このページのまとめ
- 就活の面接では、第一印象が合否判断に大きな影響を与える
- 面接の第一印象アップには、清潔感のある身だしなみや明るい表情が重要
- 面接で好印象を得るため、適切な言葉選びや話を聞く姿勢も意識する

「自分の第一印象が面接官にどう映っているか不安」と悩む就活生もいるでしょう。身だしなみや振る舞いなどの第一印象は、面接の合否に大きな影響を与えるといわれています。
この記事では、第一印象が面接に与える影響や、視覚・行動の両面から見た印象アップの方法を解説。オンライン面接で好印象を与えるコツや評価を下げるNG行動も紹介しているので、面接突破のためにぜひお役立てください。
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- 第一印象は面接の合否を左右する
- 最初の3~5秒で印象が決まる
- 特に視覚が重視される
- 【視覚編】第一印象を良くする方法
- 清潔感のある身だしなみを心掛ける
- 明るい表情を意識する
- 正しい姿勢で面接を受ける
- 【行動編】第一印象を良くする方法
- ビジネスシーンに適した言葉を選ぶ
- 適切なトーンで話す
- 適度な相槌を打つ
- オンライン面接で第一印象を良くする方法
- カメラのレンズを見て話す
- 照明で顔色を明るく見せる
- 落ち着いた背景を設定する
- 第一印象を悪くするNG行動
- 落ち着きのない行動
- 強過ぎる香り
- 面接での第一印象が気になるあなたへ
- 第一印象にまつわるQ&A
- Q.面接で印象に残る学生の特徴は?
- Q.面接の結果にはどれくらい第一印象が影響する?
第一印象は面接の合否を左右する
面接において、第一印象は合否を左右するほどの影響力があります。面接官は、限られた時間で「この人と一緒に働きたいか」を直感的に判断するためです。
厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況」によると、企業は新卒選考の際に以下の点を重視していました。
※上位5項目を抜粋
※複数回答可
| 企業が新卒選考で重視した点 | 重視した企業の割合 |
|---|---|
| 職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神 | 79.3% |
| コミュニケーション能力 | 74.8% |
| マナー・社会常識 | 58.6% |
| 組織への適応性 | 53.2% |
| 体力・ストレス耐性 | 36.2% |
参照:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況(p.7)表4 採用区分、若年正社員の採用選考の有無及び採用選考にあたり重視した点別事業所割合」
データが示すとおり、多くの企業は学歴や専門知識以上に、熱意やコミュニケーション能力を重視しています。そして、これらの最初の判断基準が第一印象です。自身の魅力を正しく伝えるためにも、まずは第一印象を良くすることが内定への近道でしょう。
参照元
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況
最初の3~5秒で印象が決まる
人の第一印象は、わずか3〜5秒で決まるといわれています。視覚や聴覚からの情報によって、出会った直後に直感的な判断が下されるためです。
つまり、入室して挨拶するまでのわずかな時間が、面接での評価のスタートラインとなります。この一瞬で「礼儀正しく、意欲がある」とポジティブな印象を伝えられるように、入室時の動作や表情にしっかりと意識を向けましょう。
特に視覚が重視される
第一印象の形成において、最も影響力が大きいのは「視覚情報」です。これは「メラビアンの法則」でも提唱されており、相手の印象を決定づける要素の5割以上を視覚情報が占めています。

ただし、この法則は話の内容より見た目が重要と示すものではありません。本来は「話の内容」と「表情や態度」が矛盾しているとき、人が視覚情報を優先して受け取る傾向を示したものです。
たとえば、無表情で「御社が第一志望です」と熱意を語っても、面接官にはその言葉が本心として伝わりにくいでしょう。どれほど素晴らしい回答を準備していても、視覚的な印象が伴っていなければ、説得力が半減してしまいます。
そのため、見た目や表情を整えることは、自分の言葉を正しく伝えるための大切な土台です。
顔立ちが重視されるわけではない
第一印象で大切なのは、造形としての顔の良さではありません。面接官が見ているのは、顔のパーツの美しさではなく、表情からにじみ出る意欲やビジネスパーソンとしての信頼感などです。
自分らしさを活かしつつ、表情の作り方や身だしなみに気を配るのが就活を成功させるカギといえるでしょう。
