このページのまとめ
- インターンの準備では、参加するプログラムの内容を確認するのが大事
- インターン参加前日の準備では、持ち物や会場を確認しておく
- インターン参加に向けて、ビジネスマナーの準備も重要
「インターンではどんな準備が必要?」と気になる就活生も多いでしょう。有意義なインターンにするためには、自己分析や参加の目的を明確にすることが欠かせません。
この記事では、インターンで必要な準備や持ち物をご紹介します。オンラインインターンに参加する際の準備についても紹介しているので、あわせて参考にしてください。
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- インターンの準備は何をする?参加する前に必要な準備を解説
- 自己分析を行う
- インターンに参加する目的を考える
- 自分の強みと企業が求めることをマッチさせる
- 開催されているインターンを探す
- インターンのプログラムを確認する
- エントリーシートを作る
- 選考対策を実施する
- インターンへの参加が決まった際に必要な準備
- 企業研究を行う
- 自己紹介を考える
- 志望動機を再確認する
- インターンでの質問を考える
- インターンシップの志望動機を効果的に書くためのポイント
- 1.結論を先に述べる
- 2.参加理由の背景と根拠を具体的に説明する
- 3.参加目的を具体的に明示する
- インターン参加前日までに準備するもの
- 必要な持ち物
- 当日の会場の確認
- インターン参加に向けて必要なビジネスマナーの準備
- 身だしなみ
- 持ち物
- あいさつ
- 言葉遣い
- 電話対応
- 報連相
- オンライン(Web)インターンシップで準備するもの
- 通信環境を整える
- スピーカーやマイクを確認しておく
- 自分の顔が映るように設定しておく
- 部屋がきれいに映るようにする
- 担当者の連絡先を確認しておく
- インターンの準備を万全にして内定を獲得したいあなたへ
インターンの準備は何をする?参加する前に必要な準備を解説
インターンシップに参加する前には、自己分析や選考対策などの準備が大切です。準備を万全にしておくと、有意義なインターンになるでしょう。
自己分析を行う
インターンに参加する前に、自己分析を行うのが大切です。自分の考えを整理したり、強みを明確にしたりしておきましょう。
インターンでも、選考が行われる場合があります。面接で自分の強みや能力をアピールするためには、自己分析で理解を深めておくことが欠かせません。
自己分析の方法は「自己分析とは?おすすめのやり方と8つの注意点を解説」の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
インターンに参加する目的を考える
なぜインターンに参加するのか、目的を考えましょう。目的や学びたいことが決まっていないと、参加するインターンを選べません。
また、目的を明確にしておくと、有意義なインターンになりやすいのもポイントです。目的を達成するために、意識的に動こうと努力します。何も考えずに参加するのではなく、「何を学びたいのか」「何を実現したいか」を考えてみてください。
自分の強みと企業が求めることをマッチさせる
インターンシップに参加する前に、自分の強みをしっかりと把握しておくことが大切です。「自分が得意なこと」や「過去に成果を上げた経験」を振り返り、それがインターンシップでどのように活かせるかを考えましょう。
たとえば、学校のプロジェクトや部活動でリーダーシップを発揮した経験がある場合、それは「リーダーとしてチームを導く力」として活かせる強みです。また、グループ活動でほかのメンバーをサポートして全体の成果を高めた経験があるなら、その協力性やサポート力がインターンシップでも重要な役割を果たすでしょう。
このように、自分の強みをインターンシップでどのように発揮できるかを事前に考え、準備しておくことで、実際の業務に取り組む際に自信を持って行動できます。また、インターンシップを通じてさらに自分の強みを磨き、成長の機会に変えていくことができます。
開催されているインターンを探す
どのようなインターンが開催されているか探してみましょう。就活サイトやインターン専用サイトに掲載されているので、チェックしてみてください。
なお、大学のキャリアセンターで紹介してもらえるケースもあります。
インターンのプログラムを確認する
企業ごとにプログラムの内容や実施期間は違うので、自分の状況に合うインターンに応募しましょう。
たとえば、企業についての説明がメインのインターンもあれば、実際の業務を体験できるインターンもあります。また、期間は長期のものもあれば、短期や1dayのものもあります。
