このページのまとめ
- 面接でうまく答えられなかった原因は何かを知る
- 面接でうまく答えられなかったときの対処法を知る
- 「面接でうまく答えられなかった」と落ち込みすぎない
「面接でうまく答えられなかった」「うまく話せなかった」と落ち込んでいる就活生も多いのではないでしょうか。面接がうまくいかずモチベーションを上げられないという人もいるかもしれません。
この記事では、面接に落ちる原因や面接でうまく答えられなかったときの対処法、乗り越え方を解説しています。面接に手応えを感じず、不安になっている方は、ぜひ読んで気持ちを切り替えてください。
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- 面接でうまく答えられなかったら不合格になるとは限らない
- 「面接でうまく答えられなかった」と感じる原因
- 事前準備が不足している
- 緊張してうまく話せなかった
- 質問の内容が難しかった
- 面接官の反応が良くなかった
- 面接に落ちる3つの原因
- 話の要点がつかめない
- 会話が広がらない答え方をする
- 表情が暗い
- 面接でうまく答えられなかったときの対処法
- 考える時間をもらえないか尋ねる
- わかる範囲で回答する
- 正直に「わかりません」と伝える
- 「面接でうまく答えられなかった」とならないための対処法
- 企業研究・自己分析を徹底する
- 質問対策をしておく
- 模擬面接の実施
- 落ち着いて話すことを心掛ける
- 回答の丸暗記はしない
- 企業は面接で学生の何を見ているのか
- 人間性や人柄
- コミュニケーション能力
- 面接でうまく答えられなかった場合でも内定が獲得できるケース
- いいたいことが伝わっていた
- 意欲が伝わっていた
- 自分を過小評価しすぎている
- 圧迫面接だった可能性がある
- 「面接でうまく答えられなかった」経験を乗り越えるための対処法
- 失敗から学んで次に活かす
- リフレッシュする
- 体を動かす
- 面接でうまく答えられなかったと悩んでいるあなたへ
面接でうまく答えられなかったら不合格になるとは限らない
面接官の質問に対して回答に詰まってしまったり、手応えが感じられないと「不合格かもしれない」と不安になる方も多いでしょう。しかし、面接でうまく答えられなかったからといって、必ずしも不合格になるとは限りません。
就活の面接では、「うまく答えられるかどうか」のみで判断されるのではなく、ほかの要素と合わせて総合的に採用・不採用が決定されます。そのため、うまく答えられなかった場合でも落ち込み過ぎず、気持ちを切り替えて次の選考に臨むことが大切です。
面接でうまく話せない、と悩んでいる就活生については「面接でうまく話せないのはなぜ?よくある原因と対策のポイント10選を解説」も参考にしてみてください。
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「面接でうまく答えられなかった」と感じる原因
そもそも、なぜ面接でうまく答えられなかったと感じるのでしょうか。就活生が面接でうまく答えられなかったと感じる原因を、ひとつひとつ詳しく解説していきますので、面接を振り返る際の参考にしてみてください。
事前準備が不足している
面接に対しての準備不足は、面接でうまく答えられなかったと感じる原因となることも。自己分析や企業分析、面接の頻出質問の確認など、就活の基本的な対策を怠ると合格への道は閉ざされる恐れもあります。
たとえば、「当社の代表の名前を知っていますか」や「入社して従事したい業務は何ですか」など会社に関する基本的な質問に答えられないと、企業は「この学生は企業分析ができていないのでは」と判断するでしょう。
緊張してうまく話せなかった
面接でうまく答えられなかった理由として、緊張してうまく話せなかったことが挙げられます。事前に面接の練習をしていても、いざ面接官の前に座ると緊張で頭が真っ白になってしまった、ということはよくあります。
言葉が詰まったりしてスムーズに話せないと、不合格になるのではと不安になってしまうでしょう。
質問の内容が難しかった
想定していなかった質問をされ、その内容が難しくて答えられなかったというケースもあります。答えが思いつかず、沈黙が続いてしまうかもしれません。
こういった質問は、臨機応変な対応や頭の回転の速さなどが求められる特定の業界での面接でされることが多いです。
面接官の反応が良くなかった
面接官の反応が薄かったり良くなかったりすると、面接でうまく答えられなかったと感じてしまうかもしれません。興味を持ってくれたり熱心に聞いてくれると、自分は評価されていると思いやすいもの。
