このページのまとめ
- 履歴書の長所からは、「企業に合うか」「自己分析できているか」が評価される
- 履歴書で長所を伝える場合、企業の求める人物像に合わせるのがコツ
- 履歴書に書く長所が見つからない場合、周囲の人に聞いてみるのがおすすめ
「履歴書に書く長所は何がいい?」「どんな書き方が評価される?」と悩む就活生も多いでしょう。長所や短所は履歴書でよく聞かれる内容であり、答え方を知っておくとアピールにつながります。
この記事では、履歴書で長所を書く際のポイントや、注意点を解説。また、長所とセットで聞かれやすい短所の書き方も紹介しています。
長所と短所の例文も合わせて30個紹介しているので、履歴書作成時の参考にしてください。
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- 履歴書の長所から企業が評価しているポイント
- 企業との相性が合っているか
- 自己分析ができているか
- 履歴書における長所・短所の書き方
- 1.先に結論を述べる
- 2.具体的なエピソードを入れる
- 3.仕事でどのように活かすかを述べる
- 履歴書での長所・短所の書き方で気をつけるべきポイント
- 企業の社風や仕事に合う特徴を選ぶ
- 客観的な評価を入れる
- 短所はネガティブな表現で終えない
- 「短所はありません」は評価されない
- 社会人として致命的な短所は避ける
- 履歴書に書ける長所・短所の一覧
- 長所の一覧
- 短所の一覧
- 履歴書で長所をアピールする際の例文20選
- 1.コミュニケーション力が高い
- 2.マルチタスクに長けている
- 3.リーダーシップがある
- 4.協調性がある
- 5.行動力がある
- 6.責任感が強い
- 7.飲み込みが早い
- 8.落ち着いている
- 9.教え方がうまい
- 10.几帳面である
- 11.論理的である
- 12.ポジティブに考えられる
- 13.素直さがある
- 14.心配りができる
- 15.何事もあきらめない
- 16.積極性がある
- 17.探究心が豊か
- 18.粘り強さがある
- 19.明るい性格
- 20.チャレンジ精神
- 履歴書で短所を伝える際の例文10選
- 1.心配性である
- 2.神経質である
- 3.物事を抱え込みやすい
- 4.マイペースである
- 5.楽観的である
- 6.融通が利かない
- 7.せっかちである
- 8.負けず嫌い
- 9.緊張しやすい
- 10.優柔不断
- 履歴書に書く長所・短所が見つからないときの探し方
- 周囲から言われたことを思い出す
- 過去のエピソードから探す
- 長所と短所で言い換える
- 履歴書で長所をどのようにアピールするか悩んでいるあなたへ
履歴書の長所から企業が評価しているポイント
履歴書の長所欄からは、企業と相性が合うかどうかが確認されています。また、自己分析がしっかりとできているかどうかも見られていることを覚えておきましょう。
ここでは、履歴書の長所から企業が評価している2つのポイントを紹介するので、長所欄を書くときは意識して書いてみてください。
企業との相性が合っているか
就活生の持つ長所は、企業と合うかどうかが見られています。企業ごとに社風や業務内容は変わり、合う合わないが発生するからです。
優秀な人材であっても、その企業で能力や性格が活かせないのであればお互いに不幸になってしまいます。ミスマッチ防止のためにも、長所から就活生がどのような特徴を持っているのかが見られているのです。
自己分析ができているか
自己分析がしっかりとできているかどうかも、長所から見られている内容です。自己分析ができている就活生は、自分のことを理解できており、自分の特徴を活かせる企業に応募できている傾向があるからです。
また、自分の長所がわかっていれば、持ち味を発揮して活躍できる範囲を広げていくことができます。さらに、長所だけではなく短所も理解していることで、克服するための努力も期待できるでしょう。
自己分析ができているか不安に感じる方は、「自己分析とは?おすすめのやり方と8つの注意点を解説」の記事を読んでおくのがおすすめ。履歴書はもちろん、エントリーシート作成や面接対策にも自己分析は欠かせないので、必ず行うようにしてください。
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履歴書における長所・短所の書き方
履歴書に長所や短所を書く場合、「結論」「エピソード」「仕事への活かし方」の順番で書くようにしましょう。このような順番で書くと、読み手にわかりやすい文章が作成できます。
