このページのまとめ
- 問題解決能力とは、状況を正確に把握し改善に向けて行動できる能力
- 問題解決能力が自己PRで評価されるのは、仕事での成果につながりやすいから
- 自己PRは、具体的なエピソードと数字を用いることで説得力が高まる

「自己PRで問題解決能力をどのように伝えたら、採用担当者に響くだろう?」と、アピール方法に悩む就活生もいるでしょう。自分の強みとして自覚していても、仕事でどのように活かせるのか言語化するのは難しいものです。
この記事では、自己PRの構成や経験別の例文、NG例などを紹介します。問題解決能力を効果的にアピールするポイントも紹介するので、納得感のある自己PRを作成するためにお役立てください。
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- 問題解決能力が自己PRで評価される理由
- 仕事の成果につながるから
- コミュニケーション能力の高さにつながるから
- 自身の成長につながるから
- 自己PRで企業が求める問題解決能力
- 状況を正確に把握できる能力
- 改善点を自覚できる能力
- 課題解決に向けて行動できる能力
- 問題解決能力を自己PRで伝える際の構成
- 1.どのような問題解決能力かを伝える
- 2.問題解決能力を発揮したエピソードを伝える
- 3.結果や学んだことを伝える
- 4.問題解決能力を仕事にどのように活かすかを伝える
- 問題解決能力を自己PRで効果的に伝えるポイント
- エピソードは簡潔にまとめる
- 独自の着眼点で差別化を図る
- 問題解決の過程を説明する
- 成果は数字を使って具体的に伝える
- 【経験別】問題解決能力を自己PRで伝える際の例文10選
- 1.サークル活動
- 2.部活動
- 3.学業
- 4.アルバイト
- 5.ゼミ
- 6.インターンシップ
- 7.海外留学
- 8.ボランティア活動
- 9.人間関係
- 10.趣味
- 問題解決能力を自己PRで伝える際のNG例文4選
- 1.具体性がなく説得力に欠ける
- 2.複数のエピソードを詰め込んでいる
- 3.異なる強みを同時にアピールしている
- 4.他者を下げる表現をしている
- 自己PRに使える問題解決能力の言い換え例
- 主体的に考えられる
- 冷静に物事を判断できる
- 課題を解決する計画性がある
- 物事に疑問をもつ習慣がある
- 行動力がある
- 自己PRで問題解決能力をアピールして内定を獲得したいあなたへ
- 問題解決能力や自己PRに関するよくある質問
- Q.問題解決能力と課題解決力の違いは?
- Q.課題解決力をアピールするキャッチフレーズの例文は?
- Q.問題解決能力が高い人の特徴は?
- Q.問題解決能力を鍛えるには?
- Q.自己PRと長所の違いは?
問題解決能力が自己PRで評価される理由
問題解決能力とは、問題が起きたときに原因を把握し、最善の解決策を考え、解決に向けて行動する力のことです。この能力を「仕事に活かせる強み」として評価する企業は、少なくないでしょう。
以下で、自己PRで問題解決能力が評価される理由を解説します。
仕事の成果につながるから
問題解決能力が高い人は、物事の課題を冷静に分析し、解決に向けて主体的に行動できるため、仕事で成果を残しやすい傾向があります。
仕事では、予期せぬトラブルや失敗を避けては通れません。重要なのは、そうした困難に直面した際に「どのように振る舞うか」です。
目の前の課題を確実に解消する力は、成果に直結するだけでなく、失敗を糧に改善を繰り返す姿勢としても評価されるでしょう。こうした「やり抜く力」こそが、採用担当者が評価するポイントといえます。
コミュニケーション能力の高さにつながるから
問題解決能力の高さは、コミュニケーション能力にもつながります。なぜなら、周囲と協力して円滑に仕事を進めるためには、現状を正しく把握し、論理的に物事を考える力が不可欠だからです。
適切なコミュニケーションとは、単に言葉を交わすことだけではありません。「相手がいまどのような状況にあり、何を求めているのか」を的確に察知する洞察力が重要といえます。このように、問題解決能力で発揮される強みが、コミュニケーションにも活きてくるのです。
コミュニケーション能力が企業に評価される理由について解説している、「自己PRでコミュニケーション能力を伝えるには?言い換え方やコツを解説」の記事も合わせて参考にしてください。
自身の成長につながるから
問題解決能力がある人は、自身の弱点も一つの「解決すべき課題」として捉え、前向きに改善していける傾向があります。
