就職浪人の割合は?新卒扱いになる?就活を成功につなげる過ごし方を解説

このページのまとめ

  • 就職浪人の割合は2%以下と少数派ではあるが、一定数存在する
  • 就職浪人のメリットとデメリットを比較し、進路を決めることが大切
  • 就職浪人の期間は、自己分析やスキルアップに充てて市場価値を高めることが重要

就職浪人の割合は?新卒扱いになる?就活を成功につなげる過ごし方を解説のイメージ

思うように結果が出なかった就活の末、就職浪人を検討する学生は少なくありません。しかし、就職浪人を選択することで、その後の人生にどのように影響するのか不安で踏み出せない方もいるでしょう。

この記事では、就職浪人をする人の割合やメリット・デメリット、浪人期間を有意義に過ごすためのポイントを紹介します。卒業後の進路に迷っている就活生は、ぜひ最後までお読みください。

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目 次

就職浪人とは

「就職浪人」とは、大学や専門学校を卒業したあと、すぐに就職せずに就活を継続することです。たとえば、新卒時に納得いく内定がもらえず、翌年以降に「既卒」として再チャレンジする人などが該当します。

ここでは、混同されやすい「就職留年」や「第二新卒」との定義の違いや、近年の企業による採用方針の現状について詳しく紐解いていきましょう。

就職留年や第二新卒とは意味や立場が異なる

就職浪人と似たものに「就職留年」や「第二新卒」があります。言葉は似ていますが、意味はそれぞれ異なるため混同しないよう注意が必要です。

・就職浪人:卒業後に就職活動を続ける人。「既卒」とも呼ばれる
・就職留年:卒業をあえて延期して、在学中に就活を続ける人
・第二新卒:卒業後に一度就職し、数年以内に転職活動を行う若手社会人

また、それぞれの立場によって、受けられるサポートや評価のポイントには、以下のような違いがあります。

メリット・特徴 注意点
就職浪人  ・就活に多くの時間を当てられる
・通年採用を実施する企業へ柔軟に応募できる
・「既卒」扱いとなり、新卒枠で応募できる企業が限られる場合がある
就職留年  ・「新卒」という肩書が維持できる
・引き続き大学のキャリアセンターなどのサポートを受けられる
・追加の学費(授業料)がかかる
・留年した理由を面接で深掘りされる可能性がある
第二新卒  ・短期間でも社会人経験がある
・ビジネスマナーなどの基礎が備わっていると評されやすい
・原則として「新卒枠」での応募は不可
・早期離職に対する懸念を払拭する必要がある

どの選択肢にもメリット・デメリットがあります。「新卒カード」を維持するために学費を払って留年するか、卒業して既卒として勝負するかなど、自分の状況やキャリアプランに合わせて納得のいく道を選ぶことが大切です。

就職浪人ではなく就職留年を検討している方は、「就職留年はやめとけって本当?メリット・デメリットと後悔しないコツを解説」の記事をご覧ください。

既卒者を新卒扱いとする企業は約7割

厚生労働省の「労働経済動向調査(令和7年8月)の概況-結果の概要(12p)」によると、新規学卒者の採用枠で正社員の募集を行った企業のうち、既卒者の応募が可能だった企業は71%でした。つまり、就職浪人も「新卒」として応募できるチャンスが、約7割の企業にあるということです。

この背景には、卒業後3年以内の既卒者について、新卒枠で応募を受け付けるよう、政府より働きかけが行われていることがあります(厚生労働省「3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!~「青少年雇用機会確保指針」が改正されました~」)。

転職枠は実績やスキルが重視されるのに対し、新卒枠はその時点でのスキルや経験は問われません。将来性を重視されるため、社会人経験のない就職浪人にとって、新卒枠で就活するメリットは大きいでしょう。

参照元
厚生労働省
労働経済動向調査(令和7年8月)の概況 3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!