質問に対してスムーズに回答できたとしても、面接官の反応が悪いと、ネガティブな気持ちになってしまう人もいるのではないでしょうか。
面接の事前対策については「面接がうまくいかない原因5つ|事前対策や面接中に意識するべきポイントも!」も参考にしてみてください。
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面接に落ちる3つの原因
「面接でうまく答えられなかった」からといって落ちるわけではないことは、先ほど解説しました。では、どのようなときに面接に落ちてしまうのでしょうか。面接に落ちる原因として、身だしなみや基本マナーが守られていないことが挙げられます。
清潔感のある服装・髪型を心がける、入室や退室時のマナーを復習しておくなど、面接における基本的なポイントをおさえておくことは必要不可欠です。ここでは、それ以外の面接に落ちる原因をご紹介します。これだけが原因ではありませんが、改めて自分の立ち振る舞いを振り返ってみましょう。
話の要点がつかめない
面接の場面だけに限ったことではありませんが、「何がいいたいんだろう」と相手に思われてしまうと、危険信号です。伝えたいことを伝えたい順から話すだけでは、あなたの魅力は十分に伝わらないでしょう。
また、あれもこれもと欲張りすぎると、話が長くなってしまい、伝えるべき重要なことが何なのかわからなくなってしまいます。面接だけではなく、エントリーシートなどでも、一つのトピックに絞って書くようにしましょう。
一つのトピックを掘り下げて伝えることで、あなたの人柄や価値観、特徴が見えてきます。企業はそこが知りたいポイントなのです。
会話が広がらない答え方をする
学生の中には、会話が続けられないような受け答えをする人がいます。そのような受け答えをしていると、面接官を疲れさせてしまう可能性があります。自覚症状がない人も多いため、注意が必要です。
たとえば、
面接官「大変だったと思う経験を教えてください。」
学生「大変だった経験は部活動です。」
面接官「なんの部活動ですか?」
学生「野球部です。」
面接官「なぜ入部したのですか?」
学生「友人が入ったからです。」
このような会話からは、面接官が知りたいと思っている学生の考え方や価値観などは伝わらないことがわかるでしょう。
表情が暗い
面接官は話の内容だけで、合格・不合格を決めるのではありません。話し方や表情からも、あなたの人となりを見ようとしています。そのため、終始表情が暗かったり、無表情のままでは、あなたの特徴や良さが伝わりません。
無理に笑顔を作る必要はありませんが、穏やかな表情で話せるように意識しましょう。可能であれば、面接練習の際に、録画をして自分がどのような表情で話しているのか確認してみてください。
「思っていたより表情が硬いな」と感じるかもしれません。面接官に好印象を与えるためにも明るい表情で話せるように練習しておきましょう。
面接に落ちる原因や対策については「一次面接で落ちるのはやばい?選考突破できない原因と8つの対策」も参考にしてください。
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面接でうまく答えられなかったときの対処法
うまく回答できることだけが合否を決定するものではないにしても、できる限りよい評価につなげたいものです。面接でうまく答えられなかったときに意識すべき対処法を解説します。
考える時間をもらえないか尋ねる
予想外の質問に対して沈黙してしまったり焦った回答をしてしまうと、かえって評価を下げてしまいます。考える時間が欲しいときは、「少し考える時間をいただいてもよろしいでしょうか?」と尋ねましょう。
そう伝えたうえで頭の中で整理して回答すれば、無言で考え込むよりマイナス評価につながる可能性は低いです。
わかる範囲で回答する
もし、「完璧に答えられない」「回答に自信がない」と困った場合は、わかる範囲で回答しましょう。わからないまま焦って回答しようとすると、気持ちだけが先走ってしまい的外れな内容を答えてしまうことになります。そうすると、あなたの評価を下げてしまいかねません。
正直に「わかりません」と伝える
技術や知識に関する質問など、考えてもどうしてもわからない質問の場合は、素直に「申し訳ございません。わかりません」と伝えましょう。一つの質問に答えられなくても面接に合格する可能性はあるので、次の質問で挽回する、くらいの意気込みで前向きに対応することが大切です。
面接のコツについては「面接での話し方には重要マナーが!就活生なら知っておくべき好印象を与えるコツとは」も参考にしてみてください。
