【新卒向け】営業職の自己PRの書き方!評価される強みと例文10選

このページのまとめ

  • 営業職の自己PRでは、具体的な数字やプロセスを交えて強みをアピールする
  • 企業が求める人物像や営業スタイルを意識し、強みを絞り込むことが大切
  • 営業職の新卒選考では、入社意欲や主体性の伝わる自己PRが評価される

【新卒向け】営業職の自己PRの書き方!評価される強みと例文10選のイメージ

新卒で営業職を志望している就活生のなかには、「自己PRで何をアピールすれば良い?」と悩んでいる人もいるでしょう。自己PRでは、営業職として活かせる強みや具体的なエピソード、企業への貢献意識などを論理的に伝える必要があります。

この記事では、営業職の自己PRを作るステップや効果的な伝え方、選考対策に役立つ例文を紹介。新卒の選考で見られるポイントや評価される強みもまとめたので、ぜひ参考にしてください。

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目 次

【新卒向け】営業職の自己PRで企業が見るポイント3つ

営業職は、就活において人気が高い職種の一つです。内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書」でも、新卒学生が最初に内々定を受けた職種として「営業職」は最も高い割合を占めています。

※全体(公務員・教職員志望者除く)
※卒業・修了年度の5月以前

最初に内々定を受けた職種 割合
営業 25.3%
その他分類されていない専門職種 20.9%
IT/通信系エンジニア 17.1%
研究・設計開発 7.9%
販売 6.2%

参照元:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書

競争率が高いなかで確実に内定を勝ち取るためには、ポイントを押さえた自己PRが欠かせません。企業側の判断基準を押さえ、ほかの就活生と差別化を図りましょう。

参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査

1.営業職にふさわしいスキルや能力はあるか

企業は、自己PRを通じて営業職としての資質があるかを確認します。営業職には、相手のニーズを汲み取る傾聴力や目標達成に向けた粘り強さなどが必要です。これらのスキルが具体的なエピソードに紐付いているかどうかが、自己PRの評価の分かれ目となるでしょう。

2.企業が求める人物像と合っているか

企業は自己PRの内容から、就活生が自社の社風や営業スタイルにマッチしているかをチェックしています。たとえ優れた強みがあっても、企業のカラーに合わなければ、短期離職のリスクがあるからです。

たとえば、チームプレーを重視する企業に対し「一人で数字を追い求める力」だけを自己PRで強調しても、十分な評価は得られません。企業が掲げる「求める人物像」と、学生が提示する「強み」の方向性が一致していることが、評価を得るための条件です。

企業が求める人物像を把握するには、企業研究が欠かせません。企業研究の目的や方法について詳しく知りたい人は、「業界・企業・職種の研究はなぜ重要?就活を効率的に進めるための基礎知識」の記事でご確認ください。

3.入社意欲は高いか

新卒採用では、スキル以上に「この企業で働きたい」という熱意が評価に直結します。実際に、厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況」でも、企業が新卒採用で重視した点が「職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」であることが分かりました。

企業が新卒選考で重視した点 重視した企業の割合
職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神 79.3%
コミュニケーション能力 74.8%
マナー・社会常識 58.6%
組織への適応性 53.2%
体力・ストレス耐性 36.2%

参照:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況(p.7)表4 採用区分、若年正社員の採用選考の有無及び採用選考にあたり重視した点別事業所割合

企業は自己PRを通じて、「なぜ他社ではなく自社なのか」「自社の仕事を通じて何を実現したいのか」を確認し、入社意欲の高さを評価しています。

自己PRの評価基準や伝え方のポイントは、「自己PRとは?書き方や強み・職種別の例文と合わせて回答のポイントを解説」の記事で詳しくご確認ください。

参照元
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況

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【新卒向け】営業職の自己PRで評価される強み一覧

営業職の自己PRで武器になる強みは、コミュニケーション能力をはじめ、課題解決力や主体性など多岐にわたります。以下では、営業職の新卒選考で評価されやすい強みをまとめました。過去の経験を振り返り、自分らしさを表現できる言葉を選んでみましょう。

・コミュニケーション能力
・課題解決力
・分析力
・向上心
・粘り強さ
・行動力
・リーダーシップ

コミュニケーション能力には、傾聴力や提案力、交渉力、相手と信頼関係を築くスキルなどが含まれます。営業職は多くの人と接するため、コミュニケーションに関するスキルが大きな評価ポイントになるでしょう。

自分自身の強みを知るには、自己分析が不可欠です。「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方9選や目的・活用例を解説」の記事を参考に、自己分析を進めてみてください。

