企業研究のやり方は?基本的なステップや効率良く進めるポイントを解説

このページのまとめ

  • 企業研究のやり方は「企業リスト作成」「情報収集」「比較」「ノート作成」の4ステップ
  • 企業研究では「基本情報」「事業内容」「福利厚生」「採用情報」などを幅広く調べよう
  • 企業情報を網羅的に集め、就活の軸と照らし合わせながら比較検討することがポイント

企業研究のやり方は?基本的なステップや効率良く進めるポイントを解説のイメージ

就活を始めたばかりの学生のなかには、「企業研究のやり方が分からない」「何を調べれば良いの?」と悩む方もいるでしょう。企業研究では志望先企業の理念や事業内容、働き方など幅広く調べることで、入社後のミスマッチを防げます。

この記事では、企業研究のやり方や効率良く進める方法を解説。また、企業研究で調べることや情報収集方法も紹介しているので、自分に合った仕事を見つけたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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目 次

企業研究のやり方は?基本的な4ステップを解説

企業研究とは、志望する企業の理解を深め、就活において企業研究は自分にマッチする企業を見極める重要なステップです。しかし、就活を始めたばかりの時期は、どう進めて良いか迷う方もいるでしょう。

ここでは、企業研究の基本的なステップを解説します。やり方がわからないと悩んでいる方は、チェックしてみてください。

1.企業リストを作成する

企業研究をするときは、まず企業リストを作成しましょう。就活では応募できる企業数や時間に限りがあるため、数多くあるすべての企業を対象にするのは現実的ではありません。

まずは、自己分析で興味のある業界・職種、勤務地や給与、働き方など譲れない条件を明確にし、それらに合致する企業をピックアップしましょう。また、リストを作成するときは、あまり厳選しすぎず、少しでも興味をもった企業は幅広く含めておくのがおすすめです。

視野を広げて企業を探すことで、知らなかった優良企業を見つけられる可能性があります。リストには、企業名と興味をもった理由などを簡単にメモしておくと、あとで比較検討がしやすくなるでしょう。

企業研究を行うための土台となる自己分析は、就活における基本的な準備の一つです。就活全体の基本的な流れを知りたい場合は、「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事を参考にしてみてください。

2.企業情報を集める

企業リストが作成できたら、次にリストアップした企業の事業内容や財務状況、組織体制、働く環境などの具体的な情報を集めます。このステップで重要なのは、企業が発信する公式情報と外部からの客観的な情報の両方をバランス良く集めることです。

主な情報源として、企業のWebサイトや採用パンフレット、会社説明会・インターン、就職情報サイト、そしてOB・OG訪問などが挙げられます。特に企業のWebサイトにあるIR情報は、企業の経営状況や将来の戦略が書かれているため、表面的な情報だけでなく、企業の強みや将来性を深く理解するのに役立つでしょう。

3.企業を比較する

企業研究は企業情報を集めるだけでなく、比較検討することが大切です。集めた情報を客観的に見つめ直し、企業ごとの違いを明確にしましょう。

比較検討する際は、ただ情報を並べるだけでなく、「自分の就職活動の軸」と照らし合わせることが重要です。たとえば、「若いうちから裁量権をもって働きたい」「ワークライフバランスを重視したい」といった、自分が企業選びで重視する軸を決めてから比較すると、優先順位がつけやすくなります。

4.企業研究ノートを作成する

集めた情報を比較検討するために、企業研究ノートにまとめるのがおすすめです。単に情報を書き写すだけでなく、「なぜその企業に興味をもったのか」「自分の軸とどのように合致しているのか」といった考察を加えて整理しましょう。

ノートを作成するメリットは、選考の際に情報にすぐにアクセスできるようになることと、思考の整理につながることです。形式は、紙でも、ExcelやGoogleドキュメントなどのデジタルツールでも構いません。自分にとって最も使いやすい形式で作成し、面接の直前などにも見返せるようにしておきましょう。

企業研究ノートの活用法は、「企業研究ノートとは?就活の効率を良くする上手な活用方法」の記事を参考にしてみてください。

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企業研究を実施するメリット

企業研究を徹底的に行うことで自分に合った企業を見つけるだけでなく、選考を有利に進められるメリットがあります。単に企業名を知るだけでなく、深く掘り下げて企業の特徴を把握することが内定獲得への近道になるでしょう。

