就活と卒論は両立できる?スケジュール管理の4つのコツや面接対策も解説

このページのまとめ

  • 就活と卒論を両立させるためには、スケジュールを把握して早めに手をつける必要がある
  • 就活で卒論について聞かれたときは、テーマの選定理由や得られた学びを伝える
  • 卒論と両立させるためには、早期内定を狙って効率よく就活を進めるのがポイント

就活と卒論は両立できる?スケジュール管理の4つのコツや面接対策も解説のイメージ

「就活と卒論は両立できるのか」と、就活が学業に与える影響を心配している学生も多いでしょう。スケジュール管理と早めの行動を心がければ、就活と卒論を両立するのは、難しいことではありません。

この記事では、就活と卒論を両立するためのコツを解説します。面接で卒論について聞かれたときの回答のポイントや例文もまとめているので、就活と卒論のどちらも注力したい方は、ぜひ参考にしてください。

就活と卒論を両立させるコツを相談したい

   
目 次

就活と卒論を両立できないと悩んでいる学生は多い

大学4年になると就活と卒論を書く時期が重なり、両立に悩む学生も少なくありません。

大学を卒業するためには多くの場合で卒論を書き上げなければならず、就職するためには就活をする必要があります。そのため、学生にとって就活と卒論の両立は大きな課題だといえるでしょう。

就活と卒論の両立は決して簡単ではありません。しかし、スケジュール管理がきちんとできれば、就活と卒論の両立は可能です。どうすれば両立できるのか事前にポイントを押さえておき、卒業が近づいてから困らないよう準備を進めましょう。

大学4年の7月以降は卒論を書く時間を確保しやすい

就活中には、卒論を書く時間を確保しやすい時期があります。一般的に、就活が忙しいのは選考が解禁される大学4年生の6月頃までとされており、7月以降になると落ち着いてくるようです。

内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書(23p)」によると、就職活動と学修時間の状況について、「学修時間を確保できた」と回答した学生の割合は、大学4年の5月にかけて約5割まで低下しているものの、6月は約6割、7月には約7割まで上昇しています。

就職活動と学修時間の状況のグラフのイメージ

引用元:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書(23p)

このように、就活が始まったからといって、卒論を書くための時間が確保できないわけではありません。実際に、多くの学生が就活と学業を両立させています。「就活と卒論を両立する」という覚悟を持って取り組めば、時間をうまく使って進められるはずです。

就活のピーク時期にやるべきことについては、「就活のピークはいつ?やるべきことを知って内定を勝ち取ろう!」で詳しく解説しています。

参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査

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就活と卒論を両立させる4つのコツ

以下で、就活と卒論を両立させるには、まず双方のスケジュールを把握する必要があります。いつまでに、何をやるべきかが分かれば取り組みやすくなるでしょう。ここでは、就活と卒論を両立させる4つのコツを解説するので、ぜひ参考にしてください。

1.就活と卒論のスケジュールを把握する

就活と卒論を両立させるためには、それぞれのスケジュールを事前に把握しておく必要があります。なぜなら、全体的なスケジュールを把握できていなければ計画的に取り組めず、どちらも中途半端になる可能性が高いからです。

就活は開始時期がある程度決まっているものの、いつ終わるかは一人ひとり異なります。一方で、卒論は基本的に提出期限だけが決められているため、自ら逆算して取り組まなければなりません。

一般的な就活スケジュール

就活の開始時期に明確なルールはありませんが、大学3年生になると準備を始める学生が多いようです。準備期間を含めた一般的な就活スケジュールを下表にまとめました。

時期 具体的な行動
大学3年の4月から 自己分析と企業研究
大学3年の6月から サマーインターンシップに参加
大学3年の9月から オータム・ウィンターインターンシップに参加
大学3年の1月から エントリーシートの作成
大学3年の3月から エントリー開始・説明会への参加
大学4年の6月から 選考開始・順次内々定
大学4年の10月から 正式内定

一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)は「大学3年の3月に情報解禁」「大学4年の6月に選考開始」と就活スケジュールを定めています。しかし、実際には独自の就活スケジュールで選考を進めている企業も少なくありません。