成長するためには、自分の弱い部分と向き合い、改善へ向けて行動することが欠かせません。問題解決能力が備わっていれば、「何が成長を妨げているのか」「どうすれば壁を乗り越えられるのか」を自ら導き出せるでしょう。
常にスキルアップを図り自己成長できる人材は、「将来の活躍が期待できる存在」として、企業からの評価も高まります。
自己PRの内容を考える際は、自己分析を行い自分自身についてよく知ることが重要です。自己分析のやり方については、「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方9選や目的・活用例を解説」の記事を参考にしてみてください。
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自己PRで企業が求める問題解決能力
問題解決能力のなかにも種類があり、企業によって求めているものが違う場合があります。
ここでは、自己PRで企業がどのような問題解決能力を求めているのかを紹介するので、参考にしてみてください。
状況を正確に把握できる能力
ビジネスの場面では、状況を正確に把握できる能力が求められています。状況判断を誤ると、的外れな対策を講じてしまい、かえって事態を悪化させる恐れがあるからです。
どのような局面でも、主観に頼らず客観的な事実に基づいて冷静に現状を見極められる能力は、正しい意思決定を行うための基盤として重視されるでしょう。
改善点を自覚できる能力
問題解決能力のなかには、改善点が何か把握する能力も含まれます。問題を認識するだけでなく、原因を認識し、どう変えるべきかという「改善策」まで考え抜く力が求められているといえるでしょう。
自分一人で解決しようとするだけでなく、周囲に対して改善に向けた意見を発信し、組織全体を巻き込んでいける人材は企業から高く評価されます。
課題解決に向けて行動できる能力
どれほど優れた解決策を考えても、実行に移さなければ状況は変わりません。特定した課題に対し、自ら具体的なアクションを起こしてやり遂げる姿勢こそが、問題解決能力の核心といえるでしょう。
仕事では指示を待つ「受け身」の姿勢ではなく、自分で考えて動ける「主体性」が求められます。問題解決能力をアピールする際は、行動力も見られている可能性があることを覚えておきましょう。
企業がどのような部分を評価する傾向があるのかは、企業研究からでもある程度推測できます。企業研究の方法については、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事をご覧ください。
問題解決能力が求められる仕事の具体例
問題解決能力は、どの仕事にも活かせる能力ですが、特に以下の職種では重視されやすいでしょう。
| 営業職 | 単なる商品販売ではなく顧客の潜在的なニーズや課題を汲み取り、 信頼を得るための最適な提案を行う力が不可欠なため |
| マーケティング職 | 市場情報を分析して現状の課題を特定し、 「売れる仕組み」へと変換するための戦略的思考が求められるため |
| クリエイティブ職 | 本質は表現の美しさだけでなく、 デザインや言葉を通してクライアントの課題を視覚的に解決することにあるため |
| コンサルタント職 | 企業の経営課題を分析し、 論理的な解決策を提示する「問題解決のプロ」としての役割を担うため |
これらの職種は、現状を分析し、目的達成に向けた「正解」を導き出す能力が評価の鍵となる傾向があります。
営業職を目指す就活生は「新卒営業職で評価される自己PRの書き方!ポイントと例文を紹介」、マーケティング職について知りたい方は「マーケティングってどんな仕事?必要なスキルや魅力をご紹介」の記事も、あわせてご覧ください。
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問題解決能力を自己PRで伝える際の構成
自己PRで問題解決能力をアピールする際は、論理的な構成で作成することが重要です。採用担当者があなたの活躍を具体的にイメージしやすいよう、以下の4つのステップに沿って情報を整理していきましょう。

1.どのような問題解決能力かを伝える
まずは、あなたの強みがどのような種類の「問題解決能力」なのかを端的に示します。「私の強みは、複雑な状況を整理し、優先順位をつけて解決する能力です」のように、具体性をもたせることがポイントです。
単に「問題解決能力があります」と述べるだけでは、抽象的過ぎて印象に残りにくいでしょう。相手があなたの活躍する姿を具体的にイメージできるよう、自分なりの「キャッチコピー」を添える意識をもってみてください。
