インターンのお礼状の封筒はこう書く!封筒や便箋の選び方や例文も紹介

このページのまとめ

  • インターン参加後には、感謝の気持ちを込めてお礼状を出すのがおすすめ
  • 手紙で出す際には、封筒と便箋は白一色のものを選び縦書きで記入する
  • マナーを守ってお礼状を書くことで礼儀正しさと意欲をアピールし、本選考につなげよう

インターンのお礼状の封筒はこう書く!封筒や便箋の選び方や例文も紹介のイメージ

p class="p-article__txtArea">「インターンのお礼状の封筒の書き方がわからない」「書きたい気持ちはあるけど、手紙を書くのに慣れていない」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

インターンが終了した後は、企業や社員に感謝の気持ちを伝えたいと思うことがあるでしょう。参加後はお礼状を出すという学生もいます。この記事では、インターンのお礼状の封筒の書き方や、お礼状の書き方について詳しく説明します。

26卒の就活について相談したい

   
目 次

インターンのお礼状の封筒と便箋を選ぶポイント

インターンシップのお礼状を送る際には、封筒や便箋選びのマナーに気をつけましょう。封筒や便箋を選ぶ際に気をつけるポイントについて解説します。

封筒は長形4号・白色を選ぶ

お礼状を送る際の封筒は、縦型で白色、無地の封筒を選びましょう。横型の封筒は、招待状や写真の送付などカジュアルなシーンで使うものであり、改まった挨拶には適していないからです。

また、縦型の封筒でも茶封筒は事務用のため使わないようにしましょう。カラーの封筒も挨拶には適さないため、避けるのが無難です。

サイズは「長形4号(90mm×205mm)」が最適。コンビニなどにも置いてあり、手に入りやすいサイズです。

便箋は縦書き・白色を選ぶ

便箋は縦書きの罫線が入ったものを選びましょう。日本では横書きよりも縦書きのほうが、フォーマルな形式だと考えられているからです。

無地の便箋でもマナー違反にはなりませんが、罫線があった方が書きやすくきれいなお礼状を渡せます。色は封筒と同様に、白の無地を選ぶとよいでしょう。

封筒や便箋の準備ができたら、お礼状を書いてみましょう。お礼状の書き方や例文については、「例文つき!インターンシップのお礼状の書き方とマナー」の記事を参考にしてください。

26卒の就活について相談したい

   

インターン後に送るお礼状の封筒の書き方とマナー

インターンのお礼状の封筒はいくつかのポイントを守って書く必要があります。封筒をきれいに書き上げ、マナーのあるお礼状に仕上げましょう。

封筒の表面の書き方とマナー

封筒の表面は1番はじめに目に入る部分です。丁寧な字で、お世話になった方々に感謝の気持ちを込めて書きましょう。

名前や住所をバランスよく書く

縦型の封筒なら、住所なども縦書きにするのが一般的です。表には相手方の住所と宛名を記入します。郵便番号も必要なので忘れずに書き入れましょう。

住所は都道府県名やビル名などを省略せずに書きます。2行にわけても問題ありませんが、ビル名の手前など切りのいい場所で改行してください。

正式名称で正しく書く

企業名も略さずに正式名称で。「株式会社」などの法人格も付けましょう。その後には部署、役職、担当者名を記載します。名前が中央に来るように、バランスを見ながら書きましょう。

担当者は、わかるならフルネームで書いたほうが失礼になりません。お世話になった担当者が複数いる場合は、すべての方の名前を書くのは避け、企業または部署宛てにしておきましょう。

「御中」と「様」の使い分けに注意する

企業や部署宛てに送るなら最後に「御中」を、担当者宛に送るなら「様」を付けます。宛名は他の文字よりも少し大きめに書きましょう。

複数の部署にお礼状を送りたい場合は、部署ごとにわけてお礼状を作成しましょう。手紙の内容は同じでも構いません。

封筒の裏面の書き方とマナー

裏面には自分の住所と氏名を書きます。こちらも省略しないでマンション名などまで記入しましょう。「どこの住所を書くべき?」と悩む学生もいるかもしれませんが、自分の自宅の住所を書いておきましょう。

表面の宛名より低めの位置に、やや小さめの文字で書くことで謙遜の意を表すことができます。封をした後は、「〆」の文字を入れて閉じていることを示しておきます。また、書いた日付も残しておきましょう。

インターンのお礼状をメールで送ろうと考えている方は「インターンシップに参加したらお礼状は書くべき?」を参考にしてください。

26卒の就活について相談したい

   