インターンの期間については「短期インターンに参加するメリットは?長期インターンとの違いや就活に活かす方法を解説」の記事で詳しく解説しているので、こちらも参考にしてみてください。短期インターンの経験を就活に役立てる方法もご紹介しています。
エントリーシートを作る
エントリーシートの提出が必要な場合は、必ず作成しましょう。提出内容によって、インターンに参加できるかどうかが決まります。
インターンのエントリーシートでは、次のような内容がよく聞かれます。
・インターンへの参加理由
・インターンで学びたいこと
・自己PR
・学生時代に力を入れたこと
・ゼミで取り組んでいる内容
エントリーシートの書き方については、「インターンに参加したい!エントリーシートはどう書く?」の記事を参考にしてください。
選考対策を実施する
グループディスカッションや面接など、選考参加が必要なインターンもあります。突破できるように、選考対策を進めて準備しておきましょう。
グループディスカッション対策については「グループディスカッションとは?進め方や評価されるポイントを解説!」の記事を、面接対策については「面接対策は万全?就活に必要不可欠な準備とマナー」の記事を参考にしてください。
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インターンへの参加が決まった際に必要な準備
インターンへの参加が決まれば、企業研究や自己紹介などの準備をしておきましょう。ここでは、参加までに実施したい4つの準備を解説します。
企業研究を行う
まずは企業研究を行い、参加する企業について調べておきましょう。参加前から企業を調べておけば、インターンではより深く企業について理解できます。
企業研究を行う際は、企業のWebサイトやIR情報をチェックするのがおすすめです。IR情報は投資家向けに開示している情報であり、業績なども詳しく説明されています。
企業研究については、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事も参考にしてください。
自己紹介を考える
インターンでは自己紹介をする場合があるので、準備しておきましょう。「大学などの所属」「氏名」「意気込み」など、基本的な内容で問題ありません。自己紹介は短くまとめ、1分前後で伝えられるくらいがベターです。
自己紹介の作り方は、「自己紹介の書き方のコツは?好印象を与えるポイントと6つの例文を紹介」の記事で紹介しています。
志望動機を再確認する
インターンシップに参加する前に、応募時に提出した志望動機を再確認し、必要に応じて内容をブラッシュアップしておくことが大切です。インターンシップ中に社員や採用担当者から自己PRや応募動機について質問されることもあるため、準備しておくことでスムーズに対応できます。
インターンシップの志望動機では、企業を志望する理由だけでなく、「目的意識」や「参加意欲」にも焦点を当てることが求められることが多いです。そのため、自分がインターンシップを通じて何を学びたいか、どのように成長したいかを具体的に考えておくと良いでしょう。
さらに、インターンシップの経験が将来の採用活動に活かされる可能性があることを念頭に置き、参加する企業や業界に対する熱意や理解を深めておくと、より良い印象を与えられます。
インターンシップは単なる経験ではなく、今後のキャリアに繋がる一歩であることを意識しながら、志望動機を再確認しておきましょう。
インターンでの質問を考える
インターンシップ中には、先輩社員との交流や質疑応答の機会があります。事前に質問を考えておくと、有意義な会話を通じて自分の意欲や企業に対する関心をアピールできます。
質問内容は、企業研究や業界に関する情報収集の際に気になった点や、さらに詳しく知りたいことを基に考えると良いでしょう。たとえば、「現在のプロジェクトで特に重視している点は何ですか」や「新しいアイデアを取り入れる際にどのように進めているのですか」といった具体的な質問がおすすめです。
インターンシップは、企業とのつながりを深め、採用選考に向けて自分をアピールする絶好の機会です。準備をしっかりと行い、実りある経験を目指しましょう。
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インターンシップの志望動機を効果的に書くためのポイント
インターンシップの志望動機を書く際には、明確で分かりやすい構成が求められます。以下のポイントに従って、効果的に志望動機をまとめましょう。
1.結論を先に述べる
志望動機の最初に、なぜその企業のインターンシップに参加したいのかを簡潔に述べましょう。たとえば、「御社のインターンシップに参加することで、〇〇分野での経験を積みたいと考えています」といった形で、結論を端的に伝えることが大切です。
