このページのまとめ
- 自己分析とは、過去の経験から自分の性格や特徴を理解すること
- 自己分析をすると、自分の強みや企業選びで大切にしたいことが分かる
- 自己分析は、マインドマップやライフラインチャートなどを使う方法がある
「自己分析を簡単にやる方法はないの?」とお悩みの就活生も多いようです。自己分析を簡単にやるには、マインドマップやモチベーショングラフを作る方法がおすすめ。
この記事では、自己分析の意味ややり方、簡単に行う方法を解説します。自己分析を活用した志望動機や自己PRを作る方法も紹介したので、内定獲得に繋げたい方は参考にしてください。
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- 自己分析とは過去の経験から自分を理解すること
- 就活で自己分析をする意味
- 自分の強みが分かる
- 企業選びで大切にしたいことが分かる
- 将来像が明確になる
- 一貫性のある志望動機や自己PRが作れる
- 自己分析のやり方
- 1.自分史を書いて過去の経験を振り返る
- 2.自分の行動の理由を分析する
- 3.何度も発揮した能力から強みを見つける
- 4.自分の強みやモチベーションから就活の軸を定める
- 自己分析を簡単に行う方法5選
- 1.マインドマップを作る
- 2.ライフラインチャートやモチベーショングラフを作る
- 3.身近な人に自分の特徴を聞く
- 4.自己分析ツールを使う
- 5.就活エージェントに相談する
- 自己分析を活用して志望動機や自己PRを作る方法
- 志望動機では自分と同じレベルの企業分析を行う
- 自己PRは自分の強みが会社貢献に繋がる話題を入れる
- 自己分析を行って内定獲得に繋げたいあなたへ
自己分析とは過去の経験から自分を理解すること
自己分析とは、過去の経験や出来事を振り返り、自分自身を深く分析することです。自己分析をすると、これまで気がつかなかった自分の強みや弱み、大切にしたいことなどが分かります。
就活では、面接や応募書類など自分の情報を開示する機会が多いです。自己分析をして自分の特性を理解することで、企業にうまくアピールできるようになるでしょう。自己理解ができていないと、面接で言葉に詰まったり、履歴書やESが書き進められなかったりする恐れがあります。
就活中は定期的に自己分析を行い、常に自分を理解できている状態を目指しましょう。
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就活で自己分析をする意味
就活を始める際に話題が出る「自己分析」ですが、「なぜ行うのか」が分からない方もいるでしょう。自身の適性を知ればどのような職種や業界が合っているのかを把握できるため、ミスマッチを防ぐことに繋がります。
ここからは、就活で自己分析をする意味をまとめました。
自分の強みが分かる
自己分析を通して、自身の強みや弱み、長所や短所、価値観などのアピールポイントが見つかります。自分の強みは、面接時の受け答えだけでなく、企業や仕事選びにも活用できるでしょう。
面接でよく聞かれる「志望動機」と強みを結びつけることで、説得力のあるアピール材料になります。また、自分の強みから分かる「向いている職種」や「興味のある業種」が見つかるでしょう。
就活について右も左も分からない状況でも、自分の強みを知っていることは大きな一歩といえます。効率的に就活を進めるために、自己分析で自分の強みを理解することが大切です。
企業選びで大切にしたいことが分かる
自己分析をすれば、企業選びで大切にしたいことも分かるでしょう。自分がしたい仕事や務めたい理由が明確になることで、なりたい姿や譲れない条件をもとに企業選びができるのです。
就活では、数多くある企業から選んで就活を行います。自分の価値観に合った企業と出会うためにも、自己分析は重要な役割を果たすでしょう。
就活の軸となる企業選びで大切にしたいことが分かると、自分に合う仕事を選べるため、効率良く就活を進められます。
将来像が明確になる
将来像を明確にすることも、自己分析を行う理由の一つです。適性を通して具体的な将来像を掴むと、就活への意欲が強くなります。また、将来像を明確に描き、目標やなりたい姿を掲げることで、入社後に活躍する人材を目指せるでしょう。
一貫性のある志望動機や自己PRが作れる
自己分析を行うと、一貫性のある志望動機や自己PRを作成できます。志望動機や自己PRは、自分の強みや就活の軸をもとに作るからです。
自己分析ができてない場合、面接と履歴書で内容が違ったり、言っていることが毎回変わったりするという事態になりかねません。面接官は何人もの就活生を見ているため、発言に一貫性がないとすぐに見抜かれてしまうでしょう。
説得力を持たせる自己PRについては、「受かる自己PRのまとめ方と分かりやすく伝えるポイントを解説【例文付き】」も参考にしてください。
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自己分析のやり方
ここでは、自己分析のやり方をまとめています。ポイントを押さえて、自分を見つめ直しましょう。
1.自分史を書いて過去の経験を振り返る
自分史を書いて過去の自分の経験を振り返り、エピソードを書き出します。忘れていた過去の成功体験や長所が分かり、自信に繋がるでしょう。また、文字にすることで頭の中が整理されやすくなります。
2.自分の行動の理由を分析する
自分史で書き出した過去の自分の行動を、理由をつけながら分析しましょう。一つの行動ごとに、それを行った理由や感じたことなどを掘り下げてみてください。
「何を学んだのか」「どうしてそれを選んだのか」「どんなことを感じたのか」などを具体的に書き出しましょう。一つひとつ振り返ることで、過去の経験が現在の志向性を作り出していると分かるでしょう。
3.何度も発揮した能力から強みを見つける