結論から述べることで、聞き手はこれから始まるエピソードの要点が理解できます。
2.問題解決能力を発揮したエピソードを伝える
次に、その強みを裏付ける具体的なエピソードを伝えます。ここでは、直面した「困難な状況」と、それに対してあなたが取った「具体的な行動」を述べてください。
単なる出来事の羅列ではなく、当時の感情や判断基準を盛り込むのがコツです。「なぜその行動を選んだのか」という思考のプロセスを説明することで、あなたの人柄や考え方のアピールにつながります。
まずは過去をさかのぼり、問題解決能力を発揮したエピソードを探してみましょう。もし、エピソードが見つからない場合には、「自己PRのエピソードの書き方や探し方は?企業に評価されるポイントも解説」の記事を参考にしてみてください。
3.結果や学んだことを伝える
具体的なエピソードを述べたあとは、その行動の結果、状況がどのように改善したのかを伝えます。たとえば、「売上が1.5倍になった」「作業時間が平均2時間短縮した」「周囲から感謝された」などです。
また、その経験から何を得たのかという「学び」について触れるのもおすすめ。単に成功体験を述べるだけでなく、その経験から得た気づきをほかの場面でも応用できる人材であることをアピールしましょう。
4.問題解決能力を仕事にどのように活かすかを伝える
最後に、自分の強みをどのように仕事で活かすかを伝えましょう。そうすることで、企業はあなたが自社で活躍する姿を、具体的にイメージできるからです。
たとえば、「私の問題解決能力を活かし、貴社の営業職としてお客さまの潜在的なニーズを汲み取り、課題解決に直結する提案を行いたいと考えております」といった形で伝えます。
自己PRでは、「アピールしたい強み」と「仕事での活かし方」をセットで考えることが大切です。志望企業の業務内容を理解したうえで、その現場で求められる強みをアピールしましょう。
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問題解決能力を自己PRで効果的に伝えるポイント
ここでは、自己PRの内容をさらにブラッシュアップし、採用担当者の記憶に残るためのテクニックを紹介します。以下の4点を意識し、アピールの質向上を目指しましょう。
エピソードは簡潔にまとめる
自己PRで伝えるエピソードは、シンプルにまとめてください。長々とアピールすると、要点が分かりにくくなってしまうからです。
「どのような問題が起きたか」「どのような工夫を行って解決できたか」という2つのポイントを軸に据えて、簡潔に伝えることを意識しましょう。
専門用語や身内だけの言葉を避け、初対面の面接官でも状況が伝わるシンプルさを心掛けるのもポイントです。要点が絞られていると、論理的思考力のアピールにもつながります。
独自の着眼点で差別化を図る
問題解決能力をアピールする学生は多く、ありふれたエピソードではほかの候補者に埋もれてしまう可能性があります。そこで重要なのが「あなた独自の着眼点」です。
たとえ同じような課題であっても、「どこに問題の本質を感じたか」「なぜその解決策を選んだのか」というプロセスには個人差が表れます。「周囲が見過ごしていた小さな違和感に気づいた」「あえて逆の視点からアプローチした」など、あなた独自の視点を強調しましょう。
ほかの学生とは異なる鋭い観察眼や発想力を示すことで、採用担当者の印象に残りやすくなります。
問題解決の過程を説明する
問題解決に至るまでの過程や、具体的なアプローチを説明しましょう。自分の思考のプロセスや、分析能力をアピールできるからです。
問題解決能力のアピールでは、「どのように問題を特定したか」「どのように問題の分析や評価を行ったか」「どのように解決策を導き出したか」を伝えれば、解決までのプロセスが明確になります。
採用担当者は結果よりも過程を重視する傾向にあるので、具体的なプロセスを説明できるように、内容をまとめてみてください。
成果は数字を使って具体的に伝える
「大幅に改善した」「多くの人に喜ばれた」といった主観的な表現は、人によって捉え方が異なるため説得力に欠けます。可能な限り「前年比20%アップ」「100人の参加者中95人が満足と回答」といった定量的な数字を用いましょう。
もし明確な成果を数字で示すのが難しい場合は、周囲の反応や環境がどのように変化したのかを示すことで、具体性をもたせてください。
