インターンシップの感想文は何を書く?書くべき内容や例文を紹介!

このページのまとめ

  • インターンシップの感想文ではお礼や学び、今後への活かし方を書く
  • インターンシップの感想文は自分の印象をよくする効果もある
  • インターンシップの感想文を提出する際は、具体的で充実した内容を書く

インターンシップの感想文は何を書く?書くべき内容や例文を紹介!のイメージ

インターンシップに参加した際に、感想文の提出を求められた就活生もいるでしょう。「どのような内容を書けばいいのか」「好印象を与えるにはどうすべきか」などは気になるポイントです。企業や大学が感想文を求める意図を知り、内容に反映させましょう。

この記事では、インターンシップの感想文におすすめの内容や、提出時のポイントを解説しています。感想文もインターンシップの一部になるので、手を抜かずに提出しましょう。

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目 次

インターンシップの感想文でおすすめの内容

インターンシップに参加したあとには、企業や大学から感想文やレポート、アンケートの提出を求められる場合があります。感想文を書く際におすすめの内容を紹介するので、参考にしてください。

インターンシップへのお礼

まずはインターンシップを開催してもらった企業に対して、お礼を述べます。たとえば、「この度はインターンシップに参加させていただき、誠にありがとうございました」のように書くといいでしょう。

大学に提出する内容の場合は、企業へのお礼は省略してもかまいません。もし、学校からの推薦や、学校経由でインターンシップに参加した場合には、大学へのお礼を入れておくのもおすすめです。

インターンに参加した理由

次に、自分がなぜインターンシップに参加したのかを書きましょう。企業も「なぜ学生がインターンシップに参加したのか」を気にしています。参加の動機や目的を具体的に記載しましょう。

理由を書く際には、業界を選んだ理由はもちろん、企業を選んだ理由も書くのがおすすめです。ただし、「インターンシップに参加すれば選考に有利になると思った」などのように、自分本位の理由を書くのはやめましょう。

インターンで得た経験や学び

インターンシップを通してどのようなことを学んだか、経験できたかも書くようにします。課題や業務の具体例を挙げながら、どの部分で何に気づいたのか、やりがいを感じたのか、などをまとめましょう。

学びや経験をまとめる際には、具体的に伝えるのがポイントです。たとえば、「インターンを通してコミュニケーション能力が成長した」よりも、「グループワークでメンバーと協力しながらプレゼンの準備をするうちに、コミュニケーション能力が成長した」の方が、具体的でわかりやすいでしょう。

インターンシップを通して学んだことを伝える際には、自身の成長について盛り込むのもポイントです。自身の能力や資質のアピールにつながるでしょう。

ほかの就活生との交流で印象に残った内容

ほかのインターンシップ参加者との交流について、書いておくのもおすすめです。インターンシップ参加者は就活への意欲が高く、そのような就活生との交流から学べることも多いでしょう。

素晴らしいアイデアを持つ学生や刺激を受けた学生がいたら、名前を挙げても構いません。また、グループワークでの気づきや学びに触れると、協調性のアピールにもつながります。

今後への活かし方

インターンシップを通して得た学びやスキルをどのように活かすか伝えるようにしましょう。これからの目標を書いておくと、まとまりのある感想文に仕上がります。

インターンシップが自分の就活やキャリアプランに影響を与えたのであれば、その旨も書いておくといいでしょう。

締めの言葉

最後に、締めの挨拶も書くようにします。丁寧な印象になるのはもちろん、社会人のマナーでもあるので覚えておきましょう。

最初のお礼とは表現を変えておくと、よりよい印象を与えやすいのでおすすめです。

インターンシップでは感想文以外に、お礼メールを送る方法もあります。詳しくは、「インターンシップ後にお礼メールが必要な理由」の記事で紹介しているので、参考にしてください。

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インターンシップの感想文が求められる理由

なぜ企業や大学からインターンシップの感想文が求められるか知り、文章を書く際に活かしましょう。感想文を求める意図を知っておくと、書く内容がイメージでき、書きやすくなります。

企業から感想が求められる理由

企業がインターンシップの感想文を求めるのは、次回のプログラムの内容を考えたり、改善点を探したりするためです。

企業はインターンシップを通して、自社への理解を促進し、学生の志望度を高めたいと考えています。インターンシップに参加するほど意欲のある学生が、本選考に参加しないのは企業にとってマイナスです。「インターンシップの内容に問題があったか」「モチベーションを下げてしまったか」など、人事は頭を抱えるでしょう。

また、感想文の内容次第で、企業からの印象も変わるので気を付けてください。丁寧な内容を記載すれば、志望意欲のアピールやまじめな印象を与えられます。

一方で、内容がわかりにくかったり、提出しなかったりすれば、評価は下がってしまうでしょう。インターンシップの改善だけではなく、就活生に対する印象を決めるためにも感想文が使われているのを覚えておいてください。