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「面接でうまく答えられなかった」とならないための対処法
面接でうまく答えられなかったときは落ち込んでしまいがちですが、反省から学んで次につなげることが重要です。今後の面接において、同じ原因で後悔しないためにするべき対処法をご紹介します。
企業研究・自己分析を徹底する
面接でうまく答えるためには、就活の基本である企業研究と自己分析を徹底することです。面接を受ける企業についてしっかりと調べ、事業内容はもちろん企業理念や社風などもチェックしておくことが重要です。
自分の強みやスキルをアピールできるように、自己分析も入念に行い、自信をもって面接に臨めるように対策しておきましょう。
質問対策をしておく
事前に面接でよく聞かれる質問を把握し、まとめておくことが大事です。受ける企業によって適切な回答は異なるので、頻出質問に対していくつかのエピソードを用意しておくことをおすすめします。
模擬面接の実施
面接に慣れるためには、模擬面接で繰り返し練習することが重要です。部屋を面接会場のようにし、第三者に面接官役として協力してもらい、スーツを着たりして本番を再現するのがおすすめ。
本番に限りなく近い環境で練習すると面接独特の雰囲気にも慣れ、うまく答えられるようになるでしょう。
落ち着いて話すことを心掛ける
落ち着いて話すことを意識することも、「面接でうまく答えられなかった」を回避できる対処法です。うまく答えようとすると、早口になってしまったり話がとんでしまったりすることがあるからです。
うまく答えることよりも大切なのは、相手に丁寧に伝えることなので、焦らずに気持ちを落ち着かせることを心掛けましょう。
回答の丸暗記はしない
自分で考えた質問の回答を丸暗記して面接に臨む就活生がいますが、あまりおすすめできる対策ではありません。文章を丸暗記していると、原稿を読んでいるような話し方になってしまい、よい評価にはつながりにくいといえるからです。
また、緊張などで暗記した内容を忘れてしまうと、頭が真っ白になってうまく答えられなくなってしまう可能性があります。話す内容は要点のみを整理しておき、受ける企業によって応用できるようにしておきましょう。
就活面接での頻出質問については「面接でよく聞かれることは?頻出質問集とそれぞれの答え方を例文付きで解説」も参考にしてみてください。
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企業は面接で学生の何を見ているのか
面接でうまく答えられなかったから即不合格、と感じてしまいやすいですが、場合によっては合格できることがあります。なぜなら、学生が「失敗した」と思っていることと、企業が重要視しているポイントは異なるからです。ここでは、就活の面接において企業が評価するポイントを解説します。
人間性や人柄
面接でうまく答えられなかったとしても、その人の人柄が自社の社風に合っていたり、企業で活躍できそうなポテンシャルを持っていれば評価されるでしょう。
逆にいえば、面接で完璧に答えられたとしても、どんな考えや価値観を持っているのかが見えなければ、面接で落ちる可能性はあるということです。
コミュニケーション能力
面接は学生と企業とのコミュニケーションの場でもあります。そのため、面接中で表情が暗かったり、反応が薄かったりすると、コミュニケーション能力が低いと判断されてしまう可能性があります。
つまり、うまく答えられなかった質問があったとしても、コミュニケーション力を発揮できればよい評価につながることも。
面接でうまく話せないと悩んでいる就活生は「就活でうまくしゃべれない原因と面接下手の克服方法」の記事も参考にしてみてください。
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面接でうまく答えられなかった場合でも内定が獲得できるケース
「面接でうまく答えられなかった」と感じ面接に落ちたと落ち込んでいる学生も多いかもしれません。しかし、うまく答えられなかったからといって必ずしも面接に落ちるわけではありません。
ここでは、面接でうまく答えられなかった場合でも内定がもらえるケースを解説します。面接で企業が評価するポイントを押さえたうえで、スムーズに答えられるよう努力をすることが大切です。
いいたいことが伝わっていた
うまく答えられなかったのに面接に合格できるケースは、いいたいことが面接官にきちんと伝わっていた場合です。
途中で言葉に詰まったり答えに時間がかかっていたとしても、アピールしたいことがきちんと相手に伝わっていればプラスの評価になります。