そもそもインターンのお礼状は絶対ではない

インターンのお礼状は、絶対に送らなければならないものではありません。しかし、お礼を改めて伝えることにより、官署の気持ちが伝わり、丁寧な印象を与えられるでしょう。

インターン後にお礼状の送付が必要な理由を紹介します。

インターンのお礼状で感謝の気持ちを伝えよう

インターンシップ参加後は、余裕があればお礼状で感謝の気持ちを伝えるのがおすすめです。インターンシップでは、長時間にわたってお世話になった担当者もいるでしょう。

あらためてお礼を伝えることで、担当者側も嬉しく感じます。インターンシップをとおして学んだことなどもあわせて伝えると、よりよいお礼状になるでしょう。

インターンのお礼状を書くメリット

お礼状を出すことのメリットは、丁寧で礼儀正しい印象を与えられる点です。ビジネスマナーとしても、他社と合同のイベントなどの後には相手にお礼のメールを出すことが常識となっています。

また、お礼状には担当者から返信が来ることもあります。中には、本選考のスケジュールがどこで発表されるかといった情報を教えてもらえるケースもあるようです。

お礼状を書けば社員と直接交流できるチャンスとなるばかりか、本選考にいち早く参加できる可能性もあるでしょう。

余裕があるなら1dayインターンでもお礼状を出そう

1dayインターンは担当者と接する時間が短く、お礼状を出さない人もいます。1dayインターンに複数参加する就活生も多く、参加するたびにお礼状を書くのは大変だと感じる方も多いでしょう。

ただし、1dayインターンでも余裕があれば感謝を伝えるのがおすすめです。多くの就活生が送らないからこそ、周囲との違う印象を与えられます。志望度の高い企業や、特にお世話になった企業などには送ってもよいでしょう。

1dayインターンがどのようなインターンかについては、「インターンシップ1dayの内容は?禁止になる?気をつけるポイントも解説」の記事を参考にしてください。

26卒の就活について相談したい

   

インターンのお礼状はメールと手紙どちらでもOK

お礼状を出すには、メールがいいか手紙がいいか迷う人もいるでしょう。結論からいうと、どちらでも構いません。それぞれにメリットがあると考えられます。

早く届けたいならメールで

メールは送信するとすぐに相手に届くため、速やかにお礼状を渡したいと思うならメールを選ぶのがいいでしょう。封筒や便箋を用意する必要もなく、インターンが終わったその日に送信することもできます。

また、お礼状を送ることでインターンの振り返りにもなり、何を学んだのか自分の中で整理できる貴重な時間にもなるでしょう。

丁寧な印象を与えたいなら手紙で

手紙は届くまで時間がかかる上に、準備したり書いたりする手間がかかります。

しかし、ほとんどの学生がメールでお礼をしていることを考えると、手紙でのお礼状のほうが受け取った人の印象に残るかもしれません。

手書きで書けばより丁寧なイメージになりますが、社風や送る相手の雰囲気なども考慮し、適切な方法を選びましょう。

なお、メールでも手紙でも、インターンが終わったらすぐに送付することが大切です。特に手紙は到着まで期間が空くので、翌日までに出せない場合はメールにしたほうが無難でしょう。

インターンにお礼状が本当に必要なのかと悩んでいる人は「インターンシップ後にお礼メールが必要な理由」を参考にしてください。

26卒の就活について相談したい

   

インターンのお礼状を書くときの5つのポイント

インターンのお礼状を書くときは、マナーを守り失礼がないように注意しましょう。ここでは、5つのポイントをご紹介します。

油性ペンを使う

封筒に宛名を書く際は、油性ペンを使いましょう。水性ペンや筆ペンの場合、雨で濡れてにじんでしまう可能性があるからです。

にじんでしまった結果、宛名が読めなくなり、正しく届かない可能性もあります。消せるボールペンも摩擦で消えてしまう場合があるので、同様に避けるのがおすすめです。

修正ペンや修正液は使わない

修正ペンや修正液は使わず、間違えたら書き直すようにしましょう。お礼状で修正ペンなどを使うのは、マナー違反とされています。

ミスしそうだと感じる場合は、違う用紙に書いて練習したり、鉛筆などで下書きをして上からなぞるのがおすすめです。二重線で消し、書き直すのも印象がよくないので気をつけてください。

インターンが終わったらできるだけ早く出す

お礼状はインターンが終わったらすぐに出せるように準備しておきましょう。当日もしくは翌日中に出せるのが理想です。

日にちがあいてしまうと担当者が忘れたころに届く形となってしまいます。また、自分自身もインターンで学んだことや感じたことを忘れてしまってお礼を書きにくくなるので、早めに送るのがおすすめです。

提出するものがあれば一緒に郵送する

もし送らなければならない書類がある場合は、お礼状と一緒に送ります。インターン先によっては、課題や感想文などを求めるところもあるため、お礼状を同封しても問題ありません。