以下で、企業研究を実施するメリットを解説します。

自分に合った企業を見つけやすくなる

企業研究を行うメリットは、自分に合った企業を見つけやすくなることです。企業の経営理念やビジョンを知り、自分自身の就活の軸と照らし合わせることで自分の価値観や目指すキャリアに合った企業を見つけやすくなります。

たとえば、ワークライフバランスを重視したい場合、企業の残業時間の実態や休暇制度を調べることで、入社後のミスマッチを防ぐことが可能です。入社後の後悔を防ぐために、企業が公開している情報だけでなく、OB・OG訪問や口コミサイトなどを活用し、多角的にリアルな情報を集めましょう。

面接での説得力が上がる

面接での説得力が上がるのも、企業研究を実施するメリットの一つです。企業が求めている人物像や力を入れている事業分野を事前に把握することで、自分の経験やスキルがどのように貢献できるかを具体的に伝えられるようになるでしょう。

「なぜ競合他社ではなく、この企業でなければならないのか」という入社意欲に関する質問に対して、企業の独自性や強みを踏まえて回答できれば好印象につながります。熱意と企業への理解度が面接官に伝わり、ほかの就活生との差別化につながれば有利に選考を進められるでしょう。

選考の対策が立てやすくなる

企業研究をすることで、選考の対策が立てやすくなるメリットがあります。企業の過去の採用事例や力を入れている分野をリサーチすることで、選考でどのような能力や知識が問われるのかを予測することが可能です。

具体例としては、企業が力を入れている事業や製品について深く学ぶことで、ESや面接で問われる業界の動向や課題に関する質問に対応できるようになります。また、企業が求める人物像や共通する価値観を把握できれば、その企業に響くような自己PRや志望動機の内容を作成しやすくなるでしょう。

企業研究の重要性は、「業界・企業・職種の研究はなぜ重要?就活を効率的に進めるための基礎知識」の記事でも解説しています。

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企業研究で調べることリスト

「企業研究では何を調べれば良いの?」と悩む就活生に向けて、企業研究で調べることをまとめました。以下で紹介する情報をチェックすることで、入社後のミスマッチを防ぎ、選考での自己PRや志望動機に深みをもたせられるでしょう。

基本情報

企業研究の第一歩は、基本情報を調べることです。企業の概要を把握し、ほかの企業と比較するための土台となります。具体的には、以下の内容を調べましょう。

・会社名
・所在地
・設立年月日
・資本金
・役員構成
・従業員数
・社員の平均年齢

就活では、志望する企業がどのような歴史をもち、どのような規模で運営されているのかを理解するのが基本です。ただし、資本金の額や設立年だけでは、企業の安定性や魅力をすべて測ることはできません。あくまで企業研究の出発点として活用してください。

業績や財務状況

企業研究をする際は、志望先企業の業績や財務状況も確認しておきましょう。業績や財務状況は、企業の安定性や経営の健全性を判断するための重要な指標になります。

具体的にチェックしたい項目は、以下のとおりです。

・売上高
・経常利益
・純利益
・自己資本比率

これらの情報は、企業のIRページや有価証券報告書などで公開されています。特に自己資本比率は、企業の倒産しにくさを示す指標としておすすめです。総資産のうち返済不要な自己資金が占める割合を示すため、数字が高いほど財務的に安定していると判断できます。

単年度の数字だけでなく過去数年間の推移確認して、より正確な状況を把握しましょう。

事業内容

企業研究では、事業内容を理解することが重要です。志望先企業が「誰に(顧客)」「何を(商品・サービス)」「どのように(ビジネスモデル)」提供しているのかを深く掘り下げましょう。

事業内容を調べることで、その企業が社会でどのような役割を果たしているのか、また、自分が将来どのような仕事につながるのかを具体的にイメージできます。事業内容の理解を深めるためには、公式サイトだけでなく、業界ニュースや競合他社の情報と比較することもおすすめです。

また、企業の主力事業だけでなく、新規事業や力を入れているプロジェクトにも注目することで、将来性や成長戦略が見えてくる場合があるでしょう。

福利厚生

新卒の就活生にとって、福利厚生は入社後の働きやすさに直結するため重要なチェック項目です。福利厚生には健康保険や厚生年金などの「法定福利厚生」と、企業が独自に提供する「法定外福利厚生」があります。