自己PRで評価される方法については、「自己PRとは?書き方や強み・職種別の例文と合わせて回答のポイントを解説」の記事でも解説しているので、あわせて参考にしてください。
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【経験別】問題解決能力を自己PRで伝える際の例文10選
ここでは、具体的なシチュエーション別に、自己PRで問題解決能力をアピールする際の例文を紹介します。自分の経験に近いものを選び、適宜アレンジして活用してください。
1.サークル活動
私の強みは、組織内の摩擦を解消し、共通の目的へ導く問題解決能力です。所属する100名規模のテニスサークルでは、経験者と初心者の熱量の差から、新入生の約4割が半年以内に退会するという課題がありました。
私は状況を打破するため、退会者や現役生への個別ヒアリングを実施した結果、練習メニューが経験者向けで初心者が疎外感を感じていることが真因だと特定しました。
そこで、レベル別の練習時間を設けるとともに、初心者でも楽しめる「ペア対抗のミニゲーム」を導入しました。さらに、月に一度は技術不問の親睦イベントを企画し、相互理解を深める場を作りました。
こうした施策の結果、翌年の退会率は5%以下にまで減少し、サークル全体の活気を取り戻すことができました。この個々のニーズを汲み取り課題を解決する力を活かし、貴社(御社)でも多様な価値観をもつメンバーと協力しながら、チームの円滑な運営に貢献していきたいと思います。
2.部活動
私には、目標達成のために現状を分析し、粘り強く試行錯誤を繰り返す問題解決能力があります。
サッカー部で公式戦の勝率が前年比で20%低迷した際、私は自チームの失点パターンの分析を行いました。過去30試合の映像をすべて見返した結果、失点の約6割が「後半20分以降」に集中しており、さらにサイドからのクロス対応が遅れているという具体的な弱点を発見しました。
このデータに基づき、私は練習の最後に最も負荷の高い「1対1のサイド守備」を導入するよう監督と主将に提案しました。当初は疲労困憊のメンバーから反発もありましたが、数字による根拠を示し、私自身が誰よりも声を出し鼓舞し続けることで、チーム一丸となって取り組めるようになりました。
その結果、最終的なリーグ戦では失点数を前年の半分に抑え、過去最高順位となる3位に入賞できました。この徹底した分析力と遂行力を、貴社(御社)での営業目標の達成においても発揮したいと考えています。
3.学業
限られた資源のなかで最大効率を追求する、論理的な問題解決能力が私の強みです。大学3年時のゼミの共同研究において、1,000サンプル以上の膨大なデータ解析が必要になった際、メンバーの解析スキルにばらつきがあり、中間発表の1週間前になっても進捗率が30%という状況にありました。
私はこのままでは質の高い論文を完成させられないと判断し、各メンバーの適性を再定義しました。具体的には、ツール操作に長けた2名が解析に専念し、ほかの3名が資料収集と論理構成に特化する「完全分業制」を提案しました。
さらに、クラウドツールを用いてリアルタイムで進捗を確認できる体制を整え、毎日20分のショートミーティングを設けて情報の停滞を防ぎました。
結果として、期限内に解析を終えただけでなく、考察の深さが評価され、学部内優秀賞を受賞できました。実務においても、状況に応じた最適なリソース配分を行い、限られた時間内で着実に成果を出していく所存です。
4.アルバイト
現場の潜在的な課題を見つけ出し、解決する能力に自信があります。飲食店でのアルバイト中、ピーク時のオーダーミスが月に15件以上発生しており、顧客満足度の低下が大きな課題でした。
私は、ミスが発生する瞬間を観察し、原因が「手書き伝票の略称が個人で異なり、調理スタッフが判読できないこと」にあると突き止めました。
そこで私は、主要な60メニューの略称を統一するルールを作成し、全スタッフが視覚的に確認できるよう、キッチンの動線上にラミネートした一覧表を掲示することを店長に提案しました。さらに、新人がミスしやすいポイントをまとめた簡易マニュアルも自作し、周知を徹底しました。
この取り組みの結果、導入1ヶ月でミスを2件まで減少させ、料理の提供スピードも向上したことで、店舗の平均売上が前年比110%を記録しました。入社後も、現状に満足せず現場の「負」を解消する仕組みづくりを自ら提案し、業務効率化と利益貢献の両立を目指します。
5.ゼミ
私の強みは、複雑な事象の本質を見極め、根本から改善する問題解決能力です。地域活性化をテーマにしたゼミで、地元の商店街の客足が減少している現状に対し、多くの学生は「チラシ配布」や「特産品の販売」といった一過性のイベントを提案しました。