一度に郵送できたほうが、封筒を準備するなどの手間も省け、企業側は何度も開封する必要がなく助かるでしょう。

宛名がわからない場合は部署宛に送る

どこにお礼状を送るかわからない場合には、部署宛に送りましょう。お世話になった部署か、人事部宛に送るのがおすすめです。

また、担当者が複数いて誰に送るかわからない場合も、部署宛に送るとよいでしょう。担当者名がわかっている場合には、連名で送るのもおすすめです。

連名で送る際には、「△△株式会社 人事部 課長△△様 採用担当△△様」のように記載します。役職が上の担当者を先に書くのがマナーなので覚えておきましょう。

26卒の就活について相談したい

   

インターンのお礼状の内容

お礼状には、以下のような内容を盛り込みます。

・企業と担当者への感謝

・インターンの成果

・本選考への意欲

プログラムの中で起こった出来事や、担当者との会話の中で心に残ったことなど具体的なエピソードを入れると個性が出せます。成果を述べるときには、続けてそれを今後どう活かしていくかにも触れると意欲的に感じられるでしょう。

本選考に応募する予定なら、志望の意思も伝えておくのがおすすめです。志望度が高い学生だとアピールでき、覚えてもらえる可能性もあります。

手紙の構成は前文・主文・末文・後付け

前文には「頭語(拝啓、謹啓など)」と「時候の挨拶(『貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます』)といった挨拶」を置きます。

主文は用件を述べる部分。ここではインターンのお礼が主文に当たります。末文を構成するのは、「結びの挨拶(相手の健康や活躍を願う文)」と「結語(敬具、謹言など)」です。

最後に、後付けとして日付と差出人、宛名を書いて終了です。

「貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」の意味と使い方

「貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」はビジネスシーンでよく使われる定型文です。話し言葉ではあまり使われず、メールや手紙などの書き言葉として使用されます。

また、「△△の候」という時候の挨拶とともに使われることも多くあります。たとえば、「初春の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」とつなげて使うことが可能です。

「あなたの会社が、清く栄えていることをめでたく、祝福いたします」という意味になります。インターンのお礼状だけでなく、ビジネスシーンで挨拶の文として覚えておくと便利なので、ぜひこの機会に使えるようにしておきましょう。

26卒の就活について相談したい

   

インターンお礼状の例文

ここでは、手紙でお礼状を出す場合の例文を紹介します。

拝啓

貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

○○大学○○学部三年の就活花子と申します。この度は、○月○日から○日間に渡る貴社のインターンシップで大変貴重な経験をさせていただき誠にありがとうございました。

○○業界に対する興味はありましたが、○○という業務があることは恥ずかしながら存じ上げませんでした。しかし、インターンシップを通して○○の業務が業界にとっていかに大切なものかを知ることができました。

また、貴社は個々の意見を大切にする企業だと伺っておりましたが、実際の職場でもたびたび「○○さんはどう思う?」と意見を出し合っている様子を拝見し、風通しのいい社風を実感いたしました。

最終日の懇親会では、○○様から新人時代のエピソードを伺うことができました。これも私にとって大切な気づきとなり、この業界を目指す意志をますます強くした次第です。

このインターンシップで、決して諦めない姿勢と発想転換のヒントを得られました。この経験を活かして、貴社の選考にもぜひ応募したいと考えております。

まずは、ご多忙の中ご指導をいただいたお礼を申し上げたくお便りいたしました。

貴社のご発展と○○様のますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。

敬具

令和○○年○月○日

○○大学○○学部○○学科

就活 花子

○○株式会社

人事部 ○○ ○○様

お礼メールは内容はもちろん、件名や送り方などのマナーも守ることが大切です。就職活動で意識したいメールマナーを「就活メールの正しい書き方は?基本のマナーと構成のポイント」の記事で解説しているので参考にしてください。

26卒の就活について相談したい

   

インターンお礼状の書き方にお悩みのあなたへ

インターン後のお礼状をどのように出すのかは、マナーが難しく悩みやすいポイントです。書き方はもちろん、封筒の選び方や出し方も含めて学ぶ必要があります。

また、就職活動ではビジネスマナーを守る必要があり、説明会や選考などあらゆるマナーを覚えておかなければなりません。もし、就職活動でのマナーに不安がある場合には、就職エージェントのキャリアチケットに相談してください。

キャリアチケットは、新卒生を対象とした就活サポートを行なっています。お礼状の書き方やエントリーシートの添削、面接対策など就職活動に関するすべての内容を無料でサポートします。

就職活動は勉強することが多く、1人ですべてを行なうのは大変です。就職活動のプロの力を借りて、内定獲得を目指しましょう。

26卒の就活について相談したい

 

キャリアチケットについて

キャリアチケットは、就活生の最高のキャリアスタートを支援するサービスです。