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【新卒向け】営業職の自己PRを作成するステップ

営業職の自己PRを作る際は、自分の強みが企業の利益にどうつながるか意識することが大切です。以下の図は、自己PRを作るときのステップを示しています。

【新卒向け】営業職の自己PRを作成するステップのイメージ

図を参考に、採用担当者の心に響く自己PRを作成してみてください。

1.経験から強みを洗い出す

まずは、学生生活やアルバイトの経験から、営業職に活かせる自分の強みを徹底的に洗い出しましょう。先述したように、営業職には「コミュニケーション能力」「分析力」「粘り強さ」など、多様なスキルが求められます。

経験を振り返るときのポイントは、結果そのものよりも「なぜその結果が出たのか」というプロセスに注目することです。「目標達成のためにどのような工夫をしたか」「困難に直面した際にどう動いたか」という具体的な行動に、自分自身の強みが隠れています。

まずは些細なことでも書き出し、自分の強みを客観的に把握することから始めてください。

2.企業に合う強みを選ぶ

次に、洗い出した強みのなかから、志望企業の社風やビジネスモデルに最も合致するものを選定しましょう。ひと口に営業職といっても、新規開拓で「行動力」が求められるのか、ルート営業で「傾聴力」が重視されるのかは企業によって異なります。

企業の募集要項や求める人物像を読み込み、相手が求めている要素と自分の強みが重なる部分を見極めてください。

もし、自分の強みが営業職に向いていないと感じたら、「就活における職種の一覧とは?自分に合う仕事の見つけ方も紹介」の記事を確認してみましょう。職種一覧と適職を見つける方法を解説しています。

3.売上に貢献する方法を考える

最後に、選んだ強みを活かして、入社後どのように売上や利益に貢献できるかを考えましょう。たとえば、「部活動で培った目標達成意欲を活かし、新規開拓営業において月間目標を必ず達成する」と、自分の強みと企業の利益を結びつけます。

営業職のゴールは、利益を確保して企業の成長につなげることです。ビジネスの視点で「売上や利益にどう貢献するか」をアピールできれば、営業職としてポテンシャルを評価してもらえるでしょう。

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【新卒向け】営業職の自己PRの書き方・伝え方

営業職の選考では、「相手に納得感を与える論理的な伝え方」が重視されます。営業の仕事では、商品やサービスの魅力を分かりやすく伝え、購入を後押しする必要があるからです。

ここでは、新卒で営業職を目指す場合の自己PRの伝え方を解説します。書類選考や面接を突破するため、ぜひ参考にしてください。

1.結論から伝える構成を意識する

自己PRを作成する際は、「私の強みは△△です」と結論から述べる以下の構成を意識しましょう。

・結論
・結論を裏付けるエピソード
・企業にどう貢献するか

冒頭で結論を述べると、相手は話のゴールを理解した状態でその後のエピソードを聞けるため、自己PRの説得力が増します。また、「要点をまとめる力がある」「端的なコミュニケーションがとれる」と、営業職の適性も評価してもらえるでしょう。

2.具体的な数字や変化に焦点を当てる

エピソードには、客観的な「数字」や「ビフォーアフターの変化」を積極的に盛り込んでください。営業は成果を数値で評価される仕事であるため、具体的な実績を提示できると、アピールの説得力が一気に高まります。

たとえば、「アルバイトで売上に貢献した」よりも、「接客フローを見直した結果、客単価を800円から1,000円へ向上させた」というアピールのほうが効果的です。

もし数字で結果を示せない場合は、「行動による変化」に焦点を当ててください。「自分の行動でどう状況が好転したか」を伝えると、結果にこだわる営業職としての適性をアピールできるでしょう。

3.成果だけでなくプロセスも説明する

営業職の選考では、実績だけでなく「どうしてその結果を出したのか」というプロセスが重視されます。企業は、偶然の成功ではなく、入社後も同じように成果を残せる「再現性」を求めているからです。以下のステップで、当時の思考や行動を整理してみましょう。

・課題: どのような問題に直面したか
・思考: 解決のためにどう戦略を立てたか
・行動: 具体的にどのようなアクションを起こしたか

自分なりの工夫を伝えることで、採用担当者に「この人なら、自社でも自分で考えて成果を出してくれそうだ」と評価してもらえる可能性があります。

自分の経験を効果的に伝えたい人は、「就活で自分のエピソードはどう伝える?伝え方のコツや注意点を解説」の記事もご参照ください。

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【新卒向け】強み別・営業職の自己PRの例文5つ

ここでは、営業職に求められる主な強み別に、自己PRの例文を紹介します。例文をヒントに、自分の強みがしっかり伝わる自己PRを考えてみてください。

コミュニケーション能力

私の強みは、相手の本音を引き出し、信頼関係を構築する力です。大学3年生のとき、個別指導塾のアルバイトで学習に消極的で心を閉ざしていた生徒を担当しました。

私は、まず授業の冒頭10分を対話の時間に充て、趣味や学校生活について聞くことを意識しました。否定せずに受け止める姿勢を貫いた結果、次第に本音を話してくれるようになり、最終的には「成績向上」という目標を共有できる関係になりました。