「思ったより志望企業の選考スケジュールが早かった」となっても、大学3年生のうちにしっかりと就活の準備を終わらせておくと、大学4年生になったときに卒論と両立しやすくなるでしょう。

就活のスケジュールと時期別にやるべきことは、「大学生の就職活動はいつから始まる?スケジュールや選考の準備を解説」も参考にしてください。

一般的な卒論のスケジュール

卒論のスケジュールは大学や学部によって異なるものの、大まかには大学4年の1月から2月にかけて提出するのが一般的です。また、理系の場合はこれよりもやや遅めだといわれています。

テーマを決めて参考文献を集めたり、必要な調査をしたりするなど、卒論を書く前には時間が必要です。卒論の提出日から逆算して、大まかなスケジュールを立てておきましょう。

2.できるだけ早めに卒論に着手する

卒論と就活を両立するためには、できるだけ早めに卒論に手をつけるのがポイントです。

卒論はある程度自分の都合で進められますが、就活は企業の選考スケジュールにあわせて説明会に参加したりエントリーしたりする必要があります。また、企業ごとに選考スケジュールが異なることも多く、就活は自分のペースで進められるとは限りません。

就活も卒論もすぐに終わらせられるものではありませんが、自分のペースで取り組めるのが就活との違い。うまく両立するためには、早めに卒論テーマを決めたり参考文献を読み進めたりしておくと安心です。卒論を早めに着手しておけば、就活が思いがけず忙しくなった場合でも、焦らず集中できるでしょう。

3.月ごとにどれだけ卒論を進めるか決める

就活と両立するためにも、卒論は月ごとにどれだけ進めるか計画を立てておくのがおすすめ。目標が分かりにくいと、つい後回しにしてしまってスケジュールに余裕がなくなるからです。大学4年の4月の時点で、下記のようなスケジュールを決めておきましょう。

・4月:卒論の仮テーマを決める
・5月〜7月:卒論のテーマを決めて参考文献を読む
・8月〜9月:卒論の大枠を固める
・10月〜12月:卒論を執筆する
・1月〜2月:卒論をまとめて提出する

作業ごとに段階を分けて小さなゴールを設定しておくと、長期にわたる卒論提出という目的を達成しやすくなります。また、進捗が思わしくないときにつまずいている箇所を見つけやすいのも、スケジュールを細分化するポイントです。

4.状況に応じて優先順位をつける

就活と卒論を両立するためには、状況に応じて優先順位をつける必要があります。たとえば、第一志望の企業が選考中のときや最終面接が近いときなどは、就活を優先させたほうが結果にかかわらず後悔は少ないでしょう。

一方で、卒論には提出日が設けられているため、締め切りに間に合わないほど切羽詰まっているのであれば、就活よりも卒論を優先する必要があります。締め切りに間に合わず卒業できなくなれば、たとえ内定を獲得していても入社できません。

就活と卒論は、どちらも長期戦です。両立するためには、一時的にどちらを優先すべきか、状況にあわせて臨機応変に対応する必要があります。

就活が大変だと感じるときの対処法については、「就活が大変な原因って?大変な時期を乗り越える方法を解説」も参考にしてください。

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就活で卒論について聞かれる理由

就活の面接では、卒論について聞かれるケースも少なくありません。

就活も大切ですが、学生の本分は学業です。面接官から卒論について聞かれたときにうまく回答できなければ、「学業が疎かになっているのでは」といった印象を与えかねません。

ここでは、面接官が卒論について質問する理由を解説します。質問の意図をよく理解したうえで、事前に回答を準備しておいてください。

就活生の興味・関心を知るため

面接官が卒論について尋ねるのは、就活生がどのようなことに興味や関心を持っているのか知るためです。就活生の興味・関心を知ることで、価値観や人柄など、応募者の内面を理解しようとしています。

面接官が知りたいのは、卒論の具体的な内容よりも、「なぜそのテーマを選んだのか」「どのような目的で研究や調査を行っているのか」といった点です。面接官は、就活生の回答を聞いて「卒論のテーマにするほど、その分野への興味・関心が高い」といった判断をしています。