しかし、私は通行人の年齢層や滞在時間を3日間にわたって調査し、商店街が単なる「通り道」になっており、若者が立ち寄る「目的」がないことが本質的な課題だと分析しました。
そこで、一時的なイベントではなく、地元大学の学生が自由に利用でき、地域住民と交流できる「空き店舗を活用した多目的スペース」の常設を市役所と商店街組合に提案しました。3ヶ月間の実証実験では、延べ1,200人以上の若者が集まり、周辺店舗の売上向上にも寄与しました。
この「データに基づき本質を捉える洞察力」を活かし、貴社(御社)のマーケティング部門において、顧客も気づいていない深層課題に対する解決策を提示していきたいと考えています。
6.インターンシップ
PDCAサイクルを高速で回し、目標達成への道筋を修正する問題解決能力が私の強みです。ITベンチャー企業の法人営業インターンに参画した際、最初の1ヶ月間の新規アポイント獲得率が2%と、目標の5%を大きく下回る状況にありました。
私は自分の架電内容をすべて録音して先輩と比較し、商品説明が先行して顧客のニーズを深掘りできていないことに気づきました。そこで私は、まず「顧客の困りごとを3つ聞き出す」ことをゴールにした質問型のトークスクリプトを自作しました。
毎日の架電終了後には必ず数値を振り返り、反応の良かったフレーズをスクリプトに反映させる改善を10日間繰り返しました。
その結果、最終的な獲得率は8.5%まで向上し、インターン生のなかでトップの成績を収めました。貴社(御社)においても、失敗を恐れず自らの行動を客観的に評価し、常に改善のサイクルを回すことで、誰よりも早く戦力として貢献することを目指します。
7.海外留学
私の強みは、自ら行動を起こして状況を打開する問題解決能力です。カナダへの1年間の留学当初、現地の学生との語学力の差に圧倒され、ディスカッションにまったく参加できず孤立してしまったことがあります。
私は「単に英語を待つ姿勢」では解決しないと考え、自分の得意な「料理」を介して共通の体験を作ることを決意しました。具体的には、寮の共有キッチンで「日本食ワークショップ」を自ら企画し、ポスターを作って集客を行いました。
料理という共通の話題があることで会話のハードルが下がり、それを機に現地の学生コミュニティに深く入り込むことができました。最終的には、その行動力が認められ、現地のボランティア団体の運営メンバーに推薦されるまでになりました。
未知の環境であっても、自ら突破口を見つけ出し、周囲を巻き込んで問題を解決していく私のバイタリティは、貴社(御社)のグローバル展開においても活かせると確信しています。
8.ボランティア活動
相手の立場に立って解決策を講じる、対人型の問題解決能力が私の強みです。不登校の児童を対象とした学習支援ボランティアにおいて、子供たちの学習意欲が極めて低く、授業中の私語や離席が絶えないという課題がありました。
私は、子供たちが「勉強=苦痛な強制」と捉えていることが原因だと考え、教科書に沿った指導を一度中断しました。代わりに、算数を「お菓子作りの分量計算」に、歴史を「人気アニメのルーツ」に関連付けるなど、子供たちが興味をもちそうな身近なテーマで教材を自作しました。
さらに、小さな進歩を可視化するためにオリジナルのシール帳を作り、達成感を共有する工夫をしました。この結果、半年後には出席率が100%になり、自発的に質問をする児童が半数を超えるまで変化しました。
顧客一人ひとりの潜在的な不満やニーズに寄り添い、最適な提案を行うことが求められる貴社(御社)において、この傾聴力と柔軟な提案力を発揮していきたいです。
9.人間関係
私の強みは、対立する意見の合意形成を図り、組織を一つの方向にまとめる問題解決能力です。100名が在籍する学園祭実行委員会で、当日の運営方針を巡り「伝統を重視する層」と「SNSを活用した新しい企画を求める層」で幹部間の意見が対立し、準備が停滞したことがありました。
私は双方の意見を個別に聞き出し、対立の根源が「目的の不一致」ではなく「手段の優先順位」にあると分析しました。そこで、双方の納得感を高めるため、共通の目標である「来場者満足度の最大化」を軸に据えたワークショップを開催し、各層のメリットを融合させた折衷案を提示しました。
具体的には「伝統的なパレードをドローンでライブ配信する」などの案を採用し、協力体制を再構築しました。結果として学園祭は過去最多の来場者数を記録し、事後アンケートでも高い評価を得ました。
