このページのまとめ
- インターンの自己PR作成では、価値観・人物像など企業が見るポイントを押さえる
- インターンの自己PRは結論・根拠・意気込みの3つで内容を組み立てることが大切
- 効果的な自己PRに仕上げるためにも業界研究や企業研究はしっかり行うこと
インターン選考の自己PR作成で、何をどう伝えれば良いのか迷っている学生は多いでしょう。志望度が高い企業ほど、本選考前のインターンシップにも参加しておきたいところ。人気企業であればインターンシップの競争率も高く、選考対策をしておく必要があります。
この記事では、企業が評価するポイントや効果的な構成、実際の例文などをまとめて解説。自信を持って自己PRを書けるようにするために、参考にしてください。
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- 企業がインターンシップ選考の自己PRで見るポイント
- 価値観や人物像
- スキルや強み
- インターンの内容とのマッチ度
- 自己PRの内容の分かりやすさ
- インターンシップ選考における自己PRの構成
- 結論
- 根拠
- 意気込み
- 効果的な自己PRにするために気をつけたいこと
- 自己分析
- 業界・企業研究
- エントリーシート
- インターンの自己PRで大切なポイント6つ
- アピールする強みは1つに絞る
- 簡潔に分かりやすく伝える
- 自分らしさが伝わる内容にする
- キャッチコピーでインパクトを残す
- インターンシップへの熱意を伝える
- 自己PRと志望動機に一貫性を持たせる
- 具体的な数字を入れる
- インターンの自己PR作成で避けた方が良いこと
- 自己PRで成果を盛り過ぎる
- インターンとの関連性がないエピソード
- 誤字脱字や敬語の使い方の誤り
- これでOK!インターンの自己PR例文
- 例文1:柔軟性
- 例文2:計画性
- 例文3:継続力
- インターンの自己PRの質を高めるための4ステップ
- ステップ1.主語と述語が正しくつながっているか
- ステップ2.文章はシンプルに
- ステップ3.声に出して読む
- ステップ4.第三者に読んでもらう
- インターンの自己PRで差をつけたいあなたへ
企業がインターンシップ選考の自己PRで見るポイント
インターンシップ選考を突破する自己PRを作成するためには、企業が何を見ているのかを理解することが重要です。
的を得ない自己PRでは、企業に好印象を与えることは難しいでしょう。ここでは、自己PRで企業側が見ているポイントを解説します。
価値観や人物像
まず企業側が確認しているのが、価値観や人物像についてです。応募者の人となりを知ることで、自社の方針や社風に合う人物なのか、求める人物像に近いかを判断しています。
会社の社風やビジョンと学生の相性が合わなければ、もし入社しても早期離職してしまう恐れがあると判断され、インターンシップ採用に至らないケースもあるでしょう。
そうなれば、双方に良い結果を生み出しません。そのため、企業が求める人物像を把握したうえで自身の人となりについて話すことが重要です。
スキルや強み
学生がどのようなスキルや強みを持っているかも、企業側が知りたいことの一つです。業務で有効活用できるスキルや強みがあれば、関われる仕事の幅が広がり、活躍できる場面が増えます。
志望企業で、どのような業務が行われているのか、どのようなスキルが必要なのかを調べておきましょう。
インターンの内容とのマッチ度
募集しているインターンの内容にマッチする人物かどうかも、重要度の高いチェック項目といえるでしょう。
企業は、自己PRの内容から応募者が自社のインターンに相応しい人物であるかを判断します。インターンで任せる予定の業務が応募者の強みや希望と合ってなければ、企業としても参加させる意義を見出しづらいでしょう。
ただ自分の強みをアピールするのではなく、インターンの内容との相性も考えたうえで文章を組み立てる必要があります。
自己PRの内容の分かりやすさ
自己PRが、文章全体を通して分かりやすく書かれているかという点も、大事な選考基準の一つ。物事を分かりやすく伝える力は、どのような場所でも必要とされるコミュニケーション能力の基礎なので、チェックされていると考えるのが自然です。