卒論テーマと事業内容の関連性を把握するため

卒論のテーマと自社の事業内容に関連性があるか把握するのも、面接官が卒論について質問する理由の一つです。学生時代に学んできたことが事業内容に関連しているほうが、入社意欲や仕事に対する熱意が伝わりやすいでしょう。

特に、理系の業種や職種など専門的な知識が問われる場合には、卒論テーマを聞いて「仕事に活かせる知識をどれだけ持っているか」を判断する材料になります。

面接で卒論について聞かれたときは、テーマ選びの背景や得られた学びのうち、応募先の企業に関連する部分に焦点を当てて回答しましょう。

論理的に説明する能力があるか測るため

面接官は、卒論に関する質問を通して、就活生の説明能力を判断しています。一般的に、卒論のテーマは専門性が高い内容になりがちです。そのため、面接官に分かりやすく伝えるためには、順序立てて説明する必要があります。

専門的な卒論テーマを分かりやすく噛み砕いて説明できれば、相手の立場を考えたコミュニケーションを取れると高評価につながるでしょう。卒論テーマについて順序立てて説明するためには、伝わりやすい文章構成を意識して回答を用意すると効果的です。

就活の面接における伝え方のコツについては、「【就活お悩み相談室 #5】面接で印象を良くする方法がわからない」を参考にしてください。

仕事に取り組む姿勢を見極めるため

仕事に取り組む姿勢を見極めるのも、面接官が卒論について質問する理由の一つです。卒論に取り組む姿勢から、企業は「熱意を持って仕事をしてくれそうか」「入社後の成長を見込めるか」を判断しています。

就活や卒論のように、長期間にわたって一つのことを成し遂げる姿勢は、仕事をするうえでも重要です。卒論にどう取り組んでいるのかが分かると、面接官は就活生が入社後に働く姿をイメージしやすくなります。

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就活で卒論について回答する際の5つのポイント

ここでは、卒論について回答する際のポイントを5つ解説するので、面接対策の参考にしてください。

1.卒論を書いていない場合は正直に伝える

卒論がない場合やテーマがまだ決まっていない場合は、正直に伝えましょう。嘘をついても、その後のやり取りで矛盾が生じたり嘘がバレたりすれば、一気に信頼を失ってしまうので注意してください。

卒論を書いていないからといって、後ろめたく感じる必要はありません。卒論の有無や進捗状況が、選考結果に直接的な影響を与えるとは考えにくいでしょう。

面接で聞かれたときは、卒論を書いていない理由を説明し、ほかの質問への回答でアピールできれば問題ありません。嘘をつかずに、正直に回答しましょう。

2.専門用語の使用を避ける

面接で卒論について回答するときは、専門用語はできるだけ避けて説明するのがポイントです。企業は、面接の質問を通じて、相手にいかに分かりやすく伝えられるかといった点を評価しています。

場合によっては、卒論のテーマと応募先企業の事業内容に関連性があり、専門用語が通じるケースもあるでしょう。しかし、面接官がどれほどの専門知識を持っているか応募者には分かりません。面接で卒論について話す際は、誰が相手でも伝わるように専門用語の使用を控えましょう。

3.テーマ選定の理由を伝える

面接で卒論について聞かれたときは、まずテーマの選定理由から伝えるのがポイントです。卒論テーマについて具体的に説明するのではなく、なぜそのテーマを選んだのか理由を伝える必要があります。

テーマ選定の理由として、「ただ興味があったから」「好きだから」だけでは不十分です。なんとなく決めた場合でも、就活を進めるうえで、あらためて卒論テーマの選定理由を考えてみてください。テーマとして選ぶに至った背景には、何かしらの動機があるはずです。

前述したように、面接官は卒論のテーマから就活生の内面を理解したいと考えています。テーマの選定理由をしっかりと伝えられれば、自己アピールとしても効果的です。

4.卒論で得た学びを伝える

卒論について聞かれたときは、どのような学びを得られたのかも伝えてください。就活の時点では、まだ卒論が完成していないケースがほとんどです。しかし、卒論と向き合う過程で得られた学びや成果が一つや二つはあるでしょう。

