このページのまとめ
- 就活では「在学中」「卒業予定」ではなく「卒業見込み」を使う
- 履歴書の学歴欄の最後には卒業予定の年月と「卒業見込み」を書く
- 履歴書には「卒業見込」ではなく、「卒業見込み」と正しい表記で書こう
履歴書の学歴欄に「卒業見込み」をどう書けば良いのか、「在学中」との違いが分からず迷う就活生もいるでしょう。新卒の就活では、学歴欄の最後の行に卒業予定の年月と「卒業見込み」を書くのが基本です。
本記事では、記入例や「卒業見込み」と書ける条件、書き始める時期を解説します。大学院生や留学した場合の書き方、提出前に確認したい注意点も紹介するので、ぜひご一読ください。
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- 履歴書に「卒業見込み」と書くのが新卒就活の基本
- 履歴書に「卒業見込み」と書く理由
- 「卒業見込み」と書ける条件
- 履歴書の「卒業見込み」は大学3年生から書く
- 「卒業見込み」と「在学中」「卒業予定」の違い
- 「在学中」は大学1・2年生が使う
- 卒業予定は基本に使わない
- 「卒業見込み」はどこに書く?履歴書の学歴欄の書き方
- 1.一行目の中央に「学歴」と書く
- 2.中学校卒業から書き始める
- 3.最終学歴の横に「卒業見込み」と書く
- 履歴書への「卒業見込み」の記入例
- 大学(4年制)の記入例
- 大学院(修士・博士課程)の記入例
- 短大・専門学校の記入例
- 状況別:休学・留年・留学・編入の場合の書き方
- 休学・復学した場合の書き方
- 留年する可能性がある場合の書き方
- 留学した場合の書き方
- 編入した場合の書き方
- 履歴書に「卒業見込み」を書くときの4つの注意点
- 1.「卒業見込」と略さず送り仮名まで書く
- 2.卒業見込みの日付は卒業予定月を書く
- 3.学歴欄に「現在に至る」は使わない
- 4.西暦・和暦がそろっているか確認する
- 履歴書の「卒業見込み」の証明に必要な書類
- 卒業見込証明書
- 成績証明書
- 「卒業見込み」で卒業できなかった場合の対処法
- 履歴書に「卒業見込み」と書くべきかお悩みのあなたへ
- 履歴書の「卒業見込み」に関するよくある質問
- 履歴書に「卒業見込み」を書かないとどうなる?
- 大学1年生でも「卒業見込み」と書ける?
- 既卒でも「卒業見込み」と書ける?
- バイトの履歴書にも「卒業見込み」は書くべき?
履歴書に「卒業見込み」と書くのが新卒就活の基本
新卒の就活では「翌年度から社会人として働ける人材」を企業は求めています。そのため、履歴書の学歴の最後の行には、「卒業見込み」と書く必要があります。
卒業見込みとは、現時点でまだ在学しているものの、卒業に必要な要件を順調に満たしており、入社日までに間違いなく学校を卒業できる状態のこと。「卒業見込み」のひと言が書いてあると、企業は就活生が応募資格を満たしているかどうかを確認できます。
履歴書に「卒業見込み」と書く理由
新卒の履歴書において「卒業見込み」という表現を使うのは、企業に応募資格を満たしている証明をするためです。
多くの企業の新卒採用では、募集要項に「○○年3月に大学・大学院を卒業または修了する見込みの方」という応募資格が設けられています。まだ卒業していないからといって「在学中」とだけ書くと、企業側は「募集条件に合う学生なのか」「本当に4月に入社できるのか」を判断できません。
履歴書に「卒業見込み」と記載することで、自分が大卒・院卒の資格を予定どおりに取得し、入社日に合わせて働き始められる人材であることを明確に示すのが目的。採用担当者の不安を解消し、選考をスムーズに進めるためのマナーとして正しく記載しましょう。
「卒業見込み」と書ける条件
履歴書の学歴欄で「卒業見込み」と記載するためには、「卒業のための単位が取得できていること」「入社日までに卒業できること」という条件をクリアする必要があります。これらは、企業が就活生を選考対象とする前提条件になっていることも多いので、自分が当てはまっているか必ず確認しましょう。
卒業に必要な単位が取得できている
履歴書に「卒業見込み」と書ける条件の一つは、卒業に必要な単位が取得できていることです。大学4年生であっても、必修科目の単位を落としていて来年度に卒業できないことが確定している場合は、卒業見込みとは書けないので注意しましょう。
