このページのまとめ
- ガクチカでアルバイト経験を伝えるときは、内容を一つに絞って分かりやすい構成を意識する
- ほかの就活生と差別化するためには、具体的なエピソードを入れるのがポイント
- アルバイト経験を伝える際、何をしたかよりも何を意識してスキルを身につけたかが重要

就活で学生時代に力を入れたことを聞かれたら、アルバイト経験をアピールしたいと考えている就活生もいるでしょう。しかし、「アルバイト経験をどのように言えば良いか分からない…」と悩む方も。
この記事では、「学生時代に力を入れたこと」でアルバイト経験をアピールする際の例文やコツを解説します。アルバイト経験を振り返り「目立った実績がない」「人に勝る経験がない」と感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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- 学生時代に力を入れたことではアルバイト経験も評価される
- アルバイト経験別の「学生時代に力を入れたこと」の例文12選
- 【例文1】飲食店のキッチン(400字)
- 【例文2】カフェのスタッフ(420字)
- 【例文3】居酒屋のホール(420字)
- 【例文4】コンビニ(430字)
- 【例文5】スーパーのレジ(400字)
- 【例文6】アパレルでの接客(420字)
- 【例文7】書店スタッフ(420字)
- 【例文8】ホテルのフロント(430字)
- 【例文9】塾講師(380字)
- 【例文10】学童保育のスタッフ(410字)
- 【例文11】引っ越しのスタッフ(440字)
- 【例文12】コールセンター(420字)
- 学生時代に力を入れたことでアルバイト経験を伝える7つのコツ
- 1.企業の求める人物像を把握しておく
- 2.アルバイトでの経験を箇条書きにする
- 3.入社後どのように活かせるかを明確にする
- 4.伝えたい内容を一つに絞る
- 5.基本構成に沿って伝える
- 6.結果よりもプロセスに重点を置く
- 7.ほかの就活生との差別化を意識する
- 企業が学生時代に力を入れたことを聞く4つの理由
- 1.人柄や価値観を知りたい
- 2.困難に立ち向かう姿勢を確認したい
- 3.最後までやり遂げる力を見極めたい
- 4.自社とのマッチング度を確認したい
- 学生時代に力を入れたことでアルバイト経験をアピールする際の注意点
- 短期間で辞めたアルバイト経験は避ける
- アルバイト先の企業名を述べない
- 一つのアルバイト経験に絞る
- 当たり前のことをアピールしない
- 嘘をつかずに伝え方を工夫する
- 専門用語を使って説明しない
- 学生時代に力を入れたことでアルバイト経験をアピールしたいあなたへ
- 学生時代に力を入れたことでアルバイトについてアピールしたい方によくある質問
- Q.アルバイトで頑張ったことをガクチカで伝えても良い?
- Q.学生時代に頑張ったことでコミュニケーション力をアピールしたい…
- Q.学生時代に最も打ち込んだことで接客のアルバイトについて言うのはダメ?