面接の時点でまだ手応えが掴めていない場合でも、その状況からどのようにまとめ上げていくつもりか方向性を示せば問題ありません。

どのような学びを得たかだけでなく、今後にどう活かしていくかまで伝えられると、意欲の高さやどのように成長していけるかといったアピールにもつながります。卒論の進捗状況にかかわらず、それまでに得られた成果をしっかりと伝えましょう。

5.応募先の企業との結びつきを意識する

応募先の企業との結びつきを意識するのも、卒論について回答する際のポイントです。

卒論のテーマは、志望する業界や企業に関連していなくても問題はありません。しかし、何かしらの関連性があったほうが企業からの印象はよくなる可能性もあります。

企業との結びつきは、業界や事業内容などの直接的なものに限らず、仕事で役立つものであれば十分です。卒論のテーマ決めや就活での業界・企業研究をするときは、それぞれに関連性がないかといった視点で考えてみるとよいでしょう。

就活に欠かせない企業研究のやり方については、「企業研究のやり方と就活に活かすコツを解説!効率的な進め方とは?」を参考にしてください。

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就活で卒論について聞かれた際の回答例文

ここでは、就活で卒論について聞かれた際の回答例文を4つのパターン別に紹介します。卒論のテーマは人によってさまざまです。回答のポイントを押さえたうえで、例文を参考に自分なりの回答を考えてみてください。

例文1.文系の場合

私は卒業論文として、ECサイトが売上にもたらす効果の大きさと施策について研究しています。

このテーマを選んだ理由は、自分がユーザーとしてオンラインショッピングをするうえで、よく利用するサイトとほかのサイトにどのような違いがあるのかといった疑問を感じたからです。

大学3年生のときには、生活雑貨メーカーのインターンシップに参加し、ECサイト運用のサポートを経験しました。ユーザーの購買行動をデータとして抽出し、どの施策が消費者にどのような影響をもたらしたか細かく分析していくなかで、ECサイトがいかに重要か実感しました。

消費者の感情をより高めた状態で購入につなげるための仮説を基に、テストを実施して研究内容をまとめていきます。

例文2.理系の場合

私は卒業論文として、先進自動車と新エネルギーの活用に関する研究をしています。

2050年までにカーボンニュートラルを達成するには、エンジン車からのCO2排出を大幅に削減する手段が求められていると強く感じ、研究テーマとして選びました。

研究を進めていくなかで、再生可能エネルギーにはさまざまな種類があることを知り、エンジン車から排出されるCO2を削減できる新たな燃料もつくられています。

これらの先進技術を実用化し、普及させるには多くの課題が存在しますが、私は自動車産業が環境に配慮した未来に進むための技術を追求していきたいと考えています。

例文3.卒論テーマが決まっていない場合

私は卒論のテーマをまだ決めきれていませんが、人口減少問題を解決するためのまちづくりについて研究していきたいと考えています。

私が生まれ育った地元は、年々人口が減少しており、地域産業の衰退が危ぶまれています。地域の活性化を実現するためには、住民の主体性が不可欠です。幼い頃から地域を離れずに生活している人びとの共通点や地域産業の後継者問題を中心に研究していきたいと考えています。

例文4.卒論がない場合

私の所属しているゼミでは、卒論の提出がありません。ゼミの活動としては、グローバル人材に関するグループ研究をビジネスコンテストで発表することに力を入れてきました。

過去のコンテストでは、「なぜ日本人は外国語の習得に時間がかかるのか」「グローバル人材に必要なものはなにか」など、グローバル人材の育成における課題を抽出し、海外で活躍されている方や育成に力を入れている企業へのインタビューを踏まえて、具体策について発表しました。