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就職浪人する人の割合

文部科学省が公表した「大学等卒業者及び高等学校卒業者の就職状況調査結果を公表します(12月1日現在)」によると、令和7年3月卒の大学生の就職率は98%でした。

大学等卒業者及び高等学校卒業者の就職状況調査結果を公表します(12月1日現在)の引用画像

引用:文部科学省「大学等卒業者及び高等学校卒業者の就職状況調査結果を公表します(12月1日現在)(6p)

これをもとに考えると、卒業時に就職が決まっていない人は2%です。人数としては多くはありませんが、近年において就職浪人は決して珍しいケースではなく、「自分らしいキャリアを築くための前向きな進路の一つ」として受け入れられつつあるといえるでしょう。

就活浪人とは?やめとけ・不利といわれる理由や就職留年との違いを解説」の記事でも就職浪人について解説しているので、あわせてチェックしてみてください。

参照元
文部科学省
令和7年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(12月1日現在)

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就職浪人を選ぶ代表的な理由

就職浪人を選ぶ背景には、人それぞれの事情があります。自分と同じような境遇の人がどのような理由で決断したのかを知ることで、客観的に自分の状況を見つめ直すヒントになるでしょう。

就職浪人を選ぶ代表的な理由のイメージ

第一希望の企業に落ちた

特定の業界や大手企業への志望度が高く、「その企業以外での就職は考えられない」という強いこだわりから浪人を選ぶケースがあります。就活生のなかには、滑り止めで内定を得ていても、キャリアのスタートに妥協したくないと考える人が少なくありません。

ただし、熱意だけで翌年の内定を勝ち取ることは困難です。前年の選考でなぜ第一志望から内定が得られなかったのかを冷静に分析しなければ、同じ結果を繰り返す恐れがあります。

「自分の強みが企業のニーズと合致していたか」「自分の魅力を効果的に伝えられていたか」など、敗因を冷静に分析し、改善できるかどうかが翌年の成否を左右するでしょう。

内定が獲得できなかった

就活を行っていたものの、一社からも内定を得られずに卒業を迎えるパターンです。これには「自己分析が不十分でミスマッチが起きていた」「面接でのコミュニケーションに課題があった」など、根本的な原因が隠れていることが少なくありません。

この場合、まずは「なぜ失敗したのか」という現実と向き合いましょう。これまでの活動プロセスを根本から見直すことで、現役時代には気づけなかった優良企業や、自分に本当に合った職場に出会える可能性が広がります。

失敗を「挫折」で終わらせず、戦略を立て直すための「学び」へと変換することが、成功への第一歩となるでしょう。

公務員試験に落ちた

公務員試験を第一志望とし、合格を目指して浪人生活を送るケースも一般的です。

公務員になるために就職浪人した人の割合がどのくらいなのかは公表されていませんが、人事院の「令和3年度 年次報告書-第2部 人材確保に向けた国家公務員採用試験の課題と今後の施策」によると、2021年度の国家公務員総合職試験において「学部既卒・中退」で受験した人は2,412人でした。

令和3年度 年次報告書-第2部 人材確保に向けた国家公務員採用試験の課題と今後の施策の引用画像

引用:人事院「令和3年度 年次報告書-第2部 人材確保に向けた国家公務員採用試験の課題と今後の施策

このデータから、卒業後に公務員という目標を追い続ける「公務員浪人」が、一定の規模で存在していることが分かります。

公務員浪人を選択するうえで重要なのは、試験の対策に専念しつつも、「翌年も不合格だった場合のリスク」について冷静に想定しておくことです。もし「来年も不合格なら民間企業へ」と考えているのであれば、公務員試験の勉強と並行して民間就活に向けた対策も進めることをおすすめします。

公務員浪人について詳しくは、「公務員浪人はリスクが高い?こじらせた末路や失敗の回避方法を解説」の記事をご覧ください。

参照元
人事院
令和3年度 年次報告書

就活の開始が遅れた

留学や部活動、研究への没頭、あるいは単に動き出しが遅かったことが原因で、満足に活動できないまま選考シーズンが終わってしまうケースです。能力やポテンシャルが高くても、スケジュールの把握ミスや準備不足で就職浪人になる場合があります。