また、大学1・2年生は、卒業までの単位がまだまだ足りず、客観的に見て卒業できるかどうかが分からない状態です。そのため、基本的には卒業見込みとは記載しません。就活に安心して取り組むためにも、早いうちから計画的に単位を取得しておくことが大切です。
無事に単位の目処が立ち、履歴書の準備が整ったら、次は各企業へのエントリーを進めていきましょう。具体的な開始時期や適切な応募数について詳しく知りたい方は、「就活におけるエントリーとは?開始時期や応募数などを解説」の記事を参考にしてみてください。
留年の可能性が低く入社日までに卒業できる
履歴書に「卒業見込み」と書くためには、企業の入社日までに学校を卒業できる見通しが立っており、留年の可能性が低いことが条件となります。
日本の多くの企業では、4月に入社式が行われるのが一般的です。そのため、現時点で卒業単位がすべてそろっていなくても、年度末までに取得できる計画があり、卒業できる見込みがあれば「卒業見込み」と記載して問題ありません。ただし、企業によっては海外の卒業時期に合わせて9月や10月に入社日を設定しているケースもあります。自分が志望する企業の入社スケジュールを確認し、それまでに卒業要件を満たせるか事前に確認しておきましょう。
履歴書の作成前に就活スケジュールの全体像を把握しておきたい方は、「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事を参考にしてみてください。
履歴書の「卒業見込み」は大学3年生から書く
履歴書に「卒業見込み」と書き始める時期は、新卒の就活が本格化する大学3年生の秋以降が目安といえます。「卒業見込み」は、卒業の確実性を企業に保証する意味合いがあるため、卒業に必要な単位の大部分を取得する目処が立ったころから使用するのが一般的です。
大学が「卒業見込証明書」を発行できるようになった時点を基準とするのが確実ではありますが、心配な場合は、大学のキャリアセンターや学務課に確認しましょう。
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「卒業見込み」と「在学中」「卒業予定」の違い
卒業見込みのほかに「在学中」や「卒業予定」という言葉を目にすることもあります。どれも就活生の現在の状況を表す言葉に思えますが、就活においてこれらを混同して使うことは避けなければなりません。
企業側が求める情報を正確かつ信頼感をもって届けるためにも、それぞれの言葉がもつ本来の意味を理解しておきましょう。
| 表現 | 意味 | 主な使用場面 |
|---|---|---|
| 卒業見込み | 卒業要件を満たしつつある、卒業がほぼ確実な状態 | 新卒の就活(大学3・4年生)の履歴書 |
| 在学中 | 学校に在籍している事実のみを示す | アルバイトや大学1・2年生のインターンシップの応募 |
| 卒業予定 | 卒業する計画であることを示す(確実性が弱い) | 就活の履歴書では基本的に使わない |
「在学中」は大学1・2年生が使う
「在学中」とは、まだ学校に在籍していることを指す言葉です。これだけでは卒業が可能かどうかの判断はできないため、就活で使ってしまうと、採用担当者に「この学生は卒業できる確証がないのだろうか」と余計な疑念を抱かせてしまう可能性があります。
履歴書に「在学中」と書くのは、大学1・2年生がアルバイトに応募するときや低学年向けのインターンシップに参加するときなどです。卒業までの期間が長く、単位取得の状況もまだ初期段階にある時期であれば、「現在、籍を置いている」ことを示す「在学中」の表現が適切でしょう。
履歴書に「在学中」と書くケースについては、「最終学歴の「在学中」の書き方は?就活での履歴書の正しい記載を解説」の記事で詳しく紹介しています。こちらもあわせてご参照ください。
卒業予定は基本に使わない
一般的な認識として、「予定」は確実性が低い言葉として使用されます。あくまでも事前に決めた計画を指すケースが多いため、「卒業予定」と記載すると「主観的で確実性が低い」と捉えられる可能性が高いでしょう。
一方、「見込み」は客観的な根拠に基づいた予測を表す言葉になります。公的な書類である履歴書では、客観的な条件を満たして卒業がほぼ確実であることを示す「卒業見込み」を使うのが一般的です。「予定」という主観的な響きではなく、より信頼度の高い「見込み」という表現で統一し、企業側の採用リスクに対する不安を払拭しましょう。