ここでは、それぞれの構成について解説するので、チェックしてみてください。
1.先に結論を述べる
まずは結論となる、どのような長所や短所があるのかを伝えましょう。結論から伝えることで、このあとに伝える内容がわかりやすくなるためです。
たとえば、「私の長所は△△です」「私は△△が短所です」のように伝えます。はじめは簡潔に、聞かれたことを答えるように意識してください。
2.具体的なエピソードを入れる
長所や短所を裏付ける、具体的なエピソードを伝えましょう。エピソードがあることで情景をイメージでき、長所や短所に対する説得力が増します。
エピソードを伝える際は、具体的に伝えるのがポイント。「強みは継続力であり、練習を長く続けました」よりも、「強みは継続力であり、3年間、1日3時間の練習を続けました」の方が具体的にイメージできます。
数字を使って表すと、客観的な視点でアピールできるのでおすすめです。
3.仕事でどのように活かすかを述べる
アピールした長所が、仕事でどのように活かせるかを伝えましょう。仕事内容に応じて、具体的にどの場面で活かせるのか伝えるのがポイントです。
たとえば、「継続力を活かして、営業職でも目標達成に向けてあきらめずに努力を続けていきます」のように伝えられます。仕事で活かせるかどうかも考えて、アピールする強みは選ぶようにしましょう。
短所は克服方法で締める
短所を伝える場合は、克服に向けて努力していることを伝えます。「考えるよりも先に行動してしまう癖があるので、行動する前に3分間考え、それから動き出すようにしています」のように、対処法を伝えてください。
長所や短所の伝え方については、「就活で「長所・短所」の魅力的な伝え方!26個の長所一覧と例文付き」も参考にしてください。特に、短所は克服方法までセットでアピールすることを忘れないようにしましょう。
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履歴書での長所・短所の書き方で気をつけるべきポイント
長所を伝える際は、企業の社風に合うものを選びましょう。また、短所は社会人としてNGなものを選んではいけません。
ここでは、履歴書で長所や短所を伝える際に、気を付けたいポイントを5つ解説します。
企業の社風や仕事に合う特徴を選ぶ
長所を伝える場合、企業の社風や業務内容に合うかどうかを考えましょう。企業で活かす場面のない長所は、優れた強みであっても評価してもらえません。
事前に企業研究を行い、アピールしたい長所が生かせる場面を探してみましょう。企業が「求める人物像」を提示している場合もあるので、あてはまるかどうかチェックしてみるのもおすすめです。
企業研究の進め方については、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事で解説しています。アピールを成功させるには企業とマッチするかどうかがポイントなので、事前に企業の希望をチェックしておいてください。
客観的な評価を入れる
客観的な評価を入れることで、説得力を増しましょう。長所・短所の根拠となるエピソードが主観のみで書かれていると、信頼性が低い内容になってしまいます。
たとえば、「私の長所は努力家である点です。なぜならあきらめないことを心がけているからです。」とアピールされても、主観的な内容です。「どのような出来事であきらめなかったのか」がわからないと、読み手も判断できないでしょう。
長所をアピールする際には、客観的な意見や数字で具体的に示すようにしてください。あなたのことを知らない人が聞いても、評価できるようにアピールする必要があります。
短所はネガティブな表現で終えない
短所を伝える際は、ネガティブな表現のまま終えるのはNGです。マイナスイメージだけ与えることになり、アピールになりません。
短所を伝える際は、「克服するためにどのように努力しているか」が大事です。改善方法を合わせて伝えることを忘れないようにしましょう。
短所の伝え方は、「履歴書に短所を書くときは短く簡潔にまとめよう!例文27選も紹介」の記事で例文と一緒に紹介しています。具体的なイメージがあると考えやすいと思うので、ぜひ参考にしてください。
「短所はありません」は評価されない
短所を聞かれた際に、「ありません」と答えるのはやめましょう。「自己分析ができていない」「企業の聞きたいことを理解していない」と思われるからです。