このタイプは、準備時間さえ確保できれば、翌年に成果を出す可能性を十分に秘めているといえるでしょう。

ただし、「開始が遅れた」という理由は、企業から見ると「計画性や優先順位の付け方に問題がある」と評価されるリスクがあります。単なる言い訳にならないよう、就活の開始が遅れた理由や浪人期間中の過ごし方について、納得感のある説明をする準備が必要です。

企業の都合で内定が取り消しになった

稀なケースですが、景気変動や業績悪化、予期せぬ社会情勢の変化などにより、内定が取り消されてしまうことがあります。

この場合は本人に非がなく、就活市場においても一定の配慮や同情的な視点をもたれることはありますが、「卒業時に入社すべき先を失っている」という事実に変わりはありません。

突然の事態に、精神的なショックは計り知れないものでしょう。しかし、この過酷な状況下でいかに素早く立ち直り、次の一手を打てるかが、その後のキャリアを大きく左右します。

選考の場では、この不運を単なる悲劇として語るのではなく、「不測の事態に対してどのように対処し、前向きに行動したか」という視点でアピールするのが効果的です。

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就職浪人のメリット

就職浪人という道を選んだからといって、評価が下がるとは限りません。むしろ、目的をもって過ごしてきた経験が評価されることも。就職浪人のメリットをまとめました。

自分と向き合う時間がとれる

就職浪人をすると、在学中よりもスケジュールに余裕があるため、自己分析や業界研究にじっくり取り組めます。

自分の強みや向いている仕事を丁寧に整理できるので、納得感のある企業選びがしやすくなるはず。結果として、入社後のミスマッチが減り、長く働ける可能性にもつながるでしょう。

スキルを身につけて就活の軸を強化できる

語学学習や資格取得など、スキルアップのための時間をとりやすいのもメリットです。こうした努力は、面接でのアピール材料になるだけでなく、入社後のキャリアにも活かせます。

単に就活をやり直すだけでなく、少しでも「前に進もう」とする姿勢を示すことで、より好印象につながるでしょう。

専門性を高めたいなら大学院進学を視野に入れるのもあり

特定の分野をより深く学びたい人や、専門的なスキルを身につけたい場合は、大学院進学という選択肢もあります。研究に取り組むなかで、自分の将来像がより明確になることも少なくないでしょう。

大学院進学を検討する場合は、以下のようなメリット・デメリットを考慮する必要があります。

メリット デメリット
・専門知識やスキルを向上させられる
・キャリアの方向性を考える時間を確保できる
・特定の業界や職種において、就職時に有利になる可能性がある
・学費と生活費の負担が大きい
・就職時期が遅れてしまう
・アカデミックな環境と実務とのギャップが生じる恐れがある

文系・理系を問わず、専門性を活かせる職種や企業を目指す人にとって、有利に働く場面もあるでしょう。「やりたいことが明確にある」「研究や専門職に進みたい」といった思いがある方におすすめの進路です。

前回の就活経験を活かせる

一度就活を経験しているため、全体の流れやスケジュール感を理解している点はメリットといえます。

ゼロからのスタートとは異なり、すでに自己分析や業界研究の経験があるため、より深く掘り下げた対策ができるでしょう。また、前年の反省を活かし、苦手だった面接での受け答えを重点的に練習するなど、効率的かつ戦略的にスケジュールを組み立てて活動できるのが強みです。

一般的な就活のやり方や流れについては、「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事をご参照ください。

インターンなどで実践経験を積みやすい

大学生という枠を外れることで、長期インターンシップなどの実務経験にフルタイムで取り組める点は、時間の融通が利く浪人生ならではの特権です。実際に働いてみることで業界理解が深まり、自分に合った環境かどうかを判断する材料になります。

また、インターンシップ先での活躍が認められれば、そのまま採用に直結するケースも。その企業に入社しなくても、ビジネスの現場で成果を出した経験は、面接での強力なアピール材料となるでしょう。

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就職浪人はきつい?不利になる?デメリットを紹介

就職浪人のデメリットとして、「経済的・精神的な負担が発生しやすい」「企業からマイナスイメージを持たれる可能性がある」などが挙げられます。就職浪人を検討する際は、事前にリスクも把握しておきましょう。