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「卒業見込み」はどこに書く?履歴書の学歴欄の書き方
履歴書の学歴欄を書き始める前に、まずは全体の構成を把握することが大切です。「卒業見込み」という言葉をどこに、どのように配置すれば良いのかを知っておけば、自信をもって履歴書の書き込みができるでしょう。
ここでは、履歴書に「卒業見込み」を書く際のステップを解説します。

1.一行目の中央に「学歴」と書く
学歴と職歴の枠が分かれていないタイプの履歴書を使用する場合、どこからが学歴でどこからが職歴なのかを明確にする必要があります。そのため、一行目の中央には「学歴」と記載しましょう。
ここを飛ばしていきなり学校名を書き始めてしまうミスは多い傾向にあるため、履歴書の作成の際には注意が必要です。学歴と職歴の枠が最初から分かれているフォーマットであれば見出しを書く必要はありませんが、共通の大きな枠になっている場合は必ずこのステップから始めるようにしてください。
2.中学校卒業から書き始める
履歴書の学歴は、中学校卒業から書き始めるのが一般的です。小学校の入学・卒業や、中学校の入学まで遡って記載する必要はありません。
また、予備校は学校教育法で定められた正規の教育機関ではないため、学歴に含めないようにしてください。高校卒業から大学入学までの期間が空いている場合でも、予備校の入学・卒業は書かずに空けておきます。面接などでその期間について質問された際に「浪人して志望校を目指していた」と正直に伝えれば、マイナスの印象を与える可能性は低いでしょう。
履歴書の学歴欄を埋める際は、学校名はもちろん、学部や学科、コースなどの名称は、略さずにすべて正式名称で書きましょう。たとえば、高等学校を「高校」としたり、△△大学を「△△大」と略したりするのはマナー違反です。
また、大学名だけで終わらせず「△△大学△△学部△△学科△△専攻」というように、自分が所属している組織の最小単位まで正しく記載してください。一文字でも略してしまうと、雑な印象を与えてしまう恐れがあるため、学生証や大学のWebサイトで正式な表記を確認してから記入を進めるのが確実です。
3.最終学歴の横に「卒業見込み」と書く
学歴欄の最後には、必ず「卒業見込み」という文言を添えて締めくくります。記入漏れがあると、履歴書をパッと見た際に現在のステータスが判別しにくくなってしまうため、提出前の最終チェックを怠らないようにしましょう。
特に、履歴書を書き慣れないうちは学校名を書くことに集中し過ぎて、末尾の言葉を忘れがちです。学歴欄は、過去の歩みを示すだけでなく「現在はどのような状況にあり、いつから社会人になれるのか」を証明する役割ももっています。最後の一行まで気を抜かず、丁寧な字で「卒業見込み」と付け加えることが、書類全体の完成度につながるでしょう。
大学院生は「修了見込み」と書く
大学院生の場合は、卒業見込みではなく「修了見込み」と書くのが一般的です。修士課程と博士課程は分けて書き、それぞれに「入学」と「修了」あるいは「修了見込み」と記載しましょう。
専門的な研究科や専攻名も略さずに記入し、自分が現在どの課程の修了を目指しているのかがひと目で伝わるように整えてください。
履歴書の書き方については、「履歴書の就活での書き方は?種類や証明写真から提出マナーまで解説」の記事でも解説しています。こちらもぜひご覧ください。
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履歴書への「卒業見込み」の記入例
ここでは、学歴欄への「卒業見込み」の記入例をご紹介します。履歴書の書き方でお悩みの就活生の方は、以下を参考にしてみてください。

このように、現在籍を置いている大学の行の末尾に「卒業見込み」と付け加えることで、あなたの現在のステータスが正しく伝わります。自分の入学年や学部・学科名に合わせて、年号のズレや名称の省略がないよう、一字ずつ正確に書きましょう。
大学(4年制)の記入例
四年制大学に在籍している場合の記入例は、次のとおりです。
2023年4月 ○○大学○○学部○○学科 入学
2027年3月 ○○大学○○学部○○学科 卒業見込み
入学時から起算して4年後の3月を卒業見込み年月として記載します。学部・学科名は省略せず、正式名称で記入しましょう。