学生時代に力を入れたことではアルバイト経験も評価される
学生時代に力を入れたことでは、学業や部活をアピールする学生が多いものの、アルバイト経験も評価されるトピックです。アルバイトを通して得られる経験やスキルは多く、仕事に活かせるものを手に入れる機会もあるでしょう。
たとえば、アルバイト中に直面した困難や乗り越え方、何を学んだかなどを具体的に伝えることでアピールになります。企業がどのような人物を求めているかを理解し、「入社してほしい」と思わせるのがポイントです。
ただし、アルバイト経験をアピールする学生は多いため、ほかの学生との差別化を意識しましょう。印象に残るように、オリジナリティのあるエピソードを考える必要があります。
学生時代に力を入れたことをアピールするコツについては、「学生時代に頑張ったことがない…ガクチカの見つけ方やおすすめの行動を解説」の記事も参考にしてみてください。
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アルバイト経験別の「学生時代に力を入れたこと」の例文12選
ここでは、「学生時代に頑張ったこと」としてアルバイト経験をアピールする例文を、アルバイト先別に紹介します。ここで紹介する例文を参考に、自分が経験したエピソードを入れガクチカを作成してみてください。
【例文1】飲食店のキッチン(400字)
私は学生時代、飲食店のキッチンアルバイトに力を入れました。特に意識したのは、効率性とチームワークの向上です。
私が働き始めた頃、ピークタイムには料理提供が遅れがちでフロアから催促がくることも多く、キッチン内の雰囲気もピリピリしていました。そこで私は、提供スピードの改善が必要だと考え、まず調理工程の洗い出しとマニュアル化を提案しました。また、スタッフの担当工程を固定せず、手が空いた人が次の作業に取り掛かるよう工夫しました。それぞれの得意な作業を共有し、お互いをサポートし合うことで、全体の作業効率が格段に上がりました。
その結果、料理の提供時間が平均で10分短縮され、お客様の待ち時間が減り、フロアからの催促もなくなりました。この経験から、私は現状を分析し周りを巻き込みながら改善策を実行していく実行力と、チームで目標を達成する喜びを学びました。
入社後も現状に満足せず、チーム一丸となって課題の改善に取り組み、事業の発展に貢献していきたいと考えます。
【例文2】カフェのスタッフ(420字)
私が学生時代に頑張ったことは、カフェのアルバイトです。
オープニングスタッフとしてホールを担当しましたが、開店当初は不慣れで、オーダーミスしてお客様を怒らせてしまいました。私はこのままではいけないと思い、店長に許可をもらい、閉店後にスタッフみんなでどうしたらミスを防止できるか話し合いました。
話し合いのなかで、自分たちがいつもお客様にいわれてから動いていたことに気づきました。そこで、常に店内の様子に目を配り、お客様が注文しそうであれば呼ばれる前に声を掛ける、飲み物がなくなりそうならおかわりが必要か声かけをするなど、お客様に呼ばれる前に動くよう決めました。
結果として、スタッフ同士のコミュニケーションも増え、お客様アンケートで満足度を高く評価いただけました。この経験から、相手の立場になって物事を考えられると、仕事の質が高まることを学びました。
入社後も、チームで協力しながらユーザーニーズを優先した開発を行い、売上アップに貢献していきたいと考えます。
【例文3】居酒屋のホール(420字)
私が学生時代に力を入れたのは、居酒屋のホールアルバイトで取り組んだリピーター客の増加です。
私の働く店舗は立地が良いにもかかわらず、リピート率が低いという課題がありました。私は、お客様の満足度を高めることがリピーター獲得につながると考え、接客以上の付加価値を提供することに注力しました。具体的には、お客様の年齢層や来店目的を把握し、おすすめメニューの提案をしたり、常連のお客様には前回注文されたものを覚えてひと言添えたりなどのパーソナルな接客を心掛けました。また、ほかのスタッフにもこの取り組みを共有し、全員で実践するように働きかけました。
結果として、私が担当したお客様からの「また来るよ」という言葉が増え、店舗全体のアンケートで「接客の質」への評価が向上しました。この経験から、私は顧客一人ひとりのニーズを捉えることで、信頼関係を築く大切さを学びました。