経済面や心の負担が大きくなりやすい

就職浪人中は生活費や就活にかかるお金が必要になるものの、基本的に収入がありません。家族の支援を受けていたとしても、金銭面の計画がしっかり立っていないと、途中で生活が厳しくなる可能性も。費用の見通しを立てておくことが、安心して就活を続けるための準備となります。

また、周りの友人が次々と働きはじめるなかで、自分だけが就活中という状況に不安や焦りを感じることもあるでしょう。ストレスを溜め込み過ぎないように、生活リズムを整えたり、誰かに相談したりしながら就活を継続することが大切です。

就活のストレスを強く感じている方は、「就活のストレスを解消するには?原因や対処法・リフレッシュ方法を解説」の記事を参考にしてみてください。無理せず乗り越えるためのヒントを紹介しています。

新卒カードが使えない可能性もある

多くの企業では、卒業予定の学生を「新卒」として扱います。先述したように、卒業後3年以内の既卒者なら新卒枠に応募できる企業が増えていますが、すべての企業がそうではありません。なかには、卒業した時点で「既卒」や「中途採用」と同じ枠組みで扱う企業も存在します。

もし新卒枠以外で応募することになれば、実務経験や特定のスキルを求められるなど、選考基準が大きく変わることも。志望企業がどのような採用基準を設けているか、事前に募集要項を念入りに確認しておきましょう。

大手から内定を得られにくい場合がある

就職浪人からの再挑戦では、大手企業の内定獲得はハードルが高くなる可能性があります。大手はもともと競争率が高いうえに、既卒・第二新卒枠での採用では、即戦力となるスキルや就業経験をもつライバルと比較されるケースが増えるためです。

また、伝統的な採用方針をもつ企業のなかには、依然として「卒業見込みの学生」を対象とした新卒採用を主軸としているところが少なくありません。

限られた中途・既卒枠を経験豊富な社会人と争うことになるため、実績の少ない状況では、新卒時以上の厳しい戦いになる可能性があることを覚悟しておく必要があります。

企業からマイナスイメージをもたれる可能性がある

企業が就職浪人に対して抱く印象はさまざまですが、「新卒時に就職先が決まらなかったのには理由があるのでは」「働く意欲に欠けていないか」といった点を注視されるケースは少なくありません。

しかし、浪人期間の過ごし方が明確で、努力や成長の内容がしっかり伝わる場合は、前向きに評価されることもあります。たとえば、以下のような内容はポジティブに受け止められやすくなります。

・自己分析を深めて、志望動機に一貫性がある
・資格やスキルなど、取り組みの成果が具体的に伝えられる
・就職浪人を選んだ理由と目的がはっきりしている

大切なのは、「この期間をどのように過ごし、どのように成長したか」を自分の言葉で伝えられるかどうかです。就職浪人を選んだ背景やその後の行動をしっかり整理し、自信をもって話せるように準備しておきましょう。

就活の悩みを抱えている方は、「就活でよくある悩み20選!不安になる理由や解消法もご紹介」の記事で紹介している対処法を参考にしてみてください。

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就職浪人を成功させるための過ごし方

就職浪人期間は、単なる空白期間ではなく、より良い就職先と出会うための準備時間です。浪人生活を有意義なものにするためには、しっかりと目標を設定し、計画的に行動する必要があります。

ここでは、就職浪人を成功させるための過ごし方のポイントを6つご紹介するので、チェックしてみてください。

前年の不採用理由を分析する

成功への第一歩は、過去の失敗を冷静に見つめ直すことです。なぜ現役時代に内定が出なかったのか、不採用通知が届いた段階を振り返りましょう。

書類で落ちたならES(エントリーシート)の内容や実績不足、一次面接ならマナーや第一印象、最終面接なら熱意や企業文化とのマッチングに課題があったと考えられます。

このように、「なぜ落ちたのか」を分析し、自分なりの仮説を立ててみてください。「自己分析が甘く、言葉に具体性がなかった」「企業研究が競合他社との比較まで及んでいなかった」など、原因を言語化することが重要です。