課題に取り組み結果を出した過程から、自分が何度も発揮した能力が見つかります。「どのように課題に取り組んできたか」「どのように結果を出したか」を分析してください。
いくつかの強みのなかから、志望企業の求める人材に合わせた要素を志望動機や自己PRに取り入れましょう。
4.自分の強みやモチベーションから就活の軸を定める
自分の強みやモチベーションとなるポイントから、自分なりの就活の軸が定まります。就活の軸とは、「仕事を選ぶ際に重要視していること」です。就活の軸が明確に定まると、仕事や企業選びが効率的に進み、志望動機を迷いなく伝えられるでしょう。
就活の軸の例としては、「海外進出ができる」「新規事業に携わる」など、就活生によってさまざまです。
「何をしているときに楽しかったか」「何が1番辛かったか」などを具体的に書き出し、自分なりの就活の軸を見つけましょう。
就活の軸については、「就活の軸とは?探し方のコツや具体的な方法を例文付きで解説」も参考にしてみてください。
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自己分析を簡単に行う方法5選
自分一人で自己分析を行うのが難しい場合は、ここでご紹介する方法を活用して進めてみましょう。
1.マインドマップを作る
マインドマップを作り、自己分析を行いましょう。マインドマップとは、キーワードを一つ決め、そこからさまざまなキーワードを派生させた図のこと。思考やアイディアを言語化し、自分の考えを整理できるツールです。
マインドマップを使って自己分析を行う際は、最初のキーワードを「自分」に設定しましょう。キーワード「自分」から、「ポジティブ」「コミュニケーション能力」などと自分に関連するキーワードを派生させてください。また、関連するキーワードからさらに派生させたキーワードを書き出します。
最終的には地図のような構造ができ、脳裏にしまっていた考えが視覚的に分かります。マインドマップでは、自分が知らなかった強みや特徴が見つかるでしょう。
2.ライフラインチャートやモチベーショングラフを作る
ライフラインチャートやモチベーショングラフを作ることも、自己分析において有効な手段です。ライフラインチャートとは、「幸せ」を尺度に設定して、人生を振り返るツール。モチベーショングラフとは、「やる気」や「モチベーション」を尺度にしたものをいいます。
チャートやグラフを作成することで、自分が幸福を感じる瞬間ややる気が出るタイミングが分かり、就活の軸を定める際の手助けとなるでしょう。
3.身近な人に自分の特徴を聞く
自力での自己分析が難しい場合は、身近な人に自分の特徴を聞くと良いでしょう。周りの人からの客観的な意見は、自分が知らない特性や印象が分かります。
家族や友達など多くの時間を過ごしてきた人に聞くと、より詳しい意見が聞けるでしょう。バイト先の先輩や同僚など、顔を合わせる機会が少ない人からの意見も重要です。身近な人に自分の特徴を聞いて、客観的な意見を把握しましょう。
他己分析については、「他己分析とは?効率的なやり方のポイントや質問例を紹介」も参考にしてください。
4.自己分析ツールを使う
自己分析シートや就活本、診断テストなどのツールを用いて自己分析ができます。指示通りに記入・入力することで、自分の性格や価値観が分かるでしょう。
主に就活情報サイトや大学のキャリアセンターなどで配布されています。無料で手に入る場合が多いため、自己分析方法で悩んだ際は活用してください。
5.就活エージェントに相談する
自己分析で悩んだ方は、就活エージェントへの相談をおすすめします。就活のプロであるエージェントが、効率的な自己分析のやり方を教えてくれるでしょう。エージェントと一緒に書き出した過去の出来事や実績から、自分では気がつかなかった強みが分かることもあります。
また、就活エージェントを利用すると、自己分析の結果を自己PRや志望動機に活用する方法を教えてもらうことが可能です。無料でサービスを提供するエージェントが多いため、一度相談することをおすすめします。
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自己分析を活用して志望動機や自己PRを作る方法
自己分析を活用して志望動機や自己PRを作る方法をご紹介します。
志望動機では自分と同じレベルの企業分析を行う
志望動機を作成する際は、自己分析と同じレベルの企業分析を行いましょう。志望動機に説得力を出すためには、仕事内容や企業理念の特徴と、自分の強みをかけ合わせることが大切です。
自分の特徴と企業情報で合致する点を探し、志望動機を作成しましょう。志望動機を作成する際は、「その企業でなければならない理由」を明確に伝えるのがポイント。入社後に実現したいビジョンを提示し、自分の長所や強みをアピールすることも有効です。
自己PRは自分の強みが会社貢献に繋がる話題を入れる
自己PRを作成する場合、自分の強みを会社貢献に繋げてエピソードを完成させましょう。自己分析で分かった自分の強みを、入社後の仕事で活かせる点をアピールすることが大切です。
強みである理由や根拠を説明し、説得力のある自己PRを作成しましょう。
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自己分析を行って内定獲得に繋げたいあなたへ
自己分析をしっかり行うと、自分の強みや傾向を深く理解できます。就活では、企業の採用ニーズと自分の強みややりたい事を絡ませたアピールが効果的です。
しかし、「自己分析ができているか不安」「より深い自己分析がしたい」とお悩みの就活生もいるでしょう。徹底的に自己分析を行い内定獲得に繋げたい方には、就活エージェントの「キャリアチケット」がおすすめです。
キャリアチケットでは、志望動機や自己PR作成に役立つ自己分析のお手伝いを行います。自己分析だけでなく、面接対策や応募書類といった就活全般の相談も可能です。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。