大学から感想が求められる理由

大学がインターンシップの感想文を求めるのは、学校内での情報共有に使用するためです。企業がどのようなインターンシップを行っているのかをまとめ、後輩たちに伝える場合もあります。

そのため、大学に提出する感想文では、後輩たちへのメッセージが求められる場合があるので覚えておきましょう。大学に提出する場合、「プログラムの内容」「インターンシップに参加しようとした理由」「参加後の学び」を中心的に書くと、有意義な内容になります。

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インターンシップの感想文を提出する際のポイント

ここでは、インターンシップの感想文提出に向けて、おさえておきたいポイントを解説。自分の印象に影響するので、チェックしておきましょう。

提出期限は守る

感想文の提出を求められたら、必ず提出するようにしてください。提出期限をすぎてしまうのも、社会人のマナーとしてNGです。

感想文を提出する場合、余裕を持って提出するようにしましょう。メールは送信してすぐに届きますが、郵送は時間がかかります。地域によっても変わってくるので、余裕をもつようにしましょう。

また、郵送する際は切手の料金が不足していないか気をつけてください。不安なときは郵便局の窓口を利用すると確実です。

読みやすく充実した内容にする

感想文は読みやすく、内容も充実させるようにしましょう。内容の分かりやすさはもちろん、手書きの場合は文字のきれいさも重要です。

たとえば、文字が汚かったり、空白が多かったりする場合は、志望意欲が低いと思われてしまうことも。本選考での印象が悪くなる恐れがあるので、気を付けましょう。

感想文の提出が必須の場合、感想文も含めてインターンシップだと意識するのが重要です。

ネガティブな内容は書かない

感想文の内容で、ネガティブなものは避けましょう。「△△が大変だった」「△△の業務は合わないと思った」などの内容を書いても、好印象は与えません。

ネガティブな内容を入れてしまうと、インターンシップでの印象がよくても覆る可能性があります。想にはインターンでの学びや気づき、今後の抱負をメインに盛り込みましょう。

具体的な内容を書く

感想文では具体的に書くことを意識してください。「さまざま」「たくさん」のような、曖昧な言葉は避けるのがおすすめです。

たとえば、「インターンシップでたくさんのことを学べた」という感想は具体性がなく、どのような経験をして、何を得られたのかが伝わりません。

「3日目の研修で社員の△△さんに△△という指摘をいただき、△△ということを実感した」という風に、どのようなところから何を学んだのか、第三者に伝わるように記載しましょう。

インターンシップでは感想文はもちろん、参加時のマナーを守るのも大切です。「インターンシップ参加までにおさえておきたい基本のマナー」の記事を参考に、勉強しておきましょう。

感想文の内容がよくても、インターンシップ本番で印象が悪ければカバーは難しくなります。参加中も参加後も好印象を与えられるように振る舞いましょう。

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インターンシップの感想文の例文

ここでは、インターンシップの感想文の例文を紹介します。

この度は貴社のインターンシップに参加させていただき、誠にありがとうございました。

私は△△業界に興味があり、リーディングカンパニーである貴社の社員の方が仕事に臨む際の姿勢を知りたいと考え、貴社のインターンシップに参加いたしました。

インターンシップ前にも資料で貴社の理念や事業にかける思いを学んでいましたが、実際に社員の方のお話を聞くなかで、徹底して顧客に寄り添う姿勢、仕事に対する考え方や熱量を実感でき、働くうえでの心がまえを学べました。

特に、2日目に行ったグループワークで、△△さんが私にはない視点からの意見を出してくれたことは、自分の視野を広げるきっかけとなり、とても刺激になっています。

また、3日間のインターンシップでは、社会人としての心得や仕事の喜び、視野を広げて考えることの大切さを知ることができ、大変有意義な時間となりました。

視野を広げて柔軟なアイデアを出すのは自分に足りない部分でもありますので、今後はそのようなスキルを磨き、社会人としての能力向上に努めていきたいと考えています。

このような発見ができた貴社のインターンシップに参加することができ、嬉しく思います。大変お世話になりました。

メールで感想文を送る場合は、件名や署名などメールマナーを守るのも大切です。就活メールの正しい書き方は?基本のマナーと構成のポイント」の記事で詳しく紹介しているので、合わせて参考にしてください。

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インターンシップの感想文をどのように書くか知りたいあなたへ

就活で好印象を与えるためには、インターンシップの感想文も重要なポイントです。感想文に必要な内容を知り、マナーを守って提出しましょう。

もし、就活への不安がある方や、プロのサポートを受けたいという方は、新卒支援のキャリアチケットにぜひご相談ください。自分一人で就活を進めるよりも、サポートを受けた方が効率的に就活を進められます。

キャリアチケットではインターンシップ参加へのサポートはもちろん、エントリーシート作成や面接対策など就活本番のサポートも実施。インターンシップの経験を就活本番に活かせるように、キャリアチケットのサポートを受けてみてください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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