このページのまとめ
- 就活スケジュールに基づくと、ピークは選考解禁の6月から
- 経団連に加入していない外資系やベンチャーは選考の時期が早まる場合があるので注意
- 就活のピークが始まる前に、自己分析や企業研究を済ませておこう
- 企業について深く知りたいならインターンへの参加も効果的
- 就活のピークが来たら、企業エントリーや面接対策をしておこう
就活が始まる前にピークとなる時期を知っておきたい方もいるでしょう。一般的なスケジュールに沿った場合、就活のピークは選考が始まる6月からといえます。
ただし、企業によってはピークが早まる場合もあるため、就活に必要な準備や対策を早めに済ませておくのがベターです。このコラムでは、就活のピークややるべきことなどを解説しています。
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まずは就活のスケジュールを把握しよう
就活のピークを知るには、就活スケジュールを把握しておく必要があります。下記で一般的な就活スケジュールを学年別で紹介しているので、ご確認ください。
大学3年生
3年生は就活の準備期間となります。4年生になると就活が本格化して忙しくなるので、この時期を有意義に過ごしましょう。
自己分析や業界・企業研究は4月から始める
自己分析や業界・企業研究は4月から始めましょう。就活をスムーズに進めるには、土台となる自分の強みや志向を知っておくことが重要です。
自己分析と業界・企業研究を早めに行い、就活の軸を固めておきましょう。
6~2月はインターン
6~2月はインターンの時期になります。企業の実際の雰囲気や業務を体験できる貴重な機会なので、興味があるものには積極的に参加しましょう。
3月からエントリー受付と企業説明会が始まる
学生が春休みに入る3月から企業エントリー受付や企業説明会が始まります。また、エントリーシートの提出も受け付けているため、早めに作成しておきましょう。
大学4年生
大学4年生は、いよいよ就活が本格的にスタートします。
6月から選考解禁
6月から筆記試験や面接が解禁となり、内々定を貰う就活生が増えていきます。内定を勝ち取るためにも、選考の対策を万全にしておきましょう。
10月は内定式
正式な内定は10月1日以降に出されるため、この時期に内定式を行う企業が多くなります。
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基本的な就活のピークは6月から
上記の就活スケジュールから、就活のピークは選考が解禁となる6月からとなります。徐々に内々定が出てくるため、7月以降は落ち着いてくる傾向があるようです。
ただし、一般的な就活スケジュールが適用されない企業もあるので注意しましょう。
経団連に加入していない企業は例外
一般的な就活スケジュールは、日本経済団体連合会(経団連)に加入している企業が対象となります。
経団連に加入していない外資系やベンチャー、中小企業などは通常の就活スケジュールよりも早い3~4月に選考を開始することが多いようです。そのような企業を志望している場合は、選考スケジュールをよく確認しておきましょう。
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就活のピークまでに済ませておきたい4つの準備
就活のピークが来る前に、下記の準備を済ませておきましょう。
1.自己分析
自己分析は志望動機や自己PRを考えるためだけでなく、入りたい業界や企業を決めるためにも大切な工程です。準備の初期段階で行い、自分の強みや仕事に望むことを把握しておきましょう。
嬉しかったことや挫折体験、成し遂げたことなど、これまでの人生の中で印象に残っている出来事を振り返り、深堀りしていきます。「なぜそれを始めようと思ったのか」「そのような部分に喜びを感じたか」など、1つのエピソードに対して自問自答を繰り返していきましょう。
自己分析をする際は、ノートに書いておくとスムーズに進み、後で結果を見返すこともできます。
2.業界・企業研究
自己分析を終えたら、企業・業界研究を行い、志望先をある程度固めておきましょう。
自己分析で出した結果や、自分の興味・関心に基づき、業界をいくつか選んでインターネットや書籍などで詳細を調べます。
次に興味のある業界に属している企業について情報収集しましょう。
企業の公式サイトを閲覧するだけでなく、OB訪問をして実際に働いている人から話を聞くのが効果的です。OB訪問をする際は、事前に質問も考えてまとめておくと良いでしょう。
3.インターン参加
興味がある企業について深く知りたいなら、インターンへの参加もおすすめです。
インターンは、1日~数週間程度の短期のものから、1ヶ月以上の長期のものまであります。内容も企業見学やディスカッション、職業体験など、企業によってさまざまです。
実際の企業の雰囲気や仕事のやりがい、大変さを知ることができるので、自分の進路を確定あるいは見直す機会にもなります。興味のある企業がインターンを募集している場合は、迷わず応募してみると良いでしょう。
4.筆記試験対策
筆記試験の対策も、就活のピークより前に済ませておきましょう。
基本的に筆記試験は数学の問題がメインの非言語と、国語の問題がメインの言語(企業によっては英語の出題もある)、性格を診断する適性検査で構成されています。
専用のテキストやWebの模擬テストをこなして問題に慣れ、時間内に解けるように練習しておきましょう。
なお、適性検査は直感に従って答えるものなので、特に練習は必要ありません。
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就活のピークにやるべき4つのこと
就活のピーク時には、下記の4つのことをこなしましょう。
1.企業エントリー
3月から企業エントリーの受付が開始するので、興味のある企業には積極的にエントリーしましょう。エントリーしておかなければ、企業の説明会に参加できません。
また、開始月の3月がピークになる傾向があるため、早めのエントリーを心がけましょう。
エントリー数が多すぎるとスケジュール管理が厳しくなり、少なすぎるとすぐに持ち駒が尽きてしまいます。
30社前後を目安に、無理のないエントリー数を確保しましょう。
2.企業説明会参加
企業にエントリーすると、説明会の予約が可能になります。
全体に向けて行う説明会と、社員と話ができる座談会がセットになっている場合が多いため、気になる企業や志望先の企業のものは参加しておきましょう。
質疑応答の時間が設けられているため、質問を事前に用意しておくのがベターです。
3.エントリーシート作成
企業の選考に進むためには、エントリーシートを作成して提出する必要があります。
自己分析の結果や企業研究、説明会などで得た情報を基に、志望動機や自己PRを書きましょう。
使い回しではなく、企業ごとに合わせた内容にするのが理想的です。
また、提出する前に誤字や脱字がないかも念入りにチェックしておきましょう。
4.面接対策
面接は、何の準備もない状態で臨んでもうまくいきません。本番でスムーズに受け答えできるよう、事前に練習しておきましょう。
鏡の前で練習する、練習の動画を記録するなど、面接中の自分を客観的に見られる環境を整えておくと、無意識のクセや話し方の改善に役立ちます。
また、面接対策のセミナーに参加する、キャリアセンターに相談する、就職エージェントを利用するなど、プロの力を借りる方法も有効です。
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