入社後もこの経験を活かし、常にお客様の視点に立って物事を考え、信頼される関係を築いて業務にあたります。
【例文4】コンビニ(430字)
私は学生時代、コンビニエンスストアのアルバイトをしていました。コンビニのアルバイトと聞くとレジ打ちや品出しの仕事をイメージされますが、店舗の掃除や現金管理など、ほかにも幅広い業務を担当します。
特に、朝の通勤ラッシュや夕方の忙しい時間帯には、多くの接客に加えてやるべき業務も多く、ほかのアルバイト従業員とうまく連携しなければ業務が回らない状況でした。そこで私は、チームワークを大切にする必要があると考え、従業員間での声掛けを意識するようにしました。また、それぞれの業務を紙に書き出して、レジにいない間にどこで何をしているかを目に見えるようにしました。
その結果、忙しい時間帯でもお客様を待たせる場面が減り、落ち着いて余裕のある接客ができるようになりました。私は、コンビニでのアルバイト経験を通じて、チームワークやちょっとした声掛けなど、気遣いの大切さを学びました。
入社後も、協調性を大切にチームワークを高め、メンバーのモチベーション管理を意識して働いていきたいと考えます。
【例文5】スーパーのレジ(400字)
私は大学1年生のときから、スーパーでアルバイトを続けています。
スーパーで働いていると、お客様から買いたい商品がどこにあるか、在庫はないのかなど、さまざまな質問や要望を受けます。アルバイトを始めたばかりの頃はほかのスタッフに確認する場面が多かったのですが、ある日お客様から「急いでいるのに」といわれてしまいました。
そこで、私は自分一人で適切な対応ができるよう店内をしっかり把握しておくべきだと考えました。そして、出勤時間より20分早く来るようにし、まずは店内をじっくり見回し、商品の位置、その日のオススメの商品を確認してから、業務に取り掛かるようにしました。
その結果、お客様から「素早く案内してくれてありがとう」といわれる機会が増え、同僚からも頼られるようになりました。この経験から、私は自分の目で確かめる行動の大切さを学びました。
入社後は、アルバイトを通して身につけた自主性や行動力を活かして、貴社に貢献したいと思っています。
【例文6】アパレルでの接客(420字)
私が学生時代に力を入れたことは、アパレルショップでのアルバイト経験です。特に力を入れたのは、お客様が本当に求めている一着を見つけるためのヒアリング力の向上です。
働き始めた当初は商品の説明をするだけで精一杯でしたが、お客様が購入を迷われることが多くありました。そこで、私は「なぜこの服が欲しいのか」「どういう場面で着たいのか」といった背景にあるニーズを深く掘り下げる接客を意識しました。具体的には、お客様との会話で好みやライフスタイルを把握し、そのうえで最適なコーディネートを提案するように工夫しました。
その結果、お客様から「この店員さんに選んでもらいたい」と指名を受けることが増え、個人売上の店舗トップ3に常にランクインするようになりました。この経験から、私は表面的な要望ではなく、相手の潜在的なニーズを引き出し、それに応える提案力の重要性を学びました。
入社後もお客様の潜在的な課題やニーズを正確に把握し、最適な提案をすることで、貴社の事業に貢献したいと考えます。
【例文7】書店スタッフ(420字)
私は学生時代、書店でのアルバイトで来店客の興味関心を引き出し、新たな本との出会いを作ることに注力しました。
私たちの書店は、お客様から「何を読んだら良いか分からない」「おすすめが見つけにくい」という声が多く聞かれました。そこで私は、ポップや棚作りを工夫することで、読者の興味を喚起できると考えました。
自分自身が読んで感銘を受けた本について、「なぜおすすめなのか」「どんな人に読んでほしいか」というメッセージを込めた手書きのポップを制作しました。また、関連性の高い書籍を組み合わせて展示する「フェア棚」を企画し、読者の知識欲を刺激する空間作りを行いました。
結果として、私の手掛けたポップやフェア棚に注目が集まり、関連書籍の売上が前月比で10%向上しました。この経験から、私はターゲット顧客の視点を考慮し、工夫することの重要性を学びました。
入社後も、顧客の潜在的なニーズを先読みし、独創的なアイデアと行動力をもって、貴社の新しい価値創造に貢献していきたいと考えます。
【例文8】ホテルのフロント(430字)