大学院(修士・博士課程)の記入例
修士課程に在籍している場合は、大学の「入学」と「卒業」を書いたあとに大学院の「入学」を記載し、最後の行に「修了見込み」と書きます。
2021年4月 ○○大学○○学部○○学科 入学
2025年3月 ○○大学○○学部○○学科 卒業
2025年4月 ○○大学大学院○○研究科○○専攻 修士課程 入学
2027年3月 ○○大学大学院○○研究科○○専攻 修士課程 修了見込み
修士課程の標準修業年限は2年のため、大学院に入学した年に2年を足した年の3月が修了見込み年月になります。研究科や専攻の名称も略さずに書きましょう。
博士課程に在籍している場合は、修士課程の「入学」と「修了」を記載したうえで、博士課程の「入学」および「修了見込み」を順番に書き進めます。課程ごとの区別を明確にするため、それぞれの名称を略さず記載してください。
2025年4月 ○○大学大学院○○研究科○○専攻 修士課程 入学
2027年3月 ○○大学大学院○○研究科○○専攻 修士課程 修了
2027年4月 ○○大学大学院○○研究科○○専攻 博士課程 入学
2030年3月 ○○大学大学院○○研究科○○専攻 博士課程 修了見込み
修士課程を「博士前期課程」、博士課程を「博士後期課程」と呼ぶ大学院も多いため、自身の在籍している正式名称に合わせて選択するのがおすすめの書き方です。単位取得満期退学などの特殊な状況を除き、修了予定の年月にあわせて「修了見込み」と記載しましょう。
短大・専門学校の記入例
短期大学・専門学校は大学と同様の書き方をしますが、在籍期間が2年制であることが一般的です。
2025年4月 ○○短期大学○○学科 入学
2027年3月 ○○短期大学○○学科 卒業見込み
専門学校は法律上「専修学校」に分類され、課程を修了することを「卒業」と表現するのが基本ですが、学校によっては「修了」を使う場合もあるため、在学証明書や学校案内の表記にあわせて記載しましょう。
履歴書の学歴欄の基本的な書き方については、「【新卒向け】履歴書の学歴欄の書き方とは?基本的なマナーや記入例を紹介」の記事でも詳しく紹介しています。こちらもあわせてご参照ください。
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状況別:休学・留年・留学・編入の場合の書き方
休学や留年、留学、編入など、学校生活の状況によっては記載方法に迷う場合もあるでしょう。ここでは、状況別の書き方を紹介します。
休学・復学した場合の書き方
休学期間がある場合は、学歴に「休学」と「復学」をそれぞれ記載し、卒業見込み年月は在籍期間の延長分をふまえて計算しましょう。
2023年4月 ○○大学○○学部○○学科 入学
2024年4月 休学
2025年4月 復学
2028年3月 ○○大学○○学部○○学科 卒業見込み
休学期間は在籍期間に含まれるため、休学した分だけ卒業見込み年月が後ろにずれます。企業から休学理由を聞かれる場合に備え、留学や体調不良など、簡潔に説明できるようにしておくと安心です。
留年する可能性がある場合の書き方
留年が確定している、または単位不足で卒業が難しい場合は、安易に「卒業見込み」と記載せず、実際に卒業できる見通しが立った年月で記載しましょう。
留年をすること自体が就活で大きく不利になるわけではありません。留年の可能性を早めに把握し、単位の取得計画を立て直すことが大切です。
留年した場合の就活の進め方は、「留年=就職できないは誤解!就活を成功させるためのコツと注意点を紹介」の記事で詳しく解説しています。あわせてご参照ください。
留学した場合の書き方
在籍している大学の制度を利用して海外の大学へ留学した場合は、学歴欄に留学先と期間を書き加えておくと、採用担当者に経歴が伝わりやすくなります。大学に籍を置いたままの留学であれば、在籍校の「入学」と「卒業見込み」の行の間に、留学の開始時期と留学先を記載しましょう。
2023年4月 ○○大学○○学部○○学科 入学
2025年9月 △△大学(アメリカ)へ交換留学(2026年6月まで)
2027年3月 ○○大学○○学部○○学科 卒業見込み
留学によって在籍期間が延び、卒業が当初の予定より遅れる場合は、休学した場合と同じように卒業見込み年月を後ろにずらして記載します。留学期間が卒業に必要な単位として認められるかは、留学の種類や大学によって異なるため、教務課などで確認しておくと安心です。