「法定外福利厚生」には、住宅手当や社員食堂、育児・介護支援制度、資格取得支援制度などが挙げられ、どの制度を採用しているかは企業によってさまざまです。法定外福利厚生が充実しているメリットは、実質的な収入が増えたり、安心して働ける環境が整っていたりする点。具体的な制度については、採用情報ページや説明会で確認しましょう。

勤務時間

勤務時間も、企業を選ぶうえで欠かせない情報です。基本的な始業・終業時間だけでなく、残業時間の実態や、フレックスタイム制度、リモートワーク制度の有無なども確認しておきましょう。

たとえば、月の平均残業時間が業界平均と比べてどうか、有給休暇の取得率はどの程度か、といった情報は、入社後の働き方を大きく左右するため、ワークライフバランスを重視したい人にとって重要な要素となります。

具体的な数値や制度は、就職情報サイトや企業説明会で質問してみましょう。ただし、残業時間が少ないことだけが良い企業というわけではありません。就職先を決めるときは、仕事内容や社風との相性も考慮して判断してください。

過度な残業を行うのは、ブラック企業によくみられる特徴の一つです。ブラック企業の見極め方は、「ブラック企業とは?長時間労働やハラスメントなど特徴と見分け方を解説」の記事を参考にしてみてください。

将来性や成長戦略

企業研究において、将来性や成長戦略の確認は長期的なキャリアを考えるうえで重要です。志望先企業が属する業界の動向や競合他社との位置づけ、企業が今後どのように事業を拡大していく計画をもっているのかを調べましょう。

企業の将来性や成長戦略は、IR情報や中期経営計画、社長インタビューなどから情報を得られます。企業が成長し続ける企業なのか、また、その成長に自分がどう貢献できるのかを考えるきっかけにもなるでしょう。

社風や文化

企業研究で社風や文化を確認することで、入社後に自分がその企業に馴染めるかどうかを判断しやすくなるでしょう。職場の雰囲気や人間関係の良さは、仕事を選ぶときの重要な項目です。

厚生労働省の「令和6年雇用動向調査結果の概況(2)転職入職者が前職を辞めた理由(p.15)」によると、退職した理由の割合の男女平均値をみると、「職場の人間関係が好ましくなかった」が男が9.1%、女13.0%と最も多い結果でした。

このように、職場の人間関係は離職の大きな原因となっています。したがって、企業の価値観や働く人々の雰囲気、意思決定のスタイルは、入社後の満足度や長期的なキャリアを築くうえでも重要な要素といえるでしょう。

社風や文化を調べる方法には、インターンシップやOB・OG訪問に参加するのがおすすめです。実際に職場で体験することで、自分が働く姿を具体的にイメージしやすくなり、自分に合っているか確認しやすくなるでしょう。

企業とのミスマッチを防ぐためにも、これらの能動的な活動を通じて、社風・文化を深く理解することが不可欠です。

参照元
厚生労働省
令和6年 雇用動向調査結果の概要

採用情報

企業研究では、採用情報もチェックしておくのがおすすめです。採用情報には募集職種や応募資格、選考ステップ、提出書類、求める人物像などが含まれ、選考プロセスや募集要項といった選考に直結する主な情報が掲載されています。

特に、求める人物像は、企業が新卒に何を期待しているのかが明確になるため、自己PRや志望動機を作成する際の重要な情報です。採用情報は、企業の公式サイトや就職情報サイトで常に最新のものを確認し、計画的に就活を進めましょう。

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企業研究をするときの情報収集方法6選

企業研究を効果的に行うことで、自分に合った企業を見つけ、選考を有利に進められます。ここでは、企業研究をするときの情報収集方法を6つ紹介するので参考にしてみてください。

1.企業のWebサイトを参考にする

企業研究をするときは、まず企業のWebサイトを参考にしましょう。Webサイトは、企業が就活生や株主、顧客などに向けて、公式に発信している情報源だからです。

特に、Webサイトに掲載されている「企業理念」「事業内容」「採用情報」などのページは、企業の基本的な情報や方向性を理解するうえで役立ちます。Webサイトから得られる情報は、企業が社会にどう貢献したいのか、どのような人材を求めているのかを知るための根拠となるでしょう。

ただし、Webサイトの情報は、企業が良い面をアピールするために意図的に選んだ情報である可能性も考慮に入れることが大切です。Webサイトの情報だけでなく、ほかの情報源と照らし合わせることで、より多角的に企業を理解できるでしょう。