私が学生時代に力を入れたのは、ホテルのフロントアルバイトにおける「おもてなしの質の向上」です。
私が働くホテルではマニュアル通りの対応を重視しており、お客様に心から満足していただく「感動」レベルのサービスには至っていないと感じていました。そこで、私は「またこのホテルに泊まりたい」と感じていただくため、チェックイン時の会話や表情から、観光客かビジネス客か、体調はどうかなどを察し、それに応じた周辺情報やアメニティの提案を行いました。
また、ほかのスタッフにもこの意識を共有し、情報連携を密にすることで、チーム全体でお客様の情報を共有できるようにしました。
その結果、お客様アンケートの「スタッフの対応」項目で「期待以上」の評価をいただくことが増え、リピート率もわずかながら向上しました。この経験から、私は相手の立場に深く寄り添い、マニュアルを超えた付加価値を提供することの重要性を学びました。
入社後も、お客様の期待を超えるサービスを追求し、貴社の企業価値を高める一員として貢献したいと考えます。
【例文9】塾講師(380字)
私は学生時代、塾講師のアルバイトをしていました。
私は講師として単に授業するだけでなく、生徒ができるだけ楽しく勉強に打ち込めるように、時折ゲーム形式の学びを交えながら授業を進めました。ほかにも、どうしたらもっと生徒に寄り添ってサポートできるかを考え、生徒が来る前に教室の掃除を始めました。掃除のあとには窓を開けて換気し、勉強しやすい環境を提供するように努めました。
また、ある生徒からやる気を感じられなかったときには、きちんと話を聞いたうえで注意したところ、その後は真面目な態度で授業を受けるようになりました。
その結果、全国の教室のなかから、優秀な講師の一人として表彰されました。この経験から、私はどのような状況でも主体的に行動する大切さを学びました。
入社後も、チームの業務効率を上げるために何ができるかを考え、周りを引っ張っていける存在として活躍していきたいと考えます。
【例文10】学童保育のスタッフ(410字)
私は学生時代、学童保育のスタッフとして、子どもたちの自主性を育むための環境づくりに尽力しました。
私が働き始めた頃、子どもたちはスタッフの指示を待つことが多く、自分たちで遊びを考えたり、トラブルを解決したりする力が弱いと感じました。そこで私は、遊びのアイデアが詰まっている子にはすぐに答えを与えるのではなく、「どうしたらもっと楽しくなるかな?」と問いかけ、子どもたち同士の意見交換を促しました。また、ケンカが起きた際も、安易に仲裁せず、まずは当事者たちの話を聞き、解決策を自分たちで見つけられるようサポートしました。
その結果、子どもたちの間で自主的に企画された遊びが増え、ケンカの解決もスムーズになるなど、主体性が向上しました。この経験から、私は相手の成長を信じ、自ら考えるための環境を提供することの大切さを学びました。
入社後は、チームリーダーやメンバーの自主的な挑戦を後押しする役割を担い、組織全体の持続的な成長をサポートします。
【例文11】引っ越しのスタッフ(440字)
私は学生時代、引っ越しスタッフのアルバイトで「安全かつ迅速に作業を完了させるためのリスクマネジメント」に最も力を入れました。
私が担当したチームでは、慣れからくる気の緩みで家財に傷をつけそうになったり、作業員が怪我をしかけたりするヒヤリハット事例がありました。そこで私は、チームメンバーに対し、「作業開始前の安全確認と、作業手順の共有」を徹底することを提案しました。
具体的には、「運搬経路の障害物チェック」「持ち方や運ぶ際の動線の確認」を、作業前に必ず5分間実施するようにしました。また、リーダーが作業全体を俯瞰し、無理な運搬方法になっていないか常に監視する体制を作りました。
結果、私たちがこの取り組みを始めてから、チームでの家財破損や作業員の負傷がゼロになりました。この経験から、私は潜在的なリスクを予測し、未然に防ぐための計画性と危機管理能力を養いました。
入社後も、業務における潜在的なリスクを常に意識し、質の高い仕事と安全性の両立を図り、貴社の信頼維持に貢献したいと考えます。
【例文12】コールセンター(420字)
私が学生時代に力を入れたのは、コールセンターのアルバイトにおける「顧客の不満や不安を解消する傾聴力と問題解決力」の向上です。
