このページのまとめ
- 入室時はノックを忘れず、面接官に指示されてから着席する
- 1、2次面接では仕事に必要な基礎力があるか評価される
- 最終面接では企業とのマッチングが評価される
- 面接中の全ての質問は、学生が「どんな人か」を知るためにされる
- 面接当日の持ち物は前日までに用意しよう
今回のコラムでは、面接の流れからマナー、よくある定番質問まで、面接前に知りたいあれこれをまとめました。
これから就職活動を始める方必見です。
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面接の流れ
まずは面接の流れを押さえましょう。
受付
受付には面接開始の5分前に到着するようにします。早すぎると企業の準備ができておらず迷惑になる可能性があるので、注意してください。
受付では大学名と氏名を名乗り、用件と担当者名を伝えます。
待機
待機場所に案内されたら姿勢を正して静かに待ちます。ほかの就活生と一緒になることもありますが、大きな声でのおしゃべりは控えましょう。
入室
ドアを3回ノックし、「どうぞ」と声をかけられたら扉をあけます。後ろ手にならないように扉を閉め、面接官の方を向きなおって「失礼いたします」と一礼しましょう。
椅子の横に立ったら「○○大学の○○(氏名)です」と挨拶し、面接官に勧められてから着席します。
面接中
背もたれは使わず背筋を伸ばして座りましょう。時間が経つにつれて姿勢が崩れる人が多いですが、姿勢が悪いとだらしなく自信がない印象になります。
面接官からの質問で聞き取りにくい箇所や意味のわからないところがあれば、聞きなおして大丈夫です。面接中は緊張しますが、はきはきと相手の目を見て話しましょう。
退室
面接が終わったら、着席したまま「本日はありがとうございました」とお礼を伝え、立ち上がった後にもう一度「ありがとうございました」と挨拶して扉の方に向かいます。
最後に扉の前で面接官を向き直り、「失礼いたします」と挨拶してから退室しましょう。
退室後
退室後もいつ誰に見られているか分かりません。ネクタイを緩めたり携帯を使ったりはせず、静かにオフィスを後にします。建物を出た後も、近くの喫煙所は使わない方が良いでしょう。
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面接のマナー
面接では回答内容と同じくらいマナーもチェックされています。第一印象が与える影響は大きいので、身だしなみや話し方に充分注意してください。
面接のマナーでは主に以下の点がチェックされています。
・服装や髪形の清潔感
・笑顔、人あたりの良さ
・言葉遣い
・声の大きさ
その人の最初の印象を決めるのは、やはり見た目の印象。スーツにシワがないか、前髪が目を隠していないか、面接前に鏡で確認する癖をつけましょう。
一緒に働く仲間として魅力的に感じてもらうには、表情や声の明るさがポイントになります。
常識や礼儀正しさを示すには、正しい言葉遣いを意識することがとても大切。フランクな雰囲気の面接であったとしても、始終丁寧な敬語で話すことを忘れないでください。
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1次・2次面接と最終面接では評価基準が違う
面接を乗り切るコツは、「採用担当者の目線」に立つことです。相手がどんなことを知りたくて質問しているのか、どんな人材を求めているのかを意識すると、的外れな回答を避けられます。
1次・2次面接と最終面接では面接官の評価基準が異なっているので、それぞれの面接官の視点を確認しましょう。
1次・2次面接で見られているポイント
1次、2次面接では、人事や配属予定の部署の社員が面接官を担当するパターンが多いです。評価されているポイントは、基本的な常識やマナー、コミュニケーション能力、仕事に必要な資質があるかどうかなど。仕事をする上で最低限必要な要素が見られています。
最終面接で見られているポイント
最終面接で面接官を担当するのは、役員や社長、募集部門の責任者。採用決定権を持つ人が面接官であることが多い傾向です。
最終面接にたどり着く応募者は、すでに仕事に必要な資質や能力を持ち合わせていると判断された人たちです。そのため最終面接では、社風や理念に合いそうか、事業に貢献してくれそうかといった視点から評価が行われます。
最終面接は応募者と会社のマッチングが試される場と考え、理念への共感や入社意欲を積極的にアピールしていきましょう。
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よくある質問をマスターしよう
面接中の質問は企業によって異なりますが、定番の質問はある程度決まってきます。予想される質問の回答はあらかじめ考えておき、面接で深堀りされても答えられるようにしておきましょう。
頻出度がもっとも高いのは志望動機を尋ねる質問。よく、どの企業でも同じ志望動機を使いまわす人がいますが、それでは面接には通りません。
企業は志望動機から、入社意欲や自社への理解度をはかろうとしています。そのため志望動機では、その企業だからこそ惹かれた点を説明することが大切。競合他社でも言える動機は評価されないのでご注意ください。
ほかには、「学生時代に頑張ったことは何ですか?」「自己PRをしてください」などの質問が定番です。面接でされる質問は、いずれも学生がどんな人かを知るためにされるもの。
その点を踏まえて、自分の能力や性格、人柄が伝わるような回答をすればOKです。予想していない質問をされた場合も、「自分がどんな人間か伝えれば良い」と考え冷静に対処しましょう。
面接で避けたいのが、書籍やインターネットの例文をそのまま使いまわしたテンプレート通りの回答。自分では上手に回答できているつもりでも、「本当の学生の姿が見えない」と判断されて評価につながりません。面接では、つたなくても良いので自分の言葉で話すことが大切です。
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面接当日の持ち物をチェック
面接に持って行くものは前日までに鞄にしまっておきましょう。あると便利なアイテムリストをまとめました。
・筆記用具
・スマホ
・時計
・ハンカチ、テッシュ
・折り畳み傘
・メモ、筆記用具
・印鑑
・手鏡
・予備のストッキング
このほか、地図代わりにスマホを使う人はモバイルバッテリーがあると安心。企業情報が書かれたパンフレットなどを持っておくと、移動中に最終確認ができます。
持ち物は人によって違うので、上記のリストを参考に面接の準備をしてください。
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