手書き?パソコン?正しい履歴書の作り方を解説!

このページのまとめ

  • 履歴書は「手書き」が一般的。外資系やITベンチャーでは「パソコン」を好む場合も
  • 「手書きに見慣れている」大企業や古くからの老舗、家族経営の企業は「手書き」が好ましい
  • 「手書き」の場合、文字で人柄を判断されることもある。綺麗で読みやすい文字を心がけよう
  • 企業指定のフォーマットを使用する場合もあるので、応募要項を要確認
  • 「パソコン」の場合はフォーマットの使用が便利。写真と捺印は印刷後におこなう

履歴書の作り方は、基本的に「手書き」と「パソコン」の2種類です。就活の履歴書は手書きが一般的ですが、外資系やIT系の企業ではパソコンで提出する場合もあります。
「はじめて履歴書を書く…! だけど、そもそもどうやって作るの?」「パソコンでの提出を求められたけど、いまいち作り方が分からない…」など、履歴書の作り方でお悩みの方もいるのではないでしょうか。
本記事では、「手書き」と「パソコン」、双方の履歴書の作り方を解説していきます。

 

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そもそも履歴書って…?

履歴書とは、その名の通り、自分自身の今までの経歴や基本情報が記載された書類で、就活においては採用を判断する重要な資料となります。
自分の強みや人となり、資質といったアピールポイントを企業側に知ってもらう大切な名刺代わりともいえるでしょう。
ほとんどの場合、一次面接に進む前の書類選考で提出を求められます。
全ての選考の第一歩は履歴書からです。正しい履歴書の作り方をマスターして、選考を進めましょう。

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就活の履歴書は手書きが一般的

デジタル化が著しい昨今でも、履歴書は手書きが主流です。
企業の採用担当者は、その人の手書きの文字から、人柄や性格、行動パターンをはかる場合もあります。
「手書き」か「パソコン」か、迷った場合は「手書き」を選択するほうが無難でしょう。
ただし、企業側からフォーマットの指定があったり、パソコンでの作成を求められたりした場合は、それに従いましょう。

手書きを好むのはどんな企業?

とくに手書きの履歴書を好む可能性が高いのは、老舗や家族経営の企業です。
歴史の長い大企業の場合も、採用担当者や面接官が「手書きに見慣れている」ケースが多いので、手書きの提出が好ましいでしょう。

市販の履歴書で作成

基本的に手書きの履歴書は、文房具屋や学内の生協に売っているものを使って作成します。一般的なA4サイズを使用するのが無難でしょう。
自分の強みや人柄をアピールするためにも、自己PR欄を広くとっている履歴書をおすすめします。
社会人向けの履歴書は、学生が書ける項目が少ないので、なるべく使用を控えましょう。
企業が指定する履歴書があれば、そちらに記入しましょう。

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履歴書を手書きするときの注意点

それでは、手書きで履歴書を書く時の注意点をみていきましょう。

読みやすく綺麗な字で書く

「採用担当者は手書きの文字でその人の性格をはかる」と先述しましたが、言い換えれば、「雑な文字や汚い文字は、書いた本人までそういう人間だと捉えられかねない」ということです。
「真面目でしっかりしている」「綺麗好き」など、好印象を持ってもらうためにも、綺麗で読みやすい字を書きましょう。
クセ字や略字は控え、文字の大きさの揃った美しい楷書体を心がけます。

ボールペンは必ず「黒」

ボールペンは「黒」を使用しましょう。
「鉛筆以外の黒または青の筆記具で」との指定がある場合もありますが、この「青」は、万年筆用インクの「ブルーブラック」です。ボールペンの「青」でありません。

太字や装飾は厳禁

文章の一節を強調させる太字や、カラーペンやマーカーペンを使用した装飾は控えます。
自分が際立たせたい箇所は、伝え方の構成を考えるなど、言葉で工夫しましょう。

間違えたら新しく書き直す

書き間違えてしまった場合は、修正液などは使用せずに、必ず新しい履歴書に書き直しましょう。
書き間違いを減らすために、見本用の履歴書を作ることをおすすめします。

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外資系やIT企業はパソコン作成が主流

外資系やITベンチャーでは効率を重視する傾向があるため、パソコンでの履歴書作成を求められることもあります。
手書きで出した場合、パソコンのスキルを判断できず、企業ニーズに合わない人材とみなされてしまうおそれがあるでしょう。
ですから、指定がなくとも、パソコンでの作成をおすすめします。
パソコンで履歴書を作る場合、フリーの履歴書のフォーマットをダウンロードして作成する方法があります。
企業で指定されたフォーマットがあれば、そちらに記入して作成しましょう。

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パソコンで履歴書を作成するときの注意点

パソコンで履歴書を作る際の注意点をみていきましょう。

文字の色とフォントは統一しておく

読んだ時にちぐはぐな印象を与えないよう、文字の色は黒、フォントは基本的にはパソコンに搭載されている標準のフォントを使用しましょう。
明朝体・ゴシック体が一般的です。

サイズはA4が好ましい

基本的にビジネスで使用する書類はA4サイズであることが多いです。
履歴書においても、A4サイズで作成することが好ましいでしょう。

コピー、使い回しは厳禁!

パソコンで作成する場合、文字を簡単にコピーできてしまうのが怖いところです。
就活情報サイトに載っている自己PRの例文や、自身が以前別の企業に送った際の文章をコピーして使うことは控えましょう。
コピーしたことがバレてしまったり、文章の中に違う企業名が入っていたりしたら、書類選考の通過は難しくなってしまいます。
ですから、不用意に悪印象を与えないためにも、使いまわしはせず、必ず自分の言葉で伝えましょう。

完成した履歴書はPDFファイルに変換する

メールやWeb上で履歴書を送付する場合、履歴書はPDFファイルで提出しましょう。
文字の改ざんやレイアウトの崩れを防ぐことでができます。
ワードやエクセルで作成した場合は、PDFへの変換を忘れないよう、注意しましょう。

証明写真の貼り付けと捺印はプリントアウト後に

証明写真の貼り付けと捺印は、履歴書のプリントアウト後におこないましょう。
写真のデータをフォーマットに添付して提出する企業もありますが、そうでない場合、写真はデータを貼り付けるのではなく、必ず実際に撮った現物を貼り付けましょう。

印刷用紙は厚手のものを使う

履歴書を印刷する用紙は、薄手のものは避け、0.1~0.2mm程度の白色のものを選びます。
厚手であれば一般的なコピー用紙でも構いませんが、「履歴書用印刷用紙」を使用するのもおすすめです。「特別この一社に注力している」という熱意を示せるはずです。

以上、履歴書の作り方を「手書き」「パソコン」に分けて解説していきました。
注意事項をしっかり押さえ、採用担当者に好印象を与える履歴書を作りましょう。

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