逆に、スムーズに答えられたとしても、自分をしっかりアピールできていなければ、評価につながらないケースもあります。面接官は、うまく答えられたからというだけで、高評価を与えるわけではないことを頭に入れておきましょう。
意欲が伝わっていた
志望企業に入社したいという意欲や熱意が伝わっていれば、好印象を与えることができるでしょう。学生が緊張してうまく答えられなくても、志望度や熱意が高ければその気持ちが相手に伝わります。
嘘をつかず誠実に受け答えができれば、企業に「この学生を採用したい」と思ってもらえるでしょう。そのためには、無表情で受け答えをするのではなく、話の内容によって表情を変えたり、抑揚をつけるなどして、面接での話し方を意識することも重要です。
自分を過小評価しすぎている
「面接でうまく答えられなかった」と過小評価しすぎている学生も実は少なくありません。面接官の反応などを気にしすぎてしまい、自分では面接がうまくできなかったと思っていても、魅力やアピールポイントが伝わっていれば、内定を獲得することは十分に可能です。
圧迫面接だった可能性がある
圧迫面接だった場合、「手応えがなかった」「面接官の反応が悪かった」と思っていても、面接に受かっている可能性がもあります。そのため、面接官が威圧的な態度であったり、難しい質問を投げかけてきたとしても、学生にストレス耐性があるかどうかを知るために実施していることが多いでしょう。
面接官が無反応、目線を合わせない、無表情などの態度が見られる場合は、圧迫面接の可能性があります。また、答えたことに対してことごとく否定されたりすることもあります。
ただ、諦めずに自分の強みや長所、入社意欲を伝えるようにしましょう。面接官に左右されることなく、いつでも自分のベストを出し切ることが大切です。
圧迫面接の見極め方や対策については「就活で圧迫面接が行われるのはなぜ?特徴と8つの対処法・質問回答例も解説」も参考にしてみてください。
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「面接でうまく答えられなかった」経験を乗り越えるための対処法
面接で手応えが感じられなかった場合、少なからず落ち込んでしまうものです。しかし、その気持ちをいつまでも引きずっていては前に進むことはできません。
気持ちを切り替えるための対処法をご紹介しますので、内定獲得に向けて前向きに頑張りましょう。
失敗から学んで次に活かす
面接でうまく答えられなかった、という失敗した面のみを見るのではなく、その失敗から学べることはたくさんある、と考え直すことです。
大切なのは、うまくいかなかったところに対して反省を行い、改善点を見つけていくこと。そうすることによって次の面接に活かすことが可能であり、面接の上達にもつながるでしょう。
リフレッシュする
落ち込んでしまった気分を切り替えるには、思い切ってリフレッシュするのも対策のひとつです。自分の好きなことに没頭したり、旅行に出かけたりなど、就活のことを考えない時間を作ってみましょう。
気分転換をすることで精神的にも肉体的にもリフレッシュできます。ただし、あまり長期間休むと就活に戻るのに時間がかかってしまうので注意しましょう。
体を動かす
散歩をする、走る、ストレッチをする、ヨガをする、など少しでも体を動かすことで、ストレスを解消するホルモンが分泌され、気分がスッキリしたり、ポジティブな気持ちになったりします。
運動することが苦手な人は、短時間でもよいので、体を動かしてネガティブな気持ちを解消し、前向きな気持ちで次の面接に臨むようにしましょう。
就活でのリフレッシュについては「就活で体力がもたない?しんどいときに乗り切る方法と効率化するコツ!」も参考にしてみてください。
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面接でうまく答えられなかったと悩んでいるあなたへ
いくら面接練習を重ねたとしても、うまく答えられなかったと悩んでしまうこともあるでしょう。特に第一志望の企業の面接などの場合、力が入りすぎてしまい、緊張が解けないこともよくあります。
「面接でうまく答えられるようになりたい」「プロからの専門的なアドバイスが欲しい」と思っている方がいたら、キャリアチケットにお任せください。
就活エージェントであるキャリアチケットでは、専任アドバイザーによる自己PR添削、面接対策など、ひとりひとりの悩みに合わせた丁寧なサポートを提供しているので、新卒や就活をはじめたばかりの方でも安心です。
困ったことがあったら一人で悩まず、まずは一度ご相談ください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。