浪人生活を単なる時間の浪費に終わらせないためにも、弱点を特定し、それを補強するための行動計画を立てましょう。

効率的な就活スケジュールを立てる

効率的な就活を行うためには、スケジュール管理が重要です。

業界ごとの採用時期や応募締切を把握し、優先順位をつけて行動することで、効果的な就職活動が可能になります。長期的な目標設定だけでなく、月間の活動計画や週単位での具体的なタスクまで管理し、段階的に計画を立てていくのがおすすめです。

効率的なスケジュールを作成するため、以下の4点に注目しましょう。

・企業の採用スケジュール
・自己分析や企業研究の時間
・インターンシップの応募期間と日程
・説明会や面接の日程

スマートフォンのカレンダーアプリやタスク管理ツールを活用し、定期的なスケジュールの見直しも行います。また、途中で燃え尽きずに内定獲得を目指せるよう、適度な休息時間も計画に組み込むことが大切です。

自己分析や企業研究を徹底的に行う

自己分析と企業研究は、就職活動の基礎となる重要な要素です。前回の就職活動での経験を活かしながら、より深い分析と研究を行うことで、自分に合った企業と出会える可能性が高まります。

自己分析では、過去の経験の棚卸しや、長所・短所の具体的な分析、価値観や志向性の明確化を行いましょう。また、前回の就活で学んだことを書き出してみることも大切です。選考では、就職浪人をすることになった経緯を質問される場合もあるので、上手な回答方法を考える必要もあります。

企業研究においては、業界動向や企業の基本情報の収集だけでなく、具体的な事業内容や競合他社との比較、社風や働き方まで、幅広い視点での調査が必要です。これらの情報は、企業のWebサイトだけでなく、業界ニュースや就職口コミサイト、OB・OG訪問なども活用して収集しましょう。

これまでも自己分析や企業研究は行っているかもしれませんが、より深掘りする意識をもって取り組んでみてください。

自己分析やり方については「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方9選や目的・活用例を解説」、企業研究については「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事をご覧ください。

スキルアップや資格取得で市場価値を高める

就職浪人期間は、自身の市場価値を高める絶好の機会です。業界で求められるスキルや資格を身につけることで、より良い就職機会を得やすくなるでしょう。

スキルアップや資格取得を検討する際は、以下のポイントを確認する必要があります。

・業界での需要度
・取得までの期間と費用
・実務での活用の可能性

たとえば、PCスキルやビジネス英語といった汎用的なビジネススキルは、どの業界でも重宝されるでしょう。業界での需要と就活スケジュールを比較して、効率的に市場価値を高められる方法を検討してみてください。

ただし、資格取得は目的ではなく手段であることを忘れないようにしましょう。取得した資格を実践でどのように活かせるか、具体的なイメージをもつことが重要です。

また、学習と並行して、インターンシップやアルバイトなど、実践的なスキルを身につけるための機会も積極的に探してみてください。理論と実践のバランスが取れた学習こそが、市場価値の向上につながります。

インターンシップ・ボランティア活動で経験を積む

インターンシップやボランティア活動で経験を積むのも、就職浪人期間を有効活用するポイントです。就職活動において、実践的な経験は強みとなるでしょう。

就職浪人期間を活用してインターンシップに参加することには、以下のようなメリットがあります。

・実務スキルを習得できる
・ビジネスマナーを身につけられる
・興味のある企業での人脈を作れる
・業界の生の情報を収集できる

また、就職浪人期間にボランティア活動に取り組むのも一つの手です。ボランティア活動は、社会貢献の実績づくりだけでなく、さまざまな人々とのコミュニケーション能力を養う良い機会となります。異なる背景をもつ人々と協力して活動することで、チームワークやリーダーシップなどの実践的なスキルも身につくでしょう。

このような実践的な経験を通じて得られた気づきや学びは、自己PRや志望動機の作成にも活かせます。また、活動を通じて築いた人脈は、将来のキャリアにおいても貴重な財産となるでしょう。