働き始めた当初は、マニュアル通りの説明を徹底し過ぎてしまい、お客様の怒りをさらに増幅させてしまうことがありました。そこで私は、具体的な解決策を提示する前に、まずは時間をかけてお客様の話を遮らずに聞き、感情を落ち着かせることに注力しました。また、お客様の状況を正確に把握するため、質問の仕方を工夫し、本当に困っている問題は何なのかを特定するよう努めました。
その結果、「あなたの対応で冷静になれた」「ありがとう」というお言葉をいただくことが増え、顧客満足度調査においても高い評価を得られました。この経験で、私は相手の感情を理解しつつ、冷静に状況を分析し最適な解決策を導き出す能力を磨きました。
入社後はアルバイトで培った傾聴力と問題解決力を活かし、社内外の意見を的確に把握して最適な解決策を提案し、貴社の発展に貢献します。
学生時代に力を入れたことの例文については、「学生時代頑張ったことは何を伝える?見つけ方や面接・ESでの例文を紹介!」の記事も参考にしてみてください。
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学生時代に力を入れたことでアルバイト経験を伝える7つのコツ
ここでは、学生時代に力を入れたことでアルバイト経験を伝える際のポイントを6つ解説します。ここで紹介するコツを参考に、自分の魅力が伝わるガクチカを採用担当者に伝えてみましょう。
1.企業の求める人物像を把握しておく
学生時代に力を入れたことでアルバイト経験を伝える場合、まず企業の求める人物像を把握しましょう。企業が必要とする人材を知ることで、どのようなアピールをすれば良いかが明確になります。
たとえば、チームで仕事をする企業であれば、協調性が求められるでしょう。接客が多い仕事であれば、コミュニケーション能力が求められます。
自分が持っている強みのなかでも、志望企業に合うものを選ぶのが大切です。どのような人物が評価されているかは、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事を参考に、企業研究で見つけみてください。
2.アルバイトでの経験を箇条書きにする
ガクチカでアルバイト経験をアピールする際、具体的に思いつく限りの出来事を箇条書きにしてみましょう。アルバイト経験を箇条書きにするときは、以下を参考にしてください。
・経験した仕事内容
・直面した課題
・苦労した出来事
・嬉しかった出来事
・何を学んだか
・どのような工夫をしたか
アルバイト経験を箇条書きにしたら、書き出した内容のなかで、一番思い出深いエピソードを決めましょう。印象に残っているエピソードのほうが、アピールポイントとして話を膨らませやすいといえます。
3.入社後どのように活かせるかを明確にする
自分の強みや経験が、仕事でどのように活かせるかも考えておきましょう。強みを持っているだけではなく、「成果を出せるか」が就活で評価されているポイントだからです。
ただアルバイト経験を伝えても、その経験が仕事で活かせるかどうかはわかりません。自分なりにどのような場面で活かせるのかを考え、アピールする必要があります。
就活でアピールする際は、「あなたが入社して働くイメージ」を持ってもらうことが欠かせません。自分の強みをアピールするだけではなく、仕事でどのように活かせるのか具体的に伝えてみてください。
自分の強みを知るには、自己分析を行うのがおすすめです。「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方10選や活用例を解説」の記事では自己分析について解説しているので、ぜひご覧ください。
4.伝えたい内容を一つに絞る
アルバイト経験をアピールする際は、伝えたい内容は1つに絞りましょう。複数の物事を一気に伝えようとすると、結局何を言いたいのかわからなくなります。
たとえば、「塾のアルバイトと、カフェのアルバイトと、アパレル店のアルバイトを頑張りました」「塾のアルバイトでは課題の発見・解決と生徒とのコミュニケーション、計画性に注力しました」のように伝えると、一つひとつの内容は薄くなります。もっともアピールできる・志望企業に合う内容に絞り、詳しく伝えるようにしましょう。
5.基本構成に沿って伝える
就活において話をわかりやすく伝えるためには、文章の基本構成を身につける必要があります。学生時代に頑張ったことを伝える際は、以下のように、「結論→課題とその解決方法→何を学んだか」を順に述べましょう。