2.企業説明会に参加する

企業説明会への参加は、企業研究における重要な情報収集方法の一つです。説明会では、Webサイトやパンフレットだけでは伝わりにくい企業の雰囲気や社員の方の熱意を直接感じられるでしょう。

多くの企業説明会では、事業内容の詳細や職場の様子が具体的に説明されます。また、質疑応答の時間が設けられていることもあるので、事前に質問事項を準備しておくのがおすすめです。

質問をすることで、積極性をアピールできるだけでなく、知りたい情報を確実に得られるというメリットもあります。企業説明会を通して疑問点や興味のある点を社員の方に直接質問できるため、企業への理解を深められるでしょう。

3.インターンシップに参加する

企業研究を深めるうえで、インターンシップへの参加は有益です。インターンシップでは、実際の業務を体験したり、社員と同じ環境で働いたりできるため、入社後のイメージがしやすくなります。

たとえば、システムエンジニアのインターンなら、開発プロセスの一部を体験し、チームの連携を学ぶといった具体的な経験が得られるでしょう。インターンシップは、自分とその企業との適合度を見極めるための貴重な機会となります。

インターンシップは短期間のものから長期間のものまでさまざまですが、企業の文化や職場の雰囲気を深く知るためにも、積極的に参加を検討しましょう。

なお、キャリアチケットが2026年入社予定学生を対象に実施した「2026年入社予定学生のサマーインターン参加意識に関する調査」によると、約9割の就活生がインターンへ参加する意向があることがわかりました。

サマーインターシップへの参加意向のイメージ

ただし、学業との両立が難しい場合は、無理のない範囲で参加を計画することが重要です。インターンに参加するか迷っている方は、「インターンに参加するべき?メリットや探し方と応募の流れを紹介」の記事をチェックしてみてください。

参照元
キャリアチケット
2026年入社予定学生のサマーインターン参加意識に関する調査

4.OB・OG訪問を実施する

OB・OG訪問は、企業研究において深掘りした情報を得られる有効な方法です。企業の採用ページや説明会では分からない、実際の働き方や仕事のやりがい、苦労話などを社員の生の声として聞けるでしょう。

OB・OG訪問で得られる情報は、その社員の個人的な意見や経験に基づいています。そのため、企業のリアルな側面や職場の人間関係といった現場の空気感、あるいは企業文化に関する多角的な具体的な情報を得られます。

訪問の際は、事前に企業の事業内容や職種について基本的な知識を身につけたうえで具体的な質問を準備するのがポイント。OB・OGの方も回答しやすくなり、より充実した時間にできるでしょう。

5.企業のSNSをチェックする

企業研究での情報収集方法には、企業のSNSをチェックすることが挙げられます。SNSでは、Webサイトでは見られないような企業の日常やイベントの様子、社員のカジュアルな一面などが発信されていることがあるでしょう。

SNSの投稿内容からは、企業のリアルタイムな活動や大切にしている価値観といった企業文化の一端が垣間見えます。たとえば、技術情報や業界のトレンドについて積極的に発信している企業は、学びや革新を重視している傾向にあると推測できるでしょう。このような具体的な発信内容は、企業の雰囲気を理解するための根拠となります。

SNSの情報は、企業の公式な広報とは異なる視点で発信されていることが多いため、企業説明会やWebサイトの情報と比較して見ることで、より多角的な理解へとつながるでしょう。

6.就活情報サイトを確認する

就活情報サイトは、企業研究の効率的な第一歩として確認するべき主な情報源です。就活情報サイトには、業界情報や企業概要、採用スケジュール、先輩の体験談など、就活に必要な情報が網羅的にまとめられています。

就活情報サイトを利用するメリットは、複数の企業の情報を一箇所で比較検討できる点です。業界別や職種別に企業を絞り込む機能を使えば、自分の興味や適性に合った企業を効率的に見つけられます。