2.参加理由の背景と根拠を具体的に説明する
次に、自分が応募企業を選んだ理由を具体的に説明します。企業が提供する環境やプロジェクトが、あなたの目指すキャリアやスキルアップにどうつながるかを述べると良いでしょう。
たとえば、「過去のプロジェクトで〇〇に取り組み、そこで培ったスキルをさらに発展させたいと考えています」といった形で、自分の経験と企業の特性を結びつけると効果的です。
3.参加目的を具体的に明示する
最後に、インターンシップを通じて何を学びたいか、どのような経験を得たいかを具体的に書きましょう。たとえば、「〇〇プロジェクトに参加し、チームでの課題解決プロセスを学びたい」といった具体的な目的を示すことで、企業側に対してあなたの積極性や目標意識をアピールできます。
これらのポイントを押さえて志望動機を書くことで、応募企業に対してあなたの意欲や適性を伝えることができます。入念に準備をして、納得のいく志望動機を作成しましょう。
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インターン参加前日までに準備するもの
インターン参加前日までに、持ち物や会場を確認しておきましょう。具体的に何を確認すれば良いかを解説します。
必要な持ち物
インターン参加に向けて、必要な持ち物を確認しましょう。次のような持ち物が必要です。
・インターンの受付票
・学生証
・筆記用具
・ノート
・クリアファイル
・スマートフォン
・腕時計
・スケジュール帳
・印鑑
・通帳(給与が発生するインターンの場合)
インターンで交通費が支給される場合、受取を示す印鑑が必要になります。また、給与が発生するインターンの場合には、振込先を伝えられるように通帳などを持っておくと良いでしょう。
インターンの持ち物については、「インターンに必要な持ち物は?情報がない場合の対処法・忘れ物防止方法も!」の記事でも解説しています。持っていると便利なアイテムも紹介しているので、準備万全で臨みたい方はぜひご一読ください。
当日の会場の確認
インターンの会場や開始時間も確認しておきましょう。遅刻をしないように、余裕をもって出かけるようにしてください。
インターン開始前には、参加者の確認や受付などで時間がかかる場合もあります。開始時間の15分前には到着しておくと、慌てずに済むでしょう。
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インターン参加に向けて必要なビジネスマナーの準備
インターンに参加する前に、ビジネスマナーも勉強しておきましょう。学生であっても、社会人の意識を持って参加するのが重要です。
ここでは、インターンまでに勉強しておきたいビジネスマナーをまとめました。
身だしなみ
第一印象を良くできるように、身だしなみに気を配りましょう。スーツのシワや汚れに気をつけてください。また、髪型やひげを整えておくことも重要です。
身だしなみについては、「家を出る前に確認したい、第一印象で損をしないための就活マナー」の記事を参考にしてください。
持ち物
インターンシップに参加する際の持ち物は、できるだけシンプルなデザインのものを選びましょう。インターンシップは実際の業務を体験する場であり、社会人としての第一歩を踏み出す機会です。
そのため、持ち物も学生らしさではなく、社会人としてのマナーや心構えを反映したものにすることが重要です。
インターンシップでは、持ち物ひとつであなたの印象が左右されることもあります。シンプルなデザインを心掛けて、ビジネスの場にふさわしい持ち物を準備しましょう。
これにより、企業に対して真摯な姿勢をアピールできるとともに、社会人としてのマナーを意識した準備ができるでしょう。
インターンに必要な持ち物については、「インターンに必要な持ち物は?情報がない場合の対処法・忘れ物防止方法も!」の記事で詳しく解説しています。
あいさつ
あいさつも自分の印象に影響するので、できるようにしておきましょう。「大きな声で」「ハッキリと」が基本です。
インターンに参加する場合は、次のようなあいさつができるように準備しておいてください。
・おはようございます
・よろしくお願いいたします
・お疲れさまです
・お世話になります
・ただ今戻りました
・お先に失礼します
インターンで使えるあいさつは、「【例文あり】インターンの挨拶で好印象!マナーや自己紹介作成のポイント」の記事も参考にしてください。
言葉遣い
謙譲語や尊敬語など、言葉遣いも覚えておきましょう。誤った言葉遣いをしてしまうと、自分の評価を下げてしまいます。
よく指摘される言葉遣いは、「了解です」と答えるケースです。「了解です」は失礼にあたるとされ、「かしこまりました」がビジネスでは適しています。