・私が学生時代に頑張ったことは、△△のアルバイトです
・アルバイトとして働いていたとき、△△の問題が発生しました
・そこで、私は△△に取り組みました
・すると、△△になりました
・私はアルバイトの経験を通じて、△△について学びました
・入社後には△△のように活かしたいと考えています
文章の基本構成に沿って話を組み立てると、採用担当者が「どのような人柄なのか」「どのような価値観を持っているのか」を理解しやすくなります。
6.結果よりもプロセスに重点を置く
アピールでは結果ではなく、過程を中心にアピールしましょう。企業が評価しているのは、「どのように取り組んだか」「どのように考えたか」の部分です。
アルバイトで結果を出していても、入社後にまったく同じ仕事をすることはまずありません。同じ状況でなければ成果を出せないと思われれば、評価にはつながらないでしょう。
一方で、行動や考え方の根拠が明確であれば、ほかの仕事に応用して活躍できる姿をアピールできます。アピールは結果よりも過程に力を入れ、具体的な行動や考え方を伝えるようにしましょう。
7.ほかの就活生との差別化を意識する
アルバイト経験は多くの学生がアピールする題材なので、内容が似通ってしまいがちです。採用担当者に「またこの話か」と思われないためには、自分なりの視点や具体的なエピソードで差別化を図る必要があります。
差別化のポイントは、その経験における「自分だけのこだわり」を盛り込むことです。たとえば、「接客を頑張った」だけではなく、「お客様の表情から、注文を迷っているタイミングを0.5秒早く察知するようにした」など、自分なりの工夫を具体的に言語化しましょう。
また、数字や当時の感情などを具体的に盛り込むことで、話のリアリティが増し、自分にしか語れない独自のエピソードになります。特別な実績がなくても、取り組み方で差別化ができるでしょう。
ほかの就活生と被らないエピソードが思いつかない方は、自己分析を行い自分がどのようなことを頑張ってきたかを洗い出すのがおすすめです。「自己PRとは?企業が求める理由や回答のポイント・例文を紹介」の記事では自己分析の方法を紹介しているので、あわせてご覧ください。
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企業が学生時代に力を入れたことを聞く4つの理由
選考において「学生時代に頑張ったこと」や「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」について質問する企業は少なくありません。なぜなら、企業は学生時代に頑張ったことから、就活生が入社後にどう活躍していけるのかを見極めているからです。
ここでは、企業が学生時代に頑張ったことを聞く主な理由を4つ解説します。
1.人柄や価値観を知りたい
学生時代に力を入れたことが聞かれるのは、就活生の人柄や価値観を知るためです。自社に合う人材か、仕事で活躍できそうかを見ています。
学生は社会人経験がなく、実績や経験での評価は難しいでしょう。そのため、これまでの経験を通して、どのようなポテンシャルがあるかを評価しています。
厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況」によると、企業が新卒採用で最も重視していることは「職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」でした。
| 新卒採用で重視している点 | 割合 |
| 職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神 | 79.3% |
| コミュニケーション能力 | 74.8% |
| マナー・社会常識 | 58.6% |
参照:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況 表4採用区分、若年正社員の採用選考の有無及び採用選考にあたり重視した点別事業所割合」
つまり、企業は学生が「上手くいかないときにどうするか」「面倒なことにも主体的に動けるか」を見ていることを意味します。「何を頑張ったか」はもちろん、「なぜ頑張ったのか」も見られているポイントです。自分の人柄や考え方が分かるようなアピールを意識してみましょう。
