このページのまとめ
- 志望理由を作成する前に、企業研究と自己分析を行うようにする
- 志望理由には、応募先企業やインターンに関心を持った理由を盛り込む
- 作成時は字数制限に気をつけつつ、具体性のある内容になるよう心がける
インターンに参加する時に、企業から求められる志望理由。どのように書いていいのかよくわからず、お悩みの方もいるのではないでしょうか。
本記事では、企業研究・自己分析の必要性や志望理由の構成、作成時の注意点について解説します。例文もいくつか掲載しているので、志望理由を考える際の参考にしてみてください。
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はじめに企業研究を
インターンの志望理由を書くにあたっては、応募先企業の業種や事業内容を知っておく必要があります。ここでは、企業研究の必要性とその方法について見ていきましょう。
なぜ企業研究が必要なのか
あなたが抱いている企業に対するイメージと、企業が行っている事業の内容には齟齬があるかもしれません。企業イメージというのは、周囲の人たちの評価やテレビで見るコマーシャルの影響を受けることで形成されるからです。
その点を理解した上で事前に企業研究を行うことにより、実際の企業像とイメージとの差を小さくすることができるでしょう。
企業研究の方法
企業に関する正確な情報は、企業のWebサイトやパンフレットをチェックすることで得ることができます。事業内容はもちろん、その企業が提供している商品やサービス、それを受け取る顧客はどのような人たちなのかといったことも併せて調べてみましょう。競合他社と比べた上での特長も把握できれば、なお望ましいと言えます。
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自己分析の進め方
企業分析ができたら、次は自己分析に取りかかりましょう。
自己分析の必要性
志望理由を書く際に大切なのは、企業が求める人材像と自分がその企業を選んだ理由が一致していることです。前者に関しては、先に説明した企業分析によって明らかになるでしょう。後者を掘り下げるためには、企業研究とは別に自己分析が必要となります。
自己分析の方法
将来の夢が決まっている方は、その業界や職種に関心を持った理由、およびそのきっかけとなった経験を思い出してみてください。自分独自の経験があれば、他の学生が提出する志望理由との差別化につながります。特に明確な夢があるわけではなく、インターンに参加すること自体が目的の方は、参加を決意した動機を掘り下げるようにします。
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志望理由に盛り込む内容
以下に、志望理由に盛り込めそうな内容を記載しました。企業研究と自己分析から導き出された結果を念頭に置きつつ、実際に志望理由を作成してみましょう。
志望理由の構成のポイントは、最初に結論を述べるということ。最初に要旨を示すことで、読み手に志望理由の全体像を簡潔に伝えることができるからです。
業界・企業に関心を持った理由
まずは、業界・企業に関心を持った理由を述べます。インターンの志望理由であるため、企業への入社を希望している旨を伝える必要はないということを覚えておきましょう。自分がどのような志向を持って就活をしていて、なぜその業界・企業に興味を持つに至ったのかということを書くようにします。
インターンに関心を持った理由
続いては、インターンに関心を持った理由です。インターンへの参加を決めるきっかけとなった個人的な経験を織り交ぜることで、オリジナリティのある内容になります。
インターンで学びたいこと
インターンに参加することで、あなたは何を学び、何のスキルを身につけたいと考えていますか?業界の専門知識に触れたい、実務経験を今のうちに積んでおきたいといったことを、インターン内容と結びつけて書くことで、参加目的がより明確になるでしょう。
参加するにあたっての意気込み
最後に、インターン参加への意気込みを述べることで読み手に意欲を伝えることができます。率先して仕事を学んでいく、会社の方々の役に立てるよう努めていくなど、どのような取り組み方をするかも併せて書くと良いでしょう。
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志望理由の例文
ここでは、業界ごとの志望理由の例文をいくつか紹介します。
IT業界
将来SEとして働くための実務経験を積みたいと思い、貴社のインターンを志望いたしました。(業界・企業・インターンに関心を持った理由や、具体的なエピソードを挿入)インターンを通じて、顧客の要望を聞き出すヒアリング力を身につけられればと考えています。もし参加させていただくことになったら、自発的に知識を習得し、早く業務に慣れていけるよう努めていくつもりです。
金融業界
銀行業務を経験したいと思ったのが、貴社のインターンを志望した理由です。(業界・企業・インターンに関心を持った理由や、具体的なエピソードを挿入)インターン参加のご縁をいただいた際は、金融事業のあり方についても知見を深めていきたいと思っています。参加期間中は他の学生らとともに議論を深めつつ、自分の意見を的確に伝えることも心がけたいです。
看護業界
貴院のインターンを志望したのは、患者様に対するアフターケアを充実させている点に魅力を感じたからです。(業界・病院・インターンに関心を持った理由や、具体的なエピソードを挿入)インターンで実際の現場を体験し、将来の仕事に対するイメージを持つことができればと考えています。参加させていただくことができた際は、少しでも患者様やスタッフの皆様のお役に立てるよう努めていきます。
食品業界
貴社のインターンを志望した理由は、食を通じてたくさんの人たちを健康にするという理念に惹かれたからです。(業界・企業・インターンに関心を持った理由や、具体的なエピソードを挿入)インターンを通じて、人々の健康を支える食品ビジネスの一端に触れられればと思っています。参加機会をいただいた際は、積極的に質問をすることで業界知識を身につけていきたいです。
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志望理由作成時の注意点
最後に、志望理由作成時の注意点を確認しておきましょう。
文字数に気をつける
企業によっては、志望理由に字数制限を設けているケースがあります。その場合は、規定の8割以上を埋められるようにしましょう。もし400字以内という指定があれば、320字から400字までの字数内に留めるということになります。
求められる文字数は、業界や企業により異なる傾向にあるようです。一般的には、200字や400字、800字などが多いとされています。
独自性の高い内容にする
貴社の事業内容に魅力を感じて…のような文言を使いたくなるかもしれませんが、これでは応募先企業に対して独自性の高い志望理由にはならないと考えられます。同業他社にも同様の文言が使えるためです。
事業内容に触れるのであれば、「貴社の事業の○○という点に惹かれました」というように、その企業にしかない特色に言及すると良いでしょう。
具体性のある内容を心がける
学生時代のエピソードは、具体的な数字を入れると効果的です。たとえばサークル活動であれば、「○人が在籍する○○サークル」というように人数を書くことで、サークルの規模がどのくらいだったのかを読み手がイメージしやすくなります。
また、インターンに参加する理由として「成長したい」ということしか述べられていなかった場合、内容が漠然としているため熱意が伝わりづらい可能性があります。インターンを通して学びたいスキルや今後の展望なども、スキル名や職種名を挙げるなどして、できる限り具体的に書くよう心がけたいものです。
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