面接では視覚が重視されますが、受け答えの内容も評価対象です。「【面接質問集】就活でよく聞かれること40選!答え方のポイントや回答例も解説」の記事では、頻出の質問と回答例を紹介しているので、ぜひご一読ください。
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【視覚編】第一印象を良くする方法
面接における第一印象を改善するには、視覚的にアプローチするのが効果的です。ここでは、見た目を整えて第一印象を良くする方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
清潔感のある身だしなみを心掛ける
就活で第一印象を良くするためには、清潔感を意識することが重要です。具体的には、以下のポイントを意識しましょう。
・シワのないスーツを着る
・靴を磨く
・髪型を整える
自分では気にならない程度の乱れであっても、面接官の目には準備不足として映るリスクがあります。家を出る前や面接会場に入る前に鏡で全身を確認し、身だしなみを整える習慣をつけましょう。
明るい表情を意識する
面接では、意識的に明るい表情を作ることが大切です。緊張で顔がこわばったり、無表情になったりすると、「自信がない」「暗そう」というネガティブな印象を与えてしまいかねません。
面接中は口角を上げ、明るく穏やかな表情を作ることを意識してみてください。特に、入室時や最初の自己紹介でニコッと微笑むと、コミュニケーション能力の高さや親しみやすさをアピールできるでしょう。
正しい姿勢で面接を受ける
正しい姿勢は、自信や誠実さを印象づける手段になります。面接中は背もたれに寄りかからず、背筋を伸ばして座りましょう。常に胸を張り、顎を引いて受け答えすれば、「堂々としていて頼もしい」というポジティブな印象につながります。
逆に、猫背になったり首が前に出たりすると「元気がない」「消極的」という印象を与えかねないので注意してください。
第一印象を良くして面接を突破するには、セミナーに参加したり模擬面接を受けたりして対策するのが効果的です。面接対策の方法については、「就活の面接対策をしたい!新卒におすすめの方法や頻出質問110選を紹介」の記事をご確認ください。
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【行動編】第一印象を良くする方法
見た目だけでなく、振る舞いや話し方にも気を配ると、さらに第一印象を改善できる可能性があります。ここで紹介する方法を参考に、面接中の行動を磨きましょう。
ビジネスシーンに適した言葉を選ぶ
面接は公的な場であるため、適切な言葉遣いが求められます。語尾を「〜っす」と略したり、流行語や若者言葉を使ったりするのは避けましょう。
ただし、難しい語彙を無理に使う必要はありません。「です・ます」を基本とした丁寧な言葉遣いを徹底し、相手を敬う姿勢を保てば、「TPOに合わせた振る舞いができる人物」という信頼感につながります。
誠実な言葉選びは、それだけで知性やマナーの高さを証明する強力な武器になるでしょう。
適切なトーンで話す
声のトーンや大きさも、第一印象を大きく左右する要素です。ボソボソと小さな声で話すと自信がなさそうに見え、逆に大き過ぎる声は相手に威圧感を与えてしまいます。
面接では、普段よりワントーン高く、ハキハキとした声で話すのが理想的です。明るく通る声で話せば、ポジティブな印象をもってもらえるでしょう。
適度な相槌を打つ
面接は対話の場であるため、相手の話に対するリアクションも第一印象に影響します。面接官が発言しているときは、適切なタイミングで「はい」と返事をしたり、深く頷いたりして、「話を聞いています」とメッセージを伝えましょう。
相槌があるとコミュニケーションがスムーズに進み、面接官から好印象を得やすくなります。
「面接での話し方は?好印象を与えるコツや自信につながる練習方法を解説」の記事では、面接での話し方のコツについて解説しているので、ぜひ選考対策にお役立てください。
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オンライン面接で第一印象を良くする方法
オンライン面接では、画面越しの選考特有の工夫が求められます。対面の面接とは異なる見え方を意識し、第一印象を良くしましょう。
カメラのレンズを見て話す
オンライン面接で第一印象を良くするには、カメラのレンズを見て話すことが大切です。画面内の面接官の顔を見て話すと、相手からは視線が下がっているように見え、「元気がない」という印象につながりかねません。
自分が話す際は、意識的にカメラに視線を向けると画面上で面接官と目が合い、熱意や誠実さをアピールしやすくなります。視線を固定するのが難しい場合は、カメラの横に付箋で目印をつけておくのがおすすめです。
照明で顔色を明るく見せる