読みやすさや表現に配慮した文章力、論理的に物事を伝える力など、自分の意思を分かりやすく相手に伝えられる文章になっているか、最後によく確認しましょう。
分かりやすい内容にするためには、どのような要素で構成するべきなのかを知っておくことが大切です。自己PRの書き方については「大学生必見!自己PRの書き方を経験別の例文と合わせて解説」も参考にしてください。
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インターンシップ選考における自己PRの構成
自己PRを考えるにあたって大事なのが、構成どおりに内容を組み立てることです。内容を分かりやすく伝えることも選考基準の一つなので、以下の構成要素を参考に魅力的な自己PRを仕上げましょう。
結論
まずは、最も伝えたいことをひと言で表しましょう。自己PRであれば「私の強みは△△です」というように、アピール要素について端的に伝えます。
最初に結論を伝えるのは、自己PRに限らずビジネス上のやりとり全般にいえることです。よくあるのが、結論に行き着くまでの過程から伝えてしまうケース。結論になかなかたどり着かないコミュニケーションは相手を疲れさせます。
応募書類の作成だけでなく、面接の回答時も意識することで印象が良くなるでしょう。
根拠
次に結論を裏付けるためのエピソードを伝えます。ここでは、具体性のある内容に仕上げられるかがポイント。結論を裏付ける根拠としてのエピソードは、自分がアピールしたい内容に説得力を持たせてくれるため、とても大切です。
具体的な事例や実体験を基にしたエピソードが不足していると、メッセージが伝わりにくくなるため抽象的な表現は避けましょう。アピールする内容に沿ったエピソードを振り返り、丁寧に書き出すことが大切です。
たとえば、サークル活動で培ったリーダーシップをアピールしたい場合、「サークル活動に力を注いできました」という文章だけでは根拠になりません。
この場合「どのようなサークルか」「活動内容や経験したこと」「リーダーシップが発揮できた場面」という点が伝えられると説得力を持たせられるでしょう。
意気込み
最後はインターンシップへの意気込みで結ぶと良い印象を与えられます。インターンシップでどのようなことを学び、実践していきたいかなど、強い意欲を伝えられると好印象です。自社への志望度が高い人物として評価されやすくなるでしょう。
また、インターンシップの内容とアピールしたい強みがフィットする場合はそれぞれを絡めて伝えるのもおすすめです。「自分の強みである△△を活かしながら、社会人に必要な資質を磨いていきたいと考えています」という形で結ぶと、マッチ度の高い人物として印象に残りやすくなります。
自己PRの構成については「新卒採用における自己PRのポイントは?構成や書き方のコツを解説!」も参考にしてください。
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効果的な自己PRにするために気をつけたいこと
採用担当者の目に留まる自己PRにするためには、段階ごとのポイントを意識して準備を進める必要があります。以下を参考に、事前にできる対策をしっかりしておきましょう。
自己分析
インターン用の自己PRを効果的にするためには、まず自己分析で自分の強みをはっきりさせることが重要です。自分の強みを理解していなければ、企業に伝わる自己PRを作成できません。
たとえば、過去の経験や行動を振り返り、「チームで目標を達成した経験」や「困難を乗り越えた経験」など、自分がほかの人より優れている点を洗い出します。最初から1つに絞らず複数の強みを書き出すと、自己PRの文章を作るときに役立つでしょう。
自己PR作成の第一歩は自己分析です。自分の強みを明確にすることで、インターン選考で企業にアピールできる自己PRが作れます。
業界・企業研究
事前準備として、業界や企業について分析しておくのは必須です。企業が求める人物像やインターンシップの内容をを理解したうえで、自己PRを作成しましょう。