なお、数週間程度の短期の語学留学は、学歴欄に書かなくても問題ありません。自己PRや面接で、留学中に取り組んだことや身についた力として伝えると良いでしょう。
編入した場合の書き方
別の大学・短期大学から編入した場合は、編入前の学校の情報と、編入後の学校の情報の両方を記載します。
2023年4月 ○○短期大学○○学科 入学
2025年3月 ○○短期大学○○学科 卒業
2025年4月 ○○大学○○学部○○学科 3年次編入学
2027年3月 ○○大学○○学部○○学科 卒業見込み
編入前の学校を中退ではなく卒業している場合は「卒業」、編入後の学校は最終学歴として「卒業見込み」を記載する点を押さえておきましょう。
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履歴書に「卒業見込み」を書くときの4つの注意点
履歴書の学歴欄は、少しの書き間違いでも「確認不足」という印象につながりかねません。特に「卒業見込み」を書く最後の行は、表記や日付を誤りやすいポイントです。ここでは、提出前に確認しておきたい4つの注意点を解説します。
1.「卒業見込」と略さず送り仮名まで書く
履歴書の学歴欄を締めくくる際は、送り仮名を省略した「卒業見込」という表記を使用しないように注意が必要です。公的な書類である履歴書では、省略せずに「卒業見込み」と正しく記載するのが正式なマナーとされています。
- NG:2027年3月 ○○大学○○学部○○学科 卒業見込 →「み」が抜けているため誤り
- OK:2027年3月 ○○大学○○学部○○学科 卒業見込み
なお、大学が発行する証明書は、「卒業見込証明書」のように送り仮名を省いた名称になっていることがあります。これは書類の名称なので、証明書名を書くときはそのままの表記で問題ありません。
2.卒業見込みの日付は卒業予定月を書く
「卒業見込み」と書く際の日付欄には、実際に卒業する予定の年月を記載します。たとえば、2027年3月に卒業予定であれば「2027年3月 △△大学△△学部△△学科 卒業見込み」と記入してください。
履歴書を作成している時点から見れば未来の日付になりますが、卒業時期を明確に伝えることが目的なので、そのままで問題ありません。卒業年度を1年間違えてしまうと入社時期の誤解を招くため、慎重に記入しましょう。
入学年から卒業年月を計算する方法
卒業見込みの年月は、入学した年に在学期間を足すことで求められます。以下が標準的な計算方法です。
| 四年制大学 | 入学年に4年を足す |
|---|---|
| 大学院修士課程・短期大学・専門学校(2年制) | 入学年に2年を足す |
| 大学院博士課程 | 修士課程修了後の入学年に3年を足す |
ただし、入学時期が4月ではない場合や、留学・休学期間がある場合は、標準の年数どおりに卒業できるとは限りません。不安な場合は、成績通知や履修登録の状況をもとに、大学の教務課やキャリアセンターに卒業見込み年月を確認しておくと安心です。
3.学歴欄に「現在に至る」は使わない
「現在に至る」は職歴欄で使う表現のため、学歴欄では使わないようにしましょう。
「現在に至る」は主にこれまでの職歴の状況を表す際に用いる表現であり、学生の学歴欄には適していません。些細な表記のミスであっても、採用担当者に「雑な印象」や「ビジネスマナー不足」と捉えられてしまう可能性があります。
一般常識が身に付いていることを伝えるためにも、学歴欄は「卒業見込み」の行で締めくくりましょう。
4.西暦・和暦がそろっているか確認する
履歴書に記載する日付は西暦と和暦のどちらを使っても問題ありませんが、必ず履歴書全体でどちらかに統一しましょう。1枚の書類の中で西暦と和暦が混在していると、採用担当者が時系列を把握しづらくなり、不親切な印象を与えてしまうためです。
学歴欄だけでなく、右上の記入日や生年月日、資格・免許の取得日など、すべての項目を確認しましょう。もし和暦(令和や平成)を使う場合は、令和○年を「R○」のように略さず、漢字で正しく書く必要があります。
また、履歴書と一緒に提出するエントリーシートや添え状などについても、日付の表記をそろえるのがビジネスマナーです。書類一式を並べたときに、すべての年号が同じ形式で統一されていると、細かな部分まで気を配れる丁寧な人物であるという評価にもつながります。