画面越しの印象は、明るさに左右されます。逆光や暗い場所では顔に影ができてしまい、「元気がない」という印象を与えかねません。
オンライン面接を受ける際は、なるべく自然光が入る場所を選ぶか、デスクライトで明るさを調整してみてください。明るく健康的な表情が画面に映ると、面接官からの第一印象が良くなるでしょう。
落ち着いた背景を設定する
画面に映り込む背景は、プライベートな情報として面接官の目に留まります。部屋が散らかっていると、「だらしない」という第一印象につながるでしょう。
オンライン面接を受ける際は、落ち着いた色の無地の壁を背景にするのが理想です。もし適切な場所がない場合は、企業から禁止されていない限り、シンプルなバーチャル背景を選んでも問題ありません。
オンライン面接のマナーについては、「Web面接ってどうやるの?就活生が知っておくべきマナーや注意点」の記事でご確認ください。
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第一印象を悪くするNG行動
受け答えの準備が万全でも、第一印象が悪いと選考を突破できない恐れがあります。せっかくの努力を無駄にしないために、無意識にやってしまいがちなNG行動を確認しておきましょう。
落ち着きのない行動
面接中の落ち着きのない行動は、マイナス評価の恐れがあります。特に、以下のような行動には注意しましょう。
・頻繁に髪を触る
・貧乏ゆすりをする
・視線をキョロキョロと泳がせる
上記のような行動をすると、面接官に「信頼に欠ける」「ストレス耐性がなさそう」などと不安を感じさせる可能性があります。緊張するときこそ手を膝の上に置き、無駄な動きを控えて「落ち着いた人物」と印象づけましょう。
強過ぎる香り
香水や柔軟剤の香りは、個人の好みがあるため注意が必要です。自分では良い香りだと思っていても、閉ざされた室内では相手に不快感を与えてしまう可能性があります。
嗅覚は記憶に強く残るため、悪い印象を与えてしまうと、どれほど魅力的な受け答えをしても挽回が難しくなりがちです。面接当日は香水の使用を避け、相手にとって心地良い空間を作ることを意識しましょう。
「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事では、内定獲得までの流れを紹介しています。面接対策についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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面接での第一印象が気になるあなたへ
「第一印象が面接官にどう映っているのか不安」と悩む就活生もいるでしょう。自分の第一印象を客観的にチェックするのは難しいため、不安が募るのは無理もありません。
もし、面接対策が不安な場合は、就職エージェントに相談するのも有効な手段です。キャリアチケット就職エージェントでは、経験豊富なキャリアアドバイザーが一人ひとりの状況に合わせて丁寧なサポートを実施。
自分では気づきにくい癖や表情、声のトーンなどを客観的な視点でアドバイスします。企業ごとの特徴を踏まえた面接対策も行うので、選考突破を目指す人はぜひご相談ください。
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第一印象にまつわるQ&A
ここでは、第一印象にまつわる就活生の疑問にQ&A形式で回答します。第一印象を良くして面接突破を目指す人は、ぜひ参考にしてみてください。
Q.面接で印象に残る学生の特徴は?
A.積極的に話を聞く姿勢が見える学生は、面接官の記憶に残りやすいといわれています。面接官が話している際、適切なタイミングで深く頷いたり、生き生きとした表情で反応したりする姿は、コミュニケーション能力の高さを感じさせるからです。
また、入退室時の立ち居振る舞いに迷いがないと、自信に満ちた印象を与え、ほかの学生との差別化につながるでしょう。
Q.面接の結果にはどれくらい第一印象が影響する?
A.「合否の7~9割程度が第一印象で決まる」といわれるほど、影響力は絶大です。心理学には、最初に与えられた情報がその後の評価に強く影響する「初頭効果」という法則があります。
面接の序盤で「優秀そうだ」「一緒に働きたい」というポジティブな印象を与えられれば、その後の質疑応答も好意的に解釈されやすくなるでしょう。自己PRや志望動機などを正しく評価してもらうためにも、まずは土台となる第一印象を磨くことが重要です。
面接官がどこを見ているのか気になる人は、「面接官が見ている6つのポイント!よくある質問と印象アップのコツも解説」の記事をあわせて読んでみてください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。