このページのまとめ
- インターン制度とは、学生が企業で職業体験や見学ができる制度を言う
- インターンへ参加することで、業界や企業のリアルな現場を見ることができる
- インターンは実施期間や内容、対象者などが多岐にわたるので自分の状況に合ったものを選ぶ必要がある
- 効率的な就職活動を行うためにもインターンへの参加は有効
- インターンで得たものが多いと自信を持って選考に臨むことができる
近年、インターンシップ制度を導入する企業が増えてきています。面接や試験とは少し違うインターンシップ。参加が必須ではないだけに「実際にインターンって何をやるの?」「期間はどれくらい?」「インターンに参加すると選考に有利?」など、学生側からは疑問が多いのも確かです。
当コラムでは、多様化するインターンシップの種類や参加する意味などを解説しています。
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インターンシップとは
就活を始めると、よく耳にする「インターン」。
「来週からインターン始まるから」「インターンシップに応募したほうがいいのかな」など、友達との会話などにも出てくることが多いでしょう。
では、このインターンシップとは、どのようなものなのでしょうか。
インターンとは一般的に、学生が企業で一定期間に実際の業務やそれに準ずるものを体験する制度です。
これは、学生や企業の双方にメリットがあると考えられています。
学生にとってのメリットは、実際に現場で職業体験をすることで、本来の進路を定めることができるなどが代表的。
企業にとっては、自社や自社の業務内容の認知度を高められるという点です。
また参加する学生、もしくは今後応募するであろう学生の能力や性格、適性を早い段階で判断できます。
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どんな種類のインターンシップがある?
ここでは、近年多様化するインターンシップの詳細を解説します。
期間
1Day
会社説明会のような役割が大きく、実施回数も多いので参加する日程を調整しやすい点が特徴。
短期
1週間程度という実施期間で、企業によって学生参加型プログラムから座学スタイルまで、さまざまなインターンシップがあります。
長期
3ヶ月から半年以上の期間で、実際に企業に出勤し実務を体験するスタイル。有給であることがほとんどです。
どのようなインターンシップに参加するか迷ったときは、いろいろな会社を知りたいなら1Dayや短期、志望業界や職種が定まっているなら長期インターンに参加することをおすすめします。
長期インターンは、1日約5時間で週に3日程度参加することが一般的。
学業に影響しないよう、大学の夏季休暇期間を利用した「サマーインターン」という形式で実施する企業もあります。
内容
グループワークやグループディスカッション
参加者数人でグループを組み、テーマに沿って作業に取り組み成果を上げたり、話し合って結論を出したりします。
社員座談会
学生参加型の座談会で、業務に対する考えなど、リアルな本音を述べてお互いのことを知ります。
会社説明や職場見学
企業側が、学生を実際に自社に招いて自社の特色や業務内容を伝える内容です。
プロジェクト型
IT関連の企業で増えているインターンスタイルで、実際にWebサイトやアプリの構築などに取り組みます。
職場体験
実際に企業に出勤し、業務の手伝いや電話応対などのビジネスマナーを学ぶことができ、職場での「日常」を体験することができます。
インターンシップの内容は、上記のように体験型や業務遂行、セミナー形式など多岐に渡ります。
インターンシップに参加することで、自分の希望する業界や企業のリアルな現場を見ることができるでしょう。
対象
就活生向け
大学3年生や大学院1年生など就活生を対象としたもの。
学年を問わないもの
大学1、2年生など、就活生以外も対象としたもの。
厳密に言うとインターンシップは、学年に制限というものはありません。
しかし企業によってはもちろん、対象とする学年によって内容が異なってきます。
ですから、自分の学年ややりたいことに合わせたインターンシップを選ぶ必要があるようです。
「就活なんてまだまだ先」「やりたいことすら分からない」という方も、参加することで将来のヴィジョンが見えてくるかもしれません。
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学生がインターンシップに参加する意味
インターンシップに参加することにはどんな意味があるのでしょうか?
結論から言うと、下記のメリットがあると言われています。
実際の仕事内容や社風を知ることができる
どのような職場環境でどのような業務を行うのか、実際に社内の雰囲気などを見ることができます。
ミスマッチが防げる
業界や企業の実情などを知ることで、入社後に「こんなはずじゃなかった」などのミスマッチを防ぐことができます。
複数のインターンシップへの参加で職種や業界について幅広く知ることができる
志望業種や職種を絞れていない場合、多くの職業体験をすることで自分のやりたいことが見えてくることも。
就活生同士の人脈ができる
インターンシップで知り合った就活生同士で信頼関係を築ければ、将来同じ業界で働く際の人脈ができる可能性もあります。
長期インターンへの参加で実践的なスキルが身に付く
現役社員のアドバイスを貰えるなど、実践的な知識やスキルを習得できます。
インターンに参加した経験が選考で活かせる
ビジネスマナーや実務的なことなど、インターンシップで得た知識やスキルを他の応募企業の選考でも活かせるでしょう。
上記のように、インターンシップへ参加することは多くのメリットがあります。
Webサイトだけでは知ることのできない業務内容を体験できるほか、社会人とのコミュニケーション経験を養ったりオフィスの雰囲気に慣れたりと、面接などの本選考の際に冷静に取り組むことができるでしょう。
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インターンシップの探し方
では、インターンシップに参加するにはどのようにすればよいのでしょう。
主に以下のような方法でインターンシップを探すことができます。
・大学のキャリアセンター
・OG、OBの紹介
・インターンシップの情報サイト
・企業のWebサイト
まずは、自身の通っている大学の就職科やキャリアセンターで相談し、その際に直接もしくはOBやOGの紹介で申し込みができます。
また、興味のある企業が決まっている場合は、その企業のWebサイトで探せば情報が掲載されていることもあります。
企業によっては、採用ページにインターンシップ特設サイトがあることも。
参加の受付時期は、実施時期の約1ヶ月前が多いと言われています。
多くの企業は、8月や2月にインターンシップを実施するため、申し込み期間を6月や7月や年末から1月までに設定しているでしょう。
就活生が企業にぐっと近づくことができるインターンシップ。
インターンシップに参加することで、就活において一歩前進することがあるでしょう。
企業や社員の働く姿、実際のお客さまを間近で見ることで、労働することや自分の適性、社会のマナーなど多くを吸収できます。
知識や得たものが多いと、自信を持って選考に臨むことができるでしょう。
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