また、企業の口コミや選考体験記といった情報を確認することで、採用プロセスの具体的なイメージをもてるでしょう。

ただし、口コミ情報などは個人の主観が含まれているため、情報を鵜呑みにするのは危険です。公式な情報と照らし合わせて参考情報として活用しましょう。

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企業研究を効率良く進めるための3つのポイント

企業研究は、限られた時間のなかで効率良く進めることが重要です。やみくもに情報を集めるのではなく、戦略的に取り組むことで企業への理解度が格段に深まります。

ここでは、企業研究を効率良く進めるためのポイントを3つ紹介するので参考にしてみてください。

1.信頼できる情報源を見極める

企業研究の効率化には、信頼性の高い情報源を選別することが欠かせません。豊富な情報源のなかには、古い情報や偏った意見も含まれています。情報源の信頼性を見極めることで、誤った情報に基づく判断ミスを防げるでしょう。

信頼できる情報には、企業のWebサイトやIR情報などの公式な発信、第三者機関が発表する客観的なデータなどの一次情報や公的情報が挙げられます。

一方で、匿名の口コミサイトやSNSの情報は、個人の主観が強く反映されているため、情報は参考にする程度にとどめるのがおすすめです。一次情報と照合しながら情報の取捨選択を進めることで、効率良く企業研究を進められるでしょう。

2.得た情報を比較する

企業研究を効率良く進めるには、複数の情報源から得た情報を比較検討することが重要です。単一の情報だけを鵜呑みにせず、多角的な視点をもつことで企業の実態をより正確に把握できます。

たとえば、企業のWebサイトで謳われている企業理念と、OB・OG訪問で聞いた社員のリアルな働き方を比較してみましょう。理念と実態に乖離がないかを確認することで、その企業が本当に大切にしていることが見えてきます。企業文化を正しく理解することで、自分との適合度を見極めやすくなるでしょう。

3.疑問点を質問できるようにする

効率良く進められるために、企業研究を進めるなかで生まれた疑問を質問できるように整理しておきましょう。企業説明会やOB・OG訪問といった直接的な対話の場で不明点を解消できれば、Webサイトを見るだけでは得られない深い理解へとつながります。

質問を事前に準備することは、時間を有効活用するメリットも。漠然とした疑問ではなく、具体的かつ本質的な質問を用意することで、企業の本音や深い戦略といった根拠を引き出せる可能性が高まるでしょう。

また、鋭い質問をすることで、企業や社員に対して高い熱意と事前準備の徹底をアピールできます。質問する際は、Webサイトなどで調べれば解決できる内容は避け、企業の将来性や社風など直接聞かないと分からないことに焦点を当てるのがおすすめです。

質問内容に迷う方は、「OB・OG訪問での質問例40選!準備の手順やマナー・注意点も解説」の記事を参考にしてみてください。

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企業研究で注意すべきこと

企業研究は、進め方を間違えると非効率になったり、誤った判断をしたりするリスクがあります。新卒の就活生が陥りやすい具体的な注意点を理解し、戦略的に研究を進めましょう。

以下で、企業研究で陥りやすい注意点を解説します。

企業研究を目的にしない

企業研究を単なる情報収集として捉え、それ自体を目的にしないよう注意しましょう。企業研究の真の目的は、志望動機や自己PRの質を高めること、そして入社後のミスマッチを防ぐことです。

集めた情報量の多さを達成目標にするのではなく、「なぜその企業を志望するのか」という問いにつながるように深掘りすることを意識しましょう。単に事業内容や売上を覚えるだけでなく、「その企業で働く自分」を具体的にイメージしながら情報を整理し、自身のキャリアと企業の方向性を結びつけることが大切です。

偏った情報に惑わされない

企業研究を進めるなかで特定の情報や意見に過度に影響を受け、判断を誤ることも陥りやすい注意点の一つです。特に、匿名性の高い口コミサイトやSNSのネガティブな意見だけに惑わされないように注意しましょう。

Webサイトや説明会の公式情報は企業のポジティブな面が強調されがちですが、口コミは個人の主観や一部の不満が反映されやすいという特性があります。これらの情報を鵜呑みにするのではなく、常に「企業の公式情報などの一次情報と口コミなどの二次情報を比較する」という意識をもつことが大切です。

信頼できる情報源を見極めることが、効率的かつ正確な企業理解を達成するカギとなります。複数の情報源をバランス良く活用し、多角的な視点で企業の実態を捉えましょう。

企業の表面的な情報だけで判断しない

企業研究において、事業内容や給与、勤務地といった表面的な情報だけで志望や不志望を判断してしまうのは危険です。これらの情報は企業選びの主な基準にはなりますが、長く働くうえでは企業文化や社風といった本質的な要素も重要になります。