採用担当者は、応募者が自社の方針や社風にどのくらいマッチしているかをチェックしています。企業がどのような人をインターンシップに受け入れたいかを理解してからでないと、目に留まる自己PRを作るのは難しいでしょう。
コーポレートサイトやインターンシップの募集ページなどから、情報収集して企業が求めている人材について詳細にイメージしておきます。
エントリーシート
読みやすく、分かりやすい文章になっているかという視点を意識して作成するのが大切です。誤字脱字などにも注意しましょう。
基本的なことがおろそかになっている文章は、それだけで良くない印象を与えやすく「適当に仕上げたのかな?」と受け取られてしまう可能性があります。
また、限られたスペースの中でアピールするには、前の項目でもお伝えしたとおり、構成内容に沿って文章を組み立てることも大切です。読みやすく、自分の強みが伝わりやすい形を意識して、作成しましょう。
就活で自己PRを書くときは、強みや長所を知っておく必要があります。強みや長所の探し方については「就活に役立つ自己PR例文25選!書き方や高評価につながるコツも解説」も参考にしてください。
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インターンの自己PRで大切なポイント6つ
採用担当者は1日に数多くの自己PRに目を通します。ほかの就活生と同じような内容では、差別化を図れず、印象に残らないかもしれません。ここでは、魅力的な自己PRを作成するためのポイントをご紹介します。
アピールする強みは1つに絞る
自己PRでは、アピールする強みとそのエピソードは基本的に1つに絞りましょう。複数の強みや経験を詰め込み過ぎると、読み手が何を最も伝えたいのか理解しづらくなり、説得力が弱まってしまうためです。
たとえば、「チームで成果を出す力」と「課題解決力」の両方を自己PRに詰め込むと、文章が長くなり、どちらがあなたの本当の強みかがぼやけてしまいます。面接で深掘りされる場合を想定して、最初に1つの強み・エピソードに絞り、別のエピソードは質問に備えて用意しておくと安心です。
簡潔に分かりやすく伝える
自己PRは、簡潔に分かりやすく伝えることが大切です。選考担当者は大量のESを短時間で読むため、長過ぎる文章や難しい表現は理解されにくく、印象に残りにくくなります。
たとえば、「チームで成果を出した経験があります」という一文でも、具体的な数字や簡単な行動例を加えて「チームで目標を3か月で達成し、売上を10%アップさせました」と伝えるだけで、短くても印象に残る自己PRになるでしょう。シンプルな言葉で強みと経験を結びつけることがポイントです。
自分らしさが伝わる内容にする
企業は自己PRで学生の人柄や価値観などを見ています。そのため、自分らしさが伝わる内容にすることが重要です。根拠の部分には具体性のあるエピソードを記載し、自分らしさをアピールしましょう。
「自分はほかの人に勝るような強みがない」と悩んでいる人も多いかもしれません。しかし、個性あふれる強みである必要はなく、ありきたりな強みでも表現方法を工夫することで、自分らしさを表すことができます。
たとえば、強みが責任感なら、「私の強みは責任感があることです。」と単純に伝えるのではなく、「私の強みは、辛くても逃げ出さず、最後までやり抜く力です。」のように、表現を変えることで、ほかの就活生に差をつけることができるでしょう。
キャッチコピーでインパクトを残す
自己PRを作成するときは、キャッチコピーで採用担当者にインパクトを残すのも一つの方法です。キャッチコピーを効果的に活用することで、オリジナリティのある自己PRを作成できるでしょう。
ただし、大げさな言い回しや、わかりにくい表現のキャッチコピーでは、効果が半減してしまう可能性があります。1度読めば意図が伝わるキャッチコピーにしましょう。
インターンシップへの熱意を伝える
志望企業のインターンシップにどれだけ参加したいかという熱意を込めることも効果的でしょう。なぜなら、企業は自社のインターンシップに積極的に参加し、大きく成長してくれる学生を探しているからです。