この経験から、信頼関係を築くにはまず相手を受け入れ、安心感を与えることが重要だと学びました。貴社の営業職においても、顧客の潜在的なニーズを丁寧に聞き出し、深い信頼関係を築くことで、長期的なパートナーシップの構築に貢献します。

課題解決力

私の強みは、現状の不備を見つけ出し、改善へと導く課題解決力です。 所属するテニスサークルでは、練習の参加率が50%以下に低下していることが課題でした。部員にヒアリングしたところ、「レベル差があり過ぎて練習にならない」という不満が判明しました。

そこで、習熟度に応じたコート配置を徹底するとともに、初心者が気兼ねなく練習できる専用日を設けました。その結果、全員が上達を感じられるようになり、参加率は80%まで回復しました。

貴社でも、お客さまが抱える真の悩みを特定し、最適な提案を行うことで、期待を超える成果を出したいと考えています。

分析力

私の強みは、データを多角的に分析し、確実な成果へとつなげる力です。 大学祭の模擬店運営では、慢性化していた商品ロスを解消し、収益を最大化することを目標に掲げました。

過去3年間の来場者数や天候、周辺の競合価格を詳細に調査したところ、時間帯によって客層と購買意欲が大きく変動していることが判明しました。 そこで、若年層が多い日中は低単価で回転率を重視し、夕方以降は高単価のセット販売に注力する「時間帯別戦略」を実行しました。

その結果、完売までの時間を2時間短縮し、前年比1.2倍の利益を達成できました。この分析力を活かし、営業活動においても市場動向を精査し、効率的かつ確実なアプローチを実践します。

向上心

私の強みは、高い目標を掲げて学び続ける「向上心」です。大学1年から継続しているカフェのアルバイトでは、店舗の売上目標達成に貢献したいと考え、接客スキルの向上に努めました。

独学でコーヒーに関する資格を取得したほか、常連客の好みをノートにまとめて全スタッフで共有する仕組みを作りました。結果、リピート率が前年比で1.2倍となり、店長からも接客リーダーとして信頼を得ることができました。

貴社においても、製品知識や業界動向をいち早く吸収し、誰よりも早く戦力となれるよう自己研鑽を惜しまず邁進します。

粘り強さ

私の強みは、困難な状況でも諦めずにやり遂げる粘り強さです。3年間続けた居酒屋のホールスタッフのアルバイトでは、近隣に競合店が増え、売上が前年比20%減少した時期がありました。私は店長に提案し、雨の日限定のクーポン配布や、常連客への手書きメッセージの送付を泥臭く継続しました。

当初は効果が出ませんでしたが、半年間欠かさず続けた結果、リピーター率が向上し、売上を以前の水準まで戻すことができました。営業活動においても、試行錯誤を繰り返しながら粘り強くアプローチを継続し、成約を勝ち取ることで貴社の売上に貢献します。

就活に役立つ自己PR例文25選!書き方や高評価につながるコツも解説」の記事では、自己PRの例文を紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。

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【新卒向け】経験別・営業職の自己PRの例文5つ

ここでは、アルバイトや部活動など、学生時代のエピソード別に営業職の自己PRで使える例文を紹介します。過去の経験を振り返り、自分らしさや強みが伝わる自己PRを作成してみましょう。

アルバイト

私の強みは、課題に対して自ら施策を立案し、結果につなげる実行力です。3年間続けたアルバイトでは、店舗経営の赤字が続いていたことが課題でした。私は、集客を増やすためにリピーター客とWeb経由のお客さまを対象に5%オフキャンペーンを発案し、実行しました。

結果、開始2週間ほどで1営業日あたりの売上が前月比105%に向上しました。貴社においても売上目標達成のために自ら動き、成果を上げて貢献します。

部活動・サークル活動

私の強みは、人の意見に寄り添えるところです。大学で副部長を務めたバドミントン部は、部員数が40名ほどと多く、部員の意見が分かれることが多々ありました。

私は部員にできるだけ楽しく部活を続けてほしいと考え、意見が分かれた際は個人的に話をする時間を設け、できる限り状況の改善を図りました。その結果、部員の団結力が強まり、県大会で3位に入賞できました。