参照元
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況
2.困難に立ち向かう姿勢を確認したい
困難や課題に立ち向かえるかどうかも、学生時代に力を入れたことでは評価されています。仕事では失敗したり、壁にぶつかったりすることも多く、乗り越える力が必要だからです。
また、人間は困難や課題にぶつかるからこそ、経験から学びを得て成長します。困難を通して何を学び、何を得たかを評価されていることも覚えておきましょう。
3.最後までやり遂げる力を見極めたい
物事を最後までやり遂げる力があるかも、学生時代に力を入れたことで見られています。あきらめずに最後まで全力を尽くすことは、社会人になっても欠かせないことだからです。
たとえば、長期的に何かに取り組み、最後までやり抜いた経験は評価されるでしょう。「3年間部活を頑張った」「3年間毎日取り組んだ勉強がある」のように、長期的に取り組み、やり遂げたこともアピールしてみてください。
4.自社とのマッチング度を確認したい
自社に合う人材かどうかも、企業が評価しているポイントです。どれだけ優秀な人材であっても、企業に合わない人材は活躍が難しいでしょう。
企業によって、どのような性格や能力の人材を求めているかは変わります。チームワークを重視する企業もあれば、行動力を重視する起業もあるでしょう。
企業とのマッチを成功させるためには、企業研究で求める人物像を詳しく調べておくことが大切です。どのような人材が評価されているかを知り、アピールの内容を工夫しましょう。
学生時代に力を入れたことは、面接で聞かれる場合もあります。「学生時代頑張ったことの答え方と例文|印象に残るエピソードで面接突破!」の記事では、面接でガクチカを伝えるポイントを解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
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学生時代に力を入れたことでアルバイト経験をアピールする際の注意点
学生時代に頑張ったことやガクチカを聞かれたときにアルバイト経験を伝える際の注意点も、理解しておく必要があります。注意点を押さえておかないと、アピールするつもりがマイナスの印象を与えてしまう可能性もあるので気をつけましょう。
アルバイト経験をアピールする際の注意点は、主に以下の6つです。
短期間で辞めたアルバイト経験は避ける
「学生時代に頑張ったこと」としてアルバイト経験をアピールする際は、仕事内容に関係なく短期間で辞めたものは伝えないようにしましょう。なぜなら、短期間で辞めた経験を伝えてしまうと、「入社後すぐに辞めてしまうのでは」と不信感につながるからです。
目安として、半年から1年以上は続けているアルバイト経験を伝えましょう。アルバイトを長く続けている場合は、継続力のアピールにもつながるメリットもあります。
アルバイト先の企業名を述べない
一般的な注意事項として、アルバイト先の企業名までは述べないよう注意してください。なぜなら、具体的なエピソードを述べる際に、場合によっては企業との守秘義務に反してしまう可能性があるからです。
企業に配慮する意味でも、アルバイト先については「居酒屋」「販売店」といった表現にとどめておきましょう。
一つのアルバイト経験に絞る
ガクチカでアルバイト経験をアピールする際、一つのエピソードに絞るのがおすすめといえます。面接官が知りたいのは、「どんなバイトをしたか」ではなく、「困ったときにどう考え、どう頑張れる人なのか」です。
複数のバイトを並べると、何に特に力を入れたのかが伝わらない可能性があります。 エピソードを一つに絞れば、どんな工夫をしたかまで詳しく話せるため、「この学生なら仕事でも粘り強くやってくれそうだ」と思ってもらえるでしょう。
当たり前のことをアピールしない
ガクチカでアルバイト経験を伝えるときは、単に仕事内容の説明だけをしないよう注意が必要です。たとえば、「学生時代には、カフェで接客のアルバイトをしていました」だけでは、具体的なアピール材料がありません。
また、「遅刻をしなかった」「無断欠席は避けた」など社会人として当たり前のことをアピールしてしまうと、自己評価の基準が低いと思われてしまいます。