マイナスな印象を持たれたくないため、短所はないと答えたい気持ちもよくわかります。しかし、企業は就活生の短所と、どのように改善しようと努力しているかを知りたいのです。
「ありません」と答えることで、マイナス評価になってしまうので気を付けてください。
社会人として致命的な短所は避ける
仕事を行ううえで、致命的な短所を伝えるのはNGです。克服しようとする姿勢を見せても、採用しにくくなります。
たとえば、次のような短所は伝えるのを避けましょう。
・約束を破る
・寝坊が多い
・嘘をつく
・不平不満が多い
・作業を雑にする
・報連相ができない
このような短所は、仕事での重大なミスやトラブルを引き起こす原因となります。企業としては採用しにくいので、短所として伝えるのはやめておきましょう。
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履歴書に書ける長所・短所の一覧
履歴書にどのような長所や短所が書けるのか、知っておくのも大切です。長所・短所の一覧をそれぞれ紹介するので、参考にしてください。
長所の一覧
履歴書で伝えられる長所には、次のようなものがあります。
・マルチタスクに長けている
・リーダーシップがある
・協調性がある
・行動力がある
・責任感が強い
・飲み込みが早い
・落ち着いている
・教え方がうまい
・几帳面である
・論理的である
・ポジティブに考えられる
・素直さがある
・心配りができる
・何事もあきらめない
・積極性がある
・探究心が豊か
・粘り強さがある
・明るい
・チャレンジ精神がある
・落ち着きがある
・傾聴力がある
・チャレンジ精神がある
・主体性がある
長所としてアピールできる特徴は、「長所になる性格一覧を紹介!面接時のアピール方法についても解説」の記事も参考にしてください。「これも長所なのかな?」と迷ったときにも参考になりますよ。
短所の一覧
履歴書に書ける短所には、次のようなものがあります。
・完璧主義
・負けず嫌い
・考えすぎる
・こだわりが強い
・自己主張が強い
・優柔不断
・わがまま
・深く考えない
・慎重
・融通が利かない
短所を選ぶ際は、長所に言い換えができるか考えるのもポイントです。たとえば、「慎重」な性格は、「計画性がある」と言い換えられます。
長所に言い換えられない特徴は、致命的な短所である場合も。アピールできるか困った場合は、視点を変えれば長所にできるか考えてみましょう。
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履歴書で長所をアピールする際の例文20選
ここでは、履歴書で長所を伝える際の例文を20個紹介します。伝え方がわからなかったり、どんな特徴をアピールしていいかわからなかったりする就活生は、ぜひ参考にしてください。
1.コミュニケーション力が高い
2.マルチタスクに長けている
3.リーダーシップがある
4.協調性がある
5.行動力がある
6.責任感が強い
7.飲み込みが早い
8.落ち着いている
9.教え方がうまい
10.几帳面である
11.論理的である
12.ポジティブに考えられる
13.素直さがある
14.心配りができる
15.何事もあきらめない
16.積極性がある
17.探究心が豊か
18.粘り強さがある
19.明るい性格
20.チャレンジ精神
長所は履歴書だけではなく、面接で伝える場合もあります。面接での伝え方は、「自分の長所と短所は何?面接での伝え方を例文付きで紹介」の記事を参考にしてください。
履歴書と面接では、伝え方が変わります。履歴書の文章をそのまま読んでいると、うまく伝わらない場合もあるので、文章は少し変化させるのがおすすめです。
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履歴書で短所を伝える際の例文10選
履歴書で短所を伝える際の例文も10個紹介します。改善方法の例も合わせて紹介しているので、短所の伝え方に悩んでいる就活生は、ぜひ参考にしてください。
1.心配性である
改善するために、不安なことは事前に準備して対処するようにしています。準備ができていれば悩むことも減り、反対に自信を持って行動に移せるようになりました。
2.神経質である
今は作業を止めないためにも、周囲に相談し、どのレベルまでのクオリティが必要か確認するようにしています。周囲の意見を聞くことで、神経質にならず、素直に状況を受け入れることができるようになりました。
3.物事を抱え込みやすい
改善するために、迷ったときはすぐに相談するようにしています。些細なことでも自分では難しいと思えば、とにかく聞くようにしています。