企業のWebサイトや採用パンフレットに記載されている給与や福利厚生だけでなく、「なぜその事業を行っているのか」という企業理念や社員の価値観といった深い部分に着目してみましょう。OB・OG訪問などを通じて、社員がどのような姿勢で仕事に取り組んでいるかを知ることで、入社後のミスマッチを防ぎやすくなります。

企業選びの軸が決まらない方は、「企業選びの軸の決め方は?重視することや面接での回答例文20選も紹介」の記事で解説しているのでチェックしてみてください。

情報収集を途中で諦めない

企業研究は多大な時間と労力を要するため、途中で諦めてしまう就活生も少なくありません。しかし、情報収集を途中でやめてしまうと、企業の本質を見極められず、不十分な準備で選考に臨むことになってしまいます。

企業研究は選考のステップが進むにつれて求める深さが変わっていくものと捉え、継続的に取り組むことが大切です。一次選考では基本的な情報、最終面接ではより具体的な事業戦略やキャリアパスに関する深い理解が求められます。

情報収集を途中で諦めないために、「興味のある業界を絞り込む」「比較すべき競合を明確にする」など、目的意識をもって取り組むことでモチベーションを維持しやすくなるでしょう。「あと一歩」の踏み込みが、内定という結果につながります。

就活がめんどくさいと感じる方は、「就活がめんどくさいと感じる人へ!原因を分析して効率良く進める方法を解説」の記事を参考にしてみてください。

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企業研究で自分に合う職場を見極めたい方へ

企業研究の最終的な目標は、単に企業の情報を知ることではなく、「自分自身がその職場で長く、いきいきと働けるか」を見極めることです。入社後のミスマッチを防ぎ、納得感のあるファーストキャリアを築くために、自己理解を深めながら企業を評価しましょう。

「企業研究のやり方がわからない」「自分に合った職場を見つけたい」という方は、就職エージェントに相談するのがおすすめです。就職エージェントを活用することで、効率的に情報収集を進め、プロの視点から企業との相性を客観的に判断できるようになるでしょう。

キャリアチケット就職エージェントでは、一人ひとりに専属のキャリアアドバイザーが付き、ヒアリングを行うので、あなたにぴったりの求人を見つけられます。

また、応募書類の作成や面接対策もサポートするので、スムーズに選考を進められるでしょう。入社後のミスマッチを防ぎたい方は、ぜひご相談ください。

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企業研究のやり方に関するよくある疑問

ここでは、企業研究のやり方で悩む方によくある質問をQ&A形式で回答します。

Q.企業研究のやり方がわかりません

A.企業研究は、「企業を知る」「自分と合うか確認する」「志望理由を深める」の3つが目的です。まずは、興味のある企業の公式サイトや就活情報サイトで基本的な情報を集めましょう。

次に、OB・OG訪問やインターンシップに参加し、社員の方の生の声を聞くことで、企業の社風や仕事内容を具体的に理解できます。収集した情報と自分の価値観やキャリアプランを照らし合わせることで、自分に合った企業を見極めやすくなるでしょう。

企業研究のやり方は、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事でも解説しています。

Q.企業研究はいつから始めるべき?

A.企業研究は、自己分析が固まった段階で本格的に始めるのが理想的です。本格的な選考が始まる1年前を目安にスタートするのが望ましいでしょう。早期に企業研究を始めることで、時間をかけて深く調べられ、インターンシップの選考に活かせるメリットがあります。

特に、業界を絞りきれていない場合は、早期に豊富な企業の情報を幅広くチェックし、気になる企業を絞り込む時間を確保しましょう。

就活のスケジュールは、「就活とは?基本的な流れやスケジュールとあわせて成功のポイントを解説」の記事を参考にしてみてください。

Q.情報が見つからない場合の対処法は?

A.希望する企業に関する情報がWeb上で見つからない場合、代替情報の探索が必要です。ニッチな企業は公開情報が少ない場合があります。まず、その企業が属する業界全体や主要な競合他社の動向、トレンドを調査し、業界レポートなどからその企業の相対的な立ち位置を推測しましょう。

また、企業名だけでなく、代表者名や製品名で検索の幅を広げ、業界紙や行政の公開資料などの活用も有効です。

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キャリアチケット就職について

キャリアチケット就職エージェントは、プロが一人ひとりの就活をサポートする無料のエージェントサービスです。