この経験を活かし、貴社への入社が叶った際にはクライアントの満足度を高められる営業職として、より一層努力してまいります。

ゼミ

私の強みは、複雑な事象を整理し、誰もが理解できる言葉で伝える説明力です。大学3年生のとき、行動経済学のゼミに所属し、地域の商店街の活性化策をテーマに研究を行いました。

当初、フィールドワークで得た店主の悩みと膨大なアンケート結果をまとめたところ、中間発表で「内容が伝わりにくい」と指摘を受けました。そこで私は、最終発表会で専門用語を避け、データにもとづく解決策を具体的に提示したことで、教授や地域の方々から高い評価をいただきました。

この力を活かし、貴社の営業職として、自社製品の価値を分かりやすく顧客に伝え、契約に結びつけたいと考えています。

留学

私の強みは、価値観の異なる相手とも信頼関係を築ける柔軟な適応力です。 カナダへの1年間の留学中、現地のボランティア団体に参加しましたが、言語や文化の壁から当初は意見を聞いてもらえませんでした。

そこで私は、言葉だけに頼らず、誰よりも早く会場設営を行い、メンバーの誕生日にカードを贈るなど、行動で誠実さを示しました。徐々に「君は信頼できる」と認められ、最後にはイベントのリーダーを任されました。

入社後も多様な背景を持つお客さまに対し、誠実な行動で懐に入り込み、強固な信頼関係を構築していきます。

インターン

私には、高い目標を掲げ、逆算して行動する強みがあります。IT企業の営業インターンシップでは、新規アポイント獲得の月間目標が30件でした。私は達成のために、1日の架電数を80件に設定し、断られた理由をすべて記録してトークスクリプトを毎日改善しました。

その結果、最終的には月間45件のアポイントを獲得し、インターン生のなかでトップの成績を収めることができました。「目標から逆算して行動を律する」という姿勢を活かし、貴社においても初年度から着実に成果を積み上げてまいります。

新卒の選考では、自己PRだけでなく志望動機も評価対象の一つです。「営業職の志望動機例文20選!アピールすべきポイントや書き方を解説」の記事で、営業職の志望動機の例文も確認しておきましょう。

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営業タイプ別の自己PRでのアピールポイント

営業職の自己PRは、営業の手法や対象によって評価されるポイントが変わります。ここでは、代表的な5つの営業タイプ別に、自己PRに活かせるポイントをまとめました。自分の強みと志望企業の営業タイプを結びつけ、内定獲得を目指しましょう。

1.新規開拓営業:粘り強さやチャレンジ精神

新規開拓営業とは、これまで接点のなかった企業や個人に対してアプローチを行い、新たな顧客を獲得する営業スタイルです。電話・訪問・メール・SNSなどのさまざまな手段でアプローチし、顧客との関係を一から築く必要があります。

この営業手法では、成果がすぐに出るとは限らず、断られる場面も多いのが現実です。そのため、何度断られてもめげずに行動を続けられる粘り強さや、失敗を恐れず挑戦できるチャレンジ精神が重要といえます。

新卒の就活では、部活動やアルバイト、学業などで未経験のことに積極的に挑戦した経験や、うまくいかなくても行動を継続し結果につなげた経験などが自己PRとして活きるでしょう。

2.ルート営業:観察力や信頼構築力

ルート営業とは、すでに取引のある既存顧客を定期的に訪問し、関係を維持・強化しながら追加受注や契約更新、ニーズのヒアリングなどを行う営業スタイルを指します。新規開拓と異なり、ゼロから信頼を築くのではなく、すでにある関係をいかに深めていくかが重要です。

そのため、相手の立場で物事を考える力や、小さな変化に気づける観察力、コツコツと信頼を積み上げる継続力などが求められます。訪問先では商品提案だけでなく、日常会話や些細な気配りが評価されることも多く、人柄や誠実さが問われる仕事ともいえるでしょう。

新卒の自己PRでは、継続的に部活動でレギュラーを維持した経験や、アルバイトでお客さまとの信頼関係を築いた経験などがあれば取り入れてみるのがおすすめです。「長期的な視点で努力できる」「人との関係を大切にしてきた」という姿勢をアピールすると、好印象につながるでしょう。

3.インサイドセールス:傾聴力や情報処理能力

インサイドセールスとは、電話・メール・オンライン商談ツールなどを活用し、非対面で顧客と接点を作る営業手法です。効率的に多数の顧客へアプローチできる点が特徴で、主に企業が相手のBtoBビジネスで導入されています。