入社後も、異なる利害関係者の間に入り、調整役としてプロジェクトを円滑に推進する役割を担います。
10.趣味
私には、日常の「不便」をITの力で論理的に解決する習慣があります。所属する草野球チームの出欠管理が、LINEグループのメッセージのみで行われていたため、管理者の集計作業に毎週3時間以上かかっていることが大きな負担でした。
私はこの状況を非効率だと感じ、LINEと連携して自動集計を行うプログラムを独学で開発・導入しました。その結果、管理者の作業時間は週3時間から「わずか1分」へと劇的に短縮されました。さらに、出席率の可視化機能を追加し、チーム運営の質向上にも貢献しました。
技術を手段として捉え、自発的に課題を解決するこの姿勢を活かし、貴社(御社)のITソリューション営業として顧客の課題解決を支える架け橋となりたいと考えています。
これらの例文を参考に、独自のエピソードを盛り込んだオリジナルの自己PRを作成しましょう。
また、自己PRで評価されるためには、わかりやすく伝える構成や書き方を学ぶことが大切です。「自己PRの書き方は?就活で評価されるアピール方法や強みを例文つきで解説」の記事で、自己PRの書き方について詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
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問題解決能力を自己PRで伝える際のNG例文4選
素晴らしい経験でも、伝え方を間違えるとマイナス評価につながる可能性があります。
以下で、自己PRでよくあるNG例を紹介するので、自分の作成した文章が当てはまっていないか確認してみましょう。
1.具体性がなく説得力に欠ける
私の強みは問題解決能力です。カフェのアルバイトで、混雑時にお客様を待たせてしまうという問題がありました。私はスタッフと協力して、冷静に対処することでこの問題を解決しました。
この経験から、トラブルに動じない大切さを学びました。
この例文では、問題を解決するために、どのような行動をとったのかが分かりません。スタッフと協力した具体的な内容が不明なため、採用担当者は状況が想像しにくいでしょう。
また「冷静に対処した」という主観的な感想だけでは、ビジネスの場での再現性を証明するには不十分です。「どこに問題点を見出し、どのように改善したのか」という事実を記述する必要があります。
2.複数のエピソードを詰め込んでいる
私には高い問題解決能力があります。サッカー部では練習メニューを改善して勝率を上げ、ゼミでは発表資料の作成を効率化して教授に褒められました。
さらに、居酒屋のバイトでは新しいドリンクメニューを考案して売上に貢献しました。
「実績をたくさん並べれば評価が上がる」というわけではありません。複数のエピソードを詰め込むと一つひとつのエピソードが薄くなり、「結局どのようなスキルが解決に寄与したのか」がボヤけてしまいます。
エピソードは一つに絞り、その過程で発揮された「あなたならではの工夫」を詳細に書くほうが、採用担当者の印象に残りやすい自己PRになるでしょう。
3.異なる強みを同時にアピールしている
私の強みは、あらゆる困難を乗り越える問題解決能力と、誰とでも仲良くなれるコミュニケーション能力、そして一度決めたことは曲げない忍耐力です。
これら3つの強みを活かして、サークル合宿の運営トラブルを解決しました。
強みを盛り込み過ぎると、結局どのような人物像なのかが分かりにくくなります。「問題解決能力」をアピールしたいのであれば、コミュニケーション能力や忍耐力は、その解決の「手段」として文中で触れる程度に留めましょう。
たとえば、「周囲と対話(コミュニケーション)を重ねることで、問題の根本原因を探った」という構成にすれば、問題解決能力を補強する形で、コミュニケーション能力がアピールできます。一番伝えたい「軸」を明確にすることが大切です。
4.他者を下げる表現をしている
イベント企画サークルで、ほかのメンバーがやる気を出さず準備が遅れていました。私は彼らに代わって一人ですべての資料を作成し、当日の運営も仕切ることでイベントを成功させました。
私には自分一人でも問題を解決する力があります。
これだと、企業からは「協調性がなく、他責思考の人材」とみなされる可能性があります。仕事はチームで行うものであり、周囲を切り捨てて一人で完結させることは、組織における問題解決とはいえません。
「メンバーの協力を得るために工夫した」「それぞれの長所を活かせるよう役割分担をした」など、周囲への敬意を払った表現を心がけましょう。謙虚でありながら自律的に動ける姿勢こそが、組織のなかで求められる姿勢です。
