このページのまとめ
- 就活で焦る学生は多く、過度に不安になる必要はない
- 就活で焦る原因には「第一志望に落ちた」「周りと比較してしまう」などがある
- 就活で必要以上に焦ることで、自分に合わない企業に決めてしまうリスクがある
- 就活での焦りを落ち着かせるには、適度に休んだり第三者に相談したりすると良い
新卒の就活生のなかには、「早く内定をもらいたい!」と焦る人は多いのではないでしょうか。就活で焦ってしまう要因には、「志望企業が不採用だった」「周りと比較してしまう」などが関係しているようです。
就活中は予想外のことが起きたり、納得のいく結果が出なかったりと、スムーズに進むとは限りません。このコラムをご一読いただき、焦ったときの対処法や気持ちを切り替えるコツをチェックしましょう。
就活には悩みがつきものです。就活の悩みの種類別の解消法について知りたい方は「就活がうまくいかないときはどうすればいい?就活中の悩みを乗り越える秘訣まとめ!」も参考にしてください。
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就活で焦る学生は多い
就活が思うようにいかないと、焦りを感じがちです。自分のペースで頑張りたいと思いながらも、周りの就活生の動向は気になるものでしょう。
自分の就活が進まないと、「このままで大丈夫なのかな…」と不安になるもの。焦りを感じるのは当然のことであり、ほかの学生も同様でしょう。
しかし、「焦ってしまうばかりで何も手につかない」といった状況に陥ってしまうと、良い方向へは進まなくなります。その状況を改善するには、自分なりの就活方法や気持ちを落ち着かせるコツを知ることです。
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就活で焦る3つの原因
就活で焦る原因の1つは、「内定が出ないこと」でしょう。下記で原因を詳しく解説しているので、チェックしてみてください。
1.第一志望の企業に落ちた
第一志望が不合格の場合、入社意欲が高かった分焦ってしまいがちです。第一志望は、特に力を入れて企業研究や選考対策などに取り組む人が多いでしょう。人によってはOB・OGを行っている場合も。そのため、不採用だとショックが大きく自信を失ってしまうものです。
「第一志望以外の選択肢が考えられない」「今後ほかの企業に魅力を感じられるか心配」という焦りも感じる人もいるでしょう。
2.応募できる企業が減ってきた
エントリーが可能な企業が減り、焦ることがあるでしょう。一般的に大学3年次の3月に就活が解禁され、選考が始まります。就活スタート時には多くの企業が募集をしていますが、秋前には選考を締め切る場合も。そのタイミングで内定が決まっていないと、「応募できる企業がないのでは」「興味のある業界や企業を諦める必要があるのでは」と焦りを感じるでしょう。
また、就活自体をあまり行っていなかった場合、「気づいたら応募できる企業が少なくなっていた」といった焦りも出てきます。
3.周りに内定獲得者が増えてきた
周囲で内定を得ている人が増えると、焦りを感じやすくなります。
就活をスタートする時期はどの学生もほぼ同じですが、その後の進み方は異なるもの。早めに内定をもらっている人や、内定を複数得ている人も出てくるでしょう。そのなかで自身の就職先が決まっていない場合、取り残された気持ちになって焦ってしまいがちです。特に、周りと比較してしまいやすく、負けず嫌いの性格の人は「自分は周りよりも劣っているのでは」と焦りを感じるでしょう。
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焦りが就活へ与える3つのリスク
焦る気持ちが大きいと冷静な判断ができなくなり、空回りする恐れがあります。以下に就活で焦ることのリスクをまとめているので、確認しましょう。
1.判断ミスを招く恐れがある
過度に焦っているとマイナス思考になりやすく、判断能力が鈍ります。「自己PRも正直に話すと不採用になるのでは」と考えてしまい、自分の魅力をアピールできない恐れも。その結果、マニュアルにあるようなありきたりな内容になってしまい、企業からの評価が得にくくなってしまいます。
2.面接で本領発揮できなくなる
焦りや緊張から「面接がうまくいかなかった」という人も多いでしょう。十分に面接対策を行っていても、面接本番で力が入り過ぎて「的外れな回答をしししまう」「声がうわずってしまう」といったことも。不安な気持ちが表情にも出てしまい、さらにマイナスな印象を与えてしまう場合もあります。
3.ミスマッチの可能性が高まる
内定が出ずに焦っていると、「とにかく内定が欲しい」と手当たり次第に応募してしまい、ミスマッチを招く恐れも。運良く自分に合う企業に入社できれば良いですが、必ずしも相性の良い企業に出会えるとは限りません。万が一、入社した職場が自分と合わない企業だった場合、嫌気が差して仕事を辞めてしまっては本末転倒です。
就活は「早く終わらせる競争」ではなく、「自分が良いと思った企業で働くための活動」であることを忘れないようにしましょう。焦っていても事態は変わりません。
「焦ったところで内定をもらえるわけではない」と、落ち着いて行動することが重要です。
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就活をせずに焦っている場合は行動する
就活で必要以上に焦る必要はありませんが、「何も取り組んでいなくて焦っている」という場合は早めに行動しましょう。就活解禁以降、ほぼ何もせず数ヶ月経っているのであれば、周りから出遅れている状況です。基本的に就活は自己分析から始まり業界研究、応募書類の作成、面接対策など準備することが多くあります。何も手を付けていないままだと、冬採用にも間に合わなくなる恐れがあるでしょう。思い立った時期によって、エントリー可能な企業が限られている可能性もありますが、今からできることを考え、早めに取り掛かりましょう。その際、就活エージェントや大学のキャリアセンターなど第三者の力を借りるのも一つの方法です。
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焦りに対処する気持ちの切り替え方
焦ってしまったきは、落ち着いて客観的になることが重要です。下記に具体的なポイントを挙げているので、参考にしてみてください。
・内定を早くもらうのが良いとは限らない
・不採用だったとしても「縁がなかっただけ」と悲観し過ぎない
・不安な気持ちは誰しも持っていると認識する
・周囲の情報が必ずしも正しいとは限らない
就活中は、ほかの就活生の行動や意見が気になってしまうもの。周囲の声や就活スピードに振り回されることなく、自分自身でリサーチした情報、自分のペースを大切にしましょう。
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焦りを落ち着かせるための対処法
前項では、気持ちの切り替え方をお伝えしましたが、気持ちの切り替えが苦手な人もいるでしょう。
そのような場合は、以下のように気持ちを「落ち着かせる」ことから始めてみてください。
・一度ゆっくり深呼吸する
・一人で悩まず第三者に相談してみる
・思い切って休んでみる
・不安で不眠が続く場合は適度に身体を動かす
そのほか、「面接に対して不安があるのか」「自己PRや志望動機が不十分と感じているのか」など、自分自身が就活の何に不安を感じているのか原因を突き止めることも効果があるようです。
就活中は何が起こるか分かりません。「焦っているのかも…」と感じ始めたときに不安を静められるよう、日頃から落ち着かせるための術を身につけておくことをおすすめします。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。