再度「なぜインターンシップに参加したいのか」「インターンシップでどんなことを学びたいのか」を振り返って考えてみましょう。
自己PRと志望動機に一貫性を持たせる
インターンの自己PRでは、志望動機と内容に一貫性を持たせることが大切です。一貫性がある自己PRは説得力が増し、担当者に「この学生は自分の強みを理解している」と印象づけられます。
逆に矛盾があると、面接官に違和感を与え、「整理できていない」と判断される可能性があるでしょう。
たとえば、自己PRで「チームで目標達成が得意」とアピールした場合、志望動機でも「チームで成果を出す企業文化に魅力を感じた」とつなげると自然です。内容が矛盾していると、面接で必ず掘り下げられるので、事前に整合性を確認しましょう。
自己PRと志望動機の内容を一致させることで、インターン選考での説得力がぐっと高まります。
具体的な数字を入れる
具体的な数字を入れて伝えることで、採用担当者も理解しやすくなります。
たとえば、「数多くの観客を動員しました」というよりも、「去年の観客数300人から、今年は1,000人もの集客に成功しました」という方が、具体性があり読み手がイメージしやすいでしょう。
自己PRの伝え方については「受かる自己PRのまとめ方と分かりやすく伝えるポイントを解説【例文付き】」も参考にしてください。
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インターンの自己PR作成で避けた方が良いこと
インターンの自己PRは、自分の強みや経験をアピールする大切な機会です。しかし、内容や表現を間違えると、せっかくの努力が十分に伝わらないことも。
ここでは、自己PR作成で避けた方が良いポイントを押さえ、信頼される文章に仕上げる方法を解説します。
自己PRで成果を盛り過ぎる
自己PRでは、本来の自分を大きく見せようとせず、ありのままの自分を伝えることが大切です。成果を大げさに伝えたり、過度に自己PRをしたりすると、企業に不信感を与えてしまうケースも。さらに、書類選考を通過して面接で深掘りされた際に内容に矛盾があると、信頼を失う可能性があります。
たとえば、実際よりも大きな成果を自己PRに書いた場合、面接で詳細を聞かれたときに説明できず、担当者から「誇張しているのでは」と疑われるリスクがあるでしょう。逆に、ありのままの経験や強みを正直に伝えれば、誠実さが伝わり信頼感を築けます。
自己PRでは自分を大きく見せるより、誠実に丁寧に伝えることが、インターン選考での信頼獲得につながるのです。
インターンとの関連性がないエピソード
自己PRには、インターンの内容や企業が求めるスキルと関連性のある経験を選ぶことが大切です。関連性のない経験を選んでしまうと、アピール不足となり、選考通過が難しくなります。企業は、応募者の経験が自社の業務にどう活かせるかを重視しているためです。
たとえば、法人営業職のインターンに応募する際は、コミュニケーション力や論理的思考力が分かるエピソードを選ぶと、企業とのマッチ度を効果的に示せます。逆に、人との会話が少ないアルバイト経験だけを選ぶと、「この経験がどう役立つのだろう?」と疑問を持たれる可能性があるでしょう。
企業の求める人物像やインターン内容を踏まえ、関連性のあるエピソードを自己PRに取り入れることが、選考を通過するポイントです。
誤字脱字や敬語の使い方の誤り
自己PR作成では、誤字脱字や敬語の使い方に注意することが重要です。応募書類は第一印象を決める重要な書類。誤字や敬語の誤用があると、注意力や文章力、さらにはビジネスマナーに対する評価が下がる可能性があります。
たとえば、文字数制限を無視して長文を書いたり、敬語の誤用で文章が不自然になったりすると、読む側に「雑に作られた文章」という印象を与えかねません。提出前には必ず見直しを行い、可能であれば第三者にもチェックしてもらうと安心です。
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これでOK!インターンの自己PR例文
ここまで自己PRを書くときの構成や、大切なポイントをご紹介しました。上記を参考にしながら自己PRを作成してみてください。
