このページのまとめ
- 近年話題になっているブラック企業には、残業や休日出勤が多い、賃金未払いなどの特徴がある
- 新卒にできる見分け方として、給与や募集人数、口コミ、離職率を調べるなどがある
- しかし本当にブラック企業かどうかは入社しないと分からず、ブラック企業の定義や捉え方も曖昧
- ブラック企業かホワイト企業かも大切だが、自分に合った企業かどうかも大切
ネットやテレビニュースなどで取り上げられ、近年何かと話題になっている「ブラック企業」の問題。
長時間労働や賃金未払い、過労による自殺や鬱病など、ネガティブな話題ばかりが目につき、就活生にとっては「就職先がブラック企業だったらどうしよう」というのが大きな不安でしょう。
しかし、アルバイト以外の就業経験がない学生にとって、求人情報からブラック企業かどうかを見極めるのは難しいもの。
こちらのコラムでは、ブラック企業の見分け方について解説しています。
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ブラック企業はどう見分ければ良い?
一概には言えませんが、ブラック企業には残業が多い、休日出勤がある、未払い給与が発生するなどの特徴があります。
新卒ができる見分け方の方法としては、以下のとおりです。
インターネットで口コミを調べる
口コミサイトなどを利用し、第三者からの情報を入手することはある程度有効な手段であると言えます。
ただし、口コミはあくまで個人の主観であり、インターネットの情報は全て鵜呑みにせず参考程度にしましょう。
求人が常時出ていないかチェックする
常時募集している原因には、急成長している、人気がなく人手不足の業界、などのほかに離職率が高く人の入れ替わりが激しいということが考えられます。
新卒なのにモデル給与が異様に高くないか
あらかじめみなし残業代が含まれており長時間の残業、過剰なノルマの達成が前提になっている場合や、最初の給与が高くても入社してから昇給がないケースも。
新卒や業界の平均年収と比較して判断しましょう。
従業員数に対して募集人数が多すぎないか
従業員数に対して募集人数が異様に多い場合も、注意が必要です。
毎年それだけの募集をしているのに従業員が増えていないのなら、辞める人が多い企業であると考えられます。
離職率の高さ
就職四季報を見ると「3年後離職率」が分かります。
新卒入社の社員が3年後にどれくらい残っているかを確認することができ、平均3割を上回る場合は離職率が高い企業と言えるでしょう。
内定までが異様に早い
新卒の採用はある程度時間をかけて能力や適性、人柄などから学生を絞り込みます。
ブラック企業の場合は、長期雇用や教育をすることが前提ではないので、数を揃えるために簡単に内定が出ることもあります。
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本当にブラック企業かどうかは入社しないとわからない
ここまでブラック企業の特徴や見分け方を見てきましたが、パワハラやセクハラ、詳しい残業時間や給与形態などは入社前には確認が難しく、本当にブラック企業かどうかは入社してみないと分からないというのも事実でしょう。
ブラック企業の定義そのものが曖昧なので、ホワイト企業と思って入社しても実態はブラックだった(または自分に合わなかった)ということが多々あるようです。
また、何を「ブラック」と捉えるかも人によって異なるのが現実です。
例えば、残業時間が◯時間を超えるとブラック企業だ、と思う人もいれば、労基法に抵触しなければブラックではないと考える人もいます。
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自分に合う企業選びをしよう
前述したように、ブラック企業の定義は曖昧であり、何を基準にブラック企業と考えるかも人によって違います。
そのため、ブラック企業やホワイト企業であるかも大切ですが、それよりも自分に合うかどうかを重視して就活をすることが大切です。
ホワイト企業だからという理由だけで入社しても、やりたい事ではない、社風が合わない企業であれば長く勤めることは難しいでしょう。自分とマッチする企業を探すためには、自己分析と企業研究が必要になります。
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