自己PRのNG例については、「自己PRのダメな例は?悪い例文から考える就活で失敗しないアピール方法」の記事で紹介しているので参考にしてください。
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自己PRに使える問題解決能力の言い換え例
「問題解決能力」という言葉が少し硬いと感じたり、ほかの学生と被りたくない場合は、別の言葉で表現するのも一つの方法です。あなたの特性に近い表現を選んでみてください。
主体的に考えられる
「自ら考えて動く」というニュアンスを強調したい場合は、「主体性」のアピールが有効です。誰かに言われる前に問題の芽を見つけ、自発的に行動できる姿勢は、ベンチャー企業や若手に裁量がある会社で特に高く評価されます。
課題に対して当事者意識をもって取り組む姿勢をアピールすることで、あなたの責任感の強さと積極性をよりダイレクトに伝えられるでしょう。
冷静に物事を判断できる
トラブルが発生した際もパニックにならず、状況を俯瞰して冷静な判断を下せることをアピールするのも効果的です。「冷静に物事を判断できる」という表現は、ミスが許されない事務職や、緊急対応が求められる職種に向いています。
感情に流されず、事実に基づいて論理的に解決策を導き出せる能力は、組織の安定感を支える重要な要素として評価されるでしょう。
課題を解決する計画性がある
「計画性」は、解決までのステップを細かく分解し、スケジュールを立てて実行できる力を表します。プロジェクトマネジメントや、長期間にわたる目標達成が必要な職種に適しているでしょう。
「いつまでに何をすべきか」を整理し、スケジュール管理やリスク管理を徹底した経験を語ることで、信頼できる人物像をアピールできます。
計画性とはどのようなスキルなのか、どのようなアピールをすれば良いかについては、「【例文】自己PRで計画性をアピールしたい!効果的な方法と向いている職種」の記事も参考にしてください。
物事に疑問をもつ習慣がある
当たり前を疑い、本質的な改善につなげられる資質をアピールしたい場合には、「物事に疑問をもつ習慣がある」という言い換えが有効です。現状維持に甘んじることなく、常により良い方法を模索する探究心は、どのような職場でも重宝されやすい強みといえます。
既存の仕組みに潜む課題にいち早く気づき、時代に合わせたアップデートを提案できる能力は、変化の激しい現代において、企業の競争力を高める原動力と評価されるでしょう。
行動力がある
「行動力がある」という表現は、分析だけで終わらず、即座に実行に移すスピード感を強調したいときに有効です。「まずは試してみる」という姿勢は、営業職をはじめとする「粘り強さ」が求められる現場で評価されやすい傾向があります。
理屈をこねるよりも、動くことで現状を打破したエピソードがある場合は、この言葉を使いましょう。あなたのもつパワフルな推進力と、困難を突破する姿勢を印象づけられます。
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自己PRで問題解決能力をアピールして内定を獲得したいあなたへ
問題解決能力は、職種や業界を問わずあらゆる現場で重宝される「ポータブルスキル」といえます。自分の経験を具体的なエピソードに落とし込み、ビジネスの視点で語れば、採用担当者の心に強く響く自己PRとなるでしょう。
「自分の経験が本当に強みといえるのか」「この伝え方で伝わるのか」と一人で悩み、行き詰まってしまう場合は、就職エージェントに相談してみるのがおすすめです。 第三者の視点を取り入れることで、自分では気づけなかった強みや、より説得力のある表現が見つかるでしょう。
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また、あなたの強みが伝わるよう、ES(エントリーシート)の作成や、面接での自己PR方法についてのアドバイスが可能です。内定獲得に向けてプロの力を借りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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問題解決能力や自己PRに関するよくある質問
最後に、問題解決能力や自己PRに関するよくある質問をまとめました。疑問や不安の解消にお役立てください。
Q.問題解決能力と課題解決力の違いは?