そして以下の例文と自分の自己PRを比較してみて、足りない部分は付け足したり、良い表現があれば言い換えたりするなど、より質の高い自己PRになるよう、研究してみましょう。
例文1:柔軟性
私は挫折に屈せず、機転を効かせステップアップできる人間です。
高校時代、私はバレーボール部に所属しており、目標は「試合に出場する」でした。私と同じアタッカーのポジションにいたのは、同学年のキャプテンと1学年下の後輩でした。私は毎日の部活練習に加えて、バレーボール部だった兄とアタックフォームを見直したり、アタックの練習をしたりなど、自主的に訓練を積んでいました。
しかし、試合前のレギュラー発表ではキャプテンが出場することになり、私は出場することができませんでした。試合中、選手交代の場面がありましたが、選ばれたのは1学年下の後輩で、私の出番はありませんでした。
キャプテンにも後輩にも負けてしまい、一時は落ち込みました。しかし、試合後の練習中、顧問が私のレシーブのフォームがきれいだと、部員の前で褒めてくれたことがありました。この出来事は、どうすれば試合に出られるのかを考え直すきっかけになりました。
アタッカーとして練習に励んでいましたが、そのときからレシーブに力を入れるようになりました。確実にセッターに返せるように、そしてセッターがトスを上げやすいように意識して練習を積み重ねました。
結果、引退をかけた最後の大会でリベロとして試合に出場することができ、県大会優勝に貢献することができました。
私はこの経験から、挫折して落ち込んでも目標を達成するために、違う視点から物事を観察すれば、解決策が見つかることを学びました。私はこの経験を活かして、インターンでも1度失敗したからと諦めずに、さまざまな角度から物事を見て、どんどんチャレンジし成長したいと考えています。
例文2:計画性
私は、一見難しくて乗り越えられそうにない壁も、計画を立て、一つずつ目標をクリアしていける人間です。
大学時代の夏季休暇中、私は1人オーストラリアに渡り、さまざまな国の人とシェアハウスで暮らす経験をしました。日本では英語で話す機会に巡り合わず、恥ずかしさもあったため、はじめは話し掛けることが全くできませんでした。
渡豪して1週間は、できるだけほかの人と顔を合わせないように部屋にこもり、ホームシックを体験しました。しかし、このままでは貴重な体験を無駄にするだけだと思い、「まずは共有スペースにいる」という低い目標からクリアすることにしました。
それに慣れてきたら、次は「誰かと一緒の時間に共有キッチンで料理をする」という目標を立て実行しました。拙い英語でしたが、少しずつコミュニケーションを図ることができ始めました。
このように小さな目標を立て、実行し、クリアしていくということを繰り返しました。その結果、シェアメイトと打ち解けられ、週に1回それぞれの国のご飯をみんなに振る舞うというホームパーティーを開催するまで仲良くなれました。
この経験から、逃げ出したいような難しい問題が立ちはだかったとしても、まずは小さなステップを踏み出すことで、大きな壁も乗り越えられることを学びました。この経験を活かして、インターンでも計画性を持って問題を乗り越え、大きく成長したいと考えています。
例文3:継続力
私は、何事も毎日コツコツ積み上げ、成果を出せる人間です。
大学時代に、自分の体型が気になり、ダイエットを決断した時期がありました。食べることが大好きな私は、糖質オフダイエットなど、食べ物の制限は避けたいと考えました。
そこで、YouTubeを観ながら毎日15分だけ運動をすることにしました。基本的には、朝起きてすぐに運動し、1日をスタートさせる生活を半年間続けました。
開始直後は、「やりたくないな」と感じる日もありましたが、そのような日も「軽めの運動だけする」などメニュー変えて、とにかく継続しました。
1ヶ月ほど経過すると、運動するのが習慣になり、どうしても朝できない日は、気持ち良く1日を始められなくなっていました。
さらに、2ヶ月ほど経過したころには、運動する時間をもう少し延ばしたいと思うようになり、30分程度運動する日も多くなりました。