接客のアルバイトの場合には、具体的なエピソードを用いて「困難な状況下でも柔軟に対応する力を身につけました」とアピールするなど、成長した様子や習得したスキルを伝えると効果的です。
嘘をつかずに伝え方を工夫する
「学生時代に頑張ったこと」としてアルバイト経験を伝える際は、自分を大きく見せたいからといって、嘘をつくのはやめましょう。面接で嘘をつくと、深掘りされたときに答えられなくなるだけでなく、嘘がばれてしまうと一気に信頼を失います。
これまでの経験に自信がない場合、嘘をつくのではなく、アルバイト経験をより魅力的に伝える方法はないか工夫することが重要です。
専門用語を使って説明しない
学生時代に頑張ったことは簡潔に伝えなければなりませんが、業界や職種に特有の専門用語を使うのは避けましょう。
必ずしもすべての採用担当者が専門用語に精通しているとは限りません。そのため、アルバイト経験を効果的にアピールするためには、誰にでもわかりやすい言葉選びが必要です。
良い印象を与えるガクチカを見つけるコツについて知りたい方は、「ガクチカとは?評価される書き方や例文18選を紹介!」の記事も参考にしてみてください。
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学生時代に力を入れたことでアルバイト経験をアピールしたいあなたへ
学生時代に頑張ったことを聞かれた際、アルバイト経験をどのようにアピールすべきか悩んでいる就活生も多いのではないでしょうか。アルバイト経験は、独自の具体的なエピソードを用いて伝えられると、より効果的な自己アピールにつながります。
学生時代に頑張ったことでアルバイトをアピールしたい方は、まずはこれまで経験してきたことを振り返りましょう。何かアピールできる材料が必ずあるはずです。ガクチカには自己分析も必要ですが、一人では難しい場合も考えられます。
そのため、友人や家族、担当教授から客観的なアドバイスをもらったり、就職エージェントを利用したりするのも一つの方法です。
キャリアチケット就職エージェントでは、就活生向けに自己分析や企業研究、面接対策など、あらゆるサポートを行っています。「学生時代に頑張ったこと」をはじめ、就活準備に苦労している方は、ぜひキャリアチケット就職エージェントを利用してみてください。
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学生時代に力を入れたことでアルバイトについてアピールしたい方によくある質問
ここでは、ガクチカでアルバイトについてアピールしたい方によくある質問と回答をまとめました。ぜひご覧ください。
Q.アルバイトで頑張ったことをガクチカで伝えても良い?
A.はい、まったく問題ありません。企業が見ているのは「何をやったか」ではなく、「どう取り組んだか」だからです。
アルバイトは「対価をもらって働く」という点で、サークルや趣味よりも社会人の環境に近く、入社後の働き方をイメージさせやすいメリットがあります。アルバイトで直面した課題や工夫を具体的に伝えれば、十分に評価を得られるでしょう。
Q.学生時代に頑張ったことでコミュニケーション力をアピールしたい…
A.単に「コミュニケーション力があります」と言うだけでは、不十分な場合があります。なぜなら、就活生の多くがこの言葉を使うため埋もれてしまい、企業が求める能力とズレてしまうことがあるからです。
たとえば、「コミュニケーション力」という言葉を使わずに、「相手の意図を正確に汲み取る傾聴力」「異なる意見を整理してチームを一つにする力」のように具体化して伝えてみましょう。
Q.学生時代に最も打ち込んだことで接客のアルバイトについて言うのはダメ?
A.ダメではありませんが、「当たり前のこと」で終わらないよう注意が必要です。
「笑顔で接客した」「お客様にありがとうと言われた」というエピソードは、多くの学生が話す傾向にあるため差別化が難しく、「普通のことしかしていない」と思われがちでしょう。
たとえば、「新人教育のマニュアルを作り、誰が担当しても同じ質の接客ができる仕組みを作りました」のように、「仕組みの改善」や「売上貢献」の話を入れると効果的だといえます。アルバイトで学んだことを、入社後どのように業務で活かすかも伝えるよう心掛けましょう。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。