4.マイペースである
現在は自分だけで行動しないように、周囲の状況をよく見るようにしています。足並みを揃えることで、マイペースに自分だけ動くことが減りました。
5.楽観的である
失敗を防ぐためにも、楽観的には考えず、もしものときを想定して行動するようにしています。あらかじめ失敗した場合のことも考えることで、予定通りにはいかない状況でも対応できるようになりました。
6.融通が利かない
そのせいで失敗することも多かったので、今では周囲の意見を取り入れるようにしています。譲れない部分と譲れる部分を明確に分けて伝えることで、周囲と協力しながら行動できるようになりました。
7.せっかちである
改善するために、いきなり行動せず、一呼吸置くようにしています。一度冷静になって周囲を見渡すことで、自分一人で行動したり、決めてしまったりする機会が減りました。
8.負けず嫌い
現在はがむしゃらに勝とうとするのではなく、一度落ち着き、反省点や改善点を探すようにしています。落ち着く時間を作ることで、向上心は忘れず、感情的にならないように心がけています。
9.緊張しやすい
緊張しないために、練習を何度も行い、万全の状態で臨めるようにしています。
10.優柔不断
短所を改善するために、自分なりの基準を持つようにしています。基準に沿って決めることで、悩む時間が減り、行動に移せるようになりました。
短所も長所同様に、面接で聞かれる機会があります。「就活の苦手を克服!面接で聞かれる短所の回答ポイントと例」の記事を参考に、面接での伝え方も練習しておきましょう。
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履歴書に書く長所・短所が見つからないときの探し方
履歴書に書く長所や短所で迷ったら、過去のエピソードを探ったり、周囲に聞いてみたりするのがおすすめです。ここでは、長所や短所を探す方法を3つ紹介します。
周囲から言われたことを思い出す
長所や短所を探す場合、過去に周りの人から言われたことを思い出してみましょう。客観的な評価を受け入れ、考えてみるのが大切です。
自分ではあたりまえのことも、周囲からすれば長所かもしれません。反対に、自分では普通にしていることが、短所になっている可能性もあります。
エピソードが思い出せないなら、今から聞いてみる方法もあるでしょう。周囲の意見は参考になるので、聞いてみるのをおすすめします。
過去のエピソードから探す
過去のエピソードを振り返り、どのような長所や短所があったか探してみましょう。成功したエピソードからは長所が見つかりやすく、問題や課題からは短所が見つけやすくなります。
過去を振り返るなら、自分史を使うのもおすすめ。「就活における自分史の書き方は?書く内容やうまく書くコツを解説」を参考に自分史を作成し、長所や短所を探してみてください。
長所と短所で言い換える
長所と短所を言い換えて、見つける方法もあります。長所は短所の裏返しといわれるように、捉え方次第で与える印象は変わるからです。
たとえば、「自ら率先して、積極的に動ける」と伝えると長所になります。しかし、「単独行動が多い」「周囲と足並みがそろわない」と捉えれば、短所になるでしょう。
自分が長所だと考えているものも、見方次第で短所に変わります。短所も同様に長所に変わるので、言い換えを駆使して特徴を見つけてみましょう。
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履歴書で長所をどのようにアピールするか悩んでいるあなたへ
履歴書で長所を聞かれる場合は多く、「企業に合うか」「仕事で活躍できそうか」などが見られています。長所をアピールする際は、企業が求める素質を意識して伝えるようにしましょう。
しかし、いきなり長所を聞かれて、どのように答えるか迷う気持ちもわかります。「自分の長所がわからない」「どのようにアピールするか知りたい」などと迷う就活生は、ぜひキャリアチケットに相談してください。
キャリアチケットは就活エージェントであり、就活生の内定獲得をサポートしています。履歴書で長所をアピールする際の文章を一緒に考えたり、添削を行ったりとアドバイスが可能です。
履歴書全体の項目はもちろん、エントリーシートや面接対策など、内定獲得に必要な内容はすべてサポート。就活についての悩みや不安は、なんでも相談してください。
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