画面越しや電話口での対応となるため、声のトーンから相手の反応を察知する高い傾聴力や、サービスの価値を短時間で伝える提案力が不可欠です。また、顧客情報をデータとして分析しながらアプローチの優先順位を決めるため、論理的な思考力やITツールを使いこなす力も重視されます。

新卒の自己PRでは、ゼミでのデータ収集やSNS運営での反応分析などの経験をアピールすると、高評価につながるでしょう。

4.個人営業:共感力や誠実さ

個人営業(BtoC)は、一般消費者を対象に、住宅や保険、自動車などの商品やサービスを提案するスタイルです。購入の意思決定者が本人や家族であるため、営業担当者の人間的な魅力や親しみやすさが成約に影響します。

高額な商材を扱うことも多いため、専門知識はもちろん相手の不安を汲み取る「共感力」や、一生に一度の決断を支える「誠実さ」が不可欠です。顧客とその家族に深く入り込み、長期的な信頼関係を築く力が求められます。

自己PRでは、接客経験や部活動などを通じて「相手の期待を上回る気配りをした経験」や「傾聴によって相手の悩みを解決した経験」を具体的に伝えましょう。親身になって解決に取り組んだ経験を伝えると、顧客から信頼を勝ち取れる資質があることをアピールできます。

5.法人営業:提案力や調整力

法人営業(BtoB)は、企業に対して課題解決や利益拡大につながるサービスを提案するスタイル。個人向けの営業と大きく違うのは、「サービスの導入が、企業にどれだけの利益をもたらすか」という論理性が求められる点です。

企業の購入決定には、現場の担当者だけでなく、部長や役員など多くの人が関わります。そのため、一時の感情ではなく、データにもとづいた「説得力のある提案」と、社内の反対意見や懸念を一つずつ解消していく「丁寧な調整力」が欠かせません。

新卒の自己PRでは、ゼミや部活動などで「周囲を巻き込んで課題を解決した経験」や「客観的なデータで現状を変えたエピソード」を軸にしてみてください。根拠のある数字で相手を納得させ、複数の意見を一つにまとめる力は、企業の購入決定を後押しするスキルとして評価されるでしょう。

営業職とはどんな仕事?魅力と業務内容を徹底解説」の記事では、営業職の業務内容を紹介しています。営業タイプ別の特徴も解説しているので、自己PRを考える際のヒントにしてみてください。

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【新卒向け】営業職の自己PRの注意点

自己PRの内容がどれほど優れていても、伝え方次第で評価を下げてしまうことがあります。 なぜなら、営業職の採用において、選考での受け答えは「営業としての基礎能力」そのものだと判断されるからです。

ESを提出したり面接を受けたりする前に、ここで紹介する注意点に該当していないか、もう一度確認してみてください。

1.受け身なエピソードは避ける

営業職の自己PRにおいて、「言われたことだけをこなした経験」を語るのは避けましょう。営業は、自ら動いて成果につなげる姿勢が求められる仕事だからです。

たとえば、「店長に指示されたので挨拶を徹底しました」というエピソードでは、営業としての評価は得られにくいでしょう。「売上を伸ばすために自ら挨拶の仕方を工夫した」というように、自分で課題を見つけ、自ら考えて行動したプロセスを強調するのがおすすめです。

2.自信過剰な印象を与えない

自己PRでエピソードを伝える際、実績や肩書を強調するあまり、独りよがりで自信過剰な印象を与えないよう注意してください。営業職には、顧客と信頼関係を築いたり、チームで協力したりするための素直さや謙虚さが求められます。

新卒の自己PRでは、成功体験だけでなく失敗や苦労、それをどう乗り越えたかという「成長のプロセス」を等身大の言葉で伝えましょう。「周囲の協力があったからこそ達成できた」という謙虚な姿勢を示すのが、好印象を与えるためのコツです。

3.抽象的なアピールを避ける

「一生懸命頑張りました」「コミュニケーションには自信があります」といった抽象的な表現だけで自己PRを作るのは避けましょう。営業職は結果が数字で評価される仕事であるため、自己PRにおいても具体性が不可欠です。

たとえば、アルバイトのエピソードを伝える場合は、「笑顔で接客しました」ではなく、「笑顔を絶やさず接客した結果、指名してくださるお客さまが月に5名増えました」と具体化しましょう。誰が聞いても同じ光景が思い浮かぶくらい詳しく説明するのが大切です。

自己PR作成で迷わない!構成のコツや注意点を例文付きで解説」の記事では、自己PRを作るときに押さえておきたい注意点を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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