A.厳密には、起きてしまったトラブルを処理するのが「問題解決」、あるべき姿を実現するために自ら課題を見つけるのが「課題解決」とされます。
しかし、就活の自己PRにおいては、ほぼ同義として問題ありません。どちらの言葉を使うにせよ、受動的に対応しただけでなく、自ら進んで改善に取り組んだという「主体性」を込めることが、評価を高める鍵となります。
Q.課題解決力をアピールするキャッチフレーズの例文は?
A.たとえば、以下のようなキャッチフレーズが考えられるでしょう。
・現場の声を形にする改善のスペシャリスト
・データから本質を射抜く分析の司令塔
・粘り強い試行錯誤で壁を突破する実行リーダー
あなたの強みが「分析」にあるのか「調整」にあるのか、それとも「行動」にあるのかを見極め、それをひと言で表す表現を選びましょう。具体的な役割を想起させるフレーズにすることで、印象に残りやすいキャッチフレーズとなります。
就活におけるキャッチフレーズの作り方について解説している「キャッチフレーズを就活で使うときはどうすればいい?作り方と例文を解説」の記事も、あわせてご覧ください。
Q.問題解決能力が高い人の特徴は?
A.特徴の一つは、常に「なぜ?」という疑問をもち、事実と推測を切り分けて考えられる点です。表面的な事象に惑わされず、客観的なデータや事実に基づいて本質的な原因を探る姿勢も共通しています。
また、仮説を立てて迅速に行動し、その結果から学びを得る「柔軟な実行力」も備えているでしょう。周囲の意見を柔軟に取り入れる素直さと、最終的には自分の軸で意思決定を行うバランス感覚をあわせもっているのも、問題解決能力が高い人の特徴といえます。
Q.問題解決能力を鍛えるには?
A.まずは、日常の不満や不便を「仕方ない」と諦めずに、改善のチャンスと捉えることから始めてください。身近な課題に対して「自分ならどう変えるか」という仮説を立て、小さな実験を繰り返すのが近道といえます。
たとえば、勉強時間の効率化や、アルバイト先の備品配置の改善などの些細なことで構いません。「考えて実行し、結果を見る」という経験を積んでいけば、徐々に問題解決能力が鍛えられていくでしょう。
Q.自己PRと長所の違いは?
A.自己PRは「企業にとってのメリットを伝えるもの」であり、長所は「その人の人柄や性質を伝えるもの」というのが基本的な考え方です。
たとえば、問題解決能力が「長所」であれば「粘り強い性格」という側面が強調されますが、「自己PR」として語るなら、「粘り強く課題に向き合い、貴社(御社)の利益にこう貢献できる」というビジネス的な視点が必要になります。常に「会社にどう役立つか」を意識して書くのが自己PRです。
自己PRと長所の違いについて詳しくは、「自己PRと長所は何が違う?アピール時のコツや伝え方を例文含めて解説」の記事をご覧ください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。