心身の健康を保つ

就職浪人期間を有意義なものとするためには、心身の健康を保つことも大切です。浪人中は、精神的なプレッシャーや不安を感じやすい時期といえます。このような状況で心身の健康を保てるよう、以下を心掛けましょう。

・規則正しい生活を送る
・バランスの取れた食事を摂る
・適度な運動習慣を身につける
・趣味や娯楽の時間を確保する
・友人や家族との交流の時間をとる

特に、睡眠時間の確保は重要です。不規則な生活習慣は、心身の健康に悪影響を及ぼすだけでなく、就職活動のパフォーマンスも低下させる可能性があります。毎日決まった時間に起床し、7~8時間の睡眠時間を確保するよう心掛けましょう。

就職エージェントを活用する

一人で活動することに限界を感じたら、プロの手を借りるのが賢明です。既卒に特化した就職エージェントであれば、履歴書の添削や面接対策を無料で行ってくれるだけでなく、既卒者を積極的に採用したい企業の求人を多数保有しています。

エージェントを利用するメリットの一つは、客観的なフィードバックが得られることです。自分では気づかなかった強みを発見してくれたり、改善点を指摘してくれたりするため、効率的なブラッシュアップにつながります。

また、キャリアアドバイザーという伴走者がいることで、精神的な支えにもなるでしょう。

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焦らず前向きにキャリアを考えたいあなたへ

就職浪人という選択は、決してネガティブなものではありません。自己分析を深めたり、スキルを磨いたりする貴重な時間にできれば、より自分に合ったキャリアに出会えるチャンスとなることもあります。

しかし、新卒で就職するほうが選択肢が広がったりポテンシャルを評価してもらえたりと、卒業後に就活をするより有利になる側面があるのは事実です。

「就職浪人せずに新卒入社を目指したい」と考えている方は、就職エージェントを活用し、プロの力を借りるのがおすすめです。キャリアチケット就職エージェントでは、キャリアアドバイザーが1対1で就活全般をサポートします。

ヒアリングや自己分析の結果をもとに、あなたに合う企業を厳選してご紹介。ES作成のサポートや面接対策など、プロの視点でアドバイスが可能です。サービスはすべて無料なので、ぜひお気軽にご相談ください。

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就職浪人の割合が気になる方向けのQ&A

ここでは、就職浪人の割合が気になる方向けに、よくある質問と回答をまとめました。疑問や不安の解消にお役立てください。

Q.就職浪人はやめとけって本当?

A.「なんとなく」就職浪人を決めるのは避けるべきですが、明確な戦略があるならリスクを承知で選ぶのも一つの手です。就職浪人には、企業によって「新卒枠」での応募が制限されたり、大学による手厚い就職支援が受けにくくなったりするといったリスクがあります。

一方で、目的意識をもって過ごせる人にとっては、現役時代よりも志望度の高い企業から内定を得る絶好のチャンスとなることも。周囲の声に惑わされるのではなく、自分がそのリスクを引き受けてでも叶えたい目標があるかどうかで判断しましょう。

Q.公務員になるために就職浪人するのはあり?

A.公務員試験対策に集中するために、「公務員浪人」を選択する人は珍しくありません。公務員試験では、広範囲に渡る学習が必要なためです。

しかし、公務員へのこだわりが強過ぎると、民間企業という選択肢が見えなくなり、万が一の際に行き場を失うリスクがあります。まずは「なぜ公務員なのか」という原点を問い直し、強い意志を再確認しましょう。

また、万が一公務員試験に落ちた場合のことも想定し、浪人期間中に民間企業でも通用するスキルを磨いておくのも、自分の可能性を広げるチャンスといえます。

Q.就職留年と就職浪人の違いは?

A.就職留年と就職浪人の違いは、大学に在籍しているかどうかです。一般的に、就職留年は学生として大学に在籍している状態であり、新卒枠としての応募が可能といえます。一方、就職浪人はすでに大学を卒業しており、既卒扱いです。

留年すると就職は厳しい?選考への影響と準備のコツを解説」の記事では、留年した際の就活について解説しているので、ぜひご覧ください。

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