結果、半年で3キロ減量することに成功しました。そして、減量以上に1日を気持ち良く始められるようになったことが何よりの収穫でした。
この経験から、毎日小さなことでも継続すれば、大きな成果を得られることを学びました。この経験を活かして、インターンでは毎日小さなことでも吸収し、一つでも多くのことを学びたいと考えています。
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インターンの自己PRの質を高めるための4ステップ
ここでは、再度自分の自己PRを振り返り、磨き上げるためのステップをご紹介します。
ステップ1.主語と述語が正しくつながっているか
自己PRでは、主語と述語が正しくつながっているかを確認することが大切です。主語と述語がずれていると、文章が読みづらくなり、伝えたい内容が正確に伝わりません。
例文:
NG例:「私は大学時代、休日に歩いて街を散策することが趣味でした。」
→主語「私は」と述語「趣味でした」の関係が不自然
OK例:「大学時代の私の趣味は、休日に街を散策することでした。」
→「私の趣味=散策すること」と明確になり、読みやすい
主語と述語の関係を意識するだけで、文章の理解度や印象が大きく向上します。まずは、主語と述語が離れ過ぎていないか常にチェックしましょう。読み手が自然に理解できる文章にすることが、自己PRの説得力アップにつながります。
ステップ2.文章はシンプルに
自己PRは、文章を簡潔にまとめ、1文で伝える内容を1つに絞ることが大切です。文章が長くなったり副詞や修飾語が多過ぎたりすると、読み手が理解しにくくなり、印象が薄くなってしまうでしょう。
例文:
NG例:「私は高校時代、野球部に所属しており、ポジションはピッチャーでしたが、なかなかレギュラーになれず、とても悔しい経験をしました。」
→文章が長く読みにくい
OK例:「私は高校時代、野球部に所属していました。ポジションはピッチャーでしたが、レギュラーになれず悔しい経験をしました。」
→文章を区切り、副詞を減らすことでシンプルで読みやすくなる
文章を簡潔にまとめ、1文1メッセージを意識することで、自己PRの読みやすさと説得力が格段に向上します。余計な副詞や修飾語は省くとともに、長過ぎる文章は文を分けることを意識しましょう。
ステップ3.声に出して読む
自己PRは、作成後に必ず声に出して読んで確認しましょう。声に出すことで、句読点の位置や文章のリズムなど、書いているだけでは気づきにくい読みづらさや違和感に気づけるためです。
また、読みながら「違う表現のほうが伝わりやすいな」など、新たな改善点が見つかるかもしれません。声に出して読むことで、文章の読みやすさを客観的にチェックでき、より伝わりやすい自己PRに仕上げられるようになります。
ステップ4.第三者に読んでもらう
完成した自己PRは、第三者に読んでもらい、客観的な意見をもらいましょう。自分だけでは気づかない文章の改善点や読みづらい箇所を指摘してもらえるため、より完成度の高い自己PRに仕上げられます。
友人や先輩などの第三者に読んでもらい、内容や表現についてアドバイスをもらうと良いでしょう。
自己PRは企業によって文字数が決まっている場合があります。文章が長くなり、上手くまとめられないという方については「自己PRを100字でまとめるコツと注意点は?強み別の例文を13個紹介!」も参考にしてください。
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インターンの自己PRで差をつけたいあなたへ
「インターンシップの自己PRに何を書けば良いのか分からない」「企業にマッチした自己PRになっているのか不安」など、インターン選考に向けての対策に戸惑っている就活生も多いでしょう。
本選考と同様に、自己PRは自社とマッチする人物かをチェックする大事な判断材料。採用担当者の意図と自己PRの役割を理解し、必要な準備を進めることが重要です。就職支援サービスの「キャリアチケット」では、求人紹介から面接対策まで、就職活動全般を手厚くサポート。書類選考や面接でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。