そのほかにも、「分かりました」「ごめんなさい」「ご苦労様です」などもふさわしくない言葉です。「正しい言葉遣いをチェック!就活で注意したい話し方も解説」の記事でも紹介しているので、こちらもあわせてご一読ください。
電話対応
電話対応の方法も、事前に勉強しておきましょう。インターンについて質問がある場合、企業の担当者と電話で話すケースもあります。また、業務体験で電話に出ることもあるでしょう。
電話対応で失敗しやすいのが、「もしもし」と言ってしまうことです。電話に出る際は、「はい。△△です」と名乗るようにしましょう。会社の代表として電話に出る場合は、「お電話ありがとうございます。株式会社△△です」のように対応します。
電話対応については、「就活の電話はどう話す?基本的なマナーや苦手を克服する方法について解説」の記事で詳しく説明しています。
報連相
報連相とは、「報告」「連絡」「相談」の3つを指す言葉です。社会人で必要な能力なので、今のうちから身につけておきましょう。
報連相ができるようになると、仕事をスムーズに進められます。また、トラブルが起きた場合でも、問題に対して早期に対応できるのもポイントです。
周囲が社会人で言いにくい部分もあるとは思いますが、困ったことや分からないことがあれば、すぐに連絡や相談をするようにしてください。
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オンライン(Web)インターンシップで準備するもの
オンラインインターンシップに参加する場合は、通信環境などの準備が必要です。ここでは、オンラインでも問題なく参加するための準備を解説します。
通信環境を整える
インターネット回線など、通信環境を確認しておきましょう。電波が悪かったり、途中でインターネットがつながらなかったりすると、インターンシップに影響が出てしまいます。
事前にインターネットにつなぎ、動作環境に問題がないか確認しておきましょう。通信速度についても、ビデオ通話が問題なくできるかチェックしてください。
スピーカーやマイクを確認しておく
スピーカーやマイクなど、周辺機器の動作も確認しておきましょう。インターンシップが始まってから設定を行うと、迷惑をかけてしまいます。
壊れていた場合に備えて、開始日の数日前には確認してください。スピーカーなどは注文してもすぐに届かない場合もあるので、余裕を持った準備が必要です。
自分の顔が映るように設定しておく
ビデオ通話を起動し、自分の顔が映るように設定しておきましょう。初期設定のままにしておくと顔が映らず、誰か分からない場合もあります。
また、部屋の明るさも調整しておきましょう。顔は映っていても、暗過ぎて見えないケースがあるからです。
部屋がきれいに映るようにする
部屋もきれいに映るように、片づけておきましょう。背景に映る部屋が汚いと、印象が悪くなります。
すぐに片づけができない場合は、パソコンの位置を変えるのがおすすめです。
担当者の連絡先を確認しておく
インターンシップ当日にトラブルが起きる場合もあるので、担当者の連絡先を確認しておきましょう。オンラインの場合、その場で指示を仰ぐことができません。
たとえば、「インターネットにつながらない」「カメラが起動しない」などのトラブルが想定できます。トラブルが起きても、担当者にすぐに連絡をして事情を説明すれば問題ありません。
トラブルが起きて担当者に連絡する際は、電話のほうがおすすめです。電話であれば、状況を素早く伝えられます。
電話のマナーについては、「基本を押さえて好印象!就活中の正しい電話マナー」の記事を参考にしてください。
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インターンの準備を万全にして内定を獲得したいあなたへ
「インターンシップの準備は何をすれば良い?」と気になる就活生もいるでしょう。実力を発揮するためには事前準備が重要です。必要なポイントを押さえて、余裕をもって準備しておきましょう。
インターンの準備に不安がある場合は、就活エージェントへの相談がおすすめです。新卒に特化した就活エージェント、キャリアチケットにご相談ください。
キャリアチケットでは、就活のプロである専任のアドバイザーが対応いたします。インターンシップに対する疑問や不安など、なんでも気軽に相談可能です。
また、「どのインターンシップが良いか分からない」「インターンシップの探し方が分からない」などの質問もOKです。就活全体をサポートするエージェントなので、ぜひお気軽にご連絡ください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。