卒論のほかに就活でよく聞かれる質問と回答例については、「就活で面接官によくきかれる質問50選を好印象を与える答え方とあわせて解説」を参考にしてください。

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卒論との両立に役立つ効率のよい就活方法5選

卒論と両立するためには、就活をできるだけ効率よく進めるのがポイントです。早く内定を獲得できれば、その分、卒論に時間をかけられます。

ここでは、効率よく就活を進めるための方法を5つ解説するので、卒論との両立で悩んでいる方は参考にしてください。

1.就活エージェントに相談する

就活と卒論の両立で悩んでいる場合は、就活エージェントの利用がおすすめです。就活エージェントなら、一人ひとりの状況にあわせた幅広いサポートを受けられるので、卒論を書かなければならない状況で、どのように就活を進めるべきか相談してみるとよいでしょう。

就活は、自分一人で試行錯誤していても視点が偏りやすいので注意が必要です。応募書類の添削や面接練習をしてもらうと、安心して効率よく就活を進められます。

就活エージェントであるキャリアチケットでは、就活に役立つさまざまなセミナーを開催しています。就活セミナーについて詳しく知りたい方は、「キャリアチケットの就活セミナーとは?参加すれば内定が近づく理由を解説」をご覧ください。

2.スカウト型求人サイトを利用する

就活を効率よく進めるためには、スカウト型求人サイトの利用も検討してみてください。スカウト型求人サイトとは、登録した自身のプロフィールに対し、興味を持ってくれた企業からオファーが届く仕組みのサイトです。

卒論で忙しい就活生にとって、企業研究に必要以上の時間を費やさなくても、新しい企業と出会えるメリットがあります。なお、企業側は就活生の経験や能力、人柄などを見てオファーを出すため、自分に合った企業と出会える確率が高い点も魅力です。

内定獲得に向けて効率よく就活を進めたい方は、ぜひ利用してみてください。

3.インターンシップに参加する

就活をスムーズに進めるためには、大学3年生のうちからインターンシップに参加しておくとよいでしょう。インターンシップに参加したり企業を訪問したりしてみると、志望する業界や職種に関する理解が深まります。

仕事内容が自分に合っているかどうか早めに判断できれば、就活が本格化したときに迷わず行動できるはずです。

また、インターンシップに参加した学生に対して、特別な選考フローを案内する企業も少なくありません。目的をもって早めにインターンシップに参加できれば、効率よく就活を進められるでしょう。

インターンシップに参加して就活をスムーズに進めたい方は、「​​​​インターンシップは内定に直結する?参加経験を活かす7つのポイントを解説」を参考にしてください。

4.大学のキャリアセンターに相談する

就活と卒論の両立に悩んだときは、大学のキャリアセンターに相談してみるのもよいでしょう。大学の就職支援は、学生なら誰でも利用できます。

大学によっては、企業から直接求人が届いている場合もあるため、自分で企業にエントリーするよりもスムーズに選考に臨めるケースも珍しくありません。大学のキャリアセンターなら、授業や部活動などの合間でも利用しやすいメリットがあります。

5.選考直結型イベントに参加する

就活を効率よく進めるために、選考直結型のイベントにも参加してみましょう。

選考直結型イベントとは、説明会と面接が同日に行われるもので、企業の採用担当者と直接話せるのが特徴です。その場でインターンシップや本選考の採用フローに進めたり、最終面接に案内されたりする可能性もあります。

一度に多くの企業と出会える点では企業説明会や合同説明会と似ていますが、選考直結型イベントは内定獲得までのステップを短縮できるのが特徴。「思ったより卒論に時間がかかってしまい就活を短期間で終わらせる必要がある」といった場合に活用できるでしょう。

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就活と卒論の両立で悩んでいるあなたへ

「就活と卒論を両立できるか不安」「どちらも行き詰まってどうしたらよいのか分からない」といった就活生も多いのではないでしょうか。学生の誰もが初めて経験する就活や卒論において、両立に悩むのは当然です。

就活と卒論は、スケジュールを管理して自分なりに計画を立てて進めれば両立できます。就活と卒論に取り組むなかで、「この進め方で本当に両立できるのか」といった不安を感じている場合は、就活エージェントへの相談がおすすめです。

就活エージェントであるキャリアチケットでは、学生一人ひとりの状況にあわせて、専任のアドバイザーが最適なサポートをしています。就活と卒論をどちらも妥協せず両立させたい方は、ぜひ気軽に相談してみてください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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