就活の書類作成を始める前に、西暦と和暦のどちらの暦で書くか決めておくと、作成時に迷うことがなくなるのでおすすめです。履歴書の日付については「履歴書の生年月日は西暦?和暦?正しい書き方と注意点を解説」の記事でも解説しているので、ぜひご確認ください。
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履歴書の「卒業見込み」の証明に必要な書類
履歴書に「卒業見込み」と記載した場合、その内容が事実であることを公的に証明するため、企業から特定の書類提出を求められる場合があります。具体的には、「卒業見込証明書」と「成績証明書」が求められるでしょう。
ここでは、履歴書の「卒業見込み」の証明に必要な2つの書類について、それぞれの役割を詳しく解説します。
卒業見込証明書
卒業見込証明書とは、大学が「この学生は卒業できる条件を満たしている」と公式に証明する書類です。企業はこの書類を確認することで、履歴書の記載に偽りがないか、採用した学生が翌年4月に間違いなく入社できるかを客観的に判断します。
企業によっては、最終面接のタイミングや内定通知と同時に提出を求められる場合もあります。突然の必要にも対応できるよう、あらかじめ数通予備を持っておくと安心です。
卒業見込証明書のもらい方
卒業見込証明書は、学内の自動発行機や窓口申請、オンライン手続きといった方法で受け取ることができます。大学ごとに対応する取得手段や発行日数が異なるため、提出期限に遅れないよう事前に確認して準備を進めましょう。
最も一般的なのは学内にある自動発行機の利用で、学生証を使えばその場で発行可能です。発行機がない場合や特殊な手続きが必要な際は、学務課などの窓口で申請書を提出して発行を待ちます。
キャンパスへ行く時間が取れない方は、オンラインで申請しコンビニで印刷や郵送受取ができるサービスを調べるのがおすすめ。自身の都合に合う方法を選択し、余裕をもった取得を心掛けてください。
卒業見込証明書が発行される時期
卒業見込証明書は、大学4年生の4月以降に学内の自動発行機や事務窓口で取得できるようになるのが一般的です。ただし、前年度までの修得単位数が不足していると発行されないケースもあるため、自分が発行基準を満たしているか早めに確認しておきましょう。
成績証明書
成績証明書とは、取得単位数や履修した講義、科目ごとの評価が記載されている書類です。採用担当者はこの書類を確認することで、就活生が卒業要件を順調に満たしているか、入社時期に遅れるリスクがないかを客観的に判断します。
また、ただ単位数を見るだけでなく、履修してきた項目から「どのような分野に強い関心をもっているのか」「自社の業務に関連する知識を学んでいるか」をチェックすることもあるでしょう。さらに、学業に対する姿勢から就活生の誠実さを評価する企業も少なくありません。
特に、大学3年生の時点では「卒業見込証明書」がまだ発行できないため、その代替書類として提出を求められるケースがあります。成績証明書も大学が発行する公的な書類なので、必要な場合は早めに学内の事務窓口や自動発行機で確認しておきましょう。
なお、発行には数日かかることもあるため、選考が本格化する前に余裕をもって準備しておくことが大切です。
成績証明書について詳しく知りたい方は、「就活で成績証明書が必要な理由や採用への影響を解説!発行や提出方法も紹介」の記事をご確認ください。
成績証明書のもらい方
成績証明書は、学内の自動発行機や窓口、オンライン申請を通じて受け取るのが一般的な取得方法です。卒業見込証明書と同様の手続きで入手できますが、最新成績の反映タイミングには注意する必要があります。
学期の成績確定前だと、最新の評価が記載されていない証明書が発行されるケースも少なくありません。就活で提出を求められた際は、いつの時点までの成績が必要か募集要項を確かめるとともに大学のポータルサイトなどでも発行可能時期や記載内容をあらかじめ調べ、提出期限に間に合うよう早めに準備を進めましょう。
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「卒業見込み」で卒業できなかった場合の対処法
単位不足などで卒業できなくなったと分かった際は、判明した時点で速やかに内定先企業へ電話で連絡を入れることが重要です。新卒採用の要件を満たせなくなるため内定取り消しとなる可能性は高いものの、事実を隠すのは避けなければなりません。
まずは状況を正直に伝え、不誠実な対応で信頼を損ねないよう誠意をもってお詫びと相談をしてください。企業によっては入社時期の延期や、雇用形態を変えて働きながら単位取得を目指すといった柔軟な対応をしてくれる場合もあります。
対応に不安を感じたときは一人で抱え込まず、大学のキャリアセンターや採用担当者へ早めに相談する姿勢が大切です。過度に恐れず、迅速かつ誠実に行動する手順を意識しましょう。
卒業できなかった場合の内定取り消しへの対応については、「卒業できない学生は内定取り消しになる?留年した場合の対応を解説」の記事でも詳しく解説しています。
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履歴書に「卒業見込み」と書くべきかお悩みのあなたへ
新卒として就職活動を行う場合、履歴書の最終学歴の横には「卒業見込み」と記載するのが基本のルールです。「卒業予定」や「在学中」との違いを理解し、自分の状況を正しく表した履歴書の作成を目指しましょう。
しかし、いざ履歴書を作成するとなると「年次の計算は合っているかな…」「自分の単位状況で本当に見込みと書いて良いのかな?」と不安になることもあるでしょう。もし、自分の判断に自信がもてなかったり、自己PRや志望動機などの作成で立ち止まったりしているのなら、キャリアチケット就職エージェントにご相談ください。
キャリアチケット就職エージェントでは、あなたの希望にマッチする企業をご紹介します。学歴欄の正しい記載方法といった基礎的な書類作成アドバイスや、企業側の視点を踏まえたエントリーシートの添削、さらには自信をもって本番に臨むための面接対策まで、一人ひとりに寄り添ってサポート。
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履歴書の「卒業見込み」に関するよくある質問
ここでは、履歴書の「卒業見込み」に関するよくある質問にQ&A形式でお答えします。「卒業見込み」の書き方に迷っている方は、ぜひご一読ください。
履歴書に「卒業見込み」を書かないとどうなる?
新卒採用の選考では、応募資格を満たさないと見なされたり、選考に不利になったりする可能性があります。「卒業見込み」の記載がないと、企業は就活生の入社可能時期や卒業予定を判断できないからです。
たとえば、「在学中」と記載した場合、「まだ選考を受ける段階ではない」と判断され、応募資格を満たしていないと見なされる恐れがあります。また、「卒業」とだけ書いた場合は、すでに卒業していると誤解され、新卒枠での選考対象外となるケースがあるでしょう。
大学1年生でも「卒業見込み」と書ける?
大学1年生の時点では、卒業までの単位を十分に取得できておらず、卒業できるかどうかを客観的に判断できません。そのため、大学1年生が履歴書に「卒業見込み」と記載するのは基本的に避けましょう。
アルバイトやインターンシップの応募書類には、「在学中」と記載します。大学1年生からの就活準備については、「就活は大学1年生から準備が必要?早めに準備するメリットや就活対策を解説」の記事もあわせてご参照ください。
既卒でも「卒業見込み」と書ける?
すでに学校を卒業している既卒の場合は、「卒業見込み」ではなく「卒業」と記載します。「卒業見込み」は、まだ卒業していない学生が卒業要件を満たしつつあることを示す表現のため、卒業後に使うと事実と異なる記載になってしまいます。
なお、厚生労働省は若者の雇用に関する指針で、既卒者が卒業後少なくとも3年間は新卒枠に応募できるよう努めることを企業に求めています。既卒の就活の進め方については、「既卒就活は人生終了?厳しさと内定獲得のコツを就活生向けに解説」の記事で詳しく解説しています。
バイトの履歴書にも「卒業見込み」は書くべき?
アルバイトの履歴書では、「在学中」と書くのが基本です。アルバイトの採用では、学歴よりも勤務できる時間や期間が重視されます。現在学生であることが伝われば十分なため、新卒の就活ほど厳密に考える必要はないでしょう。
ただし、卒業学年であれば「卒業見込み」と記載することで、卒業までの期間が限られていることや、いつまで勤務できるかが伝わりやすくなります。
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