能力ですか?

A.サポート力とは「他人を支えるために行動できる能力」です。自分のためだけではなく、周囲のために行動できる人は、サポート力をアピールしてみましょう。

自分の強みがサポート力かどうか自信がない場合は、「「強み」ってどうやって見つければ良いの?簡単にできる「強み」の発見法」を参考に、自分の強みを探してください。

Q.サポート力を自己PRで言い換える場合の伝え方は?

A.サポート力を言い換える場合は、「縁の下の力持ち」「献身性がある」などと言い換えられます。サポート力とだけアピールしてしまうと、ほかの就活生と被る場合もあるため、言い換えも試してください。

Q.サポート力を自己PRしたときに評価される職種は?

A.サポート力が評価される職種は、次のような職種です。

・事務
・人事
・総務
・広報
・法務
・IR
・経理

これらの職種にエントリーする場合には、サポート力をアピールしてみましょう。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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