このページのまとめ
- ITやベンチャー企業ではプログラミングを体験できるインターンシップを開催していることが多い
- 未経験から参加できるものもあるが、インターンで活躍するならサンプルコードの理解や応用といったスキルがあると安心
- 実際に現場で活用されているプログラミングが学べたり、選考で有利になったりするのが参加のメリット
- プログラミングができるインターンは長期になることが多いので、興味があるなら早くから動こう
就職前に業務を体験できるインターンシップに参加する学生は増加傾向にあると言われています。
企業によって就労体験の内容は異なりますが、近年ではプログラミングを経験できるコースを設ける会社も。
インターンでプログラミングを学ぶメリットには、なにがあるのでしょうか。
当コラムではメリットの紹介に加え、プログラミングコースに参加するために必要なスキルや参加方法などをまとめています。
IT系の仕事に興味がある方は参考にしてください。
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プログラミングができるインターンにはどうすれば参加できる?
就職する前の学生が企業に赴き、実際の業務を体験できる制度であるインターンシップ。
欧米で始まった制度ですが、近年では日本でも業界・企業研究や実際の業務内容を知る、入社後のミスマッチを防ぐ、本選考を有利に進めるといった目的で参加する学生が増えており、それに伴い就活の一環としてスタンダートになりつつあります。
インターンの内容は業界や職種によって異なりますが、ITやベンチャー企業のインターンシップでは実践的なプログラミングができるコースが設けられていることも。
これは、各業界で急速にIT化が進んでいるにも関わらず、プログラマーやSEといったIT関連の職種で人手不足が起こっていることが関係しています。
需要に対して供給が足りていないことを受け、育成という観点から学生にプログラミングを経験してほしいと考える企業が多いのが要因と言えるでしょう。
プログラミングができるインターンを希望する学生の中には、学校で専門的に学んでいる方もいれば独学で勉強している方、興味はあるけど特に勉強していない方などさまざまなスキルの人がいると考えられます。
初心者では参加できない…と心配する方もいると思われますが、企業の中には、まったくの初心者でも受けいれているケースも。
ですが、実際にプログラムを構築するケースも多くあるため、ある程度のスキルや基礎を身につけておいたほうがインターンシップに採用される可能性は高くなるでしょう。
理系インターンについては「理系学生向けのインターンシップとは?特徴や参加するメリットを解説!」も参考にしてください。
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インターンでプログラミングをするメリット
ここでは、インターンでプログラミングを経験するメリットを紹介します。
以下を参考にして、インターンに参加するかどうかを検討してみてください。
実践的なプログラミングが学べる
インターン先である企業には、第一線で活躍するプログラマーが在籍しています。
プログラミングによっては、机上で学んだ内容と実際の業務で活用できる内容に差があることも。
現役のプログラマーについてもらいながら実践的なスキルを学べるのは、インターンに参加する大きなメリットになるでしょう。
成果がサービスに取り入れられる可能性がある
インターンで作成したプログラムの評判や完成度が高いと、その企業のサービスやシステムに採用される可能性があります。
自分の成果が実際の業務に役立つことでやりがいを感じたり、仕事に対する姿勢や取り組み方を考えるきっかけになるかもしれません。
働くことを経験できる
プログラミングを行うインターンは、数ヶ月ほどの長期インターンシップとなるケースがほとんど。
さらに、実際のオフィスで社員とともに作業を行うことが多いため、働くことを経験できます。
この経験により、就職後のミスマッチを防ぐことができるでしょう。
就職に有利
前項で触れたように、多くの業界でITシステムが導入されていることから、近年はIT業界や関連業種は売り手市場と言われています。
さらに、IT業界はインターンからの採用が多いのも特徴。
長期インターンの働きぶりで人材としての価値を判断し、優秀な学生はそのまま採用するという企業も少なくありません。
また、たとえ内定に直結しなくても実務経験が武器になったり、インターン未経験の学生に比べて働くことに対する意識が異なったりするため、就職に有利になると言えます。
上記以外のメリットとしては、長期インターンの場合は有給になることが多いため「スキルを身につけながら給与がもらえる」、実際に現場で働くので「本当に求められるスキルが分かる」といったものも。
独学で学んだプログラミングスキルを試したい、実践で活用できるまでブラッシュアップしたいという方はインターンに参加してみると良いでしょう。
エンジニア向けインターンについては「エンジニア向けインターンは新卒でも参加可能?特徴やメリットを解説」も参考にしてください。
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必要なスキルは?
幅広い業界で役立ったり就活が有利になったりする可能性が高いことを知って、プログラミングインターンをしたいと考える方もいるでしょう。
では、インターンに参加するにあたって必要となるスキルはあるのでしょうか。
最初の項目で触れましたが、一部の企業では未経験でも参加できるように、インターンシップを行う際に特別なスキルは必要ないケースも見受けられます。
ですが、インターン中にしっかりと結果を残したり、内定につなげたいと考えていたりするのであれば、ある程度のスキルを持っていると安心。
サンプルコードを読んで理解する、サンプルコードを書き換えてオリジナルの動きをするアプリケーションを作成できる、といったスキルを持っていれば問題ないことが多いようです。
中には、「インターンに挑戦できるほどのスキルはない」と考えている学生もいるかもしれません。
しかし、情報系の学生なら講義内で基礎的なプログラミング文法やサンプルコードを学んでいる可能性が高く、そのスキルがあればインターンに参加することは難しくないと言われています。
特に学んでいる言語がないのであれば、Web系の企業がおすすめ。
Web系の言語はほかに比べて初心者でも勉強しやすい、汎用性が高い、多くの現場で利用されているのがその理由です。
そのため、インターンに備えてWeb系の言語であるPHPやRubyを勉強しておくと良いでしょう。
おすすめなのが、自分が保有するスキルを明示するために、ポートフォリオをURLやGitHubで公開すること。
言葉で「◯◯を勉強した」と伝えるより、勉強をして得たスキルで作成した成果を見せたほうが説得力が高まります。
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プログラミングができるインターンを探すには
前項で触れたように、プログラミングを行えるインターンでは実際に業務を任されるケースが多いことから、長期の可能性が非常に高いと言えます。
さらに、長期のインターンシップを開催している企業の多くは、IT関連企業やベンチャー企業。
受入人数が少ない企業も多いため、就職情報サイトにインターン情報を掲載しない会社も見受けられます。
そのため、プログラミングが経験できるインターンを探すのであれば、企業の公式Webサイトや会社説明会などを活用して、早めに行動を起こすことが大切。
大学1年や2年からインターンを受け入れている企業もあるため、興味があるなら挑戦してみると良いでしょう。
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インターンの探し方については「インターンの探し方を解説!自分に合う